「公訴時効廃止、即日施行・15年前の犯罪にも遡及」記事へのコメント

遡及と言っても

[Anonymous Coward]

すでに時効が完成しているものは復活しないんだから、著作権の延長なんかと同じだと思うけど。

Re:

[Anonymous Coward]

同意見です。
なぜ遡及と言って問題視するのかわからない。
いつまでも証拠等を残しておかなければいけなかったり、捜査を打ち切れなかったりするコスト増を問題視するのは理解できるのですが。
時効ってのは犯罪を犯した時点で発生するのではなく、時効になる期限が来た時点で成立するものだと思ってました。

＃時効を楽しみに逃げ延びてきた重犯罪者の心情をくめ、とか言う馬鹿はいませんよね？

Re:遡及と言っても

[Anonymous Coward]

例えば事件が起きてから三十年後に誤認逮捕されたら、無罪を主張するのが非常に難しいですけどね。現行の十五年でも、その時に何していたかを思い出せる人は珍しいでしょうし、無罪を証明してくれる人が亡くなっている可能性があったりしますしね。それに、思い出せたら、逆にもっと怪しまれますし。

Re:遡及と言っても

[Anonymous Coward]

公訴時効が15年だった、「無期の懲役又は禁錮に当たる罪」は、時効廃止されてない。
今回時効が廃止されたのは、25年だった、「死刑に当たる罪」の一部だよ。

Re:

[Anonymous Coward]

公訴時効が25年になったときには遡及しなかったし、公訴時効が25年になってからまだ15年経ってないから、今回時効が廃止された罪について公訴時効25年が適用される人は事実上存在しないんだよ。

Re:遡及と言っても

[SteppingWind (2654)]

根本的に誤解しています.

無罪を証明する必要はまったくありません. 有罪をこそ証明しなければならないのです.

Re:遡及と言っても

[Anonymous Coward]

>無罪を証明する必要はまったくありません. 有罪をこそ証明しなければならないのです.

さももっともらしく犯人であるとの論理が作られた場合、無罪を証明する必要があります

「元来訴訟上の証明は自然科学者の用いるような実験に基づくいわゆる論理的証明ではなく、いわゆる歴史的証明である。論理的証明は真実そのものを目標とするに対し、歴史的証明は真実の高度な蓋然性をもって満足する。言いかえれば通常人なら誰でも疑いを差し挟まない程度に真実らしいとの確信を得ることで証明ができたとする」　昭和23年8月5日最高裁判所第一小法廷

Re:

[Anonymous Coward]

つまり「インターネットの集合知」と同程度には衆愚ベースだということですね。

今更衆愚を毛嫌いする理由はないかもね！(きりっ

Re:

[Anonymous Coward]

> さももっともらしく犯人であるとの論理が作られた場合、無罪を証明する必要があります

いえ。
そういう場合は検察側の論理の誤りをつく必要がでてきますが、必ずしも無罪の証明でなくてもよろしい。(検察側の矛盾を示せばよい)

Re:

[Anonymous Coward]

>そういう場合は検察側の論理の誤りをつく必要がでてきますが、必ずしも無罪の証明でなくてもよろしい。(検察側の矛盾を示せばよい)

「通常人なら誰でも疑いを差し挟まない程度に真実らしいとの確信を得ることで証明ができたとする」
と最高裁がいってんだから、それに対抗するには無罪の証明くらいしか手段はないでしょ？

検察は矛盾を指摘されたらゲームオーバーとなるわけではない。何度でも論理をつくりあげることができるし
なんにしろ、それに被疑者はつきあい続けないといけない。場合によっては拘束された状態でね。

御殿場事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%AE%BF%E5%A0%B4%E4%BA%8B%E4%BB%B6 [wikipedia.org]

Re:

[Anonymous Coward]

> 「通常人なら誰でも疑いを差し挟まない程度に真実らしいとの確信を得ることで証明ができたとする」
> と最高裁がいってんだから、それに対抗するには無罪の証明くらいしか手段はないでしょ？

そんなこたぁない。検察の出してきた証拠の信憑性に疑いをもたせることと、無罪を証明することでは天と地ほど差があります。

> なんにしろ、それに被疑者はつきあい続けないといけない。場合によっては拘束された状態でね。

そうですがそれが何か。原理原則とあやまちの一事例を混同されても困ります。

Re:

[Anonymous Coward]

>検察の出してきた証拠の信憑性に疑いをもたせることと、無罪を証明することでは天と地ほど差があります

検察の出してきた証拠の信憑性に疑いをもたせること無罪を証明することはたいして差はないでしょ？

無罪を証明することと無実を証明することは天と地ほど差があるが、、

Re:

[Anonymous Coward]

すみませんね。無罪は裁判官が判断するものですね。弁護側が証明するのは不可能ですね。

> 検察の出してきた証拠の信憑性に疑いをもたせること無罪を証明することはたいして差はないでしょ？

どうでもいい話ですけど、語の意味からすればやっぱり天と地ほど違います。

それはともかく、もう揚げ足取りしかできないのですか？

Re:

[Anonymous Coward]

つか通常の裁判官は検察の主張に疑いを差し挟まない。有罪率99%なのがその証拠。
最高裁のその判決は単に抵抗は無意味だという通告に過ぎない。

Re:

[Anonymous Coward]

> 最高裁のその判決は単に抵抗は無意味だという通告に過ぎない。

あなたがそう思いたがっているのはよくわかりますが、現実的には原理原則が存在し、それゆえにそこから外れた行為が非難され得、実際に非難されているわけです。

というか、あなたはいったいどうしたいのですか？
わたしも冤罪を憎むものではありますが、現実の行動において原理原則を貫くことにより冤罪をなくすべきだと考えております。
もしあなたが原理原則を放棄し、判決がすべてであり冤罪というものは原理的に存在し得ない世界になって欲しいということでしたら、賛成いたしかねます。

Re:

[Anonymous Coward]

皆さん、現実を無視して原理原則だけ叫んでいてもしょうがないと諭されているのだと思いますが。

Re:

[Anonymous Coward]

痴漢冤罪なんかだと、痴漢で逮捕されただけで周囲は
「エー、あの人、痴漢で逮捕されたの？　わかんないもんだねぇ。
あんな人のいい人が、痴漢なんかするんだね。」
などと、ほぼ「有罪」と認識しちゃうもんですが、
最近の痴漢裁判で無罪となるケースでは、裁判官が原告らの証言の矛盾や
不安定さを理由に無罪と判決を出すことが増えてますよね。

無罪であることを証明しなくても、有罪ではないと証明することよって
罪には問われないと思います。
裁判官は有罪である証拠をもとに判決を出します。

Re:

[Anonymous Coward]

皆さんがなぜそう斜に構えたがるのか理解できません。冤罪など現実の不正義に対しては原理原則をぶつける以外に方法はあるのですか？あるなら教えてほしい。
不正義を糾弾する根拠を原理原則以外のどこに求めればいいのでしょう？原理なき正義？国民感情？そりゃますます冤罪の温床になりかねませんよ。

Re:

[Anonymous Coward]

それは一般人だけでなく裁判官も同じだそうですよ。痴漢の冤罪ばかりが注目されますが、他の刑事裁判でも同様らしい。
テレビで裁判官の人が話していたことですが、日本の刑事裁判で無罪判決が出るのは1%未満であり、裁判官は有罪という前提で裁判を進めるそうです。そして、検察側の求刑に8掛けした判決を出すのが相場だそうです。

Re:

[Anonymous Coward]

そのかわり起訴率は63%と低いですけどね

Re:

[Anonymous Coward]

本来は裁判所で行うべき判断を、実質的には、検察内部の密室で行っていることが、問題なんです。

Re:

[Anonymous Coward]

そこで検察審査会の出番ですね。
なんかややこしくなる一方ですね・・・

Re:

[Anonymous Coward]

そういう主張であれば筋は通っているが、有罪率だけ批判するのは的外れ、よくても片手落ち。有罪率は結果にすぎないからね。

で、「現行の司法で検察がばんばん起訴すれば裁判所はパンクする」という、どちらの論者にとっても見過ごせない事実がようやく浮上します。

Re:遡及と言っても

[CowardDuck (25674)]

> 根本的に誤解しています.
>
> 無罪を証明する必要はまったくありません. 有罪をこそ証明しなければならないのです.

冤罪事件が発生しているという現実を根本的に無視していますね。

Re:

[Anonymous Coward]

元コメの趣旨に沿うならば「冤罪事件＝実は有罪が証明できていない事件」ってことになるのではないかと。

Re:遡及と言っても

[Takahiro_Chou (21972)]

そう、それが、裁判の際に、建前通りに、ちゃんと行なわれてるのか、ってのが問題でして。

Re:遡及と言っても

[Anonymous Coward]

有罪であるという証拠を覆さなければならない場合は　考えられないでしょうか。

Re:

[Anonymous Coward]

> 無罪を証明する必要はまったくありません. 有罪をこそ証明しなければならないのです.

無罪である証拠を隠したり無視したりすることで有罪に追い込むという手法があるようです。

Re:

[Anonymous Coward]

＞> 無罪を証明する必要はまったくありません. 有罪をこそ証明しなければならないのです.
＞無罪である証拠を隠したり無視したりすることで有罪に追い込むという手法があるようです。

有名な例では「諏訪メモ」などがありますね。

Re:

[Anonymous Coward]

それは一体どこの国の法律です？
ガーナですか、日本ですか、それともコロンビアですか。
そんな国の法律を持ち出されても意味ないですよ。

Re:

[Anonymous Coward]

＞無罪を証明する必要はまったくありません

そのはずなんですが、なぜか痴漢の冤罪って悪魔の証明を迫られますよね。
そのへんが不思議なところ。

Re:遡及と言っても

[quililila (23086)]

最近はみんな忙しくて、1年以上前のことなんかその時に何していたかを思い出せる人は少なくなってます。(ほんとか？)
だから冤罪防止のため殺人事件の時効は1年でいいんじゃね？

という論理もあり得ますね。

Re:遡及と言っても

[PEEK (27419)]

三日間逃げ切れれば無罪にしましょう。

--
らじゃったのだ

論点のすりかえ

[Anonymous Coward]

例えば事件が起きてから三十年後に誤認逮捕されたら、無罪を主張するのが非常に難しいですけどね。

それは時効の廃止自体が問題だという主張ですね。

時効の廃止が（まだ時効を迎えていない）過去の犯罪に適用されることについて
「遡及」と言って問題視することの論拠にはなっていません。

Re:

[Anonymous Coward]

> 貴方が言う通りの理由で、三十年後有罪を立証するのは非常に難しいでしょう。

警察や検察が証拠を捏造するから無問題。