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変な物扱いされていますが、このソフトは興味深いです。
多くの人はアンチウイルス製品というものを嫌々使っています。インストールするとパフォーマンスは悪くなるし(遅くなると信じられている)、定義ファイルの更新は面倒だし、スキャンは苦痛ですし、セキュリティ情報を見るのは楽しくないと感じています。
例えば何か/任意/偽春奈 [geocities.co.jp]のようにキャラクターがセキュリティ関係の話を易しく喋ったり、スキャンすると楽しくアニメーションしたり、定義ファイルを更新する度に新しい衣装や壁紙がDownloadできたらどうでしょうか。そうすれば、みんな喜んで定義ファイルを更新したり、HDDをスキャンしたり、セキュリティ関係のニュースを読んでくれると私は思うのです。
今のアンチウイルス製品は、良く効くけど苦い薬なんです。今必要なのは、いちご味の子供が飲みやすい薬です。(子供の頃、風邪をひいた時に医者は薬をくれました。でも、苦過ぎて飲むことができず、結局その薬は無意味でした。)
ウイルスの脅威は、多くの場合はウイルスの技術的な問題ではなく、ユーザーの意識です。そういう状況を考えれば、アンチウイルスベンダーはただただ性能の向上を目指すのではなく、ユーザーの心を掴むような製品作りが必要だと私は思います。
VirusKillerがそこまで考えているかは、わかりません。多分、正攻法では売れないので、こういう方法を考えたのだと私は思います。また元になった瑞星 [rising.com.cn]の製品の性能が一定レベル以下ならば、お話になりませんが。
しかしキャラクターもイルカやクリップ並にウザイと嫌われるので諸刃の剣です。
多くの人はアンチウイルス製品というものを嫌々使っています。
から続く理由付けはわかるんだけど、好意的に解釈しすぎではないかなあ。そう理屈通りに心理的ハードルが相殺されるかな、と思う。で、ハードと同梱でないソフトはそういう商品にでもしないとなかなか消費者にアピールしない、というだけの話のような気がする。
それにしても「北斗の拳」
既に過去の話題になってしまいまいしたが、たくさんの返信を頂きましたので、まとめておきます。
VirusKillerへの反論の多くは、VirusKillerのようなものは、ふざけていると感じ、まじめなものの方が信頼できるということです。そう考える人は(今までのような)まじめな製品を使えば良いのです。いろいろなキャラクターを用意してもすべてのユーザーの心を掴むことができるとはとても思えませんが、今までアンチウイルス製品に興味を示さなかった人の数パーセントが関心を持てば良いのでは。選択の幅が広がるのは消費者としては良いことです。
大手も弱小も、どのアンチウイルス製品も「ウイルスは怖いぞ」という脅し文句と「性能!性能!性能!」というアピールです。アンチウイルスベンダーの人間は柔軟な発想ができないようです。VirusKillerも実際のところ瑞星 [rising.com.cn]の発案というより、イーフロンティア [e-frontier.co.jp]やホロン [holonsoft.co.jp]というような専門外の会社が関わったための産物だと思われます。V3 [ahnlab.com]をウイルス警備隊 [ahnlab.co.jp]と名づけて売ったのもNECインターチャネル [neic.co.jp]みたいだし。アンチウイルスベンダーは(キャラクター物に限らず)もっと柔軟な発想とアイデアを持って欲しいと私は思います。
今月発表になったウイルスチェイサーに注目してます。極めて軽量で非常に高性能だとのふれこみです。
ウイルスチェイサー [impress.co.jp]ならば私も知っています。以前、Yahoo掲示板 [yahoo.co.jp]にも工作員が現れました。同じ日にYahoo掲示板と全く同じ内容でウイルス対策掲示板 [iosnet.ne.jp]にも書き込みがありました(こちらは既に消えている)。私たちの間では ウ イ ル ス チ ェ イ サ ー 必 死 だ な (藁 という感じで失笑していました。営業熱心なのは悪いことではないですが、もう少し上手にやった方が良いと思います。アンチウイルスの関係者は複数の掲示板やメーリングリストを巡回しているので、下手な工作は見破られますよ。
VirusKillerとは完全に関係ない話ですが、いちおう返信しておきます。
私は初めてVirusChaserの名前を聞いたのは今年の4月でした。そのときは、いろいろと調べたのですが、韓国の会社が関与しているということ以外にどんな物かわかりませんでした。今年の秋頃にある筋からロシアのDrWebを元にしていることと、11月頃発売ということを聞きました。
DrWebの性能は良い部類だと思います。VirusChaserはVirus Bulletinで1位を占めると称していますが、「1位を占める製品の中の1つ」と解釈すべきです。ぶっち切りで常に1位という訳ではなく、何回かFAILになったこともあります。(日本で売れている製品の意外な評価に驚く人がいるかも知れません。)
DrWeb→VirusChaserとなるとき(日本語化するとき)に、製品作りを失敗していなければ、VirusChaserはDrWeb並みの性能が期待できるということです。純粋に製品だけに注目するならば、VirusChaserは良さそうです。
しかし、VirusChaser [virusdesk.com]のトップページに「世界1位の製品に会いましょう」って書いてありますが、以前は「世界1位の製品に合いましょう」と書いてありました。その他でも日本語を母国語とする人が書いたとは思えない記述がありました。その時、「大丈夫か?」と私は思いました。たとえエンジンが優れていても、それが全てではありません。エンジンだけで自動車の性能が決まるわけではないのと同じです。 1つ前のコメント [srad.jp]に「自社開発ではないことが不安」という意見がありました。同じことがVirusChaserにも言えると思います。
エンジン以外の部分の評価が下されるのは、販売を始めた今からかと。そのあたりの「不安」を払拭できるかがポイントだと私は思います。
この話題は「乱立するアンチウイルス製品」とかいう話題でVirusKillerにVirusChaser、ウイルス警備隊 [ahnlab.co.jp]やViRobot [haurijapan.com]なども加えて新規にタレコミしても面白いかも知れません。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
好まれるアンチウイルス製品 (スコア:5, すばらしい洞察)
変な物扱いされていますが、このソフトは興味深いです。
多くの人はアンチウイルス製品というものを嫌々使っています。インストールするとパフォーマンスは悪くなるし(遅くなると信じられている)、定義ファイルの更新は面倒だし、スキャンは苦痛ですし、セキュリティ情報を見るのは楽しくないと感じています。
例えば何か/任意/偽春奈 [geocities.co.jp]のようにキャラクターがセキュリティ関係の話を易しく喋ったり、スキャンすると楽しくアニメーションしたり、定義ファイルを更新する度に新しい衣装や壁紙がDownloadできたらどうでしょうか。そうすれば、みんな喜んで定義ファイルを更新したり、HDDをスキャンしたり、セキュリティ関係のニュースを読んでくれると私は思うのです。
今のアンチウイルス製品は、良く効くけど苦い薬なんです。今必要なのは、いちご味の子供が飲みやすい薬です。(子供の頃、風邪をひいた時に医者は薬をくれました。でも、苦過ぎて飲むことができず、結局その薬は無意味でした。)
ウイルスの脅威は、多くの場合はウイルスの技術的な問題ではなく、ユーザーの意識です。そういう状況を考えれば、アンチウイルスベンダーはただただ性能の向上を目指すのではなく、ユーザーの心を掴むような製品作りが必要だと私は思います。
VirusKillerがそこまで考えているかは、わかりません。多分、正攻法では売れないので、こういう方法を考えたのだと私は思います。また元になった瑞星 [rising.com.cn]の製品の性能が一定レベル以下ならば、お話になりませんが。
しかしキャラクターもイルカやクリップ並にウザイと嫌われるので諸刃の剣です。
Re:好まれるアンチウイルス製品 (スコア:2, 興味深い)
イチゴ味の薬って、変な甘さで、苦手でした ^^;
錠剤貰うようになって、味がしなくなって喜んだ覚えがします。
このソフトも、私には変な甘さというか、苦手な感じがします
存在を主張しないようなソフトがいいなぁ(好みか、これは)
# 面白いと思うけどね。
Re:好まれるアンチウイルス製品 (スコア:1)
バナナ味の歯磨き粉もしかり…:-P
結構動作重いような気がしますけど…
「駆除時にアニメーション」って「駆除後」にしてくれないと
ちょっと困るような(苦笑)
アニメーションしてる間に破壊活動進行って洒落にならん…
----
"吟"遊"人"---
薬なら (スコア:1, すばらしい洞察)
それこそ子供っぽい話ですが、苦い方が効く気がします。
目薬も目にしみる方が好きです。
実用ソフトの類に変な色気は要りません。
ましてセキュリティ絡みならば、
変な味がついていると効き目を疑ってしまう。
インターフェイスは重要ですよね。
WinXPもあまり働かなさそうで好きじゃない。
うわっ、俺ってなんて情緒的な人間なんだ。
Re:好まれるアンチウイルス製品 (スコア:0)
いま売っている子供用かぜ薬を飲んでみてごらん.宇津こどもかぜシロップとか.
信じられないぐらいおいしいよ.
でも,うちの子供はブドウ味が好きで,イチゴ味は嫌い.「北斗の拳」はカレー味かな.
イチゴ味ならマイメロディとかでしょうか.
Re:好まれるアンチウイルス製品 (スコア:0)
Re:好まれるアンチウイルス製品 (スコア:1)
薬を飲もうとせずに周りに迷惑をかけまくるお子ちゃまが、甘くすることで薬を飲んでくれるならいいことじゃないですか。
うじゃうじゃ
Re:好まれるアンチウイルス製品 (スコア:0)
むしろセキュリティ方面での「子供」も喜ぶようなキャラクターを使うのが望まし
Re:好まれるアンチウイルス製品 (スコア:0)
ちっちゃいポップアップウィンドウに
"#{ウィルス名} を浄化した" とか、
"#{ウィルス名} をまっぷたつにした" とか、
出る製品だったらかなり欲しくなります。
定義ファイルを更新するときは、
"グレイスワンダーと名づけられた銀のサーベルをひろった"
等と出れば +7
Re:好まれるアンチウイルス製品 (スコア:0)
>※Windows2000/XPではAdministrator権限でご利用下さい
ってのはかなりどうしようもなくアレゲかと…
Administrator権限 (スコア:1)
>ってのはかなりどうしようもなく
会社のWinXPでNorton先生を雇っていますが、現ユーザが
Administratorsグループに所属していないので、システム関連
ファイルを開けず、全くスキャンできません。実行時には少なく
ともAdministratorsグループのユーザである事が必須です。
と言っても、どうやってユーザをそのグループに所属させるか
とか、スキャンエンジンだけはAdministratorユーザで実行させる
ようにとかを一般ユーザに言っても、大半は作業出来ないでしょう。
恐らくやり方も分からないし、セキュリティホールになるから
誤操作は致命的に危険だし、そもそもセキュリティガチガチの
環境(今の会社がそう)ではやりたくても管理者以外には操作
できません。よって、Administratorユーザでログインして
実行すべし、が最も妥当な方法だと思います。
「お、10分でスキャン完了か!」と感心してたら、肝心な
感染しやすいシステム関連ファイルがフォルダ単位で
ごっそりスキャンされてなかった。そりゃ早く終わるわ。
時々泣く泣くお願いして、管理者に完全スキャンして
もらってます。
-- crazy_beat
Re:好まれるアンチウイルス製品 (スコア:0)
>ってのはかなりどうしようもなくアレゲかと…
それシマンテックからうちにきた
「ノートンシリーズ2003へのアップグレードのご案内」にもありました。
別にこのソフトに限った話ではないと…
Re:好まれるアンチウイルス製品 (スコア:0)
をする場合にadmin権限が必要、という事ではないのですか?
(それはごく普通のことですね)
おそらく貴方がお持ちでいると思われるノートンアンチウイルス2002
でも、admin権限を持っていないユーザでは使用できない、なんて事
は無いと思いますがいかがですか?
Re:好まれるアンチウイルス製品 (スコア:0)
僕はかなり嫌う方ですね。何か/任意/偽春奈なども邪魔だという理由で
1ヶ月もたたないうちに削除したことがあります。
毎日ウイルスメールが来るような人はかなりいやなんじゃないかなぁ。
いくら好きでも毎日毎日アタタタタ…
以前やったネタ (スコア:0)
さ「ほげほげアンチウィルスからのお知らせです。受信メールにウィルスが見つかりました」
う「VBS.LoveLetterやね。添付ファイルのVBSなんぞ、実行するやつの気が知れんわ」
さ「仕方ないよ。最近は拡張子を表示しない設定にしている人もいるみたいだし」
う「ド素人にもパソコン使えるようにする為にシステムをブラックボックス化する、それは正しいアプローチや思うわ。せやけどな、拡張子を表示せぇへんちゅうのはブラック
Re:好まれるアンチウイルス製品 (スコア:0)
から続く理由付けはわかるんだけど、好意的に解釈しすぎではないかなあ。そう理屈通りに心理的ハードルが相殺されるかな、と思う。で、ハードと同梱でないソフトはそういう商品にでもしないとなかなか消費者にアピールしない、というだけの話のような気がする。
それにしても「北斗の拳」
そうかなあ (スコア:0)
アンチウイルスソフトに求められるのは激しく自己主張することで飲用のモチベーションを牽引するイチゴ味のものじゃなくて、
楽に飲めて一回飲んだら死ぬまで効く薬、最初に導入したらあとはPCを捨てるまでほっといても勝手にア
Re:そうかなあ (スコア:1)
既に過去の話題になってしまいまいしたが、たくさんの返信を頂きましたので、まとめておきます。
VirusKillerへの反論の多くは、VirusKillerのようなものは、ふざけていると感じ、まじめなものの方が信頼できるということです。そう考える人は(今までのような)まじめな製品を使えば良いのです。いろいろなキャラクターを用意してもすべてのユーザーの心を掴むことができるとはとても思えませんが、今までアンチウイルス製品に興味を示さなかった人の数パーセントが関心を持てば良いのでは。選択の幅が広がるのは消費者としては良いことです。
大手も弱小も、どのアンチウイルス製品も「ウイルスは怖いぞ」という脅し文句と「性能!性能!性能!」というアピールです。アンチウイルスベンダーの人間は柔軟な発想ができないようです。VirusKillerも実際のところ瑞星 [rising.com.cn]の発案というより、イーフロンティア [e-frontier.co.jp]やホロン [holonsoft.co.jp]というような専門外の会社が関わったための産物だと思われます。V3 [ahnlab.com]をウイルス警備隊 [ahnlab.co.jp]と名づけて売ったのもNECインターチャネル [neic.co.jp]みたいだし。アンチウイルスベンダーは(キャラクター物に限らず)もっと柔軟な発想とアイデアを持って欲しいと私は思います。
ウイルスチェイサー [impress.co.jp]ならば私も知っています。以前、Yahoo掲示板 [yahoo.co.jp]にも工作員が現れました。同じ日にYahoo掲示板と全く同じ内容でウイルス対策掲示板 [iosnet.ne.jp]にも書き込みがありました(こちらは既に消えている)。私たちの間では
ウ イ ル ス チ ェ イ サ ー 必 死 だ な (藁
という感じで失笑していました。営業熱心なのは悪いことではないですが、もう少し上手にやった方が良いと思います。アンチウイルスの関係者は複数の掲示板やメーリングリストを巡回しているので、下手な工作は見破られますよ。
ウイルスチェイサー必死? (スコア:0)
kanstonさんは詳しいようですので伺いたいのですが
(営業だの工作だのは別として)製品としての評価はどんなもんなのでしょうか。
メーカーの提示する機
ウイルスチェイサー(オフトピ) (スコア:1)
VirusKillerとは完全に関係ない話ですが、いちおう返信しておきます。
私は初めてVirusChaserの名前を聞いたのは今年の4月でした。そのときは、いろいろと調べたのですが、韓国の会社が関与しているということ以外にどんな物かわかりませんでした。今年の秋頃にある筋からロシアのDrWebを元にしていることと、11月頃発売ということを聞きました。
DrWebの性能は良い部類だと思います。VirusChaserはVirus Bulletinで1位を占めると称していますが、「1位を占める製品の中の1つ」と解釈すべきです。ぶっち切りで常に1位という訳ではなく、何回かFAILになったこともあります。(日本で売れている製品の意外な評価に驚く人がいるかも知れません。)
DrWeb→VirusChaserとなるとき(日本語化するとき)に、製品作りを失敗していなければ、VirusChaserはDrWeb並みの性能が期待できるということです。純粋に製品だけに注目するならば、VirusChaserは良さそうです。
しかし、VirusChaser [virusdesk.com]のトップページに「世界1位の製品に会いましょう」って書いてありますが、以前は「世界1位の製品に合いましょう」と書いてありました。その他でも日本語を母国語とする人が書いたとは思えない記述がありました。その時、「大丈夫か?」と私は思いました。たとえエンジンが優れていても、それが全てではありません。エンジンだけで自動車の性能が決まるわけではないのと同じです。 1つ前のコメント [srad.jp]に「自社開発ではないことが不安」という意見がありました。同じことがVirusChaserにも言えると思います。
エンジン以外の部分の評価が下されるのは、販売を始めた今からかと。そのあたりの「不安」を払拭できるかがポイントだと私は思います。
この話題は「乱立するアンチウイルス製品」とかいう話題でVirusKillerにVirusChaser、ウイルス警備隊 [ahnlab.co.jp]やViRobot [haurijapan.com]なども加えて新規にタレコミしても面白いかも知れません。