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今回の件が、社会からどう評価されるか考えておこうよ。。。
確かに、新卒に業務アルバイトをしてもらってお互いを良く知合う形式はあるはずなのでアルバイト契約なりが成立していれば法的に問題になるかは微妙なラインだけど・・・
まぁ昨今の買い手市場で、大企業のエゴが丸見えになったのが批判の的なのだろうが中途採用者であれば、喜んでやりますよと言ってしまいそうな所。既に、新卒といえども中途並の即戦力があることが前提になる世の中なのだろうか。ワーキングプア系の本を読んでいるとそんな気持ちにもなってくる。
>既に、新卒といえども中途並の即戦力があることが前提になる世の中なのだろうか。>ワーキングプア系の本を読んでいるとそんな気持ちにもなってくる。
即戦力期待はともかく、いくら育てようとしてもミスマッチとか感じてしまうと辞めてしまう全然買い手市場じゃないOJTの費用対効果の低下している世の中の現実もあるわけです。採用後の社員には、ものすごいコストが負担されている事を自覚していない学生が少なくない。したがって最近の採用活動では、インターンシップや試用期間制度が増加していますね。特に後者は悪用する事例も耳にしますが、労働市場の変化に対するリスクヘッジを最大化してる内にそうなっていたというのが実情で、エゴが発端とは言い切れないと思います。
転職や退職がマイナスと見られた一生奉公、会社のために命を投げ出して当たり前の社会から健全化しているという点では雇用の流動化のもたらした功の側面として確かにある。入社に必要なモチベーションに、より具体的に貢献する根拠が求められるのが本来普通の事で、従来の「履歴書を書いてSPI程度の試験やって面接をこなして内定が出た中から選べばいい」というシステムで今まで維持してこれた事自体が間違いだったんじゃないでしょうか。
採用された後で、自分の収入が少ないからと不満を持つという事が半ば当然になってますが企業が本当に自分に支払っているコストは給与明細だけで推し量れるものじゃありません。例えば残業代が云々と不満を語る人がいますが、よく調べると「普通の人がこなせば残業など必要無い遅れを取り戻しているだけ」だったりする事がコの業界には少なからずあります。そういう残業を重ねていれば法定労働時間を超えていくのは当然で、そういう無駄コストを許容すれば、当然作業単価が安く見積もられていくのは全然矛盾していないのですね。
一方で、そういう人間の負担すべき作業が優秀な人間に集中して残業地獄になっている、本当に報われないケースもあるので残業の全てが不正な残業と言う気はありません。要するに自分が痛みしか味わえなくなってでも、格差を肯定してアウトプットに応じた待遇改善を要求する覚悟でも無い限り、怠け者に都合が良い仕組みを維持する限り、雇用する側は不況になれば自らを死に追いやらないように採用で調整するしかないだけです。長期的にはそれも体力低下に繋がって、活路になっていなかったりするのですけどね。
雇用する側のエゴを指摘するのも結構ですが、雇用される側も提供している作業の価値を棚卸して客観的に適正価格を検討してみる事が必要だと思います。
>今回の件が、社会からどう評価されるか考えておこうよ。。。
長々書いてきましたが、結局この件は近年のワーキングプア問題と飛躍しているのは明白で、同列に扱うのには抵抗があるというより、共通点を見出すことが出来ません。CSRとかコンプライアンスとか言われている観点で「どう評価されるか」で充分だと思います。ネズミ構的な勧誘でビジネスを維持しようとする企業倫理は、採用方法の良し悪しではないし、そこで働く人間が満足感を得られるか、良い収入を得られるかどうかではないのです。この件に関して言えば、採用条件の問題など氷山の一角でしかないという事です。
いろいろと御託はならべておりますが、スキルと雇用とのミスマッチとか、営業のスキルは学歴では推し量れないとか、即戦力が求められるというのは、ある意味で理解できなくもない。
しかし、ならばこそ、その場合は新卒採用である必要なんてないんじゃないの?
普通に歩合制で雇って、獲得した契約数に応じて報酬を払う。そのうち上位の成績を上げた者と正式に長期契約を結ぶくらいでいいはず。中途採用や第二新卒なんかと新卒とを区分する意味がないし、内定前の新卒に無給でやらせることじゃないよね。
>即戦力期待はともかく、いくら育てようとしてもミスマッチとか感じてしまうと辞めてしまう>全然買い手市場じゃないOJTの費用対効果の低下している世の中の現実もあるわけです。だったら新卒偏重を止めるべきだと思います。
人事のエゴで新卒を好んで採用しているのに、「悪いのは新卒学生だ」はないでしょう。
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
新卒を評価する前に (スコア:2, 参考になる)
今回の件が、社会からどう評価されるか考えておこうよ。。。
確かに、新卒に業務アルバイトをしてもらってお互いを良く知合う形式はあるはずなので
アルバイト契約なりが成立していれば法的に問題になるかは微妙なラインだけど・・・
まぁ昨今の買い手市場で、大企業のエゴが丸見えになったのが批判の的なのだろうが
中途採用者であれば、喜んでやりますよと言ってしまいそうな所。
既に、新卒といえども中途並の即戦力があることが前提になる世の中なのだろうか。
ワーキングプア系の本を読んでいるとそんな気持ちにもなってくる。
Re:新卒を評価する前に (スコア:2, 興味深い)
>既に、新卒といえども中途並の即戦力があることが前提になる世の中なのだろうか。
>ワーキングプア系の本を読んでいるとそんな気持ちにもなってくる。
即戦力期待はともかく、いくら育てようとしてもミスマッチとか感じてしまうと辞めてしまう
全然買い手市場じゃないOJTの費用対効果の低下している世の中の現実もあるわけです。
採用後の社員には、ものすごいコストが負担されている事を自覚していない学生が少なくない。
したがって最近の採用活動では、インターンシップや試用期間制度が増加していますね。
特に後者は悪用する事例も耳にしますが、労働市場の変化に対するリスクヘッジを最大化
してる内にそうなっていたというのが実情で、エゴが発端とは言い切れないと思います。
転職や退職がマイナスと見られた一生奉公、会社のために命を投げ出して当たり前の社会から
健全化しているという点では雇用の流動化のもたらした功の側面として確かにある。
入社に必要なモチベーションに、より具体的に貢献する根拠が求められるのが本来普通の事で、
従来の「履歴書を書いてSPI程度の試験やって面接をこなして内定が出た中から選べばいい」
というシステムで今まで維持してこれた事自体が間違いだったんじゃないでしょうか。
採用された後で、自分の収入が少ないからと不満を持つという事が半ば当然になってますが
企業が本当に自分に支払っているコストは給与明細だけで推し量れるものじゃありません。
例えば残業代が云々と不満を語る人がいますが、よく調べると「普通の人がこなせば残業など
必要無い遅れを取り戻しているだけ」だったりする事がコの業界には少なからずあります。
そういう残業を重ねていれば法定労働時間を超えていくのは当然で、そういう無駄コストを
許容すれば、当然作業単価が安く見積もられていくのは全然矛盾していないのですね。
一方で、そういう人間の負担すべき作業が優秀な人間に集中して残業地獄になっている、
本当に報われないケースもあるので残業の全てが不正な残業と言う気はありません。
要するに自分が痛みしか味わえなくなってでも、格差を肯定してアウトプットに応じた
待遇改善を要求する覚悟でも無い限り、怠け者に都合が良い仕組みを維持する限り、
雇用する側は不況になれば自らを死に追いやらないように採用で調整するしかないだけです。
長期的にはそれも体力低下に繋がって、活路になっていなかったりするのですけどね。
雇用する側のエゴを指摘するのも結構ですが、雇用される側も提供している作業の価値を
棚卸して客観的に適正価格を検討してみる事が必要だと思います。
>今回の件が、社会からどう評価されるか考えておこうよ。。。
長々書いてきましたが、結局この件は近年のワーキングプア問題と飛躍しているのは明白で、
同列に扱うのには抵抗があるというより、共通点を見出すことが出来ません。
CSRとかコンプライアンスとか言われている観点で「どう評価されるか」で充分だと思います。
ネズミ構的な勧誘でビジネスを維持しようとする企業倫理は、採用方法の良し悪しではないし、
そこで働く人間が満足感を得られるか、良い収入を得られるかどうかではないのです。
この件に関して言えば、採用条件の問題など氷山の一角でしかないという事です。
Re:新卒を評価する前に (スコア:2)
いろいろと御託はならべておりますが、スキルと雇用とのミスマッチとか、営業のスキルは
学歴では推し量れないとか、即戦力が求められるというのは、ある意味で理解できなくもない。
しかし、ならばこそ、その場合は新卒採用である必要なんてないんじゃないの?
普通に歩合制で雇って、獲得した契約数に応じて報酬を払う。そのうち上位の成績を
上げた者と正式に長期契約を結ぶくらいでいいはず。中途採用や第二新卒なんかと
新卒とを区分する意味がないし、内定前の新卒に無給でやらせることじゃないよね。
Re: (スコア:0)
> 企業が本当に自分に支払っているコストは給与明細だけで推し量れるものじゃありません。
その「企業が本当に自分に支払っているコスト」ってのは、
昨日や今日の法改正で突然増えたのかい? そんなわけないんだから、幼稚な詭弁だよ。
そうしたコストがかかるのはアタリマエの前提で企業は人を雇うんだから、
そのコストを理由に被雇用者を圧迫するのは責任放棄だね。
「最低賃金」という縛りが労働法制の基礎に存在するのは、
企業が手前勝手に言い募るコストをベースにした賃金を無制限に認めたのでは
雇われる側
Re: (スコア:0)
>即戦力期待はともかく、いくら育てようとしてもミスマッチとか感じてしまうと辞めてしまう
>全然買い手市場じゃないOJTの費用対効果の低下している世の中の現実もあるわけです。
だったら新卒偏重を止めるべきだと思います。
人事のエゴで新卒を好んで採用しているのに、「悪いのは新卒学生だ」はないでしょう。