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演出を演出と見抜けないようでは…
もし、プロジェクトXのことなら、演出ではなく、根本的なウソが少なくない。DVD化、再放送からはずした回さえある。
プロジェクトXでしたら、明らかに制作スタッフが対象を理解していないエピソードがありましたね。2003年5月6日放送のハレー彗星探査のエピソードについて、当時、私が書いた感想です。
昨日のNHKの「プロジェクトX」はハレー彗星探査の話でしたが、まれにみるひどい出来でしたね。「ハレー彗星にロケットを打ちこむ」なんていっているし、「さきがけ」「すいせい」という探査機の愛称が一言も出てこないし、どうも、ロケットと探査機の区別がついていないみたいでした。 米国がスペースシャトルで探査機を打ち上げる計画を発表したと紹介しておいて、それがキャンセルされたことには一言も触れないとか、ヨーロッパの計画については「ジオット」のジの字も出てこないとか、背景説明が粗雑でした。「木星軌道の内側に入った」というべきところで「木星に接近した」と言っているなど、製作者は天文学の基礎知識もないみたいです。 どうも、「プロジェクトX」の製作チームは科学知識も技術知識も欠如しているみたいです。こんな調子で、カミオカンデの話は大丈夫でしょうか。
昨日のNHKの「プロジェクトX」はハレー彗星探査の話でしたが、まれにみるひどい出来でしたね。「ハレー彗星にロケットを打ちこむ」なんていっているし、「さきがけ」「すいせい」という探査機の愛称が一言も出てこないし、どうも、ロケットと探査機の区別がついていないみたいでした。
米国がスペースシャトルで探査機を打ち上げる計画を発表したと紹介しておいて、それがキャンセルされたことには一言も触れないとか、ヨーロッパの計画については「ジオット」のジの字も出てこないとか、背景説明が粗雑でした。「木星軌道の内側に入った」というべきところで「木星に接近した」と言っているなど、製作者は天文学の基礎知識もないみたいです。
どうも、「プロジェクトX」の製作チームは科学知識も技術知識も欠如しているみたいです。こんな調子で、カミオカンデの話は大丈夫でしょうか。
バイアスの傾向が一定していて読みやすい、というのは巨大組織による運営の利点でしょうね。
無料で本当のことが詳しく載っている場合もあるし、有料で記述が間違っている場合もあるわけですから、有料・無料でそれほど信頼性が変わるとは思えませんけどね。結局のところ、「人件費(労働力)をつぎ込むとより正確になる」という前提があるわけで、一方のWikipediaは(得体の知れない人件費が)ある程度支払われているのと同等の効果がある、という点でそれなりに評価すべきだと思います。
「人件費(労働力)をつぎ込むとより正確になる」という前提があるわけで、
それは疑わしい前提だ。 「手間ひまのかかっていない情報は大抵ダメだ」というのは恐らく正しいが、 その逆が同じように正しいとは言えない。 # もしも当局がその気になれば、「人民日報」は世界一の労働力を有する新聞に # なれるかも知れないが、信頼性では世界のトップ100にも入れない現状は容易には変わらない。
でも、人民日報は現実問題として、(たぶん)それほど人件費をつぎ込んでいないんだから、反例としては弱いような。政治的な偏向の話をしだすと、金では解決できないし、人民日報だって金をかければ一定方向にはよくなるでしょう。
# 政治的な話を抜きにすると、人民日報のスポーツ欄とかは、ときどき「なるほどなぁ」って記事が載ってますよ。# もちろん、日本のスポーツ新聞にだって、たまには何がしか高尚なことが書いてあるわけですが。
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
編集の品質という問題だ (スコア:3, 興味深い)
NHK のたいていの番組は Wikipedia よりも優れているし、
Wikipedia のたいていのエントリは「週刊新潮」に比べれば信頼できる。
ただし NHK であっても、プロジェクト×は嘘が多かったとか、
政治の解説委員が言うことはほとんど信用できないとか、いろんな癖がある。
要するに、どれだけ慎重な編集が出来ているかということと、どれだけ
嘘が混ざる動機があるかということを推測しながら使うしかない。
これだけは確実だが、無料なのに信頼性の高いメディアなんて世の中には存在しない。
その点、インターネット以降の新しいメディアは過大評価されているようだ。
Re: (スコア:0)
演出を演出と見抜けないようでは…
Re:編集の品質という問題だ (スコア:2)
もし、プロジェクトXのことなら、演出ではなく、根本的なウソが少なくない。
DVD化、再放送からはずした回さえある。
Re:編集の品質という問題だ (スコア:2)
プロジェクトXでしたら、明らかに制作スタッフが対象を理解していないエピソードがありましたね。2003年5月6日放送のハレー彗星探査のエピソードについて、当時、私が書いた感想です。
Re: (スコア:0, オフトピック)
プロジェクトXプロデューサーが万引 [asahi.com]
Re: (スコア:0)
きちんと消化しないままに番組を作っているという感じがするなぁ、個人的には。
つまり意図的ではなく、下手なだけ。
クローズアップ現代 は結構それなりに作られてるけど、Xは起承転結での
つなぎにどうにも違和感が。まるで起転結みたいな中抜きが結構多いんだよね。
中間の省きが上手くないから結果的に嘘っぽくなってるとか辻褄が合わなくなってる。
Re: (スコア:0)
バイアスの傾向が一定していて読みやすい、
というのは巨大組織による運営の利点でしょうね。
Re: (スコア:0)
無料で本当のことが詳しく載っている場合もあるし、有料で記述が間違っている場合もあるわけですから、有料・無料でそれほど信頼性が変わるとは思えませんけどね。結局のところ、「人件費(労働力)をつぎ込むとより正確になる」という前提があるわけで、一方のWikipediaは(得体の知れない人件費が)ある程度支払われているのと同等の効果がある、という点でそれなりに評価すべきだと思います。
Re:編集の品質という問題だ (スコア:1, すばらしい洞察)
それは疑わしい前提だ。
「手間ひまのかかっていない情報は大抵ダメだ」というのは恐らく正しいが、
その逆が同じように正しいとは言えない。
# もしも当局がその気になれば、「人民日報」は世界一の労働力を有する新聞に
# なれるかも知れないが、信頼性では世界のトップ100にも入れない現状は容易には変わらない。
Re: (スコア:0)
でも、人民日報は現実問題として、(たぶん)それほど人件費をつぎ込んでいないんだから、反例としては弱いような。政治的な偏向の話をしだすと、金では解決できないし、人民日報だって金をかければ一定方向にはよくなるでしょう。
# 政治的な話を抜きにすると、人民日報のスポーツ欄とかは、ときどき「なるほどなぁ」って記事が載ってますよ。
# もちろん、日本のスポーツ新聞にだって、たまには何がしか高尚なことが書いてあるわけですが。
Re: (スコア:0)
中国政府が伝えたいこと、伝えたくないことを知るためには人民日報の信頼性に勝るものがあるだろうか?
強いて言えば、朝日新聞ぐらいであろう。
Re:編集の品質という問題だ (スコア:1)
「中国政府が伝えたくないこと」の暴露に特化したメディア、たとえば産経新聞や
マードック系の新聞と併読すれば良いと思っているのだとすれば、非常に浅はかな考えだ。
それらのメディアは、ある種の人々が「中国政府は伝えたくないだろう」と想像することを
不完全な形で提供するに過ぎない。