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ISDNのINS64(BRI)ではBchを2つ束ねての128kbpsしか出ないのでADSLのほうがスジが良いというのは間違いでして、FTTCを整備した後に、RTにADSLの局側の装置を設置すれば、局舎から加入者宅まで20km離れていても、RTから加入者宅までの距離は短いのでADSLが十分な速度で使えたはず
そのRTまでADSLやVDSLで高速回線引いても、RTから先がINS64の速度しか出ないって理解してたんだけど…。ADSLがなければNTTはとっくに光化完了してて今より高速のネットが使い放題になってたはずだとか言う言説は良く聞くのだけれど、結局今のフレッツ網だってB-ISDNじゃないわけだし、ADSLよりも早い段階でADSL以上の速度が安価で得られたはずなんてのは計画すらあったとは信じられない。どこかに絵に描いた餅でもいいからその当時の整備計画とかないのかな。
あまり有名ではないのですが、RTにDSLAMを隣接設置して、(ADSLやVDSLで)ブロードバンド回線を提供している地域があります。やる気と空きスペースの問題です。
参考例:Dreamブロードバンド [allied-telesis.co.jp]
そもそもRTまでは光ファイバーが必ずといって良い程、伸びているので回線提供は基本的には出来るはずです。ちゃんと速度も出ます。なのに、今まで積極的ではなかったのはDSLAMをRT内(本当に小さなプレハブ小屋とかキュービクルとか下手すると装置そのもの)に置くのは無理だったためです。
RT局でのブロードバンド回線を利用するために、ISP側がNTT敷地内に別の小屋やキュービクルを設置して、なんとかMDFに接続させてもらうことで、リンク先の事例でも利用可能になったようです。
RT局でブロードバンドが提供できるかは、そのNTT敷地が広いか狭いか、ISP側に単純コロケーションよりは多額の設備投資に耐える覚悟があるかに依存します。リンク先の事例以外でも山陰地方で事例があることは知っていますが、具体的にどこがはその該当ISPのページで言及が現在無いので避けます。ごめんなさい。
リモートターミナルとTELESYNによるIPトリプルプレイ [allied-telesis.co.jp](PDF注意)
こちらの方がRT局舎におけるDSLAMの設置の難しさが写真で一目瞭然ですね。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
机上の空論 (スコア:1, 参考になる)
1)既設の光回線
基地局間の幹線は、ほぼ光化している。
FTTHについては、政治的に強制された地域を除けば、基地局から比較的近い地域のみに提供されている。おそらく、一部を除き、基地局から3kmぐらいのところまでしか提供されていないことが多い。加入回線全体の数から見れば、わずか2~3割である。
2)既設のメタル回線
基地局からの距離が比較的長いものが多い。よって、光回線化するための1回線あたりの単価は、今まで以上に費用がかかる。
ADSL業者のCMではないが、
Re: (スコア:1, 興味深い)
ISDNのINS64(BRI)ではBchを2つ束ねての128kbpsしか出ないのでADSLのほうがスジが良いというのは間違いでして、FTTCを整備した後に、RTにADSLの局側の装置を設置すれば、局舎から加入者宅まで20km離れていても、RTから加入者宅までの距離は短いのでADSLが十分な速度で使えたはずです。
ADSLのときに、局舎までのメタルの撤去をするなだとか、局舎までメタルに戻せと言うのが間違いでして、RTにADSL装置を置かせろ、という主張をすべきだったのですよ、孫さんは。しかし、それをしなかった。やはり、長期的な計画性がないんです。
Re: (スコア:0)
そのRTまでADSLやVDSLで高速回線引いても、RTから先がINS64の速度しか出ないって理解してたんだけど…。
ADSLがなければNTTはとっくに光化完了してて今より高速のネットが使い放題になってたはずだとか言う言説は良く聞くのだけれど、結局今のフレッツ網だってB-ISDNじゃないわけだし、ADSLよりも早い段階でADSL以上の速度が安価で得られたはずなんてのは計画すらあったとは信じられない。
どこかに絵に描いた餅でもいいからその当時の整備計画とかないのかな。
Re:机上の空論 (スコア:2, 参考になる)
あまり有名ではないのですが、RTにDSLAMを隣接設置して、(ADSLやVDSLで)ブロードバンド回線を提供している地域があります。やる気と空きスペースの問題です。
参考例:Dreamブロードバンド [allied-telesis.co.jp]
そもそもRTまでは光ファイバーが必ずといって良い程、伸びているので回線提供は基本的には出来るはずです。ちゃんと速度も出ます。
なのに、今まで積極的ではなかったのはDSLAMをRT内(本当に小さなプレハブ小屋とかキュービクルとか下手すると装置そのもの)に置くのは無理だったためです。
RT局でのブロードバンド回線を利用するために、ISP側がNTT敷地内に別の小屋やキュービクルを設置して、なんとかMDFに接続させてもらうことで、リンク先の事例でも利用可能になったようです。
RT局でブロードバンドが提供できるかは、そのNTT敷地が広いか狭いか、ISP側に単純コロケーションよりは多額の設備投資に耐える覚悟があるかに依存します。リンク先の事例以外でも山陰地方で事例があることは知っていますが、具体的にどこがはその該当ISPのページで言及が現在無いので避けます。ごめんなさい。
RT局舎におけるDSLAMの設置の難しさ (スコア:1, 参考になる)
リモートターミナルとTELESYNによるIPトリプルプレイ [allied-telesis.co.jp](PDF注意)
こちらの方がRT局舎におけるDSLAMの設置の難しさが写真で一目瞭然ですね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
隣の家の玄関まで数百メートルあるなんてのは、完全な田舎の過疎地でしょう。
ポピュラーなところでは、幹線道路を中心に100~300m幅のベルト状に住宅地が集まっている状態かな。それ以外の場所は海だったり、山林だったり田畑だったりする訳なんですけどね。
前者の地域のRT局なら、確かに土地の問題は少ないでしょう。後者の場合、住宅密集地域の中にRT局があることが多いのではないでしょうか? 地方というだけで、ひとくくりにしてしまうと、本質が見えなくなりますよ。
Re: (スコア:0)
遠隔地RTへのDSLAMの設置は手間やコストが掛かるため嫌われているわけで、きちんと音頭を取って動く人がいれば充分可能だと思います。地域住民がフレッツを契約するという署名を持ってNTT地域会社に陳情に行くのも良いでしょうし、茨城のように自前でISPを立ち上げるのも手でしょう。
過去にはきちんといろんな形で補助金が付いて、実質的なイニシャルコストはあまり負担せず(掛からないわけではありません)DSLAMをRTに設置した事例があります。中継側はNTTから中継ダー