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結局、ケンコーコムや楽天といったネットショップが、既得権益を手放したくないだけ、という構図に見えます。報道を見る限りですが、今回の改正でコンビニでの医薬品販売が認められることになるため、薬局やドラッグストアはむしろ逆風ですし。
ネットショップでも、顧客のところに自店の薬剤師が配達に行って説明するとか、テレビ電話を通した説明を対面販売とみなすように働きかけるとか、やりようはあるだろうと。#前にこれを書いたら「おもしろおかしい」をつけられたのだが、かなり本気。楽天の規模なら、楽天が医薬品の販売員を雇って全国に派遣するくらい、できそうなものだが。
このあいだ、薬局で足のむくみを取る靴下ってのを買おうと思ったら、女性用しかなかったんですね。それで男性用はないか?って聞いたらけっこういろいろ考えてくれて、一番大きいやつなら入るかもしれない、ってことでレジに行きました。
そしたらそこにいたさらに年配の人が、んー、サイズ測ってみましょう、といって測ってやっぱり少しムリがあるってことで、買わないほうがいいよ、ということになりました。
後でメーカーの窓口にメールして問い合わせたところ、やはり女性用に設計しているものは男性の足の甲の高さに合わなかったりするので微妙という回答をもらいました。
これはやっぱ今の楽天とかの通販の仕組みでは対面販売とは比較にならないほど、サービス面で差があると思うんですよね。靴下くらいだったら、どうでもいいことですが危険なものもある医薬品となるとね……
私も楽天くらいならむしろ医薬品通販におけるこの問題点を解決できる新しい枠組みを作る、あるいは行政がそれを義務化して、作れる会社が医薬品通販でシェアを獲得するくらいの流れのほうが健全な気がします。
このあいだ、薬局で足のむくみを取る靴下ってのを買おうと思ったら、女性用しかなかったんですね。
男性用ありますよ。たまたま近所の薬局で売っているのを見かけたので試しているんですが、結構良い感じです。普通の靴下より長いですが、真夏に短パンを履く時以外は問題ないかな?というぐらいで。「男性用着圧ソックス」とかで検索してもらうと色々出てきます。
#ちなみにこれもネットで販売していますね
ありがとうございます。ありますね。その薬局で教えてもらったことですが、もともとこの段階圧力系の靴下を日本で最初に売り始めたエスエスエルヘルスケアジャパンの製品がmediqttoというもので、これが一番種類が豊富です。次に出したのがピップ、最近参入したのが小林製薬だそうです。またスポーツ用品店に行くとファイルドやミズノからゴルフ用品として売ってることもあります。メーカー名だすと宣伝みたいになるから伏せてたんですが、これだけ上げれば大丈夫でしょう^^;
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>これはやっぱ今の楽天とかの通販の仕組みでは対面販売とは比較にならないほど、>サービス面で差があると思うんですよね。
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>靴下くらいだったら、どうでもいいことですが危険なものもある医薬品となるとね……だからと言って普通に買ってる風邪薬とか胃腸薬とか目薬まで、十把一絡げに禁止する理由にはならないのでは?
たしかにそういう薬ならいいとは思うんですけどね。ただこれも医薬品通販関連のタレコミで読んだと思うんですが、店員さんのコメントで、しょっちゅう同じ風邪薬をたくさん買っていくお客さんがいて明らかに中毒になっている、注意したいが売れといえば売らざるを得ないし……という話がありました。
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>店員さんのコメントで、しょっちゅう同じ風邪薬をたくさん買っていくお客さんがいて>明らかに中毒になっている、注意したいが売れといえば売らざるを得ないし……という話がありました。これはまた別の問題では。
シンナー中毒の患者もニコチン中毒の患者もいます。アルコール中毒の人もいます。しかし今の日本では、例えば煙草が合法的な麻薬として認められている以上は、売れと言われれば売るのが店員の義務です。「あなた(の使い方)が気に入らないから売らない」というのは逆差別になる恐れもある。
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> 通販でしたら間違いなくその合わないやつをポチっていたと思います。そうでしょうか?通販だったら男性用も女性用も並べて表示していたりすることが多いように思えるのですが。少なくとも店頭販売と違って種類を揃えやすいので、それこそ「女性用しか置いてない」という事態はあまり発生しないと思います。
#元記事に「女性用しかなかったんですね。それで男性用はないか?」と書かれているので貴方を男性と#仮定して書きますが、ネット通販で男性用も女性用も並んで表示されている状態で、合わない女性用を#ポチってやるような人なのであれば、対面販売だろうがネット販売だろうがトラブルを起こすと思います。
それがそうでもないんですよ。
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基本的に黙ってれば売れたし、あとで合うといってたのにい合わなかったと文句言うような人ではないと思ってたはずなんですけど、やはり客の体に合わないものは売りたくないという精神があるんだなと感心したばっかりだったんで、書きました。これはたぶんどこの薬局でもこうなるわけではないとは思います。
>コンビニのバイト店員が売っても対面販売?ネット販売と何が違うの?と普通の人ならまず疑問に思うんです改正後も、バイト店員が売ったらだめでしょ。「登録販売員」を置くことになっているのだから。
>ネット販売を規制するという結論ありきで議論してるからこんな出鱈目なことになっているわけです。そういう発想が既得権益なんですよ。前提が「ネット販売を規制してはならない」なのだから。
議論が尽くされていないしと思うし、もう少し時間をかけて、対面販売をしないことによるリスク (説明を受けないことで不適切な服用をしてしまうなど) をきちんと掘り下げて、適切なリスク回避策を検討すべきだったと思います。今回の改正では厚労省側が対話を端折った点があり、批判してしかるべきなのですが、通販側も指摘されたリスクについてきちんと回答してこなかった部分はあるのではないでしょうか。
今後は通販側が、対面販売に限定された規制を緩和させるために、対面でなくとも安全な販売方法を提案していく手番です。薬剤師会側も、販路が増えることに基本的には賛成のはず。私たちもネットで医薬品が買えるほうが便利ですしね。その辺を考えれば、今度の改正は誰も得をしない状態になっているので、安全性と利便性を両立した施策を提案できれば、再改正は十分可能性があるんじゃないですかね。
>前提が「ネット販売を規制してはならない」なのだから。いやいやいやいや。それは違うでしょ。
「規制してはならない」のではなくて「ネットだけを特別に規制しなければならない合理的理由は何?」が問題でしょ。
これに対して現状では「何もありません。でもとにかく規制します。」になっているのを問題にしているのだから。
問題がないのであれば規制すべきではない。規制するのであれば、その理由を合理的に説明すべき。
そもそも「対面販売」なんて完璧に有名無実化してるんだし、対面販売以外がダメだったら「富山の置き薬」だって危険で、既に数多くの犠牲者が出ているはずですよね?富山の置き薬の遺族の会でも呼んで、証言させてみればいかがでしょう?
>「ネットだけを特別に規制しなければならない合理的理由は何?」が問題でしょ。規制されるのはネットだけじゃないんですよ。通販が全部対象になりますし、富山の置き薬も影響が出ている。厚労省は安全性を理由にしていますが、それが合理的でないとする主張に根拠はありますか。
>そもそも「対面販売」なんて完璧に有名無実化してるんだし今回の改正は、対面販売を適切に運用したいという思惑があると思われます。有名無実化している現実があるから、法律を改正して、ちゃんとした対面販売をやりましょう、ですよ。現状追認で、法律を現状に合わせるだけが改正じゃないと思うのです。
問題点の洗い出しもすり合わせもできないまま、「国の規制」と「ネットの自由」の争いに矮小化されたのは非常に残念。同じ二分法なら、「対面販売の安全性」と「通販の利便性」で対立軸を作るべきでしょう。
>今回の改正は、対面販売を適切に運用したいという思惑があると思われます。
誤:今回の改正は、対面販売を適切に運用したいという思惑があると思われます。正:今回の改正は、対面販売を口実に利権を確保したいという思惑があると思われます。
だいたい「適切に運用したい」ってなんなのよ。普通は(国民にとっての)「安全性(と利便性)を確保したい」じゃないの。政府は誰のために働くべき存在なんでしょうね。#「適切に」。実に便利な言葉だ。「運用したい」。国民の意見は無視ですか。
「対面販売をしないと危険。対面販売だと安全。 その証拠に富山の置き薬の犠牲者が毎年コレだけ発生している。 だから安全性を確保するために対面販売にしなければならない。」なら分かりますよ。
「対面販売をしてもしなくても安全。 今まで事故らしい事故も報告されてない。 だけど、何がなんでも対面販売にしなければならない。」これのどこに合理的な理由があるのかと。
>正:今回の改正は、対面販売を口実に利権を確保したいという思惑があると思われます。
誰の、どんな利権が確保されるのですか。そこを曖昧にしておいて、正しいも何もない。間違ってさえいない。
>だいたい「適切に運用したい」ってなんなのよ。>普通は(国民にとっての)「安全性(と利便性)を確保したい」じゃないの。
この場合、両者を同じ意味で使っていました。現状、対面販売が機能していないのは事実で、そのために安全性が確保されていないという指摘があります。この指摘が正しくなく、対面販売の強化では安全性を確保できないというのであれば、そこからつぶしていくべきでしょう。そして、現状安全性が確保されているのかどうか、いないのならどうすればよいか、そういう検討に進めるはずです。(本来はそういう話が検討会等でなされるべきだったのですが、そこまで進まなかった模様。)
>「対面販売をしてもしなくても安全。> 今まで事故らしい事故も報告されてない。
さすがにいいすぎ。副作用を含め、市販の医薬品による事故は少なくないんですよ。(対面販売推進側のプロパガンダだという主張もあるでしょうが……)
モデレートが全てだよ認めたらどうだい?
「安全性」は規制官庁の厚労省が使っている言葉ですから、その意味は、「事故が起こった時に厚生労働省が責任を追及されないこと」です。
対面販売の建前なのに、適当に売られた薬剤で副作用が起こったら薬店の責任。ネット販売が「野放し」にされていたために、売られた薬剤で副作用が起こったら厚労省の責任。
事故が起こる確率は多分ほとんど同じでしょうが、厚労省側から見た結果は全く違います。きわめて分かりやすい話だと思うのですが、どうでしょうか。既得権益がどうとか、そんなことは多分二の次。
# HCV発見前の血液製剤によるC型肝炎感染で叩かれた役所の主張ですよ。
>「安全性」は規制官庁の厚労省が使っている言葉ですから、その意味は、>「事故が起こった時に厚生労働省が責任を追及されないこと」です。
でしょうね。今回の話とは別ですが、日本ではワクチンの認可が欧米から見て大幅に遅れているとききます。その理由のひとつとして、副作用を恐れて、もっと正確にいうと副作用で国が責任を追及されることを恐れて、ワクチンの認可に消極的だったという指摘もあります。
>対面販売の建前なのに、適当に売られた薬剤で副作用が起こったら薬店の責任。>ネット販売が「野放し」にされていたために、売られた薬剤で副作用が起こったら厚労省の責任。
(#1576466の意見によると、薬店に責任はいかないようですが) 大筋そうなのでしょうね。だからネット販売を実質禁止にした。とすると、ネット販売の医薬品で問題があったとき、責任を取れる、問題を解決できる体制を作ればいいということになるのか。うーん、何か違うような……。
消費者視点から見れば、どうなるのでしょうか。極論、自動販売機でも売られれば便利だから、完全自由化? それで何かあったら自己責任でいい?もし安全なものを求めるなら、外部のどこかが責任を取ってもらえるところで買えればそれでOK?
>事故が起こればマスコミが煽って役所がまたサンドバッグになる
そもそも既得権益とか天下り利権とかそういったものはあるにせよ二次的なもので、役所の行動原理で最も重要なのは「不祥事で叩かれないこと」、これに尽きます。
だから、今回のネット薬店業者のやっていることは全くの的外れなんです。「確率は低いにせよ、ある一定の危険がある薬剤はネットじゃ売らせない」という厚労省の「正論」には、「今まで大した問題はないのだから売らせろ」じゃ勝ち目はありません。# フィブリノゲンだって、「今まで大した問題はない」「むしろ使わないと訴訟に負ける」 [orcaland.gr.jp]だったですよね?
ネット通販を続けるために彼らがやるべきことは、何か問題が起こった時に「理不尽にも」責任を取らされる恐怖を役人から取り除いてやること。例えば、(こだわりますが)フィブリノゲンHCV感染問題で、彼らは世論を変えるべく動かなければならなかったのです。あれが厚労省の責任になった場合、ネット薬品通販に対して厚労省が次にどう動くかは、その時点で明白だったわけですから。
>厚労省は安全性を理由にしていますが、それが合理的でないとする主張に根拠はありますか。
対面販売とそれ以外での、健康被害の割合についての、統計情報などは出ていましたっけ?
安全でない「可能性がある」とか、被害の「事例があった」という、まるでインチキ商品の広告で使われるような手法レベルの情報しか目にした気がしないのですが…
>>富山の置き薬について、安全性の議論はあったのですか?
置き薬ってのは、家庭用常備薬を一式置いておいて、その中で使ったものに対して、定期的に訪問する販売員が補充、集金する、という仕組みで、販売形態としては、訪問販売ですが、薬局店舗と同様の対面販売でもあります。
基本的に、家庭で必要になると想定される様々な種類の薬を用意しておく、という都合上、当然ながら、特定の種類の薬を一時に摂って死ぬような分量を置く事はしません。
仮に販売員が訪問したときに、睡眠薬を大量に求められたりしたら、その時点でヤバイってのが判って、ストップを掛けられます。
ネット通販が問題になってるのは、そういうブレーキ面の問題でしょう。睡眠薬を一度に売るのは何個まで、ってな制限をしても、複数の店を廻ればそういう制限は無意味ですし、実際の店舗を廻るのと違って、ネットじゃ複数の店を廻るのもあっという間ですからね。
>そもそも、通販の規制を先に行わないと対面販売の安全性は向上できないのですか?
どうも論点がずれすぎているので補足を。今議論のネタになっているのは、
・安全性において 対面販売>通販 なのだから規制するべきだよ派・たとえば富山の薬売りの置き薬って対面販売に当たらないけど、それで問題なく今でも認められてるのに何で通販はダメなの?派
乱暴に言うと上記の内容で議論中。で、議論中のみんなは「通販の禁止」と「対面販売の安全性(の向上)」は互いに独立していて、「規制が安全性を向上させる」という論旨の人はいないし、貴方がコメントを付けた人は「安全性と利便性のトレードオフの観点で考えてみたら?」と言うお話をしているので、貴方のコメントは大きくずれすぎですよ。
>通販は問題ありという前提が既にあるように見えますね
既に自殺者がネットで大量購入したり、知識もなくネットで購入して副作用にやられたりという事例があるのに、「ネット通販は問題ない」という主張を繰り返すのが規制反対派なんだよね
何度ソース出してそういう事例があると指摘しても全く聞く耳持たないから厚生省はさっさと規制してくれていいよ何言っても無駄だし
だからね、個別の事例を出しても議論にはならないってことが、どうして分からないのかな。多数の便益とたまたま馬鹿な奴が被る不利益を天秤にかけて、どの変の落としどころが妥当か?という事が議論されてる訳。
聞く耳も何も、こっちは既に耳にタコができてますよ、「個別の」事例については。もっと、天秤にかけられるだけの論拠(たとえば統計的なものなど)を出してくださいよ。
其れが無いのに既得権益が制限されれば、誰だって反論するでしょ。
人類が全員死ねば、規制なんて不要になると思うよ。
>>コンビニのバイト店員が売っても対面販売?ネット販売と何が違うの?と普通の人ならまず疑問に思うんです>改正後も、バイト店員が売ったらだめでしょ。「登録販売員」を置くことになっているのだから。
残念ですが、登録販売員がいればバイト店員が売っても問題ないそうです。
残念ですが、それは現状のドラッグストアも同じじゃないでしょうか
>結局、ケンコーコムや楽天といったネットショップが、既得権益を手放したくないだけ、という構図に見えます。
それも一面的な見方に過ぎるでしょう。結局のところ、消費者不在の議論がいびつな省令を実現させようとしている、としか私には思えません。それでも私がネットショップの言い分にまだ共感できるのは、いくばくかは消費者側の意見に近いからです。
>ネットショップでも、顧客のところに自店の薬剤師が配達に行って説明するとか、テレビ電話を通した説明を対面販売とみなすように働きかけるとか、やりようはあるだろうと。
通販のメリットが台無しですな。一律に対面販売にこだわる理由が分かりません。「対面販売さえできればすべての問題は解決する」と言わんばかりで滑稽な提案に見えます。
「対面販売ならば、顔色をうかがって、合わなそうな薬のアドバイスや、自殺しそうな人に売らない事が出来る」って言ってたのに、実は代理人が買っても可ってのはたまげました。代理人の顔色うかがってどうすんだよと。
#代理人派遣業って商売できそうな気がする。##でも頼めるのはお金持ちだけ。
対面ならコンビニでもOKとなってくるとTASPOといいこれといい...「コンビニ業界はいくら献金してるんだ?」と思われても仕方がないですな。というかTASPOの問題点でこりてないどころか、本来の目的が骨抜きなんだなと。
* コンビニはウハウハ、自販機は不振 → コンビニウハウハ、薬局/通販壊滅* 代理人・TASPO貸し横行 → 「代理人募集 こんな雰囲気の人」なんて募集があちこちで。* 対面で未成年にタバコ売ってしまう事例多発 → 対面で売られた薬で事故や自殺や中毒多発
こんな感じで似たようなオチになるのでは...
コンビニは24時間営業に省エネじゃないとかで規制掛けられそうになったり、最近ではセブンイレブンの値引き制限に関して排除命令が出たりで批判に晒されることも多々あるので献金の成果かどうかは疑わしいかと。どっかで規制したらその漁夫の利をコンビニが得ているのが目に付くほどにコンビニが生活に根付いてしまったというだけではないでしょうか。# 献金しているとのソースがあれば教えて欲しい。## こんな時間にコメント付けるくらいですから私の生活にも根付いてしまいました。
>#代理人派遣業って商売できそうな気がする。>##でも頼めるのはお金持ちだけ。
いっそのこと、介護保険給付や障害者自立支援給付からホームヘルパーによる「医薬品購入に係る購入代理人依頼費用」でも認めるようにするとか。
「移動介護付けてやるから自分で店頭にいけ」というよりは、はるかに現実的とは思う。ただもう、何のための法改正なのか・・?な状況に変わりはないけど。
このように、単純な事実の指摘ですらケンコーコムに都合の悪い話はすべて荒らしモデがつけられるこんな世の中じゃ
ネット販売だけが規制されるかのように勘違いして「とにかく規制反対」なコメントも多々あるしほんとどうしようもなくレベルが落ちたな
>>ケンコーコムは株価上昇のために反対してるとしか言えない>>このように、単純な事実の指摘ですら
商売に直結した法令規制のために、株価が上下するのは当然として、「株価上昇のために反対してるとしか言えない」という言葉のどこが事実なのでしょう?
「としか言えない(=それだけが理由である)」、と言い切っているわけですが、これは事実ではなく下種な推測でしょう。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
既得権益 (スコア:1, おもしろおかしい)
結局、ケンコーコムや楽天といったネットショップが、既得権益を手放したくないだけ、という構図に見えます。
報道を見る限りですが、今回の改正でコンビニでの医薬品販売が認められることになるため、薬局やドラッグストアはむしろ逆風ですし。
ネットショップでも、顧客のところに自店の薬剤師が配達に行って説明するとか、テレビ電話を通した説明を対面販売とみなすように働きかけるとか、やりようはあるだろうと。
#前にこれを書いたら「おもしろおかしい」をつけられたのだが、かなり本気。楽天の規模なら、楽天が医薬品の販売員を雇って全国に派遣するくらい、できそうなものだが。
Re:既得権益 (スコア:2, 興味深い)
このあいだ、薬局で足のむくみを取る靴下ってのを買おうと思ったら、女性用しかなかったんですね。それで男性用はないか?って聞いたらけっこういろいろ考えてくれて、一番大きいやつなら入るかもしれない、ってことでレジに行きました。
そしたらそこにいたさらに年配の人が、んー、サイズ測ってみましょう、といって測ってやっぱり少しムリがあるってことで、買わないほうがいいよ、ということになりました。
後でメーカーの窓口にメールして問い合わせたところ、やはり女性用に設計しているものは男性の足の甲の高さに合わなかったりするので微妙という回答をもらいました。
これはやっぱ今の楽天とかの通販の仕組みでは対面販売とは比較にならないほど、サービス面で差があると思うんですよね。靴下くらいだったら、どうでもいいことですが危険なものもある医薬品となるとね……
私も楽天くらいならむしろ医薬品通販におけるこの問題点を解決できる新しい枠組みを作る、あるいは行政がそれを義務化して、作れる会社が医薬品通販でシェアを獲得するくらいの流れのほうが健全な気がします。
Re:既得権益 (スコア:1, 参考になる)
男性用ありますよ。
たまたま近所の薬局で売っているのを見かけたので試しているんですが、結構良い感じです。
普通の靴下より長いですが、真夏に短パンを履く時以外は問題ないかな?というぐらいで。
「男性用着圧ソックス」とかで検索してもらうと色々出てきます。
#ちなみにこれもネットで販売していますね
Re:既得権益 (スコア:1)
ありがとうございます。ありますね。その薬局で教えてもらったことですが、もともとこの段階圧力系の靴下を日本で最初に売り始めたエスエスエルヘルスケアジャパンの製品がmediqttoというもので、これが一番種類が豊富です。次に出したのがピップ、最近参入したのが小林製薬だそうです。またスポーツ用品店に行くとファイルドやミズノからゴルフ用品として売ってることもあります。メーカー名だすと宣伝みたいになるから伏せてたんですが、これだけ上げれば大丈夫でしょう^^;
むくみを家で取りたい、と言ったら足先が開いているやつがおすすめ、ということでした。
mediqttoは就寝中に着用するようなものもあって、よさげなんですよね。ただ男性用はない。欲しいといったら参考意見として検討します、と応えてくれました。ただそのメーカーも男女兼用として、飛行機に乗っているときのむくみを予防するフライトソックスという製品は出していると教えてもらいました。足先が開いていないのですが。
これずっと端末に向かってて足動かさない人には需要あると思うんですよねー。
リアル店舗のサービスの質 (スコア:1)
>これはやっぱ今の楽天とかの通販の仕組みでは対面販売とは比較にならないほど、
>サービス面で差があると思うんですよね。
ある意味で同意。本当に差があります。
今までいろんなリアル店舗に行きましたが、どこに行っても「入る服はありません」、
奇跡的にあったとしても「ここにある在庫限りで、次にいつ入荷するかは未定です」と
いうのが決まり文句でした。もちろん色とかデザインなんて選ぶ余裕はありません。
ところが!
LLBeanが日本に進出してきてからというもの、家にいながらにしていつでも
どこでも服が買えるのです!品切れの心配もほとんどない!色だって選べる!
サイズが合わなければ返品すればOK!リアル店舗のサービスなんて、ネットに
比べれば数段劣るということを日々実感しています。
あとはAmazonもかな。洋書なんて大きな店舗に行ってもほとんど置いておらず、
以前は注文しても3ヶ月待ちがザラという状態でした。ところがAmazonだと、これ
また実に簡単に手に入るんですよ。本当に画期的な出来事でした。
>靴下くらいだったら、どうでもいいことですが危険なものもある医薬品となるとね……
だからと言って普通に買ってる風邪薬とか胃腸薬とか目薬まで、
十把一絡げに禁止する理由にはならないのでは?
Re:リアル店舗のサービスの質 (スコア:1)
たしかにそういう薬ならいいとは思うんですけどね。ただこれも医薬品通販関連のタレコミで読んだと思うんですが、店員さんのコメントで、しょっちゅう同じ風邪薬をたくさん買っていくお客さんがいて明らかに中毒になっている、注意したいが売れといえば売らざるを得ないし……という話がありました。
そのときは店頭販売で注意ができる、といっても限界があるよという論旨でしたが、通販をとにかく規制するなという人がよく言われる、店頭で売ってたって人の認識なんかいちいちしてないよ、という意見はちょっとそうでもないんじゃないかな、と感じましたよ。
私は通販と店頭販売のどちらが優れてるとか、そういったことが言いたいわけではなくて、医薬品通販をしたいなら店頭販売だって同じ問題があるんだからうちもいいとか、そんな考え方ではなく、店頭販売の方が有利な面はシステムの改良でキャッチアップするか、あるいは優越させるくらいの意気込みでやってほしいな、と考えてるんです。
Amazonスタート時のスタンスはそうですよね。本を通販することのメリットを最大に生かせるようがんばった。今でも各種の斬新なサービスを導入したり改良したりしてますね。
Re:リアル店舗のサービスの質 (スコア:1)
>店員さんのコメントで、しょっちゅう同じ風邪薬をたくさん買っていくお客さんがいて
>明らかに中毒になっている、注意したいが売れといえば売らざるを得ないし……という話がありました。
これはまた別の問題では。
シンナー中毒の患者もニコチン中毒の患者もいます。アルコール中毒の人もいます。
しかし今の日本では、例えば煙草が合法的な麻薬として認められている以上は、売れと
言われれば売るのが店員の義務です。「あなた(の使い方)が気に入らないから売らない」
というのは逆差別になる恐れもある。
中毒患者の更生については、家族や友人や、あるいは別の組織に任せるしかないですね。
それはもはや薬剤師や何かの出る幕じゃないです。
Re: (スコア:0)
薬剤師がOTC薬を求めに応じて売る義務はないようです。処方箋がある場合には販売義務があります。
OTC薬でも中毒になるような人間はモンスター化する蓋然性は高いかと思います。売らないで訴えられるより売って(中毒が悪化したといって)訴えられるほうが恐ろしいでしょう。
あるいは人道的見地から売りたくないと考えるかもしれません。
Re: (スコア:0)
衣類で言うなら、ネット上でわかるのはサイズだけ
自分の体に合うかどうかが、実際に試着してみなければわかりませんよ?
そして通販では一度でも着用したら返品不可能
現実の店舗であれば、肌着類でなければ、試着して体に合うかどうか確認することが出来ます。
#靴を買うときいつも何件も見て回って足の形に合う物を選ばなければならないので
#平面的サイズだけしかわからない通販の不便さはいつも感じております。
サービス面で差 (スコア:0)
>それで男性用はないか?って聞いたらけっこういろいろ考えてくれて、一番大きいやつなら入るかもしれない
>そしたらそこにいたさらに年配の人が、んー、サイズ測ってみましょう、といって測ってやっぱり少しムリがあるってことで、買わないほうがいいよ、ということになりました。
>後でメーカーの窓口にメールして問い合わせたところ、やはり女性用に設計しているものは男性の足の甲の高さに合わなかったりするので微妙という回答をもらいました。
見掛け上サイズは入ってしまうけどやはり健康面で保証できないようなものも、店頭では売ってしまうかもしれないので、メールとかインターネットを介した方が健康安全面でのサポートは安心できるという話ですね。わかります。
Re:サービス面で差 (スコア:1)
分かりますとあるので冗談だと思いますが、通販でしたら間違いなくその合わないやつをポチっていたと思います。
余談ですけど処方箋が必要な薬の場合、処方履歴を集積できる共通フォーマットの紙の手帳がありまして、それを希望者は利用して情報のやりとりをして、まずい組み合わせの薬を使ってしまうことを防止するようなことができたりします。
こんな単純な仕組みでもwebで医薬品通販する場合はやってみてもいいんじゃないかと思いますね。既存の雑貨や本の販売の仕組みのまま許可しろと要求するだけってのはデメリットもあるなと。
Re: (スコア:0)
> 通販でしたら間違いなくその合わないやつをポチっていたと思います。
そうでしょうか?
通販だったら男性用も女性用も並べて表示していたりすることが多いように思えるのですが。
少なくとも店頭販売と違って種類を揃えやすいので、それこそ「女性用しか置いてない」という事態はあまり発生しないと思います。
#元記事に「女性用しかなかったんですね。それで男性用はないか?」と書かれているので貴方を男性と
#仮定して書きますが、ネット通販で男性用も女性用も並んで表示されている状態で、合わない女性用を
#ポチってやるような人なのであれば、対面販売だろうがネット販売だろうがトラブルを起こすと思います。
Re:サービス面で差 (スコア:1)
それがそうでもないんですよ。
私の書き方だと店頭でたまたま見つけたように読めてしまいますが、そもそも知ったのは新聞での女性向けの紹介記事でした。これは男性用もあるだろうと、通販するつもりでネットでメーカーサイトを調べたんですけど、上にも書きましたが基本的に女性用しか展開していない。
メディキュット むくみ脚、キュッと軽くなる [drscholls.jp]
スリムウォーク|快適シェイプ機能で脚スッキリ! [slimwalk.com]
実はこのスリムウォークってのに男性用のが一種類あることは、分かりました。あと家電ウォッチでレビューが最近あがっていました。ただ長さとか形状が豊富な女性用に比べるといまひとつ。
これは後から知ったんですが、もともと日本での商品展開は、ストッキングから始まっているんです。それから足がむくんで困る、というニーズが女性に特に多かったというのもあるでしょうね。
まぁ女性用でもなんとかはければいいや、もうちょい調べようと思っていたんです。それで別の用事で待ち合わせしてるときに、小さな薬局があってひととおり揃えてる棚を見たんで、ちょっと男性の足でも大丈夫なもんか聞いてみるか、と店員さんに声かけてみたんですね。それでやはり基本的に女性用のものであること、あとメーカー間の違いとか、どういう種類のものがあるのかとか、思ったより詳しくいろいろ教えてもらった。
んでもうたぶんはけるからいいです、一番大きいのください、とレジにいってお金まで置いたんですが、そこにいたたぶん薬局の店主さんが足のサイズを測ってくれて、あなたは男性としても脛が大きいほうなので、やめたほうがいいです、ということだったんで、お礼を言って何も買わないで出ました。直接メーカーにも問い合わせしてみようと思ったのはこの後ですね。
基本的に黙ってれば売れたし、あとで合うといってたのにい合わなかったと文句言うような人ではないと思ってたはずなんですけど、やはり客の体に合わないものは売りたくないという精神があるんだなと感心したばっかりだったんで、書きました。これはたぶんどこの薬局でもこうなるわけではないとは思います。
自分で書いてて疑問に思いませんか? (スコア:1)
障害者、高齢者など外出困難な人や近くに薬局のない人は置き薬を頼めばいい、届けてもらえばいい、
介護事業者に薬局まで連れて行ってもらえばいい、これが日本薬剤師会などが提出した代替案ですよ?
ネット販売を規制するという結論ありきで議論してるからこんな出鱈目なことになっているわけです。
なのに見当違いの薬剤師を派遣とかテレビ電話で説明するとか本気で言い出せば「おもしろおかしい」をつけられます
Re:自分で書いてて疑問に思いませんか? (スコア:1)
>コンビニのバイト店員が売っても対面販売?ネット販売と何が違うの?と普通の人ならまず疑問に思うんです
改正後も、バイト店員が売ったらだめでしょ。「登録販売員」を置くことになっているのだから。
>ネット販売を規制するという結論ありきで議論してるからこんな出鱈目なことになっているわけです。
そういう発想が既得権益なんですよ。前提が「ネット販売を規制してはならない」なのだから。
議論が尽くされていないしと思うし、もう少し時間をかけて、対面販売をしないことによるリスク (説明を受けないことで不適切な服用をしてしまうなど) をきちんと掘り下げて、適切なリスク回避策を検討すべきだったと思います。
今回の改正では厚労省側が対話を端折った点があり、批判してしかるべきなのですが、通販側も指摘されたリスクについてきちんと回答してこなかった部分はあるのではないでしょうか。
今後は通販側が、対面販売に限定された規制を緩和させるために、対面でなくとも安全な販売方法を提案していく手番です。
薬剤師会側も、販路が増えることに基本的には賛成のはず。私たちもネットで医薬品が買えるほうが便利ですしね。
その辺を考えれば、今度の改正は誰も得をしない状態になっているので、安全性と利便性を両立した施策を提案できれば、再改正は十分可能性があるんじゃないですかね。
Re: (スコア:0)
>前提が「ネット販売を規制してはならない」なのだから。
いやいやいやいや。それは違うでしょ。
「規制してはならない」のではなくて
「ネットだけを特別に規制しなければならない合理的理由は何?」が問題でしょ。
これに対して現状では
「何もありません。でもとにかく規制します。」
になっているのを問題にしているのだから。
問題がないのであれば規制すべきではない。
規制するのであれば、その理由を合理的に説明すべき。
そもそも「対面販売」なんて完璧に有名無実化してるんだし、対面販売以外が
ダメだったら「富山の置き薬」だって危険で、既に数多くの犠牲者が出ている
はずですよね?
富山の置き薬の遺族の会でも呼んで、証言させてみればいかがでしょう?
Re:自分で書いてて疑問に思いませんか? (スコア:3, すばらしい洞察)
>「ネットだけを特別に規制しなければならない合理的理由は何?」が問題でしょ。
規制されるのはネットだけじゃないんですよ。
通販が全部対象になりますし、富山の置き薬も影響が出ている。
厚労省は安全性を理由にしていますが、それが合理的でないとする主張に根拠はありますか。
>そもそも「対面販売」なんて完璧に有名無実化してるんだし
今回の改正は、対面販売を適切に運用したいという思惑があると思われます。
有名無実化している現実があるから、法律を改正して、ちゃんとした対面販売をやりましょう、ですよ。
現状追認で、法律を現状に合わせるだけが改正じゃないと思うのです。
問題点の洗い出しもすり合わせもできないまま、「国の規制」と「ネットの自由」の争いに矮小化されたのは非常に残念。
同じ二分法なら、「対面販売の安全性」と「通販の利便性」で対立軸を作るべきでしょう。
Re:自分で書いてて疑問に思いませんか? (スコア:4, すばらしい洞察)
>今回の改正は、対面販売を適切に運用したいという思惑があると思われます。
誤:今回の改正は、対面販売を適切に運用したいという思惑があると思われます。
正:今回の改正は、対面販売を口実に利権を確保したいという思惑があると思われます。
だいたい「適切に運用したい」ってなんなのよ。
普通は(国民にとっての)「安全性(と利便性)を確保したい」じゃないの。
政府は誰のために働くべき存在なんでしょうね。
#「適切に」。実に便利な言葉だ。「運用したい」。国民の意見は無視ですか。
「対面販売をしないと危険。対面販売だと安全。
その証拠に富山の置き薬の犠牲者が毎年コレだけ発生している。
だから安全性を確保するために対面販売にしなければならない。」
なら分かりますよ。
「対面販売をしてもしなくても安全。
今まで事故らしい事故も報告されてない。
だけど、何がなんでも対面販売にしなければならない。」
これのどこに合理的な理由があるのかと。
Re:自分で書いてて疑問に思いませんか? (スコア:1)
>正:今回の改正は、対面販売を口実に利権を確保したいという思惑があると思われます。
誰の、どんな利権が確保されるのですか。
そこを曖昧にしておいて、正しいも何もない。間違ってさえいない。
>だいたい「適切に運用したい」ってなんなのよ。
>普通は(国民にとっての)「安全性(と利便性)を確保したい」じゃないの。
この場合、両者を同じ意味で使っていました。
現状、対面販売が機能していないのは事実で、そのために安全性が確保されていないという指摘があります。
この指摘が正しくなく、対面販売の強化では安全性を確保できないというのであれば、そこからつぶしていくべきでしょう。
そして、現状安全性が確保されているのかどうか、いないのならどうすればよいか、そういう検討に進めるはずです。
(本来はそういう話が検討会等でなされるべきだったのですが、そこまで進まなかった模様。)
>「対面販売をしてもしなくても安全。
> 今まで事故らしい事故も報告されてない。
さすがにいいすぎ。
副作用を含め、市販の医薬品による事故は少なくないんですよ。
(対面販売推進側のプロパガンダだという主張もあるでしょうが……)
対面販売だったら事故を防げるという根拠はない (スコア:5, 興味深い)
何件おきてて、その内訳は何ですか?
症例報告はたくさんあるけれど、統計と言えるほどまとまった調査はありません。
もちろん、販売業態別の比較はない。
私は薬剤師ですが、客がくれと言ったものを、そのまま売るだけです。
事故がおきた場合は、製薬会社が作っている業界団体が補償金を支払います。
調剤過誤ならともかく、OTC販売に関して、薬剤師あるいは、薬剤師を雇っている会社が損害賠償金を支払った事例はありません。
ましてや、薬剤師や店舗管理責任者がOTC医療事故の刑事責任を問われたこともない。
こんな状況で、誰が責任感を持って売りますか?
Re: (スコア:0)
モデレートが全てだよ
認めたらどうだい?
翻訳 (スコア:2, すばらしい洞察)
「安全性」は規制官庁の厚労省が使っている言葉ですから、その意味は、
「事故が起こった時に厚生労働省が責任を追及されないこと」です。
対面販売の建前なのに、適当に売られた薬剤で副作用が起こったら薬店の責任。
ネット販売が「野放し」にされていたために、売られた薬剤で副作用が起こったら厚労省の責任。
事故が起こる確率は多分ほとんど同じでしょうが、厚労省側から見た結果は全く違います。きわめて分かりやすい話だと思うのですが、どうでしょうか。
既得権益がどうとか、そんなことは多分二の次。
# HCV発見前の血液製剤によるC型肝炎感染で叩かれた役所の主張ですよ。
Re: (スコア:0)
負のインセンティブしかないのなら、帰結は自明です。
Re:翻訳 (スコア:1)
>「安全性」は規制官庁の厚労省が使っている言葉ですから、その意味は、
>「事故が起こった時に厚生労働省が責任を追及されないこと」です。
でしょうね。
今回の話とは別ですが、日本ではワクチンの認可が欧米から見て大幅に遅れているとききます。
その理由のひとつとして、副作用を恐れて、もっと正確にいうと副作用で国が責任を追及されることを恐れて、ワクチンの認可に消極的だったという指摘もあります。
>対面販売の建前なのに、適当に売られた薬剤で副作用が起こったら薬店の責任。
>ネット販売が「野放し」にされていたために、売られた薬剤で副作用が起こったら厚労省の責任。
(#1576466の意見によると、薬店に責任はいかないようですが) 大筋そうなのでしょうね。だからネット販売を実質禁止にした。
とすると、ネット販売の医薬品で問題があったとき、責任を取れる、問題を解決できる体制を作ればいいということになるのか。
うーん、何か違うような……。
消費者視点から見れば、どうなるのでしょうか。
極論、自動販売機でも売られれば便利だから、完全自由化? それで何かあったら自己責任でいい?
もし安全なものを求めるなら、外部のどこかが責任を取ってもらえるところで買えればそれでOK?
Re:翻訳 (スコア:1, 興味深い)
まず、製薬会社が売る気がない申請しないという問題があります。
次に、申請から認可までの期間が長いという問題もあります。おっしゃるような理由もあるのでしょう。厚労省はひどい目にあいましたからね。
また、98年以降、海外臨床試験のデータに基づいて短期間で認可する制度もあります。第一号がバイアグラです。
> 消費者視点から見れば、どうなるのでしょうか。
法的にはどうあれ、事故が起こればマスコミが煽って役所がまたサンドバッグになるのは目に見えています。
Re:翻訳 (スコア:1)
>事故が起こればマスコミが煽って役所がまたサンドバッグになる
そもそも既得権益とか天下り利権とかそういったものはあるにせよ二次的なもので、役所の行動原理で最も重要なのは「不祥事で叩かれないこと」、これに尽きます。
だから、今回のネット薬店業者のやっていることは全くの的外れなんです。「確率は低いにせよ、ある一定の危険がある薬剤はネットじゃ売らせない」という厚労省の「正論」には、「今まで大した問題はないのだから売らせろ」じゃ勝ち目はありません。
# フィブリノゲンだって、「今まで大した問題はない」「むしろ使わないと訴訟に負ける」 [orcaland.gr.jp]だったですよね?
ネット通販を続けるために彼らがやるべきことは、何か問題が起こった時に「理不尽にも」責任を取らされる恐怖を役人から取り除いてやること。例えば、(こだわりますが)フィブリノゲンHCV感染問題で、彼らは世論を変えるべく動かなければならなかったのです。あれが厚労省の責任になった場合、ネット薬品通販に対して厚労省が次にどう動くかは、その時点で明白だったわけですから。
Re: (スコア:0)
>厚労省は安全性を理由にしていますが、それが合理的でないとする主張に根拠はありますか。
対面販売とそれ以外での、健康被害の割合についての、統計情報などは出ていましたっけ?
安全でない「可能性がある」とか、被害の「事例があった」という、まるでインチキ商品の
広告で使われるような手法レベルの情報しか目にした気がしないのですが…
Re: (スコア:0)
そもそも、通販の規制を先に行わないと対面販売の安全性は向上できないのですか?
Re:自分で書いてて疑問に思いませんか? (スコア:1)
>>富山の置き薬について、安全性の議論はあったのですか?
置き薬ってのは、家庭用常備薬を一式置いておいて、その中で使ったものに対して、
定期的に訪問する販売員が補充、集金する、という仕組みで、
販売形態としては、訪問販売ですが、薬局店舗と同様の対面販売でもあります。
基本的に、家庭で必要になると想定される様々な種類の薬を用意しておく、という都合上、
当然ながら、特定の種類の薬を一時に摂って死ぬような分量を置く事はしません。
仮に販売員が訪問したときに、睡眠薬を大量に求められたりしたら、
その時点でヤバイってのが判って、ストップを掛けられます。
ネット通販が問題になってるのは、そういうブレーキ面の問題でしょう。
睡眠薬を一度に売るのは何個まで、ってな制限をしても、
複数の店を廻ればそういう制限は無意味ですし、
実際の店舗を廻るのと違って、ネットじゃ複数の店を廻るのもあっという間ですからね。
Re: (スコア:0)
>そもそも、通販の規制を先に行わないと対面販売の安全性は向上できないのですか?
どうも論点がずれすぎているので補足を。
今議論のネタになっているのは、
・安全性において 対面販売>通販 なのだから規制するべきだよ派
・たとえば富山の薬売りの置き薬って対面販売に当たらないけど、それで問題なく今でも認められてるのに何で通販はダメなの?派
乱暴に言うと上記の内容で議論中。で、議論中のみんなは「通販の禁止」と「対面販売の安全性(の向上)」は
互いに独立していて、「規制が安全性を向上させる」という論旨の人はいないし、
貴方がコメントを付けた人は「安全性と利便性のトレードオフの観点で考えてみたら?」
と言うお話をしているので、貴方のコメントは大きくずれすぎですよ。
Re: (スコア:0)
>今回の改正は、対面販売を適切に運用したいという思惑があると思われます。
>有名無実化している現実があるから、法律を改正して、ちゃんとした対面販売をやりましょう、ですよ。
現在の対面販売が「ちゃんとしていない」のならそれを正して安全性を高め、そのうえで通販の規制を議論していくのが筋じゃないですか。
今回のような物事の進め方はおかしいでしょう?本当に厚労省が安全性を第一に考えているのなら、ですが。
まるで対面販売は安全、通販は問題ありという前提が既にあるように見えますね。
Re: (スコア:0)
>通販は問題ありという前提が既にあるように見えますね
既に自殺者がネットで大量購入したり、知識もなくネットで購入して副作用にやられたりという事例があるのに、
「ネット通販は問題ない」
という主張を繰り返すのが規制反対派なんだよね
何度ソース出してそういう事例があると指摘しても全く聞く耳持たないから
厚生省はさっさと規制してくれていいよ
何言っても無駄だし
Re: (スコア:0)
だからね、個別の事例を出しても議論にはならないってことが、どうして分からないのかな。
多数の便益とたまたま馬鹿な奴が被る不利益を天秤にかけて、どの変の落としどころが妥当か?
という事が議論されてる訳。
聞く耳も何も、こっちは既に耳にタコができてますよ、「個別の」事例については。
もっと、天秤にかけられるだけの論拠(たとえば統計的なものなど)を出してくださいよ。
其れが無いのに既得権益が制限されれば、誰だって反論するでしょ。
Re: (スコア:0)
では、何人死ねばご満足いただけますか?
Re: (スコア:0)
表沙汰になる事故の裏にははるかに多い数の事故が隠れていることは常識だと思います。
ですから統計的な話が出来るほどの事故が起こる状況は、もはや手遅れだとしか言えません。そういう状況をお望みですか?
Re: (スコア:0)
人類が全員死ねば、規制なんて不要になると思うよ。
Re: (スコア:0)
>>コンビニのバイト店員が売っても対面販売?ネット販売と何が違うの?と普通の人ならまず疑問に思うんです
>改正後も、バイト店員が売ったらだめでしょ。「登録販売員」を置くことになっているのだから。
残念ですが、登録販売員がいればバイト店員が売っても問題ないそうです。
Re: (スコア:0)
残念ですが、それは現状のドラッグストアも同じじゃないでしょうか
Re: (スコア:0)
それには、薬局で普通に売っていた二つの別々の製品が使われました。
その製品のうちの一方は、それほど必需ではなかったことと、
それほど多く売れるわけでもなかったので、薬局は売るのをやめました。
(そのせいで、その製品を作っていた会社は潰れましたが)
薬局が売らなくなったその製品を買い求めようとした自殺志願者らが
大いに活用したのがネット通販でした。
ネット通販で買った薬品で、少なくない人が命を落としている(捨てている)
のは間違いないと思います。
Re: (スコア:0)
>結局、ケンコーコムや楽天といったネットショップが、既得権益を手放したくないだけ、という構図に見えます。
それも一面的な見方に過ぎるでしょう。
結局のところ、消費者不在の議論がいびつな省令を実現させようとしている、としか私には思えません。
それでも私がネットショップの言い分にまだ共感できるのは、いくばくかは消費者側の意見に近いからです。
>ネットショップでも、顧客のところに自店の薬剤師が配達に行って説明するとか、テレビ電話を通した説明を対面販売とみなすように働きかけるとか、やりようはあるだろうと。
通販のメリットが台無しですな。
一律に対面販売にこだわる理由が分かりません。
「対面販売さえできればすべての問題は解決する」と言わんばかりで滑稽な提案に見えます。
Re:既得権益 (スコア:2, 興味深い)
「対面販売ならば、顔色をうかがって、合わなそうな薬のアドバイスや、
自殺しそうな人に売らない事が出来る」って言ってたのに、
実は代理人が買っても可ってのはたまげました。
代理人の顔色うかがってどうすんだよと。
#代理人派遣業って商売できそうな気がする。
##でも頼めるのはお金持ちだけ。
TomOne
TASPOと同じ結末へ? (スコア:3, すばらしい洞察)
対面ならコンビニでもOKとなってくるとTASPOといいこれといい...
「コンビニ業界はいくら献金してるんだ?」と思われても仕方がないですな。
というかTASPOの問題点でこりてないどころか、本来の目的が骨抜きなんだなと。
* コンビニはウハウハ、自販機は不振 → コンビニウハウハ、薬局/通販壊滅
* 代理人・TASPO貸し横行 → 「代理人募集 こんな雰囲気の人」なんて募集があちこちで。
* 対面で未成年にタバコ売ってしまう事例多発 → 対面で売られた薬で事故や自殺や中毒多発
こんな感じで似たようなオチになるのでは...
Re: (スコア:0)
コンビニは24時間営業に省エネじゃないとかで規制掛けられそうになったり、最近ではセブンイレブンの値引き制限に関して排除命令が出たりで批判に晒されることも多々あるので献金の成果かどうかは疑わしいかと。
どっかで規制したらその漁夫の利をコンビニが得ているのが目に付くほどにコンビニが生活に根付いてしまったというだけではないでしょうか。
# 献金しているとのソースがあれば教えて欲しい。
## こんな時間にコメント付けるくらいですから私の生活にも根付いてしまいました。
Re:既得権益 (スコア:2, 興味深い)
>#代理人派遣業って商売できそうな気がする。
>##でも頼めるのはお金持ちだけ。
いっそのこと、介護保険給付や障害者自立支援給付からホームヘルパーによる
「医薬品購入に係る購入代理人依頼費用」でも認めるようにするとか。
「移動介護付けてやるから自分で店頭にいけ」というよりは、はるかに現実的とは思う。
ただもう、何のための法改正なのか・・?な状況に変わりはないけど。
Re: (スコア:0)
このように、単純な事実の指摘ですら
ケンコーコムに都合の悪い話はすべて荒らしモデがつけられるこんな世の中じゃ
ネット販売だけが規制されるかのように勘違いして「とにかく規制反対」なコメントも多々あるし
ほんとどうしようもなくレベルが落ちたな
Re: (スコア:0)
>>ケンコーコムは株価上昇のために反対してるとしか言えない
>
>このように、単純な事実の指摘ですら
商売に直結した法令規制のために、株価が上下するのは当然として、
「株価上昇のために反対してるとしか言えない」という言葉のどこが
事実なのでしょう?
「としか言えない(=それだけが理由である)」、と言い切っている
わけですが、これは事実ではなく下種な推測でしょう。