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> ぼくは、業務システムの委託開発プロジェクトの設計チームで、サブシステムのリーダーをやっている。にもかかわらず、>しかしながら、ありがちなことにデスマーチに陥っており、顧客との要件調整は遅々として進まず、アーキテクチャは固まらず次々と変貌し、リスケジュールを繰り返して稼働予定日は遥か未来に延びていっている。こんなに他人事なんだろう。
ホント、その通りですね。
たいてい、下に対しては憎まれ役ができても、上と客に対してできる人がなかなかいないように見受けられます。こういうケースは犠牲者が出て初めて現状に気づけるようになります。ですが、気づいたところで快方に向かうケースはまれです。
上に対して憎まれ役ができるようになると、犠牲者が出る前に炎上に気づけるようになります。そこで方向修正ができれば、その後は炎上しつつも何とか最後まで持ち込めます。
客に対して憎まれ役ができるようになると、そのプロジェクトは最初は若干炎上気味になりますが、その後は割とスムーズに行きます。
どこで炎上を持ち込むか、という話になるんだと思います。比喩として使う「火」と全く同じで、初期消火が重要なんですよね。
割り切るだけで済むものを、元も受けも双方の責任担当が割り切る事が出来ない時にデスマって起こるんだよね。人的・時間的・コスト的。基本的にそういうもののマネージメントが解らない人間が上に居る時の災害がデスマじゃないかと。
それを何も諦めずに、当人ですら本当は不可能だと判っている事を決定を先延ばしに「なあなあ」で行うのが、デスマそのもの。基本的に対策は、自分の権限で切れるものを切り、相手に切らせられるものを切るというのに尽きる。
このケースがそれにあたるか分かりませんが
・重要な要件設定は経営陣の会議結果待ち・要件が決まらなくても締切は動かないので実働部隊は仮の要件を元に活動開始・(当たり前のように)活動中に「当初の予定とは違う要件」が降ってくる・新しい要件の対応中に「元に戻せ」という偉い人の鶴の一声が聞こえる・「偉い人を説得するまで新しい要件に基づいて動いてくれ」と別の偉い人に言われる
等々「チームリーダーより上が大混乱」だとリーダーはどうしようもない場合もありますよね。
少なくとも
>「偉い人を説得するまで新しい要件に基づいて動いてくれ」
は100%無駄な指示じゃないか!
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え? (スコア:1, すばらしい洞察)
> ぼくは、業務システムの委託開発プロジェクトの設計チームで、サブシステムのリーダーをやっている。
にもかかわらず、
>しかしながら、ありがちなことにデスマーチに陥っており、顧客との要件調整は遅々として進まず、アーキテクチャは固まらず次々と変貌し、リスケジュールを繰り返して稼働予定日は遥か未来に延びていっている。
こんなに他人事なんだろう。
Re:え? (スコア:5, すばらしい洞察)
だからデスマーチになるんですよ。
だいたい「ありがちなことにデスマーチに陥っており」なんて、デスマーチがありがちなことだと言ってる時点で駄目駄目。
周囲もきっと迷惑だし、とっとと辞めればいい。
Re: (スコア:0)
結構良く聞く話ではあるんですよね。
しかし、そんな人ほど顧客受けはいいので、上層部は動こうとしないんですよ。
# そりゃ、はいはい言う事聞いてりゃお客さんは喜ぶだろうよ。
# その「はい」の一言の為に、ころころと仕様がかわり、
# 何人すりつぶされてきた事か。
ある意味客とケンカできるぐらいの人でないとプロジェクトは回りません。
# ときどき本当にケンカするあんぽんたんもいますが。それは論外として。
たとえ客からクレームを付けられようとも、プロジェクトが迷走するよかましです。
Re:え? (スコア:2, 興味深い)
Re:え? (スコア:1)
ホント、その通りですね。
たいてい、下に対しては憎まれ役ができても、上と客に対してできる人がなかなかいないように見受けられます。こういうケースは犠牲者が出て初めて現状に気づけるようになります。ですが、気づいたところで快方に向かうケースはまれです。
上に対して憎まれ役ができるようになると、犠牲者が出る前に炎上に気づけるようになります。そこで方向修正ができれば、その後は炎上しつつも何とか最後まで持ち込めます。
客に対して憎まれ役ができるようになると、そのプロジェクトは最初は若干炎上気味になりますが、その後は割とスムーズに行きます。
どこで炎上を持ち込むか、という話になるんだと思います。比喩として使う「火」と全く同じで、初期消火が重要なんですよね。
ほえほえ
Re: (スコア:0)
なので「今の段階で対策を打たないと大変なことになります!」とまず声を上げて、フルに人と金を使ってその要因を未然に叩きつぶしにかかります。
しかし、未然にトラブルを解決してしまうと皆その被害が実感できないので、プロマネは皆に余計な仕事を押し付けた「憎まれ役」で終わります。
重要なのは割り切りです (スコア:0)
割り切るだけで済むものを、元も受けも双方の責任担当が割り切る事が出来ない時にデスマって起こるんだよね。
人的・時間的・コスト的。
基本的にそういうもののマネージメントが解らない人間が上に居る時の災害がデスマじゃないかと。
それを何も諦めずに、当人ですら本当は不可能だと判っている事を決定を先延ばしに「なあなあ」で行うのが、デスマそのもの。
基本的に対策は、自分の権限で切れるものを切り、相手に切らせられるものを切るというのに尽きる。
Re:え? (スコア:4, 興味深い)
このケースがそれにあたるか分かりませんが
・重要な要件設定は経営陣の会議結果待ち
・要件が決まらなくても締切は動かないので実働部隊は仮の要件を元に活動開始
・(当たり前のように)活動中に「当初の予定とは違う要件」が降ってくる
・新しい要件の対応中に「元に戻せ」という偉い人の鶴の一声が聞こえる
・「偉い人を説得するまで新しい要件に基づいて動いてくれ」と別の偉い人に言われる
等々「チームリーダーより上が大混乱」だとリーダーはどうしようもない場合もありますよね。
Re: (スコア:0)
少なくとも
>「偉い人を説得するまで新しい要件に基づいて動いてくれ」
は100%無駄な指示じゃないか!