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私はこの法案に賛成しませんが、メリットも確かにいくつかありそうです。行楽資源、交通資源を分散するのは合理的。しかし大型連休だけ分散するのは中途半端で、問題の解決でなく緩和にしかなりません。そこで提案。いっそのこと、「日曜日には(原則として)みんな休み」という社会制度を廃止するのがよいと思います。
日本は欧米と異なり、日曜日に安息しなければならないという宗教上の制約がありません。「ハッピーマンデーで記念日の意味が分からなくなる」という主張がありますが、日本にはそもそもサンデーがハッピーでなくてはならない理由がないわけです。そこで、一週間のうち任意の2日間を休みとみなして運用することができるようにします。
一番の問題はビジネスへの影響で、これはある程度は避けられませんが、業界ごとに休む曜日を決めるようにすれば、かなり緩和できると思います。たとえば官公庁や教育機関は従来通り土日休み。海外マーケットへのアクセスが必要な金融機関も土日休み(ただし時差を利用して日・月休みというのは考えられる)。それ以外の業界は、たとえば製造業なら月・火、商社なら水・木、という具合に棲み分けます。行楽地や交通機関は毎日ほどよく繁盛。特に大都会の極限スシ詰め電車が緩和されるのは小さくないメリット。今まで平日にしか開いてなかった場所にも休みをとらずに行ける、と、多数のメリットがあればデメリットを凌げるでしょう。
ここまでやるなら、休みの分散やハッピーマンデー廃止に賛成してもいい。そうでなければ反対。大型連休に全国に散らばっている仲間同士で休む、という選択肢を失うことになるし、GWの風物詩になったイベントへの影響もマイナスでしょう(私個人的にも困る)。イベントが不人気になれば負の経済効果もありうるから得失は難しい。だいたいこのごろの政府は、高速道路料金1,000円とかタダとか言い出して道路を集中利用させてわざわざ非効率化していたし、全国各地の連絡船が廃業を決めてから分散化を言い出すとかチグハグにもほどがある。サマータイム導入と同じく、導入コストに見合うかどうかよほど精緻に説明できないと正当化できない。
これって他にもメリットがありまして、連続した2日である必要もないのですよ。3日働いて1日休むと言う生活は疲労がたまらなくて良いです。仕事上、勉強しなければならない事が出来た場合も、ターンアラウンドを短く出来ますしね。
最大の問題となるのは、学校の休日に伴う子供の扱いです。親の休みと同じ日に学校を休めないと非常に不便が生じます。少人数進捗度毎教育にするなど、任意の日を休んでも教育に影響がでないような配慮が必要です。
学校は意外と簡単なんじゃないかな。単純に「全ての学校を同一の休日」とするからそういう問題が出るだけ。学校毎に休日を変えればそれだけで対処できます。特に親と一緒に行動しがちな小学校なんて既に越境も許されている訳ですから、学校毎に休日を分けていれば、親と同じ休みの日の学校を選べばよいだけ。
その前に親と違う休みなんてのは実際はそんなに問題でもないんですけどね。
日曜皆休制をやめてみるという試みは約80年前にすでにソ連で行われておりまして… ソビエト連邦暦 [wikipedia.org]
宗教を抑えるために、7日から成る曜日は廃止され、5日周期の週が採用された。そして、日曜日の休日も廃止された。5つの曜日はそれぞれ黄曜日(ジョールティイ・デーニ)、桃曜日(バラ曜日、ローザヴィイ・デーニ)、赤曜日(クラースヌィイ・デーニ)、紫曜日(スミレ曜日、フィアレートヴィイ・デーニ)、緑曜日(ゼリョーヌィイ・デーニ)と色の名がつけられ、国民全員にそれぞれの曜日が割り当てられた。そして、
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
分散するなら、日曜皆休制を廃止したら? (スコア:2)
私はこの法案に賛成しませんが、メリットも確かにいくつかありそうです。行楽資源、交通資源を分散するのは合理的。しかし大型連休だけ分散するのは中途半端で、問題の解決でなく緩和にしかなりません。そこで提案。いっそのこと、「日曜日には(原則として)みんな休み」という社会制度を廃止するのがよいと思います。
日本は欧米と異なり、日曜日に安息しなければならないという宗教上の制約がありません。「ハッピーマンデーで記念日の意味が分からなくなる」という主張がありますが、日本にはそもそもサンデーがハッピーでなくてはならない理由がないわけです。そこで、一週間のうち任意の2日間を休みとみなして運用することができるようにします。
一番の問題はビジネスへの影響で、これはある程度は避けられませんが、業界ごとに休む曜日を決めるようにすれば、かなり緩和できると思います。たとえば官公庁や教育機関は従来通り土日休み。海外マーケットへのアクセスが必要な金融機関も土日休み(ただし時差を利用して日・月休みというのは考えられる)。それ以外の業界は、たとえば製造業なら月・火、商社なら水・木、という具合に棲み分けます。行楽地や交通機関は毎日ほどよく繁盛。特に大都会の極限スシ詰め電車が緩和されるのは小さくないメリット。今まで平日にしか開いてなかった場所にも休みをとらずに行ける、と、多数のメリットがあればデメリットを凌げるでしょう。
ここまでやるなら、休みの分散やハッピーマンデー廃止に賛成してもいい。そうでなければ反対。大型連休に全国に散らばっている仲間同士で休む、という選択肢を失うことになるし、GWの風物詩になったイベントへの影響もマイナスでしょう(私個人的にも困る)。イベントが不人気になれば負の経済効果もありうるから得失は難しい。だいたいこのごろの政府は、高速道路料金1,000円とかタダとか言い出して道路を集中利用させてわざわざ非効率化していたし、全国各地の連絡船が廃業を決めてから分散化を言い出すとかチグハグにもほどがある。サマータイム導入と同じく、導入コストに見合うかどうかよほど精緻に説明できないと正当化できない。
Re:分散するなら、日曜皆休制を廃止したら? (スコア:1)
これって他にもメリットがありまして、連続した2日である必要もないのですよ。3日働いて1日休むと言う生活は疲労がたまらなくて良いです。仕事上、勉強しなければならない事が出来た場合も、ターンアラウンドを短く出来ますしね。
最大の問題となるのは、学校の休日に伴う子供の扱いです。親の休みと同じ日に学校を休めないと非常に不便が生じます。少人数進捗度毎教育にするなど、任意の日を休んでも教育に影響がでないような配慮が必要です。
Re: (スコア:0)
学校は意外と簡単なんじゃないかな。
単純に「全ての学校を同一の休日」とするからそういう問題が出るだけ。
学校毎に休日を変えればそれだけで対処できます。
特に親と一緒に行動しがちな小学校なんて既に越境も許されている訳ですから、
学校毎に休日を分けていれば、親と同じ休みの日の学校を選べばよいだけ。
その前に親と違う休みなんてのは実際はそんなに問題でもないんですけどね。
Re:分散するなら、日曜皆休制を廃止したら? (スコア:2, 参考になる)
#勤務校は約隔週土曜休み
Re: (スコア:0)
日曜皆休制をやめてみるという試みは約80年前にすでにソ連で行われておりまして…
ソビエト連邦暦 [wikipedia.org]
宗教を抑えるために、7日から成る曜日は廃止され、5日周期の週が採用された。そして、日曜日の休日も廃止された。5つの曜日はそれぞれ黄曜日(ジョールティイ・デーニ)、桃曜日(バラ曜日、ローザヴィイ・デーニ)、赤曜日(クラースヌィイ・デーニ)、紫曜日(スミレ曜日、フィアレートヴィイ・デーニ)、緑曜日(ゼリョーヌィイ・デーニ)と色の名がつけられ、国民全員にそれぞれの曜日が割り当てられた。そして、