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書籍ごとに権利元と調整するのが筋、っていうか普通そうでしょ。これが許されるなら、本を手に入れた人が内容をネットにアップしてもOKよってことになっちゃう。
青空文庫でも解るように、現状でも権利は切れますし、そういう物の利用にクレームが付いている訳じゃないと思う。絶賛権利継続中で、著者がピンピンしているのにも関わらず、勝手な条件で許諾した事にして処理しているのが問題なんじゃ?
#こんなの米国の裁判のみで勝手に決めるのじゃ、中国を笑えないでしょう。
>#こんなの米国の裁判のみで勝手に決めるのじゃ、中国を笑えないでしょう。UP者とサーバの双方が米国内にあるなら、どのように保護されるかは米国の国内法によって決まります。そんな内容の条約に日本政府も合意してた気がしますが。条約上は国外の著作物も国内の著作物と同様に保護される必要があるということですから、米国内の他の著作物と扱いが同じで、且つ米国内で合法なら問題は無いかと思われます。
Googleの日本法人が送信可能化を行っているのであればアレですがそのあたりはどうなんでしょう?
出版が民業に依存する以上は、企業の(主に収益上の)都合で絶版・廃盤にされてもどうしょうもない。と言うか、Googleのような超大手以外の企業というのは大抵が創業者の寿命が尽きると同時に解散を余儀なくされるものであって、社内で一パーセント行くか行かないかのロングセラーは出版を引き受ける企業も出るけど、他の書籍というものは必然的にデッドストックになってしまう。
今までは絶版書籍の供給を個人商店規模が大多数を占める古書店が肩代わりしてきましたが、他社による廉売が大規模に行われないという緩やかなカルテルに依存してるこの業界はブックオフ [bookoff.co.jp]と言う何でもかんでも数百円で売ってしまう大手廉売企業の急成長によって市場以前に河岸自体を食い荒らされ、大多数の古書店が廃業に追い込まれることによって絶版書籍の供給は却って困難になってしまっています。
# 表層的にはAmazonなどのマーケットプレイスの新しいネットワークがありますが、# このネットワークは厚みと複線性を持たないので、ここで入手できない物の困難さは却って上がっている。
結局、寿命が長く・(政治的要請がなければ)採算性を重視されない公がこの部分を持つしかないと思いますよ。15年~20年程度(もしくはそれより短い期間)でのPD化が困難であるのならば、PDであると都合が悪い権利者の意向を汲み取った上で既に流通がなされていないものについて公共財として再編できるように著作権法を書き換えて、国や自治体が絶版書籍の小部数出版や引用・複写サービスを安価に提供する事を義務付けるしか解決策はないと思いますよ。
> 死蔵させる権利もある百歩譲って著者にそんな権利があるとしても出版社にはないです(著作権を譲渡するような契約をしてしまったら別ですが)。出版する気がないなら著作権者は出版権を取り上げることができます。活版印刷がすたれて版の維持にコストがかからなくなってからは「出版する気がない」を証明するのが困難なので死文化しているようですが「死蔵させる権利もある」なんて言い出したならどう見ても出版する気はないでしょう。
>出版する気がないなら著作権者は出版権を取り上げることができます。
以前、出版社を乗り換えた漫画家は、元の出版社から増刷を止められるという嫌がらせを受けるという話(たぶんガッシュが話題になった頃)を読んだ事があるのですが、それは法律などに記載されていることですか?
おお!素晴らしい。これなら漫画家が泣き寝入りすることも無いですね。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
このサービスは明らかにまずいよね (スコア:0)
書籍ごとに権利元と調整するのが筋、っていうか普通そうでしょ。
これが許されるなら、本を手に入れた人が内容をネットにアップ
してもOKよってことになっちゃう。
Re: (スコア:1, 興味深い)
ま、だからといって「アメリカで売ってないから絶版扱い」は乱暴すぎるね。
そりゃアメリカ以外の国は反発するさ。
Re:このサービスは明らかにまずいよね (スコア:1)
「死蔵させる権利もあるんだ」っていう意見もありますね。
個人的には人間が作ったものはいつかはパブリックドメインになるべきって思いますが。
Re:このサービスは明らかにまずいよね (スコア:1)
青空文庫でも解るように、現状でも権利は切れますし、そういう物の利用にクレームが付いている訳じゃないと思う。
絶賛権利継続中で、著者がピンピンしているのにも関わらず、勝手な条件で許諾した事にして処理しているのが問題なんじゃ?
#こんなの米国の裁判のみで勝手に決めるのじゃ、中国を笑えないでしょう。
Re:このサービスは明らかにまずいよね (スコア:1)
>#こんなの米国の裁判のみで勝手に決めるのじゃ、中国を笑えないでしょう。
UP者とサーバの双方が米国内にあるなら、どのように保護されるかは米国の国内法によって決まります。そんな内容の条約に日本政府も合意してた気がしますが。
条約上は国外の著作物も国内の著作物と同様に保護される必要があるということですから、米国内の他の著作物と扱いが同じで、且つ米国内で合法なら問題は無いかと思われます。
Googleの日本法人が送信可能化を行っているのであればアレですがそのあたりはどうなんでしょう?
◆IZUMI162i6 [mailto]
公共財ではあるので、公が流通受け持つべき(Re:このサービスは明らかにまずいよね (スコア:1)
出版が民業に依存する以上は、企業の(主に収益上の)都合で絶版・廃盤にされてもどうしょうもない。
と言うか、Googleのような超大手以外の企業というのは大抵が創業者の寿命が尽きると同時に解散を余儀なくされるものであって、社内で一パーセント行くか行かないかのロングセラーは出版を引き受ける企業も出るけど、他の書籍というものは必然的にデッドストックになってしまう。
今までは絶版書籍の供給を個人商店規模が大多数を占める古書店が肩代わりしてきましたが、他社による廉売が大規模に行われないという緩やかなカルテルに依存してるこの業界はブックオフ [bookoff.co.jp]と言う何でもかんでも数百円で売ってしまう大手廉売企業の急成長によって市場以前に河岸自体を食い荒らされ、大多数の古書店が廃業に追い込まれることによって絶版書籍の供給は却って困難になってしまっています。
# 表層的にはAmazonなどのマーケットプレイスの新しいネットワークがありますが、
# このネットワークは厚みと複線性を持たないので、ここで入手できない物の困難さは却って上がっている。
結局、寿命が長く・(政治的要請がなければ)採算性を重視されない公がこの部分を持つしかないと思いますよ。
15年~20年程度(もしくはそれより短い期間)でのPD化が困難であるのならば、PDであると都合が悪い権利者の意向を汲み取った上で既に流通がなされていないものについて公共財として再編できるように著作権法を書き換えて、国や自治体が絶版書籍の小部数出版や引用・複写サービスを安価に提供する事を義務付けるしか解決策はないと思いますよ。
Re: (スコア:0)
> 死蔵させる権利もある
百歩譲って著者にそんな権利があるとしても出版社にはないです(著作権を譲渡するような契約をしてしまったら別ですが)。出版する気がないなら著作権者は出版権を取り上げることができます。活版印刷がすたれて版の維持にコストがかからなくなってからは「出版する気がない」を証明するのが困難なので死文化しているようですが「死蔵させる権利もある」なんて言い出したならどう見ても出版する気はないでしょう。
Re:このサービスは明らかにまずいよね (スコア:1)
>出版する気がないなら著作権者は出版権を取り上げることができます。
以前、出版社を乗り換えた漫画家は、元の出版社から増刷を止められるという嫌がらせを受けるという話(たぶんガッシュが話題になった頃)を読んだ事があるのですが、それは法律などに記載されていることですか?
Re:このサービスは明らかにまずいよね (スコア:1, 参考になる)
第3章 出版権
(出版の義務)
第81条 出版権者は、その出版権の目的である著作物につき次に掲げる義務を負う。ただし、設定行為に別段の定めがある場合は、この限りでない。
一 複製権者からその著作物を複製するために必要な原稿その他の原品又はこれに相当する物の引渡しを受けた日から六月以内に当該著作物を出版する義務
二 当該著作物を慣行に従い継続して出版する義務
Re:このサービスは明らかにまずいよね (スコア:1)
おお!素晴らしい。これなら漫画家が泣き寝入りすることも無いですね。
Re: (スコア:0)
必ず書籍もパブリックドメインになります。 :-)
赤いズボンのネズミはかなりしつこいですが・・・
Re: (スコア:0)
一般には流通してないけど、同人誌ショップでは流通している、もちろんアメリカで売ってない。
ということは拡大解釈して、スキャンし放題ですよね。
人によっては「昔描いた同人誌は恥ずかしい。お願いだから死蔵して」と思うだろうね。
Googleの和解案に個人として同意して、公表を取り下げてもらうとか?
それはそれで自意識過剰と思われそうな。