アカウント名:
パスワード:
100年前で、大型の機械だったら、その都度壊れた部品の作成も難しくはないと思いますよ。でも、制御はPCで行うとか、そういった改造は施されているんじゃないですかね。
>100年前で、大型の機械だったら、その都度壊れた部品の作成も難しくはないと思いますよ。
技術的に難しいかどうかは別にして、結構、経済的に難しいことをしたと思う。「解体され廃棄直前のところをとしまえんが購入」ということですからね。
新しい部材やら部品やらを投入して、さらに使えるところを取捨選択するとか、古いデザインで新たに装飾を起こしたりすると、まっさらに新しいのを作るのよりお金がかかったのではないかな?
そして、それを使おうという経営的な判断も難しいと思う。
昔は人件費が安かったのですよ。1970年代初期といえばまだまだモノが貴重で、今のように気楽に廃棄したりはせず、直せるものは直して使うという意識が生きている最後の時代でした。またおそらく、同等のものを新たに新造するよりは安く上がったはずです。当時の技術で新造するとなればグラスファイバーの大雑把な造型になってしまい、職人が彫刻で仕上げた「本物」とは厳然とした質の差が避けられなかったことでしょう。
>昔は人件費が安かったのですよ。1970年代初期といえばまだまだモノが貴重で、今のように気楽に廃棄したりはせず、直せるものは直して使うという意識が生きている最後の時代でした。
それはわかるけど、その後のランニングコストも結構、あると思うよ。
>またおそらく、同等のものを新たに新造するよりは安く上がったはずです。
どうなのかな?1971年といったら大阪万博のあとだからね。その後で、古いモノに手をだすという経営の判断って難しかっただろうね。コストとしても、分解されちゃっていて破棄寸前のモノだからね。
>当時の技術で新造するとなればグラスファイバーの大雑把な造型になってしまい、職人が彫刻で仕上げた「本物」とは厳然とした質の差が避けられなかったことでしょう。
それはそれで「当時の最先」を買えたわけだからね。職人の彫刻よりは受けがよかったと思うよ、当時はね。でもって、それが見直されているのって、もっと後だよな。
つまり、コストを含めて、敢えて古いモノを残して活かそうという判断が難しいけどよく判断したな..と思うわけだ。
古いものに手を出したレベルじゃないでしょ!!当時世界一を目指して作られた最高傑作のメーリーゴーランドなんだから。
>古いものに手を出したレベルじゃないでしょ!!
そういうレベルだよ。そして、そこに価値を見いだしたってのが、凄い慧眼だと言っているだけのこと。
>当時世界一を目指して作られた最高傑作のメーリーゴーランドなんだから。
当時って、1907年のことだよね。その当時というか、その前後20年くらいは、結構作られていて、傑作も多いよ。そして、それらのうち、生き残った(というか師に損ねていた)状態を復元して稼働状態にしたということ。なにも、アレだけが凄いメリーゴーランドというわけではない。「現存しているうちで」凄いということなんだ。
つまり、古いモノですでに滅ぶところにあったものに、たまたま活きていたから手をだしたということ。そこに手をだした慧眼がすごいなと思うだけのこと。
>それはそれで「当時の最先」を買えた
その程度のものは最先端でも何でもなく、何処にでもゴロゴロしてました。それこそ小規模なものならデパートの屋上のようなところにまで。折しも、モノを大切にする習慣の裏返しである、粗悪品でも何でも有ればそれだけで有り難かった時代から、粗悪品よりもできれば本物、良い物を、それが憧れではなく現実にひとつひとつ手に届くものとなっていった、60年代、70年代とはまさにそういう時代だったのですよ。
>60年代、70年代とはまさにそういう時代だったのですよ。
それはもっと後だよ。60年代、70年代を懐古して美化しちゃだめだな。あの年代は、「古い=悪」という意識で社会が回っていて、そこで失われた=そこではあったモノを懐古しているだけの話だよ。実際、そのメリーゴーランドも「解体されて廃棄される寸前」まで追い込まれていたわけだろ?
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
百年前の部品はどれくらい? (スコア:2, 興味深い)
部品が壊れたら、どうやって修理しているのかな?
不特定多数の"客"相手に、百年も動くというのは、色々な意味で大変なことだよなぁ。
Re: (スコア:1)
100年前で、大型の機械だったら、その都度壊れた部品の作成も難しくはないと思いますよ。
でも、制御はPCで行うとか、そういった改造は施されているんじゃないですかね。
Re: (スコア:1)
>100年前で、大型の機械だったら、その都度壊れた部品の作成も難しくはないと思いますよ。
技術的に難しいかどうかは別にして、結構、経済的に難しいことをしたと思う。
「解体され廃棄直前のところをとしまえんが購入」ということですからね。
新しい部材やら部品やらを投入して、さらに使えるところを取捨選択するとか、
古いデザインで新たに装飾を起こしたりすると、まっさらに新しいのを作るのより
お金がかかったのではないかな?
そして、それを使おうという経営的な判断も難しいと思う。
Re:百年前の部品はどれくらい? (スコア:1, 興味深い)
昔は人件費が安かったのですよ。1970年代初期といえばまだまだモノが貴重で、今のように気楽に廃棄したりはせず、直せるものは直して使うという意識が生きている最後の時代でした。
またおそらく、同等のものを新たに新造するよりは安く上がったはずです。当時の技術で新造するとなればグラスファイバーの大雑把な造型になってしまい、職人が彫刻で仕上げた「本物」とは厳然とした質の差が避けられなかったことでしょう。
Re:百年前の部品はどれくらい? (スコア:1)
>昔は人件費が安かったのですよ。1970年代初期といえばまだまだモノが貴重で、今のように気楽に廃棄したりはせず、直せるものは直して使うという意識が生きている最後の時代でした。
それはわかるけど、その後のランニングコストも結構、あると思うよ。
>またおそらく、同等のものを新たに新造するよりは安く上がったはずです。
どうなのかな?1971年といったら大阪万博のあとだからね。
その後で、古いモノに手をだすという経営の判断って難しかっただろうね。
コストとしても、分解されちゃっていて破棄寸前のモノだからね。
>当時の技術で新造するとなればグラスファイバーの大雑把な造型になってしまい、職人が彫刻で仕上げた「本物」とは厳然とした質の差が避けられなかったことでしょう。
それはそれで「当時の最先」を買えたわけだからね。職人の彫刻よりは受けがよかったと思うよ、当時はね。
でもって、それが見直されているのって、もっと後だよな。
つまり、コストを含めて、敢えて古いモノを残して活かそうという判断が難しいけどよく判断したな..と思うわけだ。
Re: (スコア:0)
古いものに手を出したレベルじゃないでしょ!!
当時世界一を目指して作られた最高傑作のメーリーゴーランドなんだから。
Re:百年前の部品はどれくらい? (スコア:1)
>古いものに手を出したレベルじゃないでしょ!!
そういうレベルだよ。そして、そこに価値を見いだしたってのが、凄い慧眼だと言っているだけのこと。
>当時世界一を目指して作られた最高傑作のメーリーゴーランドなんだから。
当時って、1907年のことだよね。
その当時というか、その前後20年くらいは、結構作られていて、傑作も多いよ。
そして、それらのうち、生き残った(というか師に損ねていた)状態を復元して稼働状態にしたということ。
なにも、アレだけが凄いメリーゴーランドというわけではない。
「現存しているうちで」凄いということなんだ。
つまり、古いモノですでに滅ぶところにあったものに、たまたま活きていたから手をだしたということ。
そこに手をだした慧眼がすごいなと思うだけのこと。
Re: (スコア:0)
>それはそれで「当時の最先」を買えた
その程度のものは最先端でも何でもなく、何処にでもゴロゴロしてました。
それこそ小規模なものならデパートの屋上のようなところにまで。
折しも、モノを大切にする習慣の裏返しである、粗悪品でも何でも有ればそれだけで有り難かった時代から、
粗悪品よりもできれば本物、良い物を、それが憧れではなく現実にひとつひとつ手に届くものとなっていった、
60年代、70年代とはまさにそういう時代だったのですよ。
Re:百年前の部品はどれくらい? (スコア:1)
>60年代、70年代とはまさにそういう時代だったのですよ。
それはもっと後だよ。
60年代、70年代を懐古して美化しちゃだめだな。
あの年代は、「古い=悪」という意識で社会が回っていて、そこで失われた=そこではあったモノを懐古しているだけの話だよ。
実際、そのメリーゴーランドも「解体されて廃棄される寸前」まで追い込まれていたわけだろ?