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でもこれが今更でない人が日本人でも大半なんだから、科学知識の欠如ってあまりにも普遍的なものなんだなと思う。だってここですら「疑わしい症状が出たら病院へどうぞ部門」だしな。そりゃメキシコ料理屋が怖いとか思われるわな。
どこにぶら下げようかと思ったけどここに。
新型インフルエンザに関する騒動は、全体的に情報が末端(個人)にまで正しく伝わってないことが多いように思います。客観的に見て情報提供側(WHOその他)は情報を正しく伝えようと(正しい情報を発信)しているように思いますが、マスメディアの解説ミスや個人の勝手な思い込みなどで、認識に差があるようです。
例えば「弱毒性」という単語を「感染力も低く、発症時の症状も(数年来の季節型インフルエンザと比べて)軽い」と誤解している人が多いことが気になります。実際、結果的に今回の新型インフルエンザは症状自体も季節
強毒型のウイルスに変化する可能性はまったくありません
それはよかった。ついでに聞いておきたいんですが、H5N1 の高病原性鳥インフルエンザが H1N1 のインフルエンザA のヒトからヒトへの感染能力を取り込む可能性はどのくらいですか?
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
ま、当然すぎて今更の話だな (スコア:0)
でもこれが今更でない人が日本人でも大半なんだから、科学知識の欠如ってあまりにも普遍的なものなんだなと思う。
だってここですら「疑わしい症状が出たら病院へどうぞ部門」だしな。
そりゃメキシコ料理屋が怖いとか思われるわな。
Re: (スコア:3, すばらしい洞察)
どこにぶら下げようかと思ったけどここに。
新型インフルエンザに関する騒動は、全体的に情報が末端(個人)にまで正しく伝わってないことが多いように思います。客観的に見て情報提供側(WHOその他)は情報を正しく伝えようと(正しい情報を発信)しているように思いますが、マスメディアの解説ミスや個人の勝手な思い込みなどで、認識に差があるようです。
例えば「弱毒性」という単語を「感染力も低く、発症時の症状も(数年来の季節型インフルエンザと比べて)軽い」と誤解している人が多いことが気になります。実際、結果的に今回の新型インフルエンザは症状自体も季節
Re: (スコア:1, 参考になる)
に反応しちゃいますけど、国立感染症研究所の田代真人氏が「病原性が若干強くなる可能性は否定できないけれども、強毒型のウイルスに変化する可能性はまったくありません」と言ってるのになぜそんな空想を語るのでしょう。素人は素人らしく専門家を意見を聞くべきでしょう。強毒性に変わる可能性を言ってる専門家もいるようなので、複数の意見を参考に聞いておくのがベストだと思います。
Re: (スコア:0)
それはよかった。ついでに聞いておきたいんですが、H5N1 の高病原性鳥インフルエンザが H1N1 のインフルエンザA のヒトからヒトへの感染能力を取り込む可能性はどのくらいですか?
Re:ま、当然すぎて今更の話だな (スコア:3, 興味深い)
なので高病原性トリインフルエンザから新型のインフルエンザウイルスが出現する場合のシナリオとしては、どこかで「HAの連続的変異を起こす」ことが必要だと考えられてます。仮にトリの体内で、たまたまそういう変異を起こしたウイルスが出現したとしても、その変異ウイルスはトリの体内では増えることができませんので、淘汰されてしまい生き残りません。しかし、これが(濃密なトリとの接触で感染した)ヒトやブタ(トリ、ヒト両方のタイプの受容体を持つ)の体内で出現すると、それらの体内でむしろ有利に増殖でき……これが、新型出現の重要なリスクになると考えられてるわけです。
仮にヒトに高病原性トリインフルエンザウイルスとヒトインフルエンザウイルスの両方が同時に複合感染を起こした場合、本来ならばヒトの細胞に感染しにくく増殖しにくいトリインフルエンザウイルスの増殖が助けられ、体内に長く残り続けるのではないかという危険性を指摘している研究者がいます。もしそれが本当ならば、トリインフルエンザが変異するチャンスが増えることになり、より危険な新型発生のリスクも上がるのではないかとも言われている、というわけです。
この、最後の部分については、実際のところどの程度の可能性があるかは判らないとしか言いようがないのですが、もし起こってからでは手遅れですので…。