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いろいろ誤解する人が多そうなので、コルシカの提供していたサービスの概要をおさらいします。
コルシカのサービス概要はこんな感じです。
最大のポイントは、書店同様に取次流通から販売する数だけ雑誌をきちんと購入しているってことですね。事前に雑誌にお金を払っていて、しかも売れなかった場合の在庫リスクまで抱えてる。売れないから返品することもしないだろうから、一部の雑誌にとって見れば一般書店よりもむしろありがたい存在なんじゃないですかね。 あくまでWebの閲覧サービスでコピー可能なアーカイブを売ってるわけでもないし、書籍版の雑誌販売に絡む金銭的な損害だけをクローズアップすれば、実は雑誌社には何一つ不利益を与えていないことになります。
ただ、著作権法上は間違いなく黒です。経済的な不利益は与えないからオプトアウトでいいだろう、というのは業界的には許容できるものではなかったということですね。 雑誌業界としては、ネット上での展開はいろいろ考えているでしょうし、こういう小売店サイドでの独自スキームは出版社が主導権をとってビジネスモデルを構築する上で問題があると判断したのかもしれません。
現物を送ってもらうオプションをつけた人の分は購入しているのでしょうが、Webサービスだけの場合、本当にその分の雑誌をきちんと購入していたのでしょうか。そして、それを確認できる第三者はいたのでしょうか。
たしか送付依頼の期限が怪しくなかったっけ。それを見て「ああ、買うって嘘ついてるのか」と思った記憶がある。
前回のストーリーのhttp://srad.jp/it/comments.pl?sid=470177&cid=1650472 [srad.jp]http://srad.jp/it/comments.pl?sid=470177&cid=1650551 [srad.jp]このあたりですね。
私の今回の発言も「そういえば、そんな疑惑あったけど実際どーだったんだろ?」とか思いながら書きました。
騒動になっときに色々検討されましたけど、雑誌の電子版を提供するサービスっていうのはいまのところ著作権者以外は提供できないんですよね。
音楽にしてもDVDにしてもテレビ録画にしても、個人で用意したものを個人でせっせとエンコードするしかないのが現状で、「あー、まったく無駄だよなあ。十年後の人間が見たら笑うぜ、間違いなく」とか思います。
雑誌や本のスキャンなんて購入者それぞれが個人でやってるわけだけど、さらに輪をかけてめんどくさい。日本は狭いだから、場所を取らないものにはそれだけで需要があり商機があるんだってことを理解して、コルシカのように行動に移してくださいよ、各関係者のみなさん。
#だんだん独り言になってしまったけどID。
そこはオプトアウトの大家、Googleがやってくれないかなぁ。新聞、雑誌の販売日に全スキャンして只でウェブで閲覧できるようにしてくれ。訴訟対応は任せた。
コバンザメはサメにステイタスを提供します。 [nifty.com]
結局、コバンザメ商法じゃん。
コバンザメまでは許容できるし違法でもないけど、あれは寄生虫に相当してましたよ。直接血を吸っている。
結局、ちゃんとまとまった部数を買ってたんでしたっけ?ユーザーの閲覧サービス購入が先行してたんじゃないかという疑惑があったように記憶してますが、続報をフォローしてなかったのでその点がよく分からないままだったんですよね。
ちゃんと買った部数ぶんでだけで商売している、と保証できる材料は提示しようがないじゃん、みたいなツッコミが前のストーリーの時はちゃんと見えたものだが。
結局今の著作権はあーだのこーだの言いたいだけちゃうか?と言いたくなるコメントばかりになっちゃってるなあ。どこもかしこも。
販売開始時点での"在庫"を明示すればよかったのでは?仕入れは取次からのみ行うということであれば、そこでチェックは可能だったと思います。
今度は販売総数が正しいかどうか?って問題が出る訳ですが。また「在庫を他で裁いたりしていないか?」ってのも。
ぶっちゃければ「この会社が信用に値するのか?」って処が一番の問題な訳ですよね。でもって余りにも誤魔化しが可能なビジネスを事前の交渉もナシでやった時点で「ノー」を付き付けられたと。
>販売総数が正しいかどうかオンラインで販売する以上、必ず記録に残る形でお金が動く。ごまかすとすれば、広告あてにしてただで配ってないかどうかですね。アングラでやるならともかく、ここまでオープンになってそれが可能かと言われるとちょっと……。
>「在庫を他で裁いたりしていないか?」これやったら出版社との契約以前に脱税行為ですな。商売以前の問題です。
このレベルで疑われてるというのが本当なら、確かにどうやっても交渉なんて不可能ですなw
うーん…いろいろ突っ込みどころはありつつも、正直「たられば」議論は意味がないと思うのですが。
悪人は常人の斜め上を行くアイデアで(良くも悪くも)金を稼ぐし、常人が「それやらないだろ」と思うこともやるから悪人たりえるですよね。あなたの言うレベルでみんなが動くとするのであれば、おそらく世の中には犯罪などと言う言葉はないと思うし。
#鳩ポッポなんて総理なのに脱税してたのをどう説明するか?って話と同レベルかもね。
著作権侵害を前提とした商売を平気で始めるような企業なんですよ?社会のルールを守る気のない企業と取引したいと思いますか?
著作権侵害にはあたらないという考えを説明していたようなので、「著作権侵害を前提」「ルールを守る気のない」というのは撤回。
ただやはり企業は他人の権利の侵害には慎重になるべきで、そこを怠るのはモラルに欠けていたと言わざるを得ないでしょう。
>JASRACの包括契約の話かと・・・その場合権利者はJASRACと納得して契約している訳ですが。もし契約に納得していない場合契約の破棄が可能。ですがコッチは勝手にやっておいて「信用してくれ」てだけ。
JASRACは長年の営業をしている。しかしコッチはポット出。
JASRAC登録はそれ自体が信用となり営業に使える。コレに使われても特に利点は無い。ヘタすると権利保護に甘い会社だと見られる。
流石に比べモンにならんと思うよ。
> 売れないから返品することもしないだろうからそういうとこが、再販制度におんぶだっこの出版業界には困るんじゃないかな。こういうことは黒船が来るまで絶対動かない。
なんでそんなに素直に相手の言い分を信じてしまえるのかが不思議です。
信じる、信じないの二元論の話でもないと思う。半信半疑で利用しているサービスだって世の中にはたくさんあるし。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
コルシカのサービス概要 (スコア:4, 参考になる)
いろいろ誤解する人が多そうなので、コルシカの提供していたサービスの概要をおさらいします。
コルシカのサービス概要はこんな感じです。
最大のポイントは、書店同様に取次流通から販売する数だけ雑誌をきちんと購入しているってことですね。事前に雑誌にお金を払っていて、しかも売れなかった場合の在庫リスクまで抱えてる。売れないから返品することもしないだろうから、一部の雑誌にとって見れば一般書店よりもむしろありがたい存在なんじゃないですかね。
あくまでWebの閲覧サービスでコピー可能なアーカイブを売ってるわけでもないし、書籍版の雑誌販売に絡む金銭的な損害だけをクローズアップすれば、実は雑誌社には何一つ不利益を与えていないことになります。
ただ、著作権法上は間違いなく黒です。経済的な不利益は与えないからオプトアウトでいいだろう、というのは業界的には許容できるものではなかったということですね。
雑誌業界としては、ネット上での展開はいろいろ考えているでしょうし、こういう小売店サイドでの独自スキームは出版社が主導権をとってビジネスモデルを構築する上で問題があると判断したのかもしれません。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:コルシカのサービス概要 (スコア:1)
現物を送ってもらうオプションをつけた人の分は購入しているのでしょうが、
Webサービスだけの場合、本当にその分の雑誌をきちんと購入していたのでしょうか。
そして、それを確認できる第三者はいたのでしょうか。
1を聞いて0を知れ!
Re: (スコア:0)
たしか送付依頼の期限が怪しくなかったっけ。
それを見て「ああ、買うって嘘ついてるのか」と思った記憶がある。
Re:コルシカのサービス概要 (スコア:1)
前回のストーリーの
http://srad.jp/it/comments.pl?sid=470177&cid=1650472 [srad.jp]
http://srad.jp/it/comments.pl?sid=470177&cid=1650551 [srad.jp]
このあたりですね。
私の今回の発言も「そういえば、そんな疑惑あったけど実際どーだったんだろ?」とか思いながら書きました。
1を聞いて0を知れ!
Re:コルシカのサービス概要 (スコア:1)
騒動になっときに色々検討されましたけど、雑誌の電子版を提供するサービスっていうのはいまのところ著作権者以外は提供できないんですよね。
音楽にしてもDVDにしてもテレビ録画にしても、個人で用意したものを個人でせっせとエンコードするしかないのが現状で、「あー、まったく無駄だよなあ。十年後の人間が見たら笑うぜ、間違いなく」とか思います。
雑誌や本のスキャンなんて購入者それぞれが個人でやってるわけだけど、さらに輪をかけてめんどくさい。日本は狭いだから、場所を取らないものにはそれだけで需要があり商機があるんだってことを理解して、コルシカのように行動に移してくださいよ、各関係者のみなさん。
#だんだん独り言になってしまったけどID。
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
そこはオプトアウトの大家、Googleがやってくれないかなぁ。
新聞、雑誌の販売日に全スキャンして只でウェブで閲覧できるようにしてくれ。訴訟対応は任せた。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:コルシカのサービス概要 (スコア:3, 参考になる)
コバンザメはサメにステイタスを提供します。 [nifty.com]
Your 金銭的 potential. Our passion - Micro$oft
Tsukitomo(月友)
寄生虫 (スコア:0)
結局、コバンザメ商法じゃん。
コバンザメまでは許容できるし違法でもないけど、あれは
寄生虫に相当してましたよ。直接血を吸っている。
Re: (スコア:0)
結局、ちゃんとまとまった部数を買ってたんでしたっけ?
ユーザーの閲覧サービス購入が先行してたんじゃないかという疑惑があったように記憶してますが、
続報をフォローしてなかったのでその点がよく分からないままだったんですよね。
Re: (スコア:0)
しっかり出版社と提携していればこんな経費かけずにすむのに・・・
まあよからぬことを考えていたのはほぼ間違いないでしょうけど
Re: (スコア:0)
ちゃんと買った部数ぶんでだけで商売している、と
保証できる材料は提示しようがないじゃん、みたいなツッコミが
前のストーリーの時はちゃんと見えたものだが。
結局今の著作権はあーだのこーだの言いたいだけちゃうか?と言いたくなるコメント
ばかりになっちゃってるなあ。どこもかしこも。
Re: (スコア:0)
販売開始時点での"在庫"を明示すればよかったのでは?
仕入れは取次からのみ行うということであれば、そこでチェックは可能だったと思います。
Re: (スコア:0)
今度は販売総数が正しいかどうか?って問題が出る訳ですが。
また「在庫を他で裁いたりしていないか?」ってのも。
ぶっちゃければ「この会社が信用に値するのか?」って処が一番の問題な訳ですよね。
でもって余りにも誤魔化しが可能なビジネスを事前の交渉もナシでやった時点で「ノー」を付き付けられたと。
Re:コルシカのサービス概要 (スコア:1)
>販売総数が正しいかどうか
オンラインで販売する以上、必ず記録に残る形でお金が動く。ごまかすとすれば、広告あてにしてただで配ってないかどうかですね。アングラでやるならともかく、ここまでオープンになってそれが可能かと言われるとちょっと……。
>「在庫を他で裁いたりしていないか?」
これやったら出版社との契約以前に脱税行為ですな。商売以前の問題です。
このレベルで疑われてるというのが本当なら、確かにどうやっても交渉なんて不可能ですなw
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
うーん…いろいろ突っ込みどころはありつつも、
正直「たられば」議論は意味がないと思うのですが。
悪人は常人の斜め上を行くアイデアで(良くも悪くも)金を稼ぐし、
常人が「それやらないだろ」と思うこともやるから悪人たりえるですよね。
あなたの言うレベルでみんなが動くとするのであれば、
おそらく世の中には犯罪などと言う言葉はないと思うし。
#鳩ポッポなんて総理なのに脱税してたのをどう説明するか?って話と同レベルかもね。
Re: (スコア:0)
著作権侵害を前提とした商売を平気で始めるような企業なんですよ?
社会のルールを守る気のない企業と取引したいと思いますか?
Re: (スコア:0)
著作権侵害にはあたらないという考えを説明していたようなので、
「著作権侵害を前提」「ルールを守る気のない」というのは撤回。
ただやはり企業は他人の権利の侵害には慎重になるべきで、
そこを怠るのはモラルに欠けていたと言わざるを得ないでしょう。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
>JASRACの包括契約の話かと・・・
その場合権利者はJASRACと納得して契約している訳ですが。
もし契約に納得していない場合契約の破棄が可能。
ですがコッチは勝手にやっておいて「信用してくれ」てだけ。
JASRACは長年の営業をしている。
しかしコッチはポット出。
JASRAC登録はそれ自体が信用となり営業に使える。
コレに使われても特に利点は無い。ヘタすると権利保護に甘い会社だと見られる。
流石に比べモンにならんと思うよ。
Re: (スコア:0)
> 売れないから返品することもしないだろうから
そういうとこが、再販制度におんぶだっこの出版業界には困るんじゃないかな。
こういうことは黒船が来るまで絶対動かない。
Re: (スコア:0)
Re:コルシカのサービス概要 (スコア:1)
信じる、信じないの二元論の話でもないと思う。半信半疑で利用しているサービスだって世の中にはたくさんあるし。
LIVE-GON(リベゴン)