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操業休止や一般の節電の効果で押さえられた部分を無視して夏を乗り越えれたとするのは数字を積み上げたのでしょうか?
堺で太陽電池発電所のニュースがありましたが、あの広大な面積で全部稼働したとしても原発の1/100に過ぎないそうですよ。
「「原子力発電がないと日本の経済が終わる」なんぞと言っている連中は、モノを知らないにも程がありすぎ、自分の生活を環境変化に適合させるための努力を怠りすぎているだけ、と言うことだよ。」
現在の原子力発電所を太陽電池で置き換えるとしたらあの堺の太陽電池発電所が幾つ居るの?その他の代替手段だと具体的にどれほどの規模が居るの?再生可能エネルギーを増やすのは賛成だけど、現実問題の解として、「原子力発電がないと日本の経済が終わる」は正解だと思いますよ。
> どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは?には同意。
ところで堺の太陽電池発電所の建築・運用費とかって示されましたっけ?極端に言えば堺の太陽電池発電所が原子力発電所の1/100のコストでやれてればコスト問題はおっけーですよね?
太陽光パネルは色んな施設の屋根になり張れば良いんで、そもそも必要面積なんて問題にならないと思いますよ。むしろ、そうやって他の物のついでにで使えば発電部分として掛かっている費用としては抑えられますよね。
それが進まない理由の一つとして発電と送電を同一の企業が独占で握っているから、っていうのはよく聞きますが、この問題は政治でなんとかなりますよね。そもそもこの日記で書かれているのはそのレイヤの問題でしょう。
「今この時点で原子力発電を全部止めると日本の経済が終わる」のは確実ですが(もっと言えば10年以内に全部止めれるかって言うと私も無理だと思うけど)10年前から原発優遇を廃して、太陽光とか風力とかに注力したら日本の経済が終わっていたかっていうと結構微妙な気がします。歴史のifっていう意味でもいちいち考えてもせん無い事ですが。
あの堺の太陽電池発電所が幾つ居るの?
たった 6ha ですよね。
簡単な例として。東名高速道路は長さが346.8 km。この内、幅 10m の領域だけ太陽電池にすると、それだけで 346.8万m2 = 346.8ha になります。幅10mって上り・下り全域の、路肩の部分の平均長。全域だとこのさらに3倍の面積が確保できます。これだけで 173倍を確保できます。
しかも、堺の奴は方向固定、南中優先という非常に効率の悪い設置方法。# 最大値は優れているが、一年を通じての効率という意味では地面に平行に隙間なく敷き詰める方が優れている。# 丁度屋根をかけるような形。
もう少し現実的な方法を言うと、防音壁を太陽電池パネルに置き換えると、それだけで堺の40倍ぐらいの発電量を確保できます。
.
で、すごく大雑把に
東北自動車道: 679.5 km中央自動車道: 366.8 km名神高速道路: 50.9 km中国自動車道: 540.1 km
ものすごくメジャーな高速道路をちょっといじるだけでも原子力発電所数か所が止められますね。何の敷地が足りないって?
もう少し現実的に言うと、本州の高速道路を改造するだけで「老朽化して本来ならばもう停止しなくちゃいけない原子炉」分は確保できるんですよ。それも工事にかかる時間も計算に入れて。
新たに土地を確保しないと太陽電池が設置できない、という発想自体、原子力発電推進派の錯覚に踊らされている証拠だよ。
で、その上でさらにさらに、エコロジー関連特許は「発電」だけではありません。消費する側も削減できるのだよ。グダグダ言っている間に、実行した方がよい。
近年まれにみる「案ずるより産むがやすし」の好例。
じゃぁ。
全然コスト合わないね。コスト(施工面積・建設費・等)と発電量の比ではなく単純面積の話で驚きました。面積だけの話ならどんな国でも電力問題が解決する魔法みたいな太陽電池ですね。
さらに、文章が長くなるから割愛したけど。
原子力は、1日の需要電力の基礎を支えているんだよ。原子力が支えていた日の落ちているもしくは日の低い時間帯はどうするの?晴天でかつ日の高い時間帯以外は、どうやって原子力発電所の代わりをするの?
「近年まれにみる「案ずるより産むがやすし」の好例。」と言ってしまえるのがほんとうに不思議だよ。
原子力が支えていた日の落ちているもしくは日の低い時間帯はどうするの?
揚水発電っていう発想が一発で出てこないようじゃ、そりゃ駄目だな。夜間電力は、火力発電だけで賄えますよ。原子力が供給量を変動させられないから、火力が変動分を吸収するようになっただけで、原子力がなくなれば、火力が「安定供給分」を担えばよい。
コスト(施工面積・建設費・等)と発電量の比ではなく単純面積の話で驚きました。面積だけの話ならどんな国でも電力問題が解決する魔法みたいな太陽電池ですね。
面積とコストがほぼ比例しているものについて、単純面積以上の考えは必要ありません。その程度の事も判らずに「コスト」とかいう奴がいる事の方がびっくりです。
だったらなおさら、コスト的に現実性が無くなるでしょう。
昼間電力用の太陽電池+揚水に必要な電力を作る太陽電池+揚水発電所
どんどん現実性が低くなっているじゃないですかw
太陽電池が1日8時間発電発電できるとして原子力みたいに24時間カバーするには合計3倍要るんですよ。揚水発電でのロスを含めたらさらに大面積が必要でしょう。
>面積とコストがほぼ比例しているものについて、単純面積以上の考えは必要ありません。
面積のコストを提示せずに面積を出しても、面積がコストを考慮したとは言えませんよ。「面積とコストがほぼ比例している」なら堺市の太陽電池発電所を基準に土地代込みで計算して主張てほしいです。
太陽電池が1日8時間発電発電できるとして原子力みたいに24時間カバーするには合計3倍要るんですよ。 揚水発電でのロスを含めたらさらに大面積が必要でしょう。
揚水発電は大体効率が70%程度ですので、汲み上げに使った電力の70%を取り出せます(損失30%)ので、毎日晴天で一日8時間発電が毎日実現できたとしても、1+2/0.7=3.8倍が必要です。 実際には毎日晴天はありえず日本での太陽光パネルの稼働率は大体12%程度(これは純粋に気象条件によるものですので技術でどうにかするなら、それこそ宇宙太陽光とかダイソン球レベルの話になります)とのことですので、そちらでいくと(1/0.12)/(1-0.3*(1-0.12))=11.3倍が必要です。(太陽光が機能する12%以外は揚水発電での損失込み)
面積のコストを提示せずに面積を出しても、面積がコストを考慮したとは言えませんよ。 「面積とコストがほぼ比例している」なら堺市の太陽電池発電所を基準に土地代込みで計算して主張てほしいです。
特に日本のような人口密度が高くて地形が急峻で可住面積の割合の少ない所では、地代が効いてきますし、他の用途との食い合いも生じます。 あと過去にも指摘されていますが、現実にはビル影や建坪率、屋根形状、建物の構造、公共用地の問題もありますから、それこそ地表を太陽光パネルで覆い尽くすのは現実的には無理でしょうし、仮にできたとしてもそれを実現する為のエネルギーやリソース、コストと得られるエネルギーの比を考えれば、割に合うことは無いでしょう。製造や設置、メンテナンスにかかるコストやエネルギー以下のエネルギーしか取れないのでは本末転倒で、それこそ未臨界の核融合炉と同じです。
特に日本のような人口密度が高くて地形が急峻で可住面積の割合の少ない所では、地代が効いてきますし、他の用途との食い合いも生じます。
地代が効いてくるのは、「太陽光発電に使うと、その土地は他の用途に使えない」場合に限定される。
『屋根に太陽電池を載せて売電を行っている分、部屋代はお安くなっております』
というアパートの貸し方を考えたことがないのかね?# 借りている側の電気代はフルに借り側が払うので、# 結局、賃料の一部を電気代として払っている、というビジネスモデルだ。## 1円携帯とか、100円PCと同じ発想で考えればよい。
太陽電池が1日8時間発電発電できるとして原子力みたいに24時間カバーするには合計3倍要るんですよ。
だからその発言が馬鹿の証拠だという。
日中と夜では消費電力量は違うのだ。安定供給を火力に任せて、変動分を太陽光にさせればいいではないか。
電力網って 発電所→(ものすごい高電圧)→大きな変電所→(高電圧)→ (略) →家の近くの変電所→(家庭用)→家、みたいに 徐々に電圧を下げるように経路ができてるはずだけど。
だから家とかビルとかに太陽電池つけても同じ変電所内で分け合えるだけで、一度電圧上げないとほかの場所には持ってけないのでは? 高速道路みたいに長さの割りに面積が稼げないところに太陽電池つけたら、いくつ変電所がいるのさ?
山間や市街地では日陰部分が結構あると思うので、十分な発電量を確保できる部分がどれくらいあるかですかね。
市街地はビルの側壁を別途使えばよいので、山間の日陰部だけ考慮すればいいです。そして、山間の日陰部と言っても「24時間日陰」というわけではありません。つまり「日照時間」の問題でしかない。
というか。太陽電池が「ちょっぴりだけある」世界では日陰は問題になるけれど。たくさんある世界では問題にならない。「日陰」というのは「日陰を作る物体」があるという事ですよね。その「日陰を作る物体」が人工物の場合、そいつに太陽電池パネルを張れば、まさに「日陰を作っている」建物に太陽電池があるのですから、当然同じだけの発電ができるよね。# というか、もうすでに「塗る太陽電池」の研究が成果を上げているよね?
これを理解するには「惑星の表面が全部太陽電池」の場合を考えればいい。惑星表面がどれほどでこぼこしていて、どれほど互いに影を作りあっていようと、太陽からの光を惑星全体でどれだけ受光しているかだけが、惑星全体としての発電量を決定します。
「どの太陽電池パネルが発電しているのか」という問題はあっても、「トータルの発電量」として見れは、気にしなくちゃいけないのは「自然物による日陰」だけなんですよ。
ランニングコストを以下に効率的に抑えていくかと、障害時の冗長化をどうやって実現していくかかなぁ。
正常時ランニングコストは太陽電池そのものよりも保護層とのご相談ですね。高速道路の防音壁なんかは定期的な清掃がなされていますし、雨が降ると汚れが落ちるような塗装もすでに存在するので、コストが大幅上昇することはありません。# これはビルの側壁を全部太陽電池にする場合も同じ。
障害時冗長性は、発電所よりもむしろ簡単でしょう。面積を食うというのは「単一障害点としての発電所」よりもはるかに小さな発電量単位でコントロールできる、という事ですから。
今後、最も手間暇がかかるのは「障害点検出」と「復旧」という「障害時コスト」の低減をどうやるか、でしょう。発電所の場合は、なんだかんだ言って「そこに人がいる」ので障害点は人力で発見可能です。でも太陽電池となるとそうはいかない。
これを理解するには「惑星の表面が全部太陽電池」の場合を考えればいい。惑星表面がどれほどでこぼこしていて、どれほど互いに影を作りあっていようと、太陽からの光を惑星全体でどれだけ受光しているかだけが、惑星全体としての発電量を決定します。 「どの太陽電池パネルが発電しているのか」という問題はあっても、「トータルの発電量」として見れは、気にしなくちゃいけないのは「自然物による日陰」だけなんですよ。
ここまで来るとさすがに飛びすぎです。 これ本気でやるとしたら宇宙太陽光どころかダイソン球とかそういうレベルの話になりそうですけど。 でも現実は宇宙ステーションあげるだけでヒーコラ言っているのが現状です。 それと、非効率なパネルを許容するなら、それこそ太陽電池の製造やメンテナンスコストと必要リソースを数桁レベルで下げないと無理です。
>南中優先という非常に効率の悪い設置方法。
太陽電池の発電量は光量に対してリニアではないので(日照の光量の2-3桁上までは,確か光量のlogに対し一次で光電変換効率が増える),高強度の部分を優先して集める傾斜方式の方がトータル発電量では多くなるかもしれません.まじめに計算してないけど.#それがあるので,集光により発電量を上げるという手法がとれる.
あとは水平に敷き詰めるとメンテナンスコストがかかる点がマイナスでしょうか.斜めってれば雨で汚れが落ちるんで.
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:3, すばらしい洞察)
操業休止や一般の節電の効果で押さえられた部分を無視して夏を乗り越えれたとするのは数字を積み上げたのでしょうか?
堺で太陽電池発電所のニュースがありましたが、あの広大な面積で全部稼働したとしても原発の1/100に過ぎないそうですよ。
「「原子力発電がないと日本の経済が終わる」なんぞと言っている連中は、モノを知らないにも程がありすぎ、自分の生活を環境変化に適合させるための努力を怠りすぎているだけ、と言うことだよ。」
現在の原子力発電所を太陽電池で置き換えるとしたらあの堺の太陽電池発電所が幾つ居るの?
その他の代替手段だと具体的にどれほどの規模が居るの?
再生可能エネルギーを増やすのは賛成だけど、現実問題の解として、「原子力発電がないと日本の経済が終わる」は正解だと思いますよ。
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:2, 興味深い)
> どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは?
には同意。
ところで堺の太陽電池発電所の建築・運用費とかって示されましたっけ?
極端に言えば堺の太陽電池発電所が原子力発電所の1/100のコストでやれてればコスト問題はおっけーですよね?
太陽光パネルは色んな施設の屋根になり張れば良いんで、そもそも必要面積なんて問題にならないと思いますよ。
むしろ、そうやって他の物のついでにで使えば発電部分として掛かっている費用としては抑えられますよね。
それが進まない理由の一つとして発電と送電を同一の企業が独占で握っているから、っていうのはよく聞きますが、
この問題は政治でなんとかなりますよね。そもそもこの日記で書かれているのはそのレイヤの問題でしょう。
「今この時点で原子力発電を全部止めると日本の経済が終わる」のは確実ですが
(もっと言えば10年以内に全部止めれるかって言うと私も無理だと思うけど)
10年前から原発優遇を廃して、太陽光とか風力とかに注力したら日本の経済が終わっていたか
っていうと結構微妙な気がします。歴史のifっていう意味でもいちいち考えてもせん無い事ですが。
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:1)
たった 6ha ですよね。
簡単な例として。東名高速道路は長さが346.8 km。この内、幅 10m の領域だけ太陽電池にすると、それだけで 346.8万m2 = 346.8ha になります。幅10mって上り・下り全域の、路肩の部分の平均長。全域だとこのさらに3倍の面積が確保できます。これだけで 173倍を確保できます。
しかも、堺の奴は方向固定、南中優先という非常に効率の悪い設置方法。
# 最大値は優れているが、一年を通じての効率という意味では地面に平行に隙間なく敷き詰める方が優れている。
# 丁度屋根をかけるような形。
もう少し現実的な方法を言うと、防音壁を太陽電池パネルに置き換えると、それだけで堺の40倍ぐらいの発電量を確保できます。
.
で、すごく大雑把に
東北自動車道: 679.5 km
中央自動車道: 366.8 km
名神高速道路: 50.9 km
中国自動車道: 540.1 km
ものすごくメジャーな高速道路をちょっといじるだけでも原子力発電所数か所が止められますね。
何の敷地が足りないって?
もう少し現実的に言うと、本州の高速道路を改造するだけで「老朽化して本来ならばもう停止しなくちゃいけない原子炉」分は確保できるんですよ。それも工事にかかる時間も計算に入れて。
新たに土地を確保しないと太陽電池が設置できない、という発想自体、原子力発電推進派の錯覚に踊らされている証拠だよ。
.
で、その上でさらにさらに、エコロジー関連特許は「発電」だけではありません。消費する側も削減できるのだよ。
グダグダ言っている間に、実行した方がよい。
近年まれにみる「案ずるより産むがやすし」の好例。
fjの教祖様
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:2)
じゃぁ。
全然コスト合わないね。
コスト(施工面積・建設費・等)と発電量の比ではなく単純面積の話で驚きました。
面積だけの話ならどんな国でも電力問題が解決する魔法みたいな太陽電池ですね。
さらに、文章が長くなるから割愛したけど。
原子力は、1日の需要電力の基礎を支えているんだよ。
原子力が支えていた日の落ちているもしくは日の低い時間帯はどうするの?
晴天でかつ日の高い時間帯以外は、どうやって原子力発電所の代わりをするの?
「近年まれにみる「案ずるより産むがやすし」の好例。」と言ってしまえるのがほんとうに不思議だよ。
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:1)
揚水発電っていう発想が一発で出てこないようじゃ、そりゃ駄目だな。
夜間電力は、火力発電だけで賄えますよ。原子力が供給量を変動させられないから、火力が変動分を吸収するようになっただけで、原子力がなくなれば、火力が「安定供給分」を担えばよい。
面積とコストがほぼ比例しているものについて、単純面積以上の考えは必要ありません。
その程度の事も判らずに「コスト」とかいう奴がいる事の方がびっくりです。
fjの教祖様
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:2)
だったらなおさら、コスト的に現実性が無くなるでしょう。
昼間電力用の太陽電池+揚水に必要な電力を作る太陽電池+揚水発電所
どんどん現実性が低くなっているじゃないですかw
太陽電池が1日8時間発電発電できるとして原子力みたいに24時間カバーするには合計3倍要るんですよ。
揚水発電でのロスを含めたらさらに大面積が必要でしょう。
>面積とコストがほぼ比例しているものについて、単純面積以上の考えは必要ありません。
面積のコストを提示せずに面積を出しても、面積がコストを考慮したとは言えませんよ。
「面積とコストがほぼ比例している」なら堺市の太陽電池発電所を基準に土地代込みで計算して主張てほしいです。
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:2, 参考になる)
揚水発電は大体効率が70%程度ですので、汲み上げに使った電力の70%を取り出せます(損失30%)ので、毎日晴天で一日8時間発電が毎日実現できたとしても、1+2/0.7=3.8倍が必要です。
実際には毎日晴天はありえず日本での太陽光パネルの稼働率は大体12%程度(これは純粋に気象条件によるものですので技術でどうにかするなら、それこそ宇宙太陽光とかダイソン球レベルの話になります)とのことですので、そちらでいくと(1/0.12)/(1-0.3*(1-0.12))=11.3倍が必要です。(太陽光が機能する12%以外は揚水発電での損失込み)
特に日本のような人口密度が高くて地形が急峻で可住面積の割合の少ない所では、地代が効いてきますし、他の用途との食い合いも生じます。
あと過去にも指摘されていますが、現実にはビル影や建坪率、屋根形状、建物の構造、公共用地の問題もありますから、それこそ地表を太陽光パネルで覆い尽くすのは現実的には無理でしょうし、仮にできたとしてもそれを実現する為のエネルギーやリソース、コストと得られるエネルギーの比を考えれば、割に合うことは無いでしょう。製造や設置、メンテナンスにかかるコストやエネルギー以下のエネルギーしか取れないのでは本末転倒で、それこそ未臨界の核融合炉と同じです。
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:1)
地代が効いてくるのは、「太陽光発電に使うと、その土地は他の用途に使えない」場合に限定される。
『屋根に太陽電池を載せて売電を行っている分、部屋代はお安くなっております』
というアパートの貸し方を考えたことがないのかね?
# 借りている側の電気代はフルに借り側が払うので、
# 結局、賃料の一部を電気代として払っている、というビジネスモデルだ。
## 1円携帯とか、100円PCと同じ発想で考えればよい。
fjの教祖様
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:1)
だからその発言が馬鹿の証拠だという。
日中と夜では消費電力量は違うのだ。
安定供給を火力に任せて、変動分を太陽光にさせればいいではないか。
fjの教祖様
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:2)
電力網って 発電所→(ものすごい高電圧)→大きな変電所→(高電圧)→ (略) →家の近くの変電所→(家庭用)→家、みたいに
徐々に電圧を下げるように経路ができてるはずだけど。
だから家とかビルとかに太陽電池つけても同じ変電所内で分け合えるだけで、一度電圧上げないとほかの場所には持ってけないのでは?
高速道路みたいに長さの割りに面積が稼げないところに太陽電池つけたら、いくつ変電所がいるのさ?
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:1)
ただ、試算値になんなのですが、山間や市街地では日陰部分が結構あると思うので、十分な発電量を確保できる部分がどれくらいあるかですかね。
あとはイニシャルはともかく、ランニングコストを以下に効率的に抑えていくかと、障害時の冗長化をどうやって実現していくかかなぁ。
鉄道敷設線よりアイデアがいるのでないかと思ったり。
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:1)
市街地はビルの側壁を別途使えばよいので、山間の日陰部だけ考慮すればいいです。そして、山間の日陰部と言っても「24時間日陰」というわけではありません。つまり「日照時間」の問題でしかない。
というか。太陽電池が「ちょっぴりだけある」世界では日陰は問題になるけれど。たくさんある世界では問題にならない。
「日陰」というのは「日陰を作る物体」があるという事ですよね。その「日陰を作る物体」が人工物の場合、そいつに太陽電池パネルを張れば、まさに「日陰を作っている」建物に太陽電池があるのですから、当然同じだけの発電ができるよね。
# というか、もうすでに「塗る太陽電池」の研究が成果を上げているよね?
これを理解するには「惑星の表面が全部太陽電池」の場合を考えればいい。惑星表面がどれほどでこぼこしていて、どれほど互いに影を作りあっていようと、太陽からの光を惑星全体でどれだけ受光しているかだけが、惑星全体としての発電量を決定します。
「どの太陽電池パネルが発電しているのか」という問題はあっても、「トータルの発電量」として見れは、気にしなくちゃいけないのは「自然物による日陰」だけなんですよ。
.
正常時ランニングコストは太陽電池そのものよりも保護層とのご相談ですね。高速道路の防音壁なんかは定期的な清掃がなされていますし、雨が降ると汚れが落ちるような塗装もすでに存在するので、コストが大幅上昇することはありません。
# これはビルの側壁を全部太陽電池にする場合も同じ。
障害時冗長性は、発電所よりもむしろ簡単でしょう。面積を食うというのは「単一障害点としての発電所」よりもはるかに小さな発電量単位でコントロールできる、という事ですから。
今後、最も手間暇がかかるのは「障害点検出」と「復旧」という「障害時コスト」の低減をどうやるか、でしょう。発電所の場合は、なんだかんだ言って「そこに人がいる」ので障害点は人力で発見可能です。でも太陽電池となるとそうはいかない。
fjの教祖様
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:1)
ここまで来るとさすがに飛びすぎです。
これ本気でやるとしたら宇宙太陽光どころかダイソン球とかそういうレベルの話になりそうですけど。
でも現実は宇宙ステーションあげるだけでヒーコラ言っているのが現状です。
それと、非効率なパネルを許容するなら、それこそ太陽電池の製造やメンテナンスコストと必要リソースを数桁レベルで下げないと無理です。
Re:どちらにしろ数字を積算しないと言い切れないのでは? (スコア:1)
>南中優先という非常に効率の悪い設置方法。
太陽電池の発電量は光量に対してリニアではないので(日照の光量の2-3桁上までは,確か光量のlogに対し一次で光電変換効率が増える),高強度の部分を優先して集める傾斜方式の方がトータル発電量では多くなるかもしれません.まじめに計算してないけど.
#それがあるので,集光により発電量を上げるという手法がとれる.
あとは水平に敷き詰めるとメンテナンスコストがかかる点がマイナスでしょうか.斜めってれば雨で汚れが落ちるんで.