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もはや40nmとか65nmのプロセスでASICを作れる用途なんて限られてきてます。初期費用が10億越える勢いなので、月に10万個とか100万個とか作らないと割が合わないし、そうでなければASICベンダーも話も聞いてくれないです。
一方で初期費用をケチって0.18μmとか0.13μmあたりで作るくらいだったら、数や調達力にもよるだろうけど、同じ回路規模なら45nmのFPGAの方が単価が安くなったりすることすらあります。しかもマスクをつくって拡散を待つ時間もいらないし、多少のバグも怖くない(バグったってマスク作り直しにはならないから)。
ソフトウェアでコンフィギュレーションする仕掛けが入っていて、ソフトウェアのバージョンアップができるのなら、出荷後にだって回路のバグを取ることすら可能になります。
TimeToMarketという点でもFPGAの方が利点が大きいのです。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
数百万も出るのなら話は別 (スコア:2, 興味深い)
確かに部品単価はASICより高いもののイニシャルコスト・改版コストははるかに安い。
億単位の開発費を計上出来ないニッチな市場を狙う中小企業には部品単価より深刻な問題である。
その為数百~数千(最近だと数万?)程度しか出ない高速処理を必要とする製品だとそれなりに使われる。
逆に数千程度しか出さない高速処理が必要な製品の知名度が世の中の量産製品の中で低いとは言えるかもしれない。
最近だとPT2のような既に6万以上出荷されているFPGA搭載製品もあるけれどかなり珍しい例であろう。
Re:数百万も出るのなら話は別 (スコア:1, 参考になる)
もはや40nmとか65nmのプロセスでASICを作れる用途なんて限られてきて
ます。初期費用が10億越える勢いなので、月に10万個とか100万個とか
作らないと割が合わないし、そうでなければASICベンダーも話も聞いて
くれないです。
一方で初期費用をケチって0.18μmとか0.13μmあたりで作るくらいだったら、
数や調達力にもよるだろうけど、同じ回路規模なら45nmのFPGAの方が単価が
安くなったりすることすらあります。しかもマスクをつくって拡散を待つ時間
もいらないし、多少のバグも怖くない(バグったってマスク作り直しにはな
らないから)。
ソフトウェアでコンフィギュレーションする仕掛けが入っていて、ソフトウェア
のバージョンアップができるのなら、出荷後にだって回路のバグを取ることす
ら可能になります。
TimeToMarketという点でもFPGAの方が利点が大きいのです。