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世界最大規模のソーラーカーレースで東海大が2連覇達成 」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward

    速度が出過ぎると危ないってことで、
    高性能な太陽電池の使用が制限されたそうですけど、
    単純に最高速度の制限ではダメなんでしょうかね?
    これでは技術力を誇示したいところは
    参加する意味がなくなりますよね。
    車体の軽量化だけしか競うところがないのでは、
    何のためのソーラーカーレースなのか。
    そんな制限のにもかかわらず2連覇。おめでとうございます。

    • Re:ルール変更 (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2011年10月24日 0時33分 (#2038832)

      速度が出過ぎると危ないってことで、
      高性能な太陽電池の使用が制限されたそうですけど

      それ多分誤解です。禁止されたのは高性能な太陽電池という括りではなくて、化合系は駄目という形です。
      ここで言う化合系太陽電池というのはそもそも宇宙用途で使われる特殊なもので、効率的には非常に有利なのですが、有害な猛毒物質が使われるのと高価なので一般的な民生用に使われることはありません。
      一方シリコン系なら従来通りの面積でという事のようです。
      このレギュレーション変更について、レース出場を報じる家電ウォッチの記事 [impress.co.jp]によると、

      「東海大学チャレンジセンター ライトパワープロジェクト」のチームマネージャーである、東海大学 工学部 電気電子工学化の木村英樹 教授は、大会のレギュレーション変更について「2009年大会で使用したマシンは、南オーストラリア州の制限速度である時速110km/hで走行した(同大会は一般道を走行する)。十分な走行性能が実証できたため、技術的なハードルを高める方向で変更されたようだ。また、比較的安価なシリコン太陽電池を選択させるよう、大会側が誘導したと考えられる」と分析する。

      とのことなので、

      • ・これ以上高出力化しても一般道の制限速度があり一般車両に混ざって走るので、レースの高速化はできない
      • ・技術的なハードルを高める
      • ・安価なシリコン系に誘導することで参加への障壁を下げる

      という目的が見て取れます。ですから一概に

      これでは技術力を誇示したいところは
      参加する意味がなくなりますよね。

      というのはあまりに乱暴ではないでしょうか。
      むしろ「金がある大学が、金に物を言わせて高価な化合系太陽電池を買ってきて、どこかのモータをつければタコな本体設計でもそれなりにレースができてしまう」という状況を回避するために、更に技術的なハードルを高めるためのレギュレーション改正に思えます。
      最高速度制限だけなんてしたらそれこそ技術的な工夫の余地がどんどん減っていくことになっちゃいますよ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        そうですか、誤解から決めつけたようなことを書いてすいません。
        ただ、個人的には制限なしの金にものを言わせた技術力勝負というのも見てみたい気はします。
        この大会の趣旨とはずれるんでしょうね。

        • by Anonymous Coward

          確か電気自動車版のF1をやろうとか、耐久レースをやろうという動きが一部であったと思います。
          主体は大学ではなく企業主体になりそうですが、そちらの方がおそらくお望みの方になるかと思います。

          #ただ、近年のF1の動きを見ていると…という気はしますけどね…。

        • by Anonymous Coward

          宇宙用は、宇宙用途以外では購入はできないと思います。売り物ではないですから。
          もらってきたのだと思います。そのためには、人のつながりが必要と思われます。

          • by Anonymous Coward

            東海大学は自前で衛星受信設備 [u-tokai.ac.jp]持ってたり、衛星とつながり深いから貰えてたのかしら?

目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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