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月には名前があり、日は数字で表す、というのが特定の文化圏だけの ローカルな習慣である、ということを知らない人が (一般の開発者のあいだで) 多いのは仕方がないですが、 UNIX (POSIX) の国際化機能そのものがその習慣に基づいているというのは、 脱力するしかありません。
それって国際化とちゃうやん、って。
UNIX (POSIX) の国際化機能そのものがその習慣に基づいている
もともと,ISO C言語規格 (ISO/IEC 9899:1990) がそうだったからで,POSIX (ISO/IEC 9945) があれを発明したわけではありません。ISO C も元は ANSI C (1989年制定) ですけど。で,ANSI C の言い分としては,「月の名前表記 (%B や %b) の他に数字表記 (%m) もできるようにしてあるからいいだろう」といったところでしょう。
ls の (規格ではなくて実装の) 問題は,ファイルの日付表記の部分を,ロケールに関係なく,(strftime(3) の書式指定の形式で書けば)
にしていたところにあるのです。月の名前が言語によって変わるなら,書式だって言語によって変わるかもしれない,という想像力があれば,書式指定文字列を dcgettext() で変更可能にするくらいできたはずです。 [なぜ dcgettext() で,ただの gettext() でないかというと,日付表記は LC_TIME に依存していて,しかも LC_TIME と LC_MESSAGES の値が必ず一致しているとはいえないから。……なんて話も,あまりわかってもらえない。]
で,ls -l の書式を変えると,今度はそれに依存していたプログラムが動かなくなったりするわけですね。(emacs の dired-mode とか,大丈夫ですかね。)
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人生unstable -- あるハッカー
日本語 locale 時のださい ls -l の出力 (スコア:0)
GUI の見てくれも大事だけど、日本人としては、
こういうところがきちんとしていないと、
駄目認定せざるをえないなぁ(日本語フォントもしかり)。
# 他にも、同じようなのが何ヶ所かあったと思うが...
# 個人的には、fvwm-1.24 + emacs 関係 + pLaTeX 関係が
# あれば十分なので、GUI はど
Re:日本語 locale 時のださい ls -l の出力 (スコア:1)
月には名前があり、日は数字で表す、というのが特定の文化圏だけの ローカルな習慣である、ということを知らない人が (一般の開発者のあいだで) 多いのは仕方がないですが、 UNIX (POSIX) の国際化機能そのものがその習慣に基づいているというのは、 脱力するしかありません。
それって国際化とちゃうやん、って。
Re:日本語 locale 時のださい ls -l の出力 (スコア:2, すばらしい洞察)
もともと,ISO C言語規格 (ISO/IEC 9899:1990) がそうだったからで,POSIX (ISO/IEC 9945) があれを発明したわけではありません。ISO C も元は ANSI C (1989年制定) ですけど。で,ANSI C の言い分としては,「月の名前表記 (%B や %b) の他に数字表記 (%m) もできるようにしてあるからいいだろう」といったところでしょう。
ls の (規格ではなくて実装の) 問題は,ファイルの日付表記の部分を,ロケールに関係なく,(strftime(3) の書式指定の形式で書けば)
にしていたところにあるのです。月の名前が言語によって変わるなら,書式だって言語によって変わるかもしれない,という想像力があれば,書式指定文字列を dcgettext() で変更可能にするくらいできたはずです。
[なぜ dcgettext() で,ただの gettext() でないかというと,日付表記は LC_TIME に依存していて,しかも LC_TIME と LC_MESSAGES の値が必ず一致しているとはいえないから。……なんて話も,あまりわかってもらえない。]
で,ls -l の書式を変えると,今度はそれに依存していたプログラムが動かなくなったりするわけですね。(emacs の dired-mode とか,大丈夫ですかね。)
Re:日本語 locale 時のださい ls -l の出力 (スコア:1)