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1バレル100ドル時代にあって『原発がなければ何の問題もなかった』とか、想像力がないんだな。
円が高いから未だマシだけどオイルショックとかしらない世代じゃしょうがないかもしれない。
#輸入燃料に頼り切るととても困った事態になるから原子力が夢のエネルギーって言われた時代なんかすっかり忘却の彼方
馬鹿な世代ですね
被害者が身近にいないから言えるコメントですね。
夜中、咳が止まらなくて座って寝たとか、授業中に発作起こして保健室に担ぎ込まれるとか、そういうのを体験している世代には工場の煤煙は敵にしか見えないですよ。
オイルショックを(幼いながらも)体験した老人からいえることは、
あのとき脱化石燃料燃料が優先されて、原発を推進したことを「今の知見から」馬鹿なことと呼べるとするなら、いま脱原発を優先するために数々の問題の解決を見ずに自然エネルギーを推進すると将来の若者から「馬鹿な世代」と呼ばれかねないぞと。
火力を建てるのに環境アセスなんていらないよとか、言ってましたな。
そういえば光化学スモッグ警報とかも死語になっちゃったなあ。昔は日常的に見られたのに。
注意報なら今でもあるよ。北部九州で、大陸から黄砂の飛んでくる時期とかに。
千葉(場所的には東京寄りのあたり)でも未だに光化学スモッグの放送が流れます。自分が小学生の頃からすると頻度はかなり落ちてますけどね。
>#輸入燃料に頼り切るととても困った事態になるから ↓>原子力が夢のエネルギー
この理屈がわからない。原子力も輸入燃料(ウラン)に頼り切ってるのでは
ちなみに日本で原子力発電 [wikipedia.org]は1963(実験)1966(商用)からオイルショック [wikipedia.org]は1973
原子力委員会/これまでの原子力長期計画 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_back.htm [aec.go.jp] によると、昭和47年 (1972年 —— オイルショックの前年) には、まえがきで次のように「原油価格の問題」が述べられています。
わが国のエネルギー供給を担っている在来化石燃料には,近年大気汚染,原油の国際価格上昇等の問題があり,将来とも化石燃料に全面的に依存するごとに不安があるのに対して,原子力発電は,経済性信頼性の著しい向上とともに,適切な管理のもとにきれいなエネルギーを供給できることから,原子力に対する要請は著しく増大している。
まぁこれを引かずとも、「以前から研究していた原子力発電が、オイルショックを契機に注目されるようになった」くらいは想像できるのですが。
>#輸入燃料に頼り切るととても困った事態になるから ↓>原子力が夢のエネルギーこの理屈がわからない。原子力も輸入燃料(ウラン)に頼り切ってるのでは
石油の輸入元がアラブ圏に偏っているということを忘れているような気が (2009年時点 [teikokushoin.co.jp]でも中東が85%を占めています)。ウランの場合、オーストラリア、カザフスタン、カナダ、アメリカ、南アフリカなど。
また石油の場合はエネルギーだけじゃなくて化繊とかの原料としても重要です。どこかのSF小説で「石油を燃やしていた時代があったんだ」なんて台詞があったような。それに、当時逼迫が言われていた石油埋蔵量を伸ばす効果も期待されていたのではないでしょうか。現在の「50年」も原子力併用があっての話だと思いますし。
日本は言うまでもなく小資源国で、その経済は言うなれば自転車操業。倒れても資源を元手に立ち直れる資源立国と違って、日本には後がありません。動力を海外に依存して価格変動に身をゆだねるのは予見されるリスクに対する不作為であり、政府は対策を迫られた。
海外依存への反省という発端から、可能な限り系の閉じた、エネルギーの完全国産化が指向された。そのための原子力発電、そのための核燃料サイクル、そのためのもんじゅ。たとえ将来、石油をはじめとする化石燃料資源が枯渇しても日本の灯は消えない。そういう、夢のエネルギーなんですよ。
天然ウランならウラン235の割合は同じですよ。ウラン235の少ないものは劣化ウランであり、天然原子炉以外では自然界に存在しません。人形峠が開発されなかったのは、ウラン235が少ないのではなく、ウランそのものが少なかったからです。
> この理屈がわからない。原子力も輸入燃料(ウラン)に頼り切ってるのでは
輸入がストップしてから国民生活に影響が出るまでの時間が違うと思う。
> ちなみに日本で> 原子力発電は1963(実験)1966(商用)から> オイルショックは1973
http://www.gensuikin.org/data/genpatuichiran.html [gensuikin.org]などを見ると、オイルショック以降に営業運転開始の原発、オイルショック以降に計画された原発が、とても多いんです。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
部門名 (スコア:0, すばらしい洞察)
こんなに燃料いらなかった上にスポットで泥縄的に確保する必要もなかったわけだが
天然ガスの採掘可能期間はウランより長いといわれてるわ、安いと言われたコストも実際には大差ないかむしろ高いわ
二酸化炭素削減の話も結局元々の排出量を元にしてる以上原発さえなければなんの問題もなかったわけで
一体何を考えて原発なんぞ導入したのかと
Re: (スコア:4, 興味深い)
1バレル100ドル時代にあって『原発がなければ何の問題もなかった』とか、想像力がないんだな。
Re:部門名 (スコア:2, すばらしい洞察)
円が高いから未だマシだけどオイルショックとかしらない世代じゃしょうがないかもしれない。
#輸入燃料に頼り切るととても困った事態になるから原子力が夢のエネルギーって言われた時代なんかすっかり忘却の彼方
Re:部門名 (スコア:4, 興味深い)
今回の事故によって生じる健康被害よりも、かつて日本で生じていた公害による健康被害のほうが、はるかに深刻だと思います。
Re: (スコア:0)
馬鹿な世代ですね
Re:部門名 (スコア:1, 興味深い)
今回の原発事故に関連して、火力発電所の設置における環境アセスが免除になっています。
つまり、大気汚染が環境基準を越える可能性があるんですよ。
Re:部門名 (スコア:1)
被害者が身近にいないから言えるコメントですね。
夜中、咳が止まらなくて座って寝たとか、
授業中に発作起こして保健室に担ぎ込まれるとか、
そういうのを体験している世代には工場の煤煙は敵にしか見えないですよ。
☆大きい羊は美しい☆
Re: (スコア:0)
オイルショックを(幼いながらも)体験した老人からいえることは、
あのとき脱化石燃料燃料が優先されて、原発を推進したことを「今の知見から」馬鹿なことと呼べるとするなら、いま脱原発を優先するために数々の問題の解決を見ずに自然エネルギーを推進すると将来の若者から「馬鹿な世代」と呼ばれかねないぞと。
火力を建てるのに環境アセスなんていらないよとか、言ってましたな。
Re:部門名 (スコア:2, 興味深い)
・初期に作られた風力発電所の発電単価が高すぎる
・計画時点で採算割れを指摘されたが、市民への啓蒙という理由で強引に推進
・騒音やバードストライクが問題になり停止
・無事故・無故障で採算ギリギリ、運転開始後すぐに黒字化を断念し、そのうえ停止して更に赤字を増やす
Re: (スコア:0)
そういえば光化学スモッグ警報とかも死語になっちゃったなあ。
昔は日常的に見られたのに。
Re:部門名 (スコア:1)
注意報なら今でもあるよ。
北部九州で、大陸から黄砂の飛んでくる時期とかに。
Re:部門名 (スコア:1)
千葉(場所的には東京寄りのあたり)でも未だに光化学スモッグの放送が流れます。
自分が小学生の頃からすると頻度はかなり落ちてますけどね。
Re:部門名 (スコア:1)
>#輸入燃料に頼り切るととても困った事態になるから
↓
>原子力が夢のエネルギー
この理屈がわからない。原子力も輸入燃料(ウラン)に頼り切ってるのでは
ちなみに日本で
原子力発電 [wikipedia.org]は1963(実験)1966(商用)から
オイルショック [wikipedia.org]は1973
Re:部門名 (スコア:2, 参考になる)
原子力委員会/これまでの原子力長期計画
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_back.htm [aec.go.jp]
によると、昭和47年 (1972年 —— オイルショックの前年) には、まえがきで次のように「原油価格の問題」が述べられています。
まぁこれを引かずとも、「以前から研究していた原子力発電が、オイルショックを契機に注目されるようになった」くらいは想像できるのですが。
石油の輸入元がアラブ圏に偏っているということを忘れているような気が (2009年時点 [teikokushoin.co.jp]でも中東が85%を占めています)。ウランの場合、オーストラリア、カザフスタン、カナダ、アメリカ、南アフリカなど。
また石油の場合はエネルギーだけじゃなくて化繊とかの原料としても重要です。どこかのSF小説で「石油を燃やしていた時代があったんだ」なんて台詞があったような。それに、当時逼迫が言われていた石油埋蔵量を伸ばす効果も期待されていたのではないでしょうか。現在の「50年」も原子力併用があっての話だと思いますし。
Re: (スコア:0)
日本は言うまでもなく小資源国で、その経済は言うなれば自転車操業。
倒れても資源を元手に立ち直れる資源立国と違って、日本には後がありません。
動力を海外に依存して価格変動に身をゆだねるのは予見されるリスクに対する不作為であり、政府は対策を迫られた。
海外依存への反省という発端から、可能な限り系の閉じた、エネルギーの完全国産化が指向された。
そのための原子力発電、そのための核燃料サイクル、そのためのもんじゅ。
たとえ将来、石油をはじめとする化石燃料資源が枯渇しても日本の灯は消えない。
そういう、夢のエネルギーなんですよ。
Re:部門名 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
ただ本当の悪夢はエネルギーと食料価格の高騰だよ
日本には金が無いから買えないものは仕方ない。
ガクブルしながら原発を使い続けるしかない。
Re: (スコア:0)
そういう点で、高速増殖炉は何としてでも実用化せねばならなかったんですよね。
Re: (スコア:0)
天然ウランならウラン235の割合は同じですよ。
ウラン235の少ないものは劣化ウランであり、天然原子炉以外では自然界に存在しません。
人形峠が開発されなかったのは、ウラン235が少ないのではなく、ウランそのものが少なかったからです。
Re: (スコア:0)
> この理屈がわからない。原子力も輸入燃料(ウラン)に頼り切ってるのでは
輸入がストップしてから国民生活に影響が出るまでの時間が違うと思う。
> ちなみに日本で
> 原子力発電は1963(実験)1966(商用)から
> オイルショックは1973
http://www.gensuikin.org/data/genpatuichiran.html [gensuikin.org]
などを見ると、
オイルショック以降に営業運転開始の原発、
オイルショック以降に計画された原発が、
とても多いんです。
Re: (スコア:0)
http://www.jaea.go.jp/jaeri/jpn/publish/01/ff/ff43/topics.html