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まず、斜めに図表だけを見て批判していることを断わっておきます。
この手の研究では対象患者の収入がきわめて重要な役割を果たします。アメリカ合衆国で末期がん患者に挿管することの経済的な意味を考えると当然ですし、受けた教育を含め、死生観にまつわるありとあらゆるところに影響を与える因子ですよね。
実際に患者の収入状態を強く反映している可能性が高い「医療保険への加入状態」が「信心深さ」と強く逆相関(39.8% vs 76.2%, Table 1)しているにもかかわらず、考察の中ではものすごく軽く流されて(包括的にいろいろ調べてるからいいんだ、みたいな感じ)います。せめて多変量解析で独立した因子の抽出を試みるくらいは普通だと思うのですが。
ただ、あまりお金がない人の方がむしろ挿管を望んでいる、というのは興味深いと思います。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
Income as a confounding factor (スコア:1)
まず、斜めに図表だけを見て批判していることを断わっておきます。
この手の研究では対象患者の収入がきわめて重要な役割を果たします。
アメリカ合衆国で末期がん患者に挿管することの経済的な意味を考えると当然ですし、
受けた教育を含め、死生観にまつわるありとあらゆるところに影響を与える因子ですよね。
実際に患者の収入状態を強く反映している可能性が高い「医療保険への加入状態」が
「信心深さ」と強く逆相関(39.8% vs 76.2%, Table 1)しているにもかかわらず、考察の中では
ものすごく軽く流されて(包括的にいろいろ調べてるからいいんだ、みたいな感じ)います。
せめて多変量解析で独立した因子の抽出を試みるくらいは普通だと思うのですが。
ただ、あまりお金がない人の方がむしろ挿管を望んでいる、というのは興味深いと思います。