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KDE開発者、KDEの扱いの意見食い違いでRedHat退社」記事へのコメント

  • LinuxがデスクトップOSとしても使えるようになるためには
    いつかはKDEとGNOMEを(なんらかの意味で)統合する必要があると思ってるので、
    基本的には賛成なのですが…この記事 [internet.com]もなるほどと思う内容だし。

    ただ、
    > 技術的にはRedHatはGNOMEに精通している技術者が多い 以上、偏りがあるのかもしれない
    • 上の投稿のリンク先の

      どうして、同じ設定にするのに、年寄りにさえ見た目の違いが分かるものを置いて、2回やらせるのか。

      とか

      設定ツールを2セット作る、Web サイトを 2つ作る、 さらに Linux を2機種作るのは引き合わないし望ましくない

      とかいった考えでは、GNOMEあるいはKDEの一方のみを残すことは残念ながら大いにあり得ますね。
      何せ、どうして、同じ設定の、見た目の違いもわからない同じようなものを二つも置いているのか、ということになりかねませんし。

      以下、私がデスクトップ環境について思っていること。
      「普通の社員」は、

      --
      巧妙に潜伏したバグは心霊現象と区別が付かない。
      • > 苦心して二つのものを同じように設定するのは労力の無駄にしか感じません

        これがムダだと感じられるのに、

        > マニュアルの厚さ(バイト数?)を倍にして、それぞれの環境について最大限活用できるように解説

        というのがムダだと感じないのはなぜ?

        100人以上のユーザーが、隣のデスクではKDEを使い、
        向かいのデスクではGNOMEを使っているという状況が生産的
        • Re:いつかは通る道だが (スコア:2, すばらしい洞察)

          by Yoh2 (6924) <yoh2@d2.dion.ne.jp> on 2002年09月27日 0時50分 (#172688) 日記
          片方しか使わないことを前提に考えると、二つのものを同じように見せるために双方ともに機能を削ってしまう(Red Hatでは認めていないようですが)のは、どちらを使うにしろ、ユーザーに本来の使い勝手を提供することにはなりません。結果としてディストリビューターもユーザーも苦労する羽目になります。前提からははずれますが、両方使うだけのパワーのある人ならば、双方の設定が違っていてもどうということはないでしょう。
          一方、マニュアルを倍にする、即ち二種類のマニュアルを作ると、片方のマニュアルは明らかに無駄になります。しかし、ユーザーは必要なほうを選ぶだけなので問題はありません。ユーザー主体で考えると、後者のほうがよい形なのではないでしょうか。まあ、ディストリビュータにかかる負担が前者<後者なら、パッケージの価格にも跳ね返ってきますので、無条件に後者が良いとはいえなくなりますが。
          社内での統一性は、IE禁止or強制令のような物に頼るってことで… よ、弱い?

          と、ここまで書いていて、ディストリビューションにKDEとQNOMEの両方を含める事を暗黙の前提条件としていることに気づきました。この条件を外して考えると、企業のデスクトップ機やライトユーザー向けに、片方しか含まないものを作ってもいいですね。何ならKDE版とGNOME版の二種類出しても…て、それじゃマニュアルを二つ作る手間は変わらないか。
          両方入ってなくても、パワーユーザーならもう一方をどこからともなく手に入れるでしょうし。

          ああ、書けば書くほど妄想モードに突入かつ自分の首を絞めてる。(泣)
          デスクトップ環境の巨大なソース or バイナリを持ってくるのはなろーばんどな人間には辛いの~

          # かくいう私はKDE使い。GNOMEは使ってませんが、GTK+にはお世話になってます。
          # (SylpheedとかGKrellMとかGVIMとか)

          # &lt;(ホントはもちろん半角)を使うと投稿結果が変に。 なぜ?
          --
          巧妙に潜伏したバグは心霊現象と区別が付かない。
          親コメント
          • RedHatは6.x以降使ってないし、KDE使いなのでGNOMEも現在は
            ほとんど立ち上げませんのであまり云々言え無いんですが....

            RedHatにKDEの技術者が少ないということから、RedHatとしても
            社内リソースをどちらかのデスクトップに注力したいというのが
            本音でしょうね。GNOMEと比べた訳ではないのですがKDEの開発
            ピッチの速さに、製品としての洗練を常に維持できる品質での
            追随は大変だと思います。

            中途半端なものを入れるなら、「ばっさり」落としたいという
            のが内心の気持ちなんだとも思います。

            順調に業績を伸ばしているMandrake(デフォルトはKDE)がフランスの
            政府調達 [srad.jp]に乗り、KDEにドイツが執心 [srad.jp]という
            欧州の状況を見ると、RedHatとしてはGNOMEに注力すること
            で何とかビジネスの盛り返しを、とどこかで思ってそう。

            とはいえあまり対立するような方策より「どちらに転んでもリカバリが
            可能なセン」でとりあえず納めておくというほうが今の戦略としては
            正解なんでしょう。少なくともプレス向けのアナウンスとしては。

            実際、どちらも入ってないと困ることが多いし、どっちも必要。
            どちらの環境から、どちらのアプリもたいてい呼び出せますし、
            普通のユーザにとってはそれがKDEのアプリなのか、GNOMEのアプリ
            なのかなんてのは、あんまし関係ない感じ。

            最適解としてはどちらも同じ程度の注力で出して欲しいところ。
            どっちかのデスクトップに統一したいとかいうのは短絡的に過ぎるし
            統合もまだ遠いでしょう。

            ところで、Mandrakeでは、Mandrake流のRPMの組み方をすると、たいてい
            のアプリはKDEとGNOMEの両方のメニューに登録されます。
            実際の所、利用者としてさらに「どちらで動くアプリか」というのに
            こだわる必要は薄かったりしますが、RedHatはどうなんでしょ?

            説明書の件にしても実際のモノとヘルプが対応していないとか、作成中
            で止まってたりするものは多々あるし、「最新機能」をうたえば、
            マニュアルをきっちり書くためのリソース投入も開発と同じくらいは
            かかると思います。

            ・・・・ていうか、これまでKDEだのGNOMEだののきっちりした説明書を
            それらの添付ヘルプシステムの内容以上に充実させてつけてたディストロ
            ってあるんでしょうか、そこまで充実したモノをつけてくれるなら
            それだけでお金を出す価値はありますが、オンラインで出回ってる
            ドキュメントを単にまとめてレイアウトに流し込んだような程度なら
            いらねー、と思っちゃいます。
            とか思うと、マニュアル云々はなんだか「口実」のように思えてきますね。

            # それにしても自身のポリシーで企業をあっさり辞められるという
            # のはうらやましいというか、立派というか・・・
            --
            -- (ま)
            親コメント
            • Mandrakeでは、Mandrake流のRPMの組み方をすると、
              たいていのアプリはKDEとGNOMEの両方のメニューに登録されます。
              実際の所、利用者としてさらに「どちらで動くアプリか」というのに
              こだわる必要は薄かったりしますが、RedHatはどうなんでしょ?
              KDEを使ってみると、GNOMEのアプリケーションをメニューから参照しているので、
              おそらく両方に登録されるのではないかと思いますが、
              SPECファイルを検証したりしたわけではないので分かりません。

              ところで、KDE開発者も多く在籍しているMandrakeでも、
              KDEとGNOMEのインタフェースの統一化を図っている [zdnet.co.jp]ようです。
              個人的には、RedHatのアプローチとの違いには、非常に興味があります。
              親コメント
              • 手元にKDE3を最初にMandrakeお墨付きのRPMとして配布した頃のSRPM群が
                残ってました。specファイルをちょ~っとだけ改めて見ました。

                で、詳細不明ながら、見るとMandrake独自にKDEのメニューのデータ
                ストクチャを読んでMandrake共通のメニューデータに変換してますね。
                GNOMEで、このデータをどう解析して流しているのかまでは把握してない
                のですが、メニューに関しては少なくとも双方のデスクトップに不利益な
                干渉をしないように相互操作性を確保しようとしていると思いますよ。

                Mandrake9.0はいまようやくDL開始したところで(うちの環境だと3日は
                かかる)、RC*は見てないのでなんとも言えませんが、彼らが掲げていた
                「Windowsより使いやすいLinux」
                という目標は、現実のものにますます近くなってます。
                Mandrake8.0のころからずっと使っていて、8.1->8.2と来ても裏切られ
                なかったです。これまでの度重なるリリースの度にいっそう強く感じる
                ようになりました。

                Daickiさんが示されているzdnetの記事を読んでも、NTFSサポート、
                WebDAV標準サポート、Supermountにて動的にHotPluggableなデバイス
                をmount/unmountしたり・・・と。Windowsで得られていた操作性に
                より遙かに高度だとすら思います。実際、Mandrake 8.2はWindowsより
                苦労せずにインストールできた印象があります。

                Mandrakeはちょっと前は大量レイオフの噂(とはいってもさほど
                従業員多くない気もしますが)などあって危ないとさえ言われてた
                わけですが、その後の巻き返しの裏にはやっぱりそれなりの事が
                あるんだろうなと思ってます。

                RedHatと比べるとビジネスポリシーを始め様々な点でアプローチの
                仕方に違いがありますが、個人的にはRedHatが牽引する時代はもう
                終わっていて、Mandrakeあたりがこれから牽引力を発揮するん
                じゃないかと思ってます。

                # 故に目が離せない:-)
                --
                -- (ま)
                親コメント
              • RedHatと比べるとビジネスポリシーを始め様々な点でアプローチの
                仕方に違いがありますが、個人的にはRedHatが牽引する時代はもう
                終わっていて、Mandrakeあたりがこれから牽引力を発揮するん
                じゃないかと思ってます。
                そうなると面白そうですねえ。
                デスクトップに関しては、UnitedLinux関係各社も同じような方向を目指して欲しいなあ。

                #記事とMaxさんの投稿から受けた印象だけを元に書いています。
                親コメント

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