パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

日本レコード協会が音楽CDのコピー状況を調査」記事へのコメント

  • by deyamato (10705) on 2002年09月20日 9時11分 (#169059) ホームページ
    この調査の資料にもある通り「過去半年間のCD-R使用枚数はあくまでも意識上の枚数データ」なんだから、そこから国内流通のCD-R/RWの何パーセントが音楽複製用途に使われている、って言っていいものなんだろうか…。

    百歩譲ってそういうことにしたとしても、CD-Rと「RW」について調査してるんだったら年間何枚焼いたとしても、それが流通枚数の何パーセントが音楽用に使われている、というのは無理だよなぁ。CD-R/Wだったら内容を消去してまた同じ板に焼きなおしてるかもしれないじゃないか。
    • by Jadawin (2174) on 2002年09月20日 14時49分 (#169277) 日記
      私は、吹奏楽やピアノの演奏会の録音を頼まれることがありますが、
      実際に渡せるようになるまでに、結構大量に使いますよ。

      まず、初期バックアップ用、ディスクに余裕をもたせるための中間
      バックアップ用、PCへの移動用とかで、2時間の録音に20枚ぐらい使う
      こともあります。

      あ、ちなみに演奏者に与えられた録音権の代行です。演奏者の数以上
      のコピーはしません。演奏会自体で使用楽譜に対する著作権使用料を
      払うので、音楽用CD-Rを使わなくても合法だと考えてます。

      #間違いがあれば、教えて下さい。(_O_)
      親コメント
      • ライヴ録音は通常、2種類の権利を録音(?)していると考えられます。

         一つは、楽曲の著作権。作曲家の権利ですね。

         もう一つは、実演家(この場合は演奏者)の著作隣接権です。

         アマチュアの演奏会という前提で書きます。
         
         頼まれて録音しているので、著作隣接権は問題がないと思います。
         問題があるとすれば、楽曲の著作権でしょうね。建前としては、著作権切れになっていない楽曲を演奏する場合は、作曲家に対して著作権料を支払う必要があります。(大きなホールだとホール側から、入場料の有無等を質問されますが、前述の事があるためみたいです)
         また、これを録音して配布する場合も、枚数に応じて支払いの義務があります。多分楽譜の著作権使用料とCDとして配布する時の使用料は別の気がしますが、調べてはいません。
         
         さらに、音楽用CD-Rは、素人のcasual copyに対しての補償金が含まれていますので、正式に(?)著作権をクリアした(著作権使用料)を支払った場合、お書きになった様に不要でしょう。(プロ用録音機が音楽用CD-Rでなくても、録音出来るのはこのため)

         これは学校での場合 [jasrac.or.jp]ですが、一般的な事も書かれているので参考になります。
        親コメント
        • >多分楽譜の著作権使用料とCDとして配布する時の使用料は別の気がしますが、
          >調べてはいません。

          えと、私の場合はあくまでも録音権に基づいた録音で、「希望した演奏者」
          にしか配布しませんが、それでも著作権料の支払いが必要な場合ってある
          のでしょうか?

          あと、実費(メディア代+ケース代)も取っちゃダメなんでしょうかね?

          #手間を金に換算しちゃだめなのはわかるけど。
          親コメント
          •  わたしも実際に試したわけではないのですが、前述のリンクの中にある「MDなどへの録音の手続き」を見た感じですと、必要みたいです。
             この辺は実務をやった事が無いので、(というか、仲間内のライヴを録音して仲間内で配る場合、そこまで処理していない->法律違反だぞ)判らないです。
             面倒ですが、JASRACに質問するのが、正式な方法でしょう。

             また、録音権というのは、著作隣接権の一つの事だと思いますが、「漏れの演奏している物は、漏れ以外勝手に録音するなゴルァ」(プロ的ではなく、個人的に録音する事を除く。よって、所謂、コンサート会場での素人ライヴ録音は違法ではない。しかし、コンサートの閲覧を契約と考えると、ライヴ録音は契約に違反しているので、途中で摘み出されても文句は言えない)という物ですので、録音権の有無は、著作権料の支払いとは関係が無いと思います。
             関係があるとすれば、プロの演奏を録音する場合で、その実演家(の所属する事務所)へ、「(録音物を販売する事を前提に)所属している演奏家の実演を録音して良いか?」問い合わせる必要があるという事でしょう。

            #録音権というのは、多分に、演奏した物を、権利の無いところから販売される事を防止するためにあると思います。
            親コメント
            • >「MDなどへの録音の手続き」を見た感じですと、必要みたいです。

              私はこの例を、文化祭など無料で行われ、演奏自体には著作権料を
              払わなくても良い場合においても、演奏の録音を演奏者に限定せず、
              広く配布するには著作権料の支払いが必要な例だと読みました。

              #解釈間違いでしょうか?

              しかし、私は「複数の実演者がそれぞれに録音するのは冗長だから
              まとめて録音してよ」という実演者からの依頼に基づいて録音して
              いるので、実演者の権利を仮託されてると思ってます。

              ですから、一括録音→実演者への配布が許可されないのであれば、
              著作権法 [cric.or.jp]の第四章 著作隣接権の第二節 「実演家の権利」↓を
              必要以上に限定解釈してるように思えます。

              (録音権及び録画権) 第九十一条 実演家は、その実演を録音し、又は録画する権利を専有する。

              で、私が気にしているのは「手間代が金で出ないのはいいとして、
              メディア代+ケース代は必要経費だよねぇ」という点。瑣末事ですが。

              #JASRACに聞いて見るんかなぁ?
              親コメント
              • 録音については多分、こんな状況で正解でしょう。

                ・自分の「演奏」についての録音権は実演家=演奏者が専有(著作権のカテゴリなので譲渡可能ではあるが)、今回はそれを委託したという形で運用できる。
                ・録音そのものを多数複製する場合演奏された「曲目」についての複製権の問題は残る。
                →複製権は私的範囲ならば問題にならないが……今回のケースを私的複製と言えるかどうかは疑問。原版を回覧して複製するなら(多分)問題ないと思うが、複製を一人が行う形では問題がある。

                #リンク先のJASRACの言い分には疑問点あり。ただ……学校が複製するならば私的とは絶対に言えないけど、どうせJASRACは金の亡者集団だから私的複製を少しでも認めたくないのは当然だし。

                ちなみに、上演権の規制が働かなくなる条件である「ノーギャラ・無料・非営利」については、必要経費分に限定された報酬については考えないとする法解釈が基本のはずです。私的複製にしても(もしもだれかが一括して複製することが私的複製の範囲内ならば)最低限の経費だけならなんとかなるのでは。
                親コメント
              • 情報ありがとうございます。

                > →複製権は私的範囲ならば問題にならないが……今回のケースを
                > 私的複製と言えるかどうかは疑問。

                特定多数でも「公衆」とみなすって奴に引っかかって、私的複製では
                ないということになる、、、ですか。

                #無料録音ですら、業者の機会を奪っているという立場だろうか?

                反対に、レコード製作者の権利を確認すると、原著作者が不明の楽曲
                や、著作権の切れた楽曲に関しては、レコード製作者が複製権、
                送信可能化権まで持っているということでしょうか。

                #著作権の消滅した曲を*網羅した*データベースってないんかな?
                親コメント
    • >年間何枚焼いたとしても

       その中に何枚失敗が含まれていても...
       たとえ庭にカラス避けが多数ぶら下がっていても...
       怪しいメディアの単価なんてゴミ同然故に失敗しまくっても周囲に配りまくってもあまり惜しくない。

開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー

処理中...