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・電気抵抗大→太さ大→曲げ半径小:いかんともしがたい?・伸びが少ない→曲げ半径小:曲げの必要のない用途(送電線とか)、合金化など・繰り返し荷重に弱い→振動に弱い:固定された用途(巻き線とか)、合金化など・すぐに酸化被膜を作る→接触抵抗が大きい→圧着困難:圧着前に磨く、圧着方法の工夫、接着との併用、表面被覆(クラッド線)・溶接もロウ付けも困難:特殊な接着方法(超音波とか)、表面被覆(クラッド線、スズ)・イオン化傾向が大きい→電解腐食しやすい:防水加工、合金化、表面処理(スズとか?)、交流
以上の問題をクリアするコストをかけても軽量化したい用途で採用されてるのかな。
こんなところ?
参考資料http://www.furukawa.co.jp/museum/floor3/03/23.htm [furukawa.co.jp]http://www.jogmec.go.jp/mric_web/koenkai/081023/briefing_081023_2.pdf [jogmec.go.jp] 20phttp://www.mitsubishi-cable.co.jp/jihou/pdf/103/gi06.pdf [mitsubishi-cable.co.jp]
銅が鉄鋼材料の中に混入すると、熱間加工性の阻害や溶接部高温割れの原因となる。 悪影響の生じない濃度はおおむね0.3%以下である。今後はモーター類等比較的銅が多く含まれた スクラップが増加すると見られ、薄めるために使用する良質スクラップが大量に必要となる。 ---JOGMEC(独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構)調査レポート[PDF注意] [jogmec.go.jp]より
現在はスクラップから人力で除去しています。銅使用量が減れば混入量も減り、スクラップの価値も上昇します。 一方、アルミは電炉で除去できるから問題になりません
「除去している」だけじゃなくて「回収している」側面もあるんじゃないの?銅自体でみれば鉄に比べ物にならないほど有価だし#しかも最近はまた銅価が上昇中。円高のせいで日本ではそうではないけど、海外では過去最高に迫る勢い
リサイクルはしやすいほうだし#熔解原料には向かなくても、精練工程の途中に放り込めば何とでもなるし
自転車(フレーム)の素材は鉄(クロモリ)、アルミ、カーボンが主流ですね。価格やグレードなどによって差別化しているので、いずれも製品としては並行しています。その他アルミスカンジウム合金やらチタンやら竹やらありますが。
鉄とアルミの特性の差については既出のとおり。自転車に限って言えば、アルミよりクロモリの方がフレーム径を小さくできるので、細身(一般的にその方がかっこいいと言われる)の外見になります。
古川電工は電気アニール技術ってのを使ってるそうです。送電線では強度保持のため、中心に鋼線を入れてるそうですが、大電流に耐える耐熱化のために合金化が必要だったりするようです。合金化すると電気導電度は下がりますが、強度や耐熱性ほかとの兼ね合いで合金か合金とのハイブリッドの方が多いみたいです。アルマイトに限らずアルミナ全般を簡単に還元する方法があったら使えるかもしれませんね。アルミ溶接もだいぶ楽になったんですかね。ただ、やっぱり疲労破壊(時効の問題もあるのかな)がネックの様で、クロモリが人気らしいです。塩ビ以外も色々あるようですが、やっぱりコストと耐久性では塩ビなんでしょうか。
よくまちがわれるのですが、古河電工です。
ガラス, 蝋燭, 氷を溶かして接ぐのは溶接じゃなイカ?プラスチック溶接やセラミックス溶接もあるぞ。金属でも水銀なんて、どうやって溶接するんだ?
「猫とは、毛が生えている生物である」毛が生えてない種類もあるんだっけ?
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
問題点など (スコア:0)
・電気抵抗大→太さ大→曲げ半径小:いかんともしがたい?
・伸びが少ない→曲げ半径小:曲げの必要のない用途(送電線とか)、合金化など
・繰り返し荷重に弱い→振動に弱い:固定された用途(巻き線とか)、合金化など
・すぐに酸化被膜を作る→接触抵抗が大きい→圧着困難:圧着前に磨く、圧着方法の工夫、接着との併用、表面被覆(クラッド線)
・溶接もロウ付けも困難:特殊な接着方法(超音波とか)、表面被覆(クラッド線、スズ)
・イオン化傾向が大きい→電解腐食しやすい:防水加工、合金化、表面処理(スズとか?)、交流
以上の問題をクリアするコストをかけても軽量化したい用途で採用されてるのかな。
こんなところ?
参考資料
http://www.furukawa.co.jp/museum/floor3/03/23.htm [furukawa.co.jp]
http://www.jogmec.go.jp/mric_web/koenkai/081023/briefing_081023_2.pdf [jogmec.go.jp] 20p
http://www.mitsubishi-cable.co.jp/jihou/pdf/103/gi06.pdf [mitsubishi-cable.co.jp]
Re:問題点など (スコア:4, 参考になる)
軽量化だけでなく、リサイクルしやすさの向上、スクラップ単価の向上。
現在はスクラップから人力で除去しています。銅使用量が減れば混入量も減り、スクラップの価値も上昇します。
一方、アルミは電炉で除去できるから問題になりません
Re: (スコア:0)
「除去している」だけじゃなくて「回収している」側面もあるんじゃないの?
銅自体でみれば鉄に比べ物にならないほど有価だし
#しかも最近はまた銅価が上昇中。円高のせいで日本ではそうではないけど、海外では過去最高に迫る勢い
リサイクルはしやすいほうだし
#熔解原料には向かなくても、精練工程の途中に放り込めば何とでもなるし
Re: (スコア:0)
合金化すると、電気導電度は下がります。
酸化被膜って、一昔アップルがしつこく宣伝に使っていましたが、アルマイトのことです。戦後は、シュウ酸液につけ、電圧をかけると、金色のAl2O3皮膜付きのやかんの出来上がり。その後、沸騰した水の中で煮ます。
金属の定義は、溶接ができることです。現実社会では、溶接ができない金属は利用できません。
今流行の自転車(ママチャリを除く)のほとんどはアルミ(鉄も復活してきたけど)でできています。
銅線だって、ビニル被覆です。
Re:問題点など (スコア:2, すばらしい洞察)
自転車(フレーム)の素材は鉄(クロモリ)、アルミ、カーボンが主流ですね。
価格やグレードなどによって差別化しているので、いずれも製品としては並行しています。
その他アルミスカンジウム合金やらチタンやら竹やらありますが。
鉄とアルミの特性の差については既出のとおり。自転車に限って言えば、アルミよりクロモリの方がフレーム径を小さくできるので、細身(一般的にその方がかっこいいと言われる)の外見になります。
Re:問題点など (スコア:1)
Re: (スコア:0)
鉄は金属でなく利用もできない?
Re: (スコア:0)
古川電工は電気アニール技術ってのを使ってるそうです。
送電線では強度保持のため、中心に鋼線を入れてるそうですが、大電流に耐える耐熱化のために合金化が必要だったりするようです。
合金化すると電気導電度は下がりますが、強度や耐熱性ほかとの兼ね合いで合金か合金とのハイブリッドの方が多いみたいです。
アルマイトに限らずアルミナ全般を簡単に還元する方法があったら使えるかもしれませんね。
アルミ溶接もだいぶ楽になったんですかね。ただ、やっぱり疲労破壊(時効の問題もあるのかな)がネックの様で、クロモリが人気らしいです。
塩ビ以外も色々あるようですが、やっぱりコストと耐久性では塩ビなんでしょうか。
Re: (スコア:0)
よくまちがわれるのですが、古河電工です。
Re:問題点など (スコア:1)
ガラス, 蝋燭, 氷を溶かして接ぐのは溶接じゃなイカ?
プラスチック溶接やセラミックス溶接もあるぞ。
金属でも水銀なんて、どうやって溶接するんだ?
the.ACount
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
「猫とは、毛が生えている生物である」
毛が生えてない種類もあるんだっけ?