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電子書籍が普及するかしないか、なんてのが議論になるのは「儲け」目線かつ「紙からの輸出」目線で見るからです。ケータイ小説とその普及っぷりはものすごいモノがあります。# 一部、紙書籍にも輸入されましたよね?:-P
電車の中でも、学校でも、ベッドの中でも、食卓でも、その生活スタイルに常に存在するデバイスで読めれば、その時々にあったデバイスなど必要ありません。常に人の側にいるデバイスは、CD以前のウォークマンからの伝統です。着うたフルならCDすらいりません。iPodも似たところを目指してましたね。
また、時刻表や辞書はWebサービスとして、取説やマニュアルはPDFとして相当に電子化が進んでいます。
「何故物理メディアで購入するのか」とは「なぜ情報の可搬媒体として本という形式を選ぶのか」と読み替えることが出来ます。今ある紙書籍を電子書籍に輸出しようとする試みは失敗するかも知れませんが、電子書籍そのものは隆盛を極めることでしょう。
……まあ「電子書籍」というワードが既に駄目だ、という見方も出来ますね。紙書籍に載っていた情報が、電子化されたデータとして流通・普及するか?という問いであれば簡単なのかも。# 書籍て括りも大雑把すぎるし、単なる模倣ならオリジナルを越えるのはそりゃ難しかろう:-P
>権利者が次の作品を作るための金銭的保護は大事だとは思いますが、>そういう「利用者おいてけぼり」なシステムが前面にでてしまうのであれば>それは過去の失敗を繰り返すだけになるのではないかと、私自身は考えています。
この話って従来の紙ベースの書籍の売り上げ激減が発端になってると思うんですが、出版社は従来書籍が売れ続けてるなら電子書籍にシフトしようなんて考えないんじゃないかと。
印刷会社はどうなんでしょうね。大日本印刷も凸版印刷も、もう書籍の売り上げには頼ってませんし。むしろディスプレイの部材が売れると嬉しいのでは。
電子書籍への移行圧力がユーザー側からのものであれば、ダビング10の議論とは比較できないように思います。ちょっと構図がよくわからないですねぇ。
加えて、「貸し借り」っていうのもあるように思います。そりゃ、売る側にしてみたらやって欲しくないことの一番手なのかもしれないけど、家族間とか、友人とかとの間で、簡単に受け渡しができるようになっていると普及のスピードもあがるように思うわけですよ。勿論、違法コピーとかは止めなきゃダメだけど、物理メディア(リードオンリーのメモリカードとか。基本的にはコピーできないように同種の書き換え可能メディアは作らない)で販売してくれること、そしてそのメディアが「端末を選ばずに再生できること」が実現できれば、紙の本の代替として選ぶ人も増えるんじゃないでしょうか
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最初のバージョンは常に打ち捨てられる。
何故物理メディアで購入するのかを考えてみましょう (スコア:5, すばらしい洞察)
Amazonのkindleを利用しているかたならおわかりになるかと思いますが、
あれは「購入したuser」に結びつけられていて、kindle端末やPCのリーダ、複数のデバイスで自分の買った本を読むことができます。
電車の中ではケータイor5inchクラスのタブレット/電子ペーパーリーダー、
落ち着いて読むにはPCのディスプレイで、
寝る前はベッドの中で10inchクラスのEink系リーダー、等、
人はその生活スタイルの変化するその時々で、それにあった媒体を必要とします。
満員電車の中で新聞を器用に折りたたんで読んでいるひとを見たことはありませんか?
紙媒体は媒体側を変形させることによって、「その時にあったリーダー」の形を作り出すことが可能です。
それと同レベルとまではいきませんが、閲覧機器であるH/Wに強固に結びつけてしまうのであれば
日本が過去に行った楽曲データ販売と同じ道を歩むのでは無いでしょうか。
物理メディアとしてのCDを未だに購入するのも、
自室のAVセット、通勤途中の携帯型再生機器、(私は車は所有していませんが)カーオーディオ、等、
その場その時にあったH/Wを選択して利用できることが重要だからではないでしょうか。
ダビング10が受け入れがたいのも、「対応していない機器は置いてけぼり」なのと
もとの機器で再生させるときに「戻す」(最劣化を含む)という煩雑さが、
「大は小を兼ねる」ではなく「特化したその時点専用」を好む日本人的(?この部分は私の独断思考ですが)な嗜好に
合わないのでは無いかと考えています。
権利者が次の作品を作るための金銭的保護は大事だとは思いますが、
そういう「利用者おいてけぼり」なシステムが前面にでてしまうのであれば
それは過去の失敗を繰り返すだけになるのではないかと、私自身は考えています。
真逆の発想もあり得ます (Re:何故物理メディアで購入するのかを考えてみましょう (スコア:2)
電子書籍が普及するかしないか、なんてのが議論になるのは「儲け」目線かつ「紙からの輸出」目線で見るからです。
ケータイ小説とその普及っぷりはものすごいモノがあります。
# 一部、紙書籍にも輸入されましたよね?:-P
電車の中でも、学校でも、ベッドの中でも、食卓でも、その生活スタイルに常に存在するデバイスで読めれば、その時々にあったデバイスなど必要ありません。
常に人の側にいるデバイスは、CD以前のウォークマンからの伝統です。着うたフルならCDすらいりません。iPodも似たところを目指してましたね。
また、時刻表や辞書はWebサービスとして、取説やマニュアルはPDFとして相当に電子化が進んでいます。
「何故物理メディアで購入するのか」とは「なぜ情報の可搬媒体として本という形式を選ぶのか」と読み替えることが出来ます。
今ある紙書籍を電子書籍に輸出しようとする試みは失敗するかも知れませんが、電子書籍そのものは隆盛を極めることでしょう。
……まあ「電子書籍」というワードが既に駄目だ、という見方も出来ますね。
紙書籍に載っていた情報が、電子化されたデータとして流通・普及するか?という問いであれば簡単なのかも。
# 書籍て括りも大雑把すぎるし、単なる模倣ならオリジナルを越えるのはそりゃ難しかろう:-P
Re:何故物理メディアで購入するのかを考えてみましょう (スコア:1)
>権利者が次の作品を作るための金銭的保護は大事だとは思いますが、
>そういう「利用者おいてけぼり」なシステムが前面にでてしまうのであれば
>それは過去の失敗を繰り返すだけになるのではないかと、私自身は考えています。
この話って従来の紙ベースの書籍の売り上げ激減が発端になってると思うんですが、出版社は従来書籍が売れ続けてるなら電子書籍にシフトしようなんて考えないんじゃないかと。
印刷会社はどうなんでしょうね。大日本印刷も凸版印刷も、もう書籍の売り上げには頼ってませんし。むしろディスプレイの部材が売れると嬉しいのでは。
電子書籍への移行圧力がユーザー側からのものであれば、ダビング10の議論とは比較できないように思います。ちょっと構図がよくわからないですねぇ。
Re: (スコア:0)
加えて、「貸し借り」っていうのもあるように思います。
そりゃ、売る側にしてみたらやって欲しくないことの一番手なのかもしれないけど、家族間とか、友人とかとの間で、簡単に受け渡しができるようになっていると普及のスピードもあがるように思うわけですよ。
勿論、違法コピーとかは止めなきゃダメだけど、物理メディア(リードオンリーのメモリカードとか。基本的にはコピーできないように同種の書き換え可能メディアは作らない)で販売してくれること、そしてそのメディアが「端末を選ばずに再生できること」が実現できれば、紙の本の代替として選ぶ人も増えるんじゃないでしょうか