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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
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関連記事や,これまでの研究経緯もまとめられています。
産経の記事によれば:
当初は「陽子崩壊」を観測する施設としてカミオカンデを立ち上げたが,米国の同様の施設に対して研究費で圧倒的な差があった。そこで,単に現象を観測するだけでなく,より詳細な解析ができるよう,センサの高感度化に取り組んだ。結局「陽子崩壊」は観測できなかったが(米国の施設も観測できなかった),このセンサの高感度化が,今回の受賞理由であるニュートリノの検出および研究・スーパーカミオカンデにおけるニュートリノの質量発見に繋がった。
という経緯だそうです。
何事にも,結果に繋がるだけの相応な理由がある,という事ですね(当たり前の感想で申し訳ありませんが,かなり面白く興味深いエピソードだと思います)。
ニュートリノの検出・質量の観測については,『最初は想定していなかった成果』という意味では偶然かもしれませんが,カミオカンデがニュートリノ研究で大きな成果を出した事は必然だった,と言えると思います。