Windows の場合、ソフトウェアカタログを作るとしたら日本だけでも数十万のアプリの名前が並んで、カテゴリー単位で分けても数千とかが並ぶ事になるのですね。
当然ながらメンテナンスコストなどもかかりますし、Windows にはアプリケーションが多すぎて非現実的なのですよ。Vector 辺りは頑張って収集していましたけど。
Perl でも Ruby でも Python でもなんでもいいですが、使いたいモジュールが OS 標準のパッケージシステムに含まれていないことは非常に運用上の手間が増えるため、避けたいわけです。
その基準はクライアントマシンとしての Ubuntu ならいいかもしれませんが、Ubuntu Server を Web サーバーとして利用したいなどの場合には「必要なモジュールがまとめて管理できない」ディストリビューションは大きなマイナスにしかなりませんし、個別に入れるなら Windows でも Linux でも大差がない、という事になってしまいますよ。
うーん。 (スコア:0)
Re: (スコア:0)
デスクトップ用途には失格。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:1)
ブラウザ上でリンクをクリックして出てくるダイアログで「実行」を選べばOKです。
まあブラウザキャッシュやTEMPディレクトリにダウンロードされてるといえばダウンロードされてますが。
Re:うーん。 (スコア:3, 興味深い)
そうじゃなくて、ブラウザ上でテンポラリディレクトリにダウンロードして
実行するとしても、配布元をいちいち巡らなくちゃいけないわけでしょう?
それぞれインストールしたいものがどこで配布されてるのかを把握してなくちゃ
いけないWindowsデスクトップの文化がLinuxデスクトップ的には失格なわけです。
# aptitude install firefox
これだけで済む。GUIのラッパーを被せても同じです。
リストからインストールしたいソフトウェアを選択して、「インストール」ボタンを押すだけ。
どちらが優れているとはいいませんが、
というのはそういう意味ではないです。
Re:うーん。 (スコア:2)
商用、というか商売っ気のあるところのソフトがそうなると、
関連ソフトとして同時にたくさんインストールされそうだなぁ。
アンチウィルスソフトとかJwordとか。。。
Re:うーん。 (スコア:1)
ありゃ失礼。てっきり「ブラウザ上からEXEが直接実行できるのが駄目」という人と同じ文脈かと思いました。
確かにWindowsにはそういうシステム組み込みの誰かがまとめて管理してくれるリポジトリみたいなものはないですから、こんなソフトがほしい、と思ったら自分で探してきて自分でインストールしなきゃいけないのは面倒ですね。私なんかはそういうのを自分で探すのが(ついでにコンフィグとかいじるのも)楽しいのであんまり苦にならないですけど。
まあMSがそういうものを作ろうとしてもあちこちから反発された挙句に業界支配がどうのこうの、自由がどうのこうので訴訟起こされまくって終わりでしょうから将来的にも悲観的ですね。
Re: (スコア:0)
Vectorとかレビューつきのサイトが色々ありますからそんなに必要では無い気がします。
名前だけじゃエンドユーザーにとっちゃどんなソフトウェアかさっぱり分かりませんし(´・ω・`)
Re: (スコア:0)
Re:うーん。 (スコア:2)
デスクトップ用途ならばパッケージシステム管理外のソフトウェアをインストールしたい
という状況がそもそも稀ではないですか? Webブラウザも、OpenOfficeも、大抵の
ディストリビューションにはパッケージシステムに用意されています。
すべてのソフトウェアを *.exe や *.msi をダウンロードしてインストールし
アップデートの管理もそれぞれバラバラに行わなければならないWindowsと比較して、
用意されているものを使うだけならインストールも簡単、アップデートもパッケージシステムで
全て一括で行ってくれるのは利点でしょう。
パッケージシステム管理外のソフトウェアを20個も30個もインストールするという状況はさらに
稀ですから、個別にインストールした数個のソフトウェアだけを面倒見ればいいわけです。
# サードパーティのソフトウェアでも重大なセキュリティアップデートくらいはWindowsUpdateに流してくれればいいのに。
Re: (スコア:0)
入れるのを諦めると言う手を検討していただけませんか?
㌍㌢
Re: (スコア:0)
本当にlinux使ったことあるの?
Re:うーん。 (スコア:1)
それもそうだけど、管理外のソフトを入れる機会がどれほどあるのかということも・・・・
いや、ソフト自体は山ほどあるだろうが、インストール手順もわからないようなやつが、そういうソフトを入れたくなるシチュエーションが思いつかなくて
※㌍㌢って懐かしい・・・
Re: (スコア:0)
それはあくまで現状のLinuxを使える様にってだけでは?
少なくともWindowsとの比較を考慮すれば、管理外の物は幾らでもある訳で、それらが現状でLinuxに無いってだけですよ。
一般向けデスクトップとなれば、ハードなゲーマーなんぞ毎月何本も新しいソフトを入れるだろうし、それらがすべて網羅されるとも思えません。
># サードパーティのソフトウェアでも重大なセキュリティアップデートくらいはWindowsUpdateに流してくれればいいのに。
実は個人でも出来るってはなしを聞いた覚えが有る。
Re: (スコア:0)
Re:うーん。 (スコア:1, すばらしい洞察)
比較してるのは、"get"基準のLinuxと、"setup.exe"基準のWindowsの差でしょ。
正直、管理されてる環境から"get"するLinuxでも、使ってるディストリ、カーネルに合わなくて結局はmakeせざるを得ないよりは
「Win2k/XP/Vista/7で動きます」と明示してくれるバイナリ互換のWindows環境のほうがエンドユーザーにとっては楽でしょ?
デスクトップOSでメジャーになるには、「PCを道具として使う人」にとって便利じゃなきゃありえない。
Re: (スコア:0)
IE起動して検索窓にfirefoxといれて出てきたリンクからダウンロードボタンを押すのと
対して違いなくないですか?
Re:うーん。 (スコア:1)
素人にとっては大違いです。
そして、その違いがLinuxがメジャーになれない原因の一つです。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re: (スコア:0)
ソフトウェアを入れるまでに使わないといけない頭の量が違います。
例えば2chなどで「windowsのお勧めフリーソフトを挙げるスレ」にあるものを試してみたいとき。
一々サイト覗いてダウンロードのリンク探して、sourceforgeだったらミラーサイト選ぶのに更に1アクション増やして、
という作業を延々と繰り返すのは面倒です。
落としたら落としたでsetup.exeを起動させて「次へ」ボタンの連打。
気に入らなかったらひとつずつアンインストールを繰り返し。これもまた無駄にインタラクティブ。
pacman -S firefox chromium konquerorで3つのブラウザをインストール、気に入らなければpacman -Rでアンインストール。
debian系でもredhat系でも殆ど同じです。
Re:うーん。 (スコア:1)
Windows の場合、ソフトウェアカタログを作るとしたら日本だけでも数十万のアプリの名前が並んで、カテゴリー単位で分けても数千とかが並ぶ事になるのですね。
当然ながらメンテナンスコストなどもかかりますし、Windows にはアプリケーションが多すぎて非現実的なのですよ。Vector 辺りは頑張って収集していましたけど。
また、Linux などのソフトウェアカタログも万能ではありません。たとえば Perl を使いたい場合でも、CPAN にあるモジュール群すらメンテナンスされていなくて Ubuntu などでは数百、RedHat 系では数十程度しかない訳ですが、本当にそれで足りていると思ってますか?
メンテナンスを考えたらできるだけ入れたくないものの、必要であれば結局 CPAN モジュールを利用してインストール。ディストリビューション標準の管理から外れるため、更新管理も結局自分で行う必要が出てきます。
# FreeBSD だと数千入ってますが、それでも入っていないものは入っていません。
例えば○○などで「Linux のおすすめフリーソフトを挙げるスレ」にあるものを試してみたいとき。
リポジトリーに含まれているかを確認し、存在しない場合は諦めるか自分で build。もしかしたら誰かがパッケージを作ってくれているかもしれないけれど。
たまにパッケージ名にバージョン番号などが付いている場合があるため、この点を意識して入れる必要がある場合もある。
……とかいう場合はどうしましょうね。メジャーなものは大体入ってますが、そうではない場合は結構漏れが多いですよ。
Re:うーん。 (スコア:1)
最初に管理方法が無く各ベンダにまかせてたから、統一など不可能だけど、あれば便利だったでしょう。
少なくとも今みたいに各ベンダー(Google, Apple, Adobe, Java, DivX, etcetc)が独自にアップデータを提供する、みたいな事態は避けられたかと。
> リポジトリーに含まれているかを確認し、存在しない場合は諦めるか自分で build。
もはやUbuntuのリポジトリに含まれていないようなアプリは、パッケージが存在しない/メンテされないくらい、それを必要としているユーザーが少ない訳だから、どっちにしろ初心者が安心して使えるものではないでしょ。
iTunesに無いアプリをiPhoneにインストールするようなもんだ。
Re: (スコア:0)
2万です。数千とは桁が違う。Debianもね。
Re:うーん。 (スコア:1)
ゴミの様なプログラムでも好き勝手に作って公開出来てたから、今のWindowsユーザ数を支えるだけのエンジニアを確保できたんだろうけどね。
今でこそプログラムはインターネットで落としてきてインストールするのが当たり前になってるけど、昔は雑誌のCDからとかが多かったから(回線が細すぎるから)一括管理なんて出来ないだろうし。
#ちょうど/.に広告でてるけど、今はWeb系に限ってWindowsもネットワークインストールの管理プログラムだしてるね。
#まったくもってぱっとしないけど。
##ゴミを作って公開していた時期があるけどID
Re:うーん。 (スコア:1)
Perl でも Ruby でも Python でもなんでもいいですが、使いたいモジュールが OS 標準のパッケージシステムに含まれていないことは非常に運用上の手間が増えるため、避けたいわけです。
その基準はクライアントマシンとしての Ubuntu ならいいかもしれませんが、Ubuntu Server を Web サーバーとして利用したいなどの場合には「必要なモジュールがまとめて管理できない」ディストリビューションは大きなマイナスにしかなりませんし、個別に入れるなら Windows でも Linux でも大差がない、という事になってしまいますよ。
Re:うーん。 (スコア:1)
CPAN モジュール限定の話ですよ。
そうでないと、それこそ RedHat 系で数十なんてのもさすがにおかしいでしょう。
Re:うーん。 (スコア:1)
具体的にはglc [nullkey.ath.cx]とか、FlightGear(不安定版) [flightgear.org]とか。
実際、「ディストロのリポジトリに無いけど管理したいソフト(どれも不安定版)」は、自前のシェルスクリプトでgitとかcvsとかsvnからソース取ってきてインストールまで半自動化(スクリプトを端末から実行するだけ)してる。毎日PCに触る使う時間帯が決まってるならcron使って全自動化するけどw
#新しいtar玉orパッチを自動で取ってきて、自動でダウンロードしてパッケージ化して自前の野良リポジトリに置くなり自動でインストールしてしまうスクリプトを組んでしまえば管理しやすくなりそうだけど、それはやってない。
#自動でインストールされるのがマズいならメール通知に留めるべきかも。
Re:うーん。 (スコア:1)
標準パッケージシステムに含まれていないと管理が面倒というのは、対象が 10 台 100 台と増えても容易に管理できるかという世界の話になりますので、そういう「組み込み」はできるだけ避けたい訳です。
ただでさえ、個別マシンにわざわざログインして導入しないといけない、なんていう管理コストが上がるようなことはできるだけしたくない訳ですから。
それでいつつ「これは展開していい」「これは展開したくない」という辺りを集中的に管理できるかどうかというのは、サーバーの運用管理上非常に重要な点ではないでしょうか。
# もちろん、それなりのコストをかけてそこまで組み込んで完全管理する、というのもコストが許すならアリなんですけどね。
Re:うーん。 (スコア:1)
#もっとも、下記の方法は、ある程度機材構成とディストロが統一されてるのが前提です。アーキテクチャもディストロもバラバラだったら意味ありませんw
1:1台をパッケージ自動作成&パッケージテスト用鯖にして、パッケージ作成スクリプトを組み込んで、そのサーバに社内向けリポジトリを作成する。
2:自動作成されたパッケージを1:のサーバにだけインストールしてテストして、合格なら社内リポジトリに置く。不合格なら捨てるか手直しして再テスト。
#社内で作ったパッケージの信頼性を云々…と言い出したら、ディストロ公式パッケージも「配布者がやってるテストは信用できるのか?」って事になってキリがなくなるので、お偉いさんに言われない限りは厳密にやる必要は無い気がします。
3:他の100台は社内向けリポジトリ「も」参照するように/etc/yum.confか/etc/apt/sources.listを修正する
4:後は放置しておけば各鯖がyum-cronとかcron-aptで勝手にアップデートしてくれる
この方法だと、手間=金が掛かるのは2と3の行程で済みますよ。と言っても、テストの内容次第ではもの凄く金が掛かりますがw
#サーバでもデスクトップでも台数が多ければ似たような問題があるので「いつの間にサーバの話にしたんだ」とかツマラナイ事を言うつもりはありません。
Re: (スコア:0)
一元管理されてる閉じた世界の中で完結してれば便利なんだけど、
その外のものを入れようとするとやっぱりmakeが必要だったり、
配布元の指示に従ってレポジトリの追加などの労をとらなきゃいけなかったりする。
その指示もディストリごとに違うし、一部のディストリしか説明されてなかったりもする。
欲しいソフトがレポジトリにあってもそれはバージョンが数世代古かったりとかいうこともある。
まあ試行錯誤して自力でビルドするのはとんでもなく面倒なのでaptは重宝するんだけど、
setup.exeを失格と言えるようなものではないと個人的には思う。
Re: (スコア:0)
Mac OS XにもApp Storeができてますね。
それぞれポリシーの違いはあるでしょうが、Macもソフトウェアを一元管理するほうに舵を切ったような。
http://www.apple.com/jp/macosx/lion/ [apple.com]
Re: (スコア:0)
やりたいことを出来るソフトを探さにゃならん場合は結局ググるでしょう?
Re: (スコア:0)
ProgSense [recipester.org]ってのがあるけど、これ、使えるん?
Re: (スコア:0)
># aptitude install firefox
一つ聞くが、その「firefox」なる言葉は何処で見つけて来たの?
予備知識って頭の中に電波で飛んで来るものじゃないぞ。
ってのが素人さんの使用するときの問題だろう。
「ブラウザ」でググって来るならそのままでDL/実行の方が環境の切り替えも要らないから早かろうし。
素人さんなら「ブラウザ」でなく「インターネット」で探す可能性も高いかもな。
って事で、素人さん向けにはGoogle先生以上の簡易な方法は無いだろ。
それに半数近くの人間がタイプミスしても不思議とも何とも思わない。
慣れた人の多そうなスラドですらtypoは日常茶飯事だものな。
Re:うーん。 (スコア:2)
というか私の最初のコメントは1844344 [srad.jp]に対するリプライの、
「ブラウザ上でリンクをクリックして出てくるダイアログで(ry」というのが的を
外していたのでそれを補うようにつけたものなので、そういう突っ込みはずれているのです。
別にfirefoxという言葉を知っている必要はなくて、知らないなら知らないで、
「Webブラウザ」をパッケージシステムからインストールしようとすると、
自動的にFirefoxなりの適当なWebブラウザがインストールされるように
初心者向けのGUIを作ればいいわけで。
「使いたい機能を持つソフトウェアの名前を知らなければならない」のと
「個別のインストーラをダウンロードして実行しなければならない」というのは同値ではないです。
Re: (スコア:0)
そのへんはSynapticなりのGUIのラッパーが解決してくれるでしょ。