OSASKの例をポイントしていますが、実は日立やNEC、富士通などの Linux に対する要求もかなり無茶なものがあって…。これらの会社も『Linux開発』にはほとんどコストを掛けていない(というかものすごい少数の人間が、ものすさまじい努力をしている)。IBMであれどこであれ、日本企業の100倍の人数を掛けているのに、なぜ経営陣は「自分たちはLinuxしている」などと公言して恥ずかしくないのかと説教したくなるものがありましたよ。 # 数字が一緒で、単位が一方がドル、一方が円、とか当たり前ですからね。
お金の有無は問題じゃない (スコア:0)
>日本のユーザーは、ベンダーに対して完璧な品質を求める傾向にある。
>「お金を出して買うのだから、バグなどなくて当然だ」という意識の人がほとんどのようだ。
お金を出したからとか以前に、フリーソフトでも完璧な品質を求めてるから。
http://srad.jp/articles/09/11/03/2349238.shtml [srad.jp]
「ソフトウェアはバグなどなくて当然だ」という意識が根付いてそう。
Re:お金の有無は問題じゃない (スコア:5, 興味深い)
これは昔の経験がものを言っているのではないかと。
大昔、「日本製」とは「安かろう、悪かろう」の代名詞でした。
なので、日本の技術者はそれはもう必死になって「悪かろう」の悪評を打ち払うべく努力し、それは成功した。
が、その努力の尻馬に乗っているのが、今の官公庁や日本の顧客の要件定義。
で、それらを満たすべく品質を上げてしまったために、逆に海外での競争力に問題が出てしまった。
# コストを度外視して品質を上げれば、過剰品質になり、高くなりすぎる。
# コストを考慮して、日本の顧客が重要視する所にリソースを集めると、
# 環境の違う海外では逆に壊れやすくなる。
で、日本の顧客がことごとくその状態に慣れてしまったために、自分で手を動かさず、金も払わない奴ほど無茶を言うようになった。
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OSASKの例をポイントしていますが、実は日立やNEC、富士通などの Linux に対する要求もかなり無茶なものがあって…。これらの会社も『Linux開発』にはほとんどコストを掛けていない(というかものすごい少数の人間が、ものすさまじい努力をしている)。IBMであれどこであれ、日本企業の100倍の人数を掛けているのに、なぜ経営陣は「自分たちはLinuxしている」などと公言して恥ずかしくないのかと説教したくなるものがありましたよ。
# 数字が一緒で、単位が一方がドル、一方が円、とか当たり前ですからね。
これも 自分で手を動かさない、金も払わない の好例だと思います。
国の予算の、科学技術投資が日本 1.4兆円、アメリカ14兆円とかもそうですが、どうにもこうにも日本人は科学技術を無料だと思い込んでいる節が…(いかん、話の筋がずれてきた)
fjの教祖様
Re:お金の有無は問題じゃない (スコア:2, すばらしい洞察)
努力をして高品質にすると、それが普通になり、更に他の物にも要求するというスパイラルか。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:お金の有無は問題じゃない (スコア:1)
そのうち100円ショップで原子スケールオーダーの方眼紙が作られるようになるんですね。
諦めないことと、間違いを認めることは違うと思うんだ。
#間違いを間違いと言えないコストを払っている今日この頃。
#壮大なストーリ。空転するアイディア。
Re:お金の有無は問題じゃない (スコア:2)
>国の予算の、科学技術投資が日本 1.4兆円、アメリカ14兆円
こういう書き方はフェアじゃないよ。まるで10倍に思える。
国家予算の規模も、人口も、国土面積も違うのだから、単純に金額だけで較べられない。
Re:お金の有無は問題じゃない (スコア:1)
人口は2倍しか違わないのです。
税率が一緒なら一人平均の納税額が5倍も違うことになります。
が、平均納税額は日本とアメリカでは大差ありません。
不公平どころか「10倍程度のイメージで抑えてやってる」ぐらい、投資比率が少ない。
fjの教祖様
Re:お金の有無は問題じゃない (スコア:1, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
あら、誰だ? フレームのもとにしたのは。
最後のはよくわからんが、他ははそんなに外してないと思えるんだけど…。