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日進月歩だから雑誌は無意味、という言葉には明らかに違和感を覚えるのは俺だけか。まあUNIX Magazineの話でこれはオフトピなのは間違いないけど。
初心者が独学できるまとまった記事を紙媒体に求める人は減ってない。おすすめの書籍は、なんて質問は犬板のくだ質見れば今でもいくらでも湧く。日進月歩なのは開発者サイドの最新技術であってユーザーサイドのシェルなんて三十年近く同じもの使ってるじゃないのさ。デスクトップ環境だのなんだのを「紹介」するだけなら、そりゃWebの方がいいがそっち方面に進もうとターミナルとエディタの間を行ったり来たりしてる若い連中にはJFやJMだけではさっぱり、という人は多い。一般を巻き込もうと口当たりのいい記事を無理して載せるよりそういう連中のための「専門誌」であり続ける雑誌があればまだ「雑誌はいらない」などと言い切られることもなかったんじゃないか。
そちらのニーズについては「部室or研究室に一年分だけ揃っていればいいや」となってしまったかも。
気持ちは良くわかるのですが、ユーザサイドのシェルのように日進月歩ではない物については、それこそ雑誌で有る必要は無く、書籍で良いのでは?書籍に対する雑誌のアドバンテージは・タイムリーな記事(最近の動向や流行をキャッチアップ)・書籍にするほどでもないが面白い雑談的な内容・新たな興味の発掘かなと個人的には思っています。しかし、これらの特長はWebでもかなりカバーされますし、さらにコストが安く場所も取らないというメリットもあります。やはり雑誌は書籍とWebの狭間でやせ細って行ってしまう運命なのでは無いでしょうか。
それは書籍,雑誌の違いじゃなくてどのような切り口で書いているかの違いじゃないですか?
UNIX magazineなんて、全体が分かってないと読めない典型みたいなものじゃないかそれでいて、通して読めば一定の内容が担保されている書籍でもない。
お布施&アーカイブのつもりで買ってはいたけど、読むために買ってるという意識は無かったなぁ
まあ同感なのですが、個人的に雑誌のメリットについて少々。
大きなメリットは、結局その時代時代の、雑誌のカバーしている分野のスナップショットになることだと思うんですよね。ユニマガであれば、その時代のUNIXの実際的な活用シーンとその周辺技術についてまとまってる特集記事が一番参考になります。そして、もうちょっと理解を深めたいときは、その記事に散りばめられている用語やグループ・企業などについて検索すればいい。
Webでは確かにUpToDateな記事が見つかりますが、リンクを辿っていく必要があったり、さらにリンク先で記事が更新されたり無くなったりしていることもあり、知りたいことがいまいち掴めないことがあります。こうした記事は、Webではまとまりがなさすぎ、かといって書籍にするには確定的な情報でもない、という意味で、雑誌の特性がもっとも活かせる分野ではないかな、と思います。
コンピュータというものがガッコにしかなくて、触れる時間も限定されてた時代ならともかくいまならPCが手元にあるのが普通だから雑誌で読んで実践するなんて必要ないような。試合に勝る練習なし。ボール拾いをやってても球技はうまくならない。
ボール拾いをやってても球技はうまくならない。
むしろ、素振りをやって野球が上手くなるか、って話に近い気が。
ボール拾いと素振りは全く違います。ボール拾いは完全なる雑用で、上手な選手は行いません。しかし、素振りは強打者たちが毎日行っていることです。
球拾いは忍耐力を鍛えます。目をみはる才能を持たない者に特に必要な能力です。
ボール拾いと素振りは全く違います。
それは知ってます。で、あなたは、雑誌を読んでコンピュータの知識を得ることを、ボール拾いと喩えるのと素振りと喩えるのとでは、どちらが適切な比喩だと思いますか?私は、雑誌でコンピュータの知識を得ても、素振りをやっても、どちらもそれなりの力がつくと考えていますので、雑誌でコンピュータの知識を得ることを野球の素振りに喩えてみました。
問題は、小学一年生は相当数いるだろうけど、unix一年生はそんなにいないよね、って所だな。あと、unix一年生が1年後に自動的にunix二年生になるわけでもない、って所も。
分野は違うけど写真工業みたいな雑誌も廃刊になったし専門色を出すだけで生き残れるような状況では既にないのかも。これはコンピュータに限った話ではないと思う。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
教えてくんだらけの世の中で (スコア:3, すばらしい洞察)
日進月歩だから雑誌は無意味、という言葉には明らかに違和感を覚えるのは俺だけか。
まあUNIX Magazineの話でこれはオフトピなのは間違いないけど。
初心者が独学できるまとまった記事を紙媒体に求める人は減ってない。
おすすめの書籍は、なんて質問は犬板のくだ質見れば今でもいくらでも湧く。
日進月歩なのは開発者サイドの最新技術であって
ユーザーサイドのシェルなんて三十年近く同じもの使ってるじゃないのさ。
デスクトップ環境だのなんだのを「紹介」するだけなら、そりゃWebの方がいいが
そっち方面に進もうとターミナルとエディタの間を行ったり来たりしてる若い連中には
JFやJMだけではさっぱり、という人は多い。
一般を巻き込もうと口当たりのいい記事を無理して載せるより
そういう連中のための「専門誌」であり続ける雑誌があれば
まだ「雑誌はいらない」などと言い切られることもなかったんじゃないか。
Re:教えてくんだらけの世の中で (スコア:1, 参考になる)
かくいうオイラも、UNIX MAGAZINEではないが、某誌の記事を便りにShellのカスタマイズの初歩を憶えた。
未だにUNIX環境が一番使いやすいと思うのは、あの記事を元に構築したじぶん環境が、
いまだにもっとも思考にそった形で効率良くコンピュータと会話できるからだと思う。
あの記事程、Shellに関する解りやすい有る程度まとまった文章は、Webではお目にかかった事は無い。
# 個人的には、BSD MAGAZINEの休刊が残念でしたね。
Re:教えてくんだらけの世の中で (スコア:1, 興味深い)
そちらのニーズについては「部室or研究室に一年分だけ揃っていればいいや」となってしまったかも。
Re:教えてくんだらけの世の中で (スコア:1, すばらしい洞察)
気持ちは良くわかるのですが、ユーザサイドのシェルのように日進月歩ではない物については、それこそ雑誌で有る必要は無く、書籍で良いのでは?
書籍に対する雑誌のアドバンテージは
・タイムリーな記事(最近の動向や流行をキャッチアップ)
・書籍にするほどでもないが面白い雑談的な内容
・新たな興味の発掘
かなと個人的には思っています。
しかし、これらの特長はWebでもかなりカバーされますし、さらにコストが安く場所も取らないというメリットもあります。
やはり雑誌は書籍とWebの狭間でやせ細って行ってしまう運命なのでは無いでしょうか。
Re:教えてくんだらけの世の中で (スコア:1, すばらしい洞察)
雑誌はね、全体の中で重要な入り口をコンパクトにまとめて提示してくれるんだよね。
よって書籍 > 雑誌ではないんじゃないかな?
今でこそ、大抵の事柄は、有る程度全体像が想像できるので、書籍を選ぶけれど、
初心者の頃は、書籍より雑誌の方がはるかに有意だった気がする。
Re: (スコア:0)
それは書籍,雑誌の違いじゃなくて
どのような切り口で書いているかの違いじゃないですか?
UNIX magazineなんて、全体が分かってないと読めない典型みたいなものじゃないか
それでいて、通して読めば一定の内容が担保されている書籍でもない。
お布施&アーカイブのつもりで買ってはいたけど、読むために買ってるという意識は無かったなぁ
Re: (スコア:0)
まあ同感なのですが、個人的に雑誌のメリットについて少々。
大きなメリットは、結局その時代時代の、雑誌のカバーしている分野のスナップショットになることだと思うんですよね。
ユニマガであれば、その時代のUNIXの実際的な活用シーンとその周辺技術についてまとまってる特集記事が一番参考になります。
そして、もうちょっと理解を深めたいときは、その記事に散りばめられている用語やグループ・企業などについて検索すればいい。
Webでは確かにUpToDateな記事が見つかりますが、リンクを辿っていく必要があったり、さらにリンク先で記事が更新されたり無くなったりしていることもあり、知りたいことがいまいち掴めないことがあります。
こうした記事は、Webではまとまりがなさすぎ、かといって書籍にするには確定的な情報でもない、という意味で、雑誌の特性がもっとも活かせる分野ではないかな、と思います。
Re: (スコア:0)
コンピュータというものがガッコにしかなくて、触れる時間も限定されてた時代ならともかく
いまならPCが手元にあるのが普通だから雑誌で読んで実践するなんて必要ないような。
試合に勝る練習なし。
ボール拾いをやってても球技はうまくならない。
Re:教えてくんだらけの世の中で (スコア:1)
ボール拾いをやってても球技はうまくならない。
むしろ、素振りをやって野球が上手くなるか、って話に近い気が。
Re:教えてくんだらけの世の中で (スコア:2, すばらしい洞察)
ボール拾いと素振りは全く違います。
ボール拾いは完全なる雑用で、上手な選手は行いません。
しかし、素振りは強打者たちが毎日行っていることです。
Re:教えてくんだらけの世の中で (スコア:1, 参考になる)
球拾いは忍耐力を鍛えます。
目をみはる才能を持たない者に特に必要な能力です。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
残念ながら、玉砕するような兵士にはゼロ戦なんて高価なH/Wは与えられません。
こんな書き込みが平気で出来てしまうあなたがどんな人からもまともな人間とみなされないように。
Re: (スコア:0)
当時の航空機ってのは安い使い捨て兵器だったわけだから、貧乏国日本はそこに注力したわけだね。
Re:教えてくんだらけの世の中で (スコア:1)
ボール拾いと素振りは全く違います。
それは知ってます。
で、あなたは、雑誌を読んでコンピュータの知識を得ることを、ボール拾いと喩えるのと素振りと喩えるのとでは、どちらが適切な比喩だと思いますか?
私は、雑誌でコンピュータの知識を得ても、素振りをやっても、どちらもそれなりの力がつくと考えていますので、雑誌でコンピュータの知識を得ることを野球の素振りに喩えてみました。
Re: (スコア:0)
面白い!があるか? (スコア:0)
まあ雑誌に求められるのは面白さで、それが無いのなら書籍で十分でしょうね。
ここで言う面白さというのは「おもしろおかしい」ではなく「知的好奇心をくすぐる」のこと。
時代によってその面白さというのは変わりますが、時代がコンピュータフレンドリな環境になり、
身近にパソコンが溢れるようになった今、面白いというターゲットも変わっていきましたね。
その変化に対応できずに昔とあまり変わらないスタンスで雑誌の中身を構成していたら
そりゃあ廃れますがな。
情報が簡単に入手できるインターネットが身近な道具な時代だから、雑誌を出す難しさも
増したのは事実でしょうけど、正直なところ面白い記事が無くなったのが一番の原因でしょう。
ここ最近のは読んでて面白くなかったもの、昔はUNIマガを結構買ったけどさ。
Re: (スコア:0)
くめるのであれば、玄人さんむけにはヌルいとおこられず、初心者さんに難しすぎと
きらわれることもないのかなぁ。なんて。
Re: (スコア:0)
本来は、各出版社から様々な購読層を設定したものが
出ているのが自然なんでしょうね。
それでも、教えてくんのような「永遠の初心者」は
手にとって見たりしないのでしょう。
難しいところです。
Re: (スコア:0)
問題は、小学一年生は相当数いるだろうけど、unix一年生はそんなにいないよね、って所だな。
あと、unix一年生が1年後に自動的にunix二年生になるわけでもない、って所も。
Re: (スコア:0)
分野は違うけど写真工業みたいな雑誌も廃刊になったし
専門色を出すだけで生き残れるような状況では既にないのかも。
これはコンピュータに限った話ではないと思う。