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>それまでに知能検査や脳の画像診断で既にアルツハイマー病と診断されたことのある患者のうち 83 % を正確にアルツハイマー病と診断することができたという。アルツハイマー病と診断されている時点で、打てる手は限られています。判定出来ていた患者群をいくら正確に判定出来ても「早期発見」にはならない訳です。残る17%が近い将来アルツハイマー病になったのであれば話は別ですが、そうでないと診断した15%が間違っていた時点で可能性は薄い。
家族など近親者の立場的には、如何に「現在の」診断(判断)可能なポイントをより前の段階(MCIのような)で判断して、進行を充分に送らせられるかが肝な訳で。そんな人々に誤解を与えるタイトルですね。
数字は従来の検査で陽性と判明している群と陰性と判明している群に対して行った二重検の結果ですよ。それ自体は早期発見も何もなく、検出率の正確さを意味するだけ。
早期発見できるかどうかは定期的な検査を受けるかどうかにかかっていて、従来の検査は受ける負担が大きかった。この検査は従来の検査より手軽で、それゆえ定期的な検査の負担が小さくなることが期待できる。負担が小さければ定期的な検査を受けやすくなるから、早期発見につながると期待できる。ということです。
元コメが (おそらく) いいたいことは、患者・家族・医療者が望んでいるものは従来の検査が最適に行われた場合よりもより早期に診断ができる検査法であり、「早期発見」という単語はそれを連想させるが、タレコミ通りなら今回の発表からは「早期発見」できる根拠は示されていないということです。
必要とされているものは陽性であれば数年後には症状を出すと診断できる検査法であって、現在の検出限界のまま手軽に行えるようになってもあまりうれしくありません。
従来の検査が安価かつ最適に、だろうと思いますよ。
いいえ。 すくなくとも私は「現在の検出限界のまま手軽に行えるようになってもあまりうれしくありません」。 PET/CTが何のPETの事か分かりませんが、「陽性であれば数年後には症状を出すと診断できる」レベルのものはまだ無いと思います。
どのあたりを解釈を押し付けたと読み取ったのか知りませんが、あなたは(PET/CTを含む)従来の検査で感度 (および/または特異度) の問題はない (あるいは許容できる) と考えていて、私はそうは思っていないというだけのことではないでしょうか。 ついでにお伺いしますが、あなたが思い描いているPET/CT検査は「陽性であれば数年後には症状を出すと診断できる」ものなのでしょうか?
いずれにしても、今回の発表内容からだけでは、この検査がタレコミ人が思い描いているような、症状を出す10年前から将来発症する患者を弁別できる検査であるとは言えないと考えます。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
決して早期発見ではない (スコア:0)
>それまでに知能検査や脳の画像診断で既にアルツハイマー病と診断されたことのある患者のうち 83 % を正確にアルツハイマー病と診断することができたという。
アルツハイマー病と診断されている時点で、打てる手は限られています。
判定出来ていた患者群をいくら正確に判定出来ても「早期発見」にはならない訳です。
残る17%が近い将来アルツハイマー病になったのであれば話は別ですが、そうでないと診断した15%が間違っていた時点で可能性は薄い。
家族など近親者の立場的には、如何に「現在の」診断(判断)可能なポイントをより前の段階(MCIのような)で判断して、進行を充分に送らせられるかが肝な訳で。
そんな人々に誤解を与えるタイトルですね。
Re: (スコア:0)
数字は従来の検査で陽性と判明している群と陰性と判明している群に対して行った二重検の結果ですよ。
それ自体は早期発見も何もなく、検出率の正確さを意味するだけ。
早期発見できるかどうかは定期的な検査を受けるかどうかにかかっていて、
従来の検査は受ける負担が大きかった。
この検査は従来の検査より手軽で、それゆえ定期的な検査の負担が小さくなることが期待できる。
負担が小さければ定期的な検査を受けやすくなるから、早期発見につながると期待できる。
ということです。
Re: (スコア:0)
元コメが (おそらく) いいたいことは、患者・家族・医療者が望んでいるものは従来の検査が最適に行われた場合よりもより早期に診断ができる検査法であり、「早期発見」という単語はそれを連想させるが、タレコミ通りなら今回の発表からは「早期発見」できる根拠は示されていないということです。
必要とされているものは陽性であれば数年後には症状を出すと診断できる検査法であって、現在の検出限界のまま手軽に行えるようになってもあまりうれしくありません。
Re:決して早期発見ではない (スコア:0)
従来の検査が安価かつ最適に、だろうと思いますよ。たとえばアルツハイマー症の検査にはPET/CT検査が有効であることがわかってきていますが、日本では特に症状が見られない場合の検査には保険が効きませんからこの検査は自費(約8~10万円前後)で受けないといけません。まぁアルツハイマー症に対するPET/CT検査は、たとえ症状が出ていたとしても保険適用はされませんが。
特に自覚症状もない段階の検査でこの価格では、最適な検査の実施など一部の富裕層を除いては絵に描いた餅に過ぎません。これがもし血液検査でより安価に実現できるようになるのであれば、仮に感度的にPET/CT検査に劣っていたとしても、多くの人にとっては早期発見に繋がる可能性も高くなるでしょう。
Re: (スコア:0)
いいえ。 すくなくとも私は「現在の検出限界のまま手軽に行えるようになってもあまりうれしくありません」。 PET/CTが何のPETの事か分かりませんが、「陽性であれば数年後には症状を出すと診断できる」レベルのものはまだ無いと思います。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
どのあたりを解釈を押し付けたと読み取ったのか知りませんが、あなたは(PET/CTを含む)従来の検査で感度 (および/または特異度) の問題はない (あるいは許容できる) と考えていて、私はそうは思っていないというだけのことではないでしょうか。 ついでにお伺いしますが、あなたが思い描いているPET/CT検査は「陽性であれば数年後には症状を出すと診断できる」ものなのでしょうか?
いずれにしても、今回の発表内容からだけでは、この検査がタレコミ人が思い描いているような、症状を出す10年前から将来発症する患者を弁別できる検査であるとは言えないと考えます。