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新型インフルエンザ、国内初のヒト—ヒト2次感染を確認」記事へのコメント

  • 手の「殺菌」って (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward

    橋本知事が”手の「殺菌」”って言ってるのを聞くとすごい不安を感じるんだが。
    ウィルスより無知の方がよほど怖い。
    正確な知識がどうの過剰反応がどうのといいながら怪しいことになってるような。
    そもそも、”殺菌”なんて単語を軽々しく使う段階で病理微生物に関する知識が怪しいし。
    除菌と言えばまだマシだろうけど、不活化や失活では難しいか?
    専門用語の問題だけど、一般の人でも”殺菌”ときけば、桶に入った消毒液にしばらく手を漬けると思うだろ。
    石けんと水道水で丁寧に洗えばインフルエンザウイルスを失活させて感染力を失わせるのに充分だろ。
    大阪府は以前、O157騒ぎでそれこそ除菌、滅菌に追われていたと思うのだが。
    対策を打つ側も曖昧な知識でやってるから一般に妙な恐怖感が広がるんじゃないかと思う。

    • >専門用語の問題だけど、一般の人でも”殺菌”ときけば、桶に入った消毒液にしばらく手を漬けると思うだろ。

      一番多い連想は、病院はもちろん、いまや百貨店やファーストフード店にもある、
      ジェルやスプレーのアルコール消毒ではないでしょうか。
      手を漬けるならどちらにしろ対策になると思いますが、上記のようなアルコール系では
      ウィルス対策にはならないようなので、そこを誤解されると問題だとは思います。

      まあそれとワンセットでちゃんと手洗いが励行されるなら、用語の問題なんてどうでもいいわけではあるのですが。
      親コメント
      • どっちかというと、その「手を浸ける」タイプの消毒薬の方が、使われなくなって久しいです。あの方式では、どうしても使い回しになってしまい、その消毒薬の効き目の弱い病原体による感染を逆に蔓延させてしまうので。

        一応、インフルエンザウイルスであれば、アルコール系でも有効です。エンベロープという、細胞膜由来の脂質二重膜を持っているので、それがアルコールで破壊されますので。これがノロウイルスみたいに、エンベロープを持たないウイルスだと通常の消毒薬では効き目が期待できませんけどね。

        このため、ジェルやスプレータイプのもの(スクラブ)でも効果は期待できるのですが、実際のところ、「きちんとした手順で洗う」という前提であれば、流水+石けんによる手洗いの効果の方が高いと言われてます。
        #その後きれいにすすいで、さらに消毒薬(逆性石けん)を使って、手洗いのやり方で消毒まですれば完璧。

        ただ、この「きちんと手を洗う」というのは、意外と手間がかかり、30秒間くらいは必要とします(手順通りにやると、それくらいすぐ経過するのですが)。ところが実際の医療現場でも、平均7〜10秒程度しか行われないことが多いそうで、その辺りを踏まえると、むしろスクラブタイプにしておいた方が実質的な効果が上がる、と判断されてます。スクラブタイプのものとしては、ウェルパス(オスバン+エタノール)、ヒビスクラブ(ヒビテン+エタノール)などのように、エタノールだけでなく他の消毒薬を混ぜた合剤が市販されており、また最近では手荒れ防止のための成分が配合されるなどして、使いやすくなってきてます。

        ……まぁ共通で使うために置かれているものでは、プッシュする部分にみんなで触ることになるので、そこは*あまり*気持ちのいいものではありませんが、どうせ後で触った手は消毒するわけだし、そこまで神経質になる必要はないでしょうが。
        親コメント

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