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一方で、物理的に見れてしまうもの、できてしまうこと、を 法的に禁止することで抑止しようとする姿勢が行き過ぎると、 実際にはいろんな「犯罪」の手口があるのに一般人はそれを知らない (物理的にもできないものと誤って思い込んだり、 そういう危険性に配慮することを忘れてしまったり) といった危険な状況に行き着く可能性があります。
で、どこかでバランスが必要だと思いますが、 今回の件について言えば、 ウェブ上の公開の場所に置いてリンクを張ってないものについては 見られて当然だと思います。 (リンクを張ろうと思って忘れてる、とか、 リンクを張ったつもりが URL が間違っていたために どこからもリンクが張られていない、とかの状況だって 考えられますから)。
インターネットは現実社会の一部分です。
ですので、インターネットと現実社会はイコールではない (数学的に書けば、A をある集合、B を A の真部分集合としたとき、 A = B は誤り) とは言えますが、インターネットは現実社会から 独立したなにかである、と考えるのは誤っています。
は不正アクセスではなく
は不正アク
容易に推測可能でないファイル名へのアクセス
容易かそうでないかはどうやって判断するんでしょう? そんなことする以前に見て欲しくないのなら見えない状態にしておくほうがいいんじゃないでしょうか。
明示的に公開していないものとはどう判別すればいいんでしょうか。URLをタイプして、タイプミスしてたまたま見えてしまったものと判別がつくのでしょうか。
Basic認証なりの手段をとらずに普通にhttpで見えてしまう状態で、その人が見せたくないと思っていることを判別するすることはできないんじゃないでしょうか。
総当たりでファイル名を推測することは、DoSと見做すことができる程度であれば不正アクセスでいいんじゃないでしょうかね。ただし、どの程度がそうだというのは私にはわかりませんが。サーバの性能にもよるでしょうし、線の太さにもよるでしょうし、他の要因も考えられますし。
webサーバに置いた瞬間にその文書は公開したものだと見做すことを啓蒙していくほうがみんなが幸せになれるんじゃないでしょうか。見られたくないものを見えちゃうところに置かないように気をつけるようになるでしょうから。いくら「見ちゃダメ」って思っていっても、見られてしまえばおしまいなわけで。
それが普遍的な考えになったときに困る人ってのは、ついうっかり秘密の文書を置いてしまった人か、「非公開のものを見られた、賠償しろ」などという訴訟ゴロかくらいなものでしょう。前者は「不注意だったね、次は気をつけようね」で済むし(場合によっては済まないかも)、後者については別に何もフォローする必要はないでしょう(そんなやついるのかな?)。
# ファイル名の暗号化は意味不明だけど、まあそれはほっとこう
こういう例(公の場での「スカートの中の撮影」に合法判決) [cnet.com]もありますが。
っていうか、現実世界を持ち出す人には、コレを引き合いに出せば一発か?
ネットワークやコンピューターを使うとき、セキュリティを達成する方法として、パスワードがあります。
容易に推測できないパスワードを使いましょう、とみなさん言いますよね。みんな、たった8文字程度のパスワードや数十文字程度のパスフレーズにセキュリティのすべてを託しているんです。そして、それに対して総当たり攻撃をかけたり、想像やあてずっぽで他人のパスワードを入力するのは
("意思の明示" の話じゃなくて、クラックの困難さという意味で)
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
明示的に公開していないものは非公開 (スコア:1)
多くの人が幸せになるかと思われます。
見えるんだから、見たんだよー!
が正論だ、という常識が出来上がるのは、
芳しくないなあと。
-- LightSpeed-J
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:2, 興味深い)
一方で、物理的に見れてしまうもの、できてしまうこと、を 法的に禁止することで抑止しようとする姿勢が行き過ぎると、 実際にはいろんな「犯罪」の手口があるのに一般人はそれを知らない (物理的にもできないものと誤って思い込んだり、 そういう危険性に配慮することを忘れてしまったり) といった危険な状況に行き着く可能性があります。
で、どこかでバランスが必要だと思いますが、 今回の件について言えば、 ウェブ上の公開の場所に置いてリンクを張ってないものについては 見られて当然だと思います。 (リンクを張ろうと思って忘れてる、とか、 リンクを張ったつもりが URL が間違っていたために どこからもリンクが張られていない、とかの状況だって 考えられますから)。
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:2)
インターネットという技術、利便性、目的...を考えると、そもそも現実社会というものと矛盾する点が多くあるはず。
だから、インターネットはインターネットで常識があるという認識が大事。もちろん、常識とは強制されて作るものではなく、大衆が行う行動によって決まります。で、大衆はインターネットを現実社会とは違うものとして考えているだろうから新たにインターネットの常識と言うものが今作られようとしているのが今日この頃。
インターネットが人々に定着しはじめて、インターネットに関する問題に関して多くの人が考え始めると、新たなるインターネットに対する一般的な認識というものが形成されるでしょう。今回の裁判は、これらの問題を考える上で参考になり得るだろう判例になるのです。
ちなみに今は、インターネット上で見られるものはなんでも見ていい、わざわざWeb上に置いているようなものを秘密のものであるとするのは無理があるという認識が多数派であるようです。
// Give me chocolates!
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:0)
インターネットを特別視すること自体が間違っている。
ネットだろうがなんだろうが、
所詮は現実の一部に過ぎんよ。
そこに特別なものなんて何もない。
あるとすれば信者の妄想ぐらい。
#この手の話を見聞きするたびに、
#新興宗教家の高説(とやら)を思い出すのは私だけかな…。
ちなみに
>ちなみに今は、インターネット上で
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:1)
> 少なくともそのソースぐらいは明示してね。
多数派だと言う明確なソースが存在していると思っているの?
#きみもおもしろいよ、AC君だけど。
ちなみに、多数派だと言うのは/.のことね。いろんなコメントをみていればわかるけど。
// Give me chocolates!
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:2, すばらしい洞察)
ほとんどのHTTPサーバーはファイルを置くだけで閲覧できるように
なっています。
ちなみに、置くだけでは閲覧できないようにも設定できるに関わらず
大抵はパーミッションが読み取り可能となっています。
これは明らかにファイルを置くだけで、閲覧を許可しているものと
判断しても良いのではないでしょうか?
見れるように設定していながらも、もしくはそのように設定されている
サーバーを自発的に使用していながらも、閲覧される事に文句を言うのは
道理がかなわないと思いますが。
CGIなどは置くだけでは機能しないようになっている場合があります。
そういう時はパーミッションによって実行許可を与えなければなりません。
#間違いは指摘してもらえると嬉しいです。
#でも、余計なコメントを増やさないために返事はしませんのでご了承ください。
李 露星
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:0)
そんなの現実社会ではありえませんが?
だから、誰かの家じゃないんだってば (スコア:0)
路上にダンボールで小屋を作ってるヒトが、
で、彼らにとってはそれは自宅かも知れないけど、
そのダンボールで囲われたスペースを覗き込んでも
罪には問われないわけですよ。
鍵の有無や住人の意思とは無関係にね。
路上の「俺領域」を自宅だと言い張りた
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:0)
見られたくないなら、生垣なりブロック塀なりを作ればいいんです。それでも壁の穴からのぞいていたら、そりゃ怒られるだろうけど。
とまあ、インターネットに現実世界のたとえ話を持ち込んでも、いくらでも好きなようにいえるので、意味がないです。
Re:だから、誰かの家じゃないんだってば (スコア:0)
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:0)
けど、それが全体の中の一室であれば別ですね。
倫理的に勝手に入るのは不味いといのはあるかもしれないけど、法的にはあまり問題にならないかと。
#
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:0)
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:0)
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:0)
インターネットは現実社会の一部分です。
ですので、インターネットと現実社会はイコールではない (数学的に書けば、A をある集合、B を A の真部分集合としたとき、 A = B は誤り) とは言えますが、インターネットは現実社会から 独立したなにかである、と考えるのは誤っています。
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:0)
は不正アクセスではなく
は不正アク
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:2, すばらしい洞察)
容易かそうでないかはどうやって判断するんでしょう? そんなことする以前に見て欲しくないのなら見えない状態にしておくほうがいいんじゃないでしょうか。
明示的に公開していないものとはどう判別すればいいんでしょうか。URLをタイプして、タイプミスしてたまたま見えてしまったものと判別がつくのでしょうか。
Basic認証なりの手段をとらずに普通にhttpで見えてしまう状態で、その人が見せたくないと思っていることを判別するすることはできないんじゃないでしょうか。
総当たりでファイル名を推測することは、DoSと見做すことができる程度であれば不正アクセスでいいんじゃないでしょうかね。ただし、どの程度がそうだというのは私にはわかりませんが。サーバの性能にもよるでしょうし、線の太さにもよるでしょうし、他の要因も考えられますし。
webサーバに置いた瞬間にその文書は公開したものだと見做すことを啓蒙していくほうがみんなが幸せになれるんじゃないでしょうか。見られたくないものを見えちゃうところに置かないように気をつけるようになるでしょうから。いくら「見ちゃダメ」って思っていっても、見られてしまえばおしまいなわけで。
それが普遍的な考えになったときに困る人ってのは、ついうっかり秘密の文書を置いてしまった人か、「非公開のものを見られた、賠償しろ」などという訴訟ゴロかくらいなものでしょう。前者は「不注意だったね、次は気をつけようね」で済むし(場合によっては済まないかも)、後者については別に何もフォローする必要はないでしょう(そんなやついるのかな?)。
# ファイル名の暗号化は意味不明だけど、まあそれはほっとこう
日本の法律では (スコア:1)
日本では不正アクセスというのは法的に適当ではないようです。
「好ましくないアクセス」と言い換えた方が良いと思います。
DoSは不正アクセス禁止法では対象外です。
また、パスワードの掛かっていない所に侵入するのは、
不正アクセスではないと遠まわしに示されています。
(不正アクセス禁止法第3条2項各号を参照)
但し刑法第234条2項(電磁記録の損壊等妨害)があるかもしれません。
実際に損壊等の損害が出ればの話ですが。
米子-松江往復だと?そんなの自転車に決まっ(ry
愛車(ロード)のフレームに「ありす」って名前つけちゃったze
つーか (スコア:0)
少なくとも置いてあるだけは「見て欲しい」ではないわな。
(「見られても構わない」と「見て欲しい」は全然違う)
パンチラ(下世話ですまぬ)と同じなのかな?
見せブラ、パンチラ、最近の女性はなんでもありだけど、
それを明示的に覗くと
Re:つーか (スコア:1)
こういう例(公の場での「スカートの中の撮影」に合法判決) [cnet.com]もありますが。
っていうか、現実世界を持ち出す人には、コレを引き合いに出せば一発か?
Re:つーか (スコア:0)
少しも後ろ暗い気持ちはないですか。…なさそうですね、あなたには。
Re:つーか (スコア:1)
# ワシントン州以外ではお縄だけどID
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:0)
ネットワークやコンピューターを使うとき、セキュリティを達成する方法として、パスワードがあります。
容易に推測できないパスワードを使いましょう、とみなさん言いますよね。みんな、たった8文字程度のパスワードや数十文字程度のパスフレーズにセキュリティのすべてを託しているんです。そして、それに対して総当たり攻撃をかけたり、想像やあてずっぽで他人のパスワードを入力するのは
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:1)
まず第一として実際に制限しているという現実があります。
リンクを張らないだけでファイルを置いておくことは、実際には何も制限していません。
意思の明示の話では有りませんので、ぜんぜんまずくないです。
>「この先は見ないで下さい」と書かれたリンクをたどったら違法になっちゃう
なりません。
リンクをたどるという行為は現行法では違法ではありません。
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:0)
("意思の明示" の話じゃなくて、クラックの困難さという意味で)
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:0)
「ファイル名を暗号化」って?(笑)
Re:明示的に公開していないものは非公開 (スコア:0, 参考になる)
ここの場合、公開の設定をすると100バイト程度のランダムな
アルファベットのファイル名でアクセスできるようになります。