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随分と胴元の取り分の大きな博打だなという気はするかな。ただ、販売チャネルとしてのAmazonは確かに強力な存在なので、そのうち条件が緩和されたり、実際に成功した事例が幾つか積み上がっていけば「電子書籍ならAmazon」って流れは十分に起こりうると思います。
工業製品の出荷時価格は希望販売価格の30%ぐらいですよね。残りの60%は流通か値引きで消える。だから流通業者が半分以上もっていくというのは日本でも普通にありそうな条件のような気がしますが。
実際、音楽業界の人は音楽売りたいならAmazonで出した方がいいって言うぐらいなんだし。音楽業界がいかに危ないか俺が優しく教えるスレ(働くモノニュース) [fc2.com]> >>55> いまインディーズでやるくらいだったらAmazonで売った方がいい。> 地元で有名なバンドとかだったらビレバンに自分で営業すべき。> 昔と違ってCDをあさりにハイラインに行くような音楽ファンっていないよ。> そういうお店は全部潰れたし
だから、既存の出版業界が絶対にやらないと分かっているなら、これはもう著者を抱え込む方向でヒットを出すしかないでしょう。彼らがAmazonの流儀で契約してくれるのか、Amazonが日本の慣習に合わせて折れるのかは知らないけど、うまくいくってことが分かれば、飛びついてくる人はたくさんいると思いますよ。
残りの10%はドコへ行ったんだ!!
同じ理屈ですが、私は電子書籍に向いてる本ってのがあると思うんです数年で価値ゼロになるような、ファッションの紹介や、特定ソフトの特定バージョンのhowto本なんかは早い段階で電子化してどんどん稼げばいいと思うんです逆に長く細く売れるような夏の100冊とかに入るような名作は、焦って電子化する事はないかもしれない
出版社は、今この瞬間の損得勘定するだけじゃなくて、ちゃんと時間軸に乗せて考えた上で、うまく付き合っていくべきだと思います自分の所でインフラ用意するよりは、よほど儲ける可能性があると思います
>数年で価値ゼロになるような、ファッションの紹介や、特定ソフトの特定バージョンのhowto本なんかは
毎年かシーズン毎に更新して欲しい旅行ガイドとかもそうですね。去年のガイド本を片手に歩いて行くと店が無くなってた、なんてことあったし。
イマドキだとスマフォでリアルタイムにガイドするアプリくらいあるんだろうから電子書籍よりもそっちになるのかな。
飲食店ガイドでよくあるラーメン屋マップなんかも電子書籍が普及してそっちにシフトするのが先か、雑誌メディア自体が廃れてアプリ化されてしまうのか。後者の方が管理楽そうだけど後の世に資料として残すってこともあるし。それは履歴データのみ残ってれば良いのかな。アプリだとオンライン必須で、電子書籍だとそうでも無いと言う使い分けがあるからまだまだ両者並び立つ余地はあるね。
>出版社は、今この瞬間の損得勘定するだけじゃなくて、>ちゃんと時間軸に乗せて考えた上で、うまく付き合っていくべきだと思います>自分の所でインフラ用意するよりは、よほど儲ける可能性があると思います今の儲けを考えるというより、下手すると業界が潰れかねないから動かないというのもあります流通や販売コストがかからないと困るのは取次や小売、それに伴う物流だけではなく出版社自体も困るのです例えば最大手取次ぎの日販の役員にはある意味当たり前ですが出版社や大手書店の(元)お偉いさんの名前を見ることができます利権の固まりの大手書店は流通が一気に変りかねない行動に移るには難色を示すのは当然ですし小規模出版社が独自に行動すると取次などから通常書籍の流通に報復を受ける心配もあります
痛みを伴う改革が必要なのは、どこも判っているでしょうが、その痛みがあまりにも大きすぎるので自分の責任では誰も動きたくないのでしょう
>痛みを伴う改革が必要なのは、どこも判っているでしょうが、その痛みがあまりにも大きすぎるので自分の責任では誰も動きたくないのでしょう
あからさまにCDが売れなくて、街のショップがどんどん潰れて行ってる状況を見つつ。出版業界がいつまで変化を受け入れずにいられるのか見守りましょうか。古くからある街の小さい本屋さんも代替わりせずに無くなっていってるのは寂しいけど、しょうがないんでしょうね。
それは電子書籍で売上が伸びて利益も増えるというのが前提ですよね。今よりもより簡単に同一端末上でWebと比較され易くなる電子化が上手くいくかどうかは未知数だと思います。
あと、そういう一定期間だけ売ればいいタイプの書籍は、いつまでもショップに残る(とみんなが思っている)電子書籍には向かない面もあるのではないかと。前シーズンのものが間違えて買われたりすると、売上はまあ同じように出ますが購入者の満足度は低くなるでしょうから。
かといって前シーズンのものをバンバン消していくっていうのは個人的には賛成できないかなと。以前どんな内容のものを出していたのかを後から検証できなくなるのはよくないと思うんです。適当な仕事をしてても証拠が残りにくいですよね。シーズン物はさっさと消してしまう購入者も多いでしょうから。
紙の雑誌でも、売り切れたら刷りなおさないのだから、同じようなものでしょう。
# amazonのマーケットプレイスのおかげで、買い損なった雑誌を入手できる確率は以前より高まったが。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
誰かが成功すれば、雪崩を打つかもしれないけどね (スコア:2, 興味深い)
随分と胴元の取り分の大きな博打だなという気はするかな。
ただ、販売チャネルとしてのAmazonは確かに強力な存在なので、
そのうち条件が緩和されたり、実際に成功した事例が幾つか積み上がっていけば
「電子書籍ならAmazon」って流れは十分に起こりうると思います。
工業製品の出荷時価格は希望販売価格の30%ぐらいですよね。
残りの60%は流通か値引きで消える。だから流通業者が半分以上もっていくというのは
日本でも普通にありそうな条件のような気がしますが。
実際、音楽業界の人は音楽売りたいならAmazonで出した方がいいって言うぐらいなんだし。
音楽業界がいかに危ないか俺が優しく教えるスレ(働くモノニュース) [fc2.com]
> >>55
> いまインディーズでやるくらいだったらAmazonで売った方がいい。
> 地元で有名なバンドとかだったらビレバンに自分で営業すべき。
> 昔と違ってCDをあさりにハイラインに行くような音楽ファンっていないよ。
> そういうお店は全部潰れたし
だから、既存の出版業界が絶対にやらないと分かっているなら、これはもう著者を抱え込む方向でヒットを出すしかないでしょう。
彼らがAmazonの流儀で契約してくれるのか、Amazonが日本の慣習に合わせて折れるのかは知らないけど、
うまくいくってことが分かれば、飛びついてくる人はたくさんいると思いますよ。
Re:誰かが成功すれば、雪崩を打つかもしれないけどね (スコア:2)
残りの10%はドコへ行ったんだ!!
Re:誰かが成功すれば、雪崩を打つかもしれないけどね (スコア:1)
同じ理屈ですが、私は電子書籍に向いてる本ってのがあると思うんです
数年で価値ゼロになるような、ファッションの紹介や、特定ソフトの特定バージョンのhowto本なんかは
早い段階で電子化してどんどん稼げばいいと思うんです
逆に長く細く売れるような夏の100冊とかに入るような名作は、焦って電子化する事はないかもしれない
出版社は、今この瞬間の損得勘定するだけじゃなくて、
ちゃんと時間軸に乗せて考えた上で、うまく付き合っていくべきだと思います
自分の所でインフラ用意するよりは、よほど儲ける可能性があると思います
Re:誰かが成功すれば、雪崩を打つかもしれないけどね (スコア:1)
>数年で価値ゼロになるような、ファッションの紹介や、特定ソフトの特定バージョンのhowto本なんかは
毎年かシーズン毎に更新して欲しい旅行ガイドとかもそうですね。
去年のガイド本を片手に歩いて行くと店が無くなってた、なんてことあったし。
イマドキだとスマフォでリアルタイムにガイドするアプリくらいあるんだろうから電子書籍よりもそっちになるのかな。
飲食店ガイドでよくあるラーメン屋マップなんかも電子書籍が普及してそっちにシフトするのが先か、雑誌メディア自体が廃れてアプリ化されてしまうのか。
後者の方が管理楽そうだけど後の世に資料として残すってこともあるし。
それは履歴データのみ残ってれば良いのかな。
アプリだとオンライン必須で、電子書籍だとそうでも無いと言う使い分けがあるからまだまだ両者並び立つ余地はあるね。
Re: (スコア:0)
>出版社は、今この瞬間の損得勘定するだけじゃなくて、
>ちゃんと時間軸に乗せて考えた上で、うまく付き合っていくべきだと思います
>自分の所でインフラ用意するよりは、よほど儲ける可能性があると思います
今の儲けを考えるというより、下手すると業界が潰れかねないから動かないというのもあります
流通や販売コストがかからないと困るのは取次や小売、それに伴う物流だけではなく出版社自体も困るのです
例えば最大手取次ぎの日販の役員にはある意味当たり前ですが出版社や大手書店の(元)お偉いさんの名前を見ることができます
利権の固まりの大手書店は流通が一気に変りかねない行動に移るには難色を示すのは当然ですし
小規模出版社が独自に行動すると取次などから通常書籍の流通に報復を受ける心配もあります
痛みを伴う改革が必要なのは、どこも判っているでしょうが、その痛みがあまりにも大きすぎるので自分の責任では誰も動きたくないのでしょう
Re:誰かが成功すれば、雪崩を打つかもしれないけどね (スコア:1)
>痛みを伴う改革が必要なのは、どこも判っているでしょうが、その痛みがあまりにも大きすぎるので自分の責任では誰も動きたくないのでしょう
あからさまにCDが売れなくて、街のショップがどんどん潰れて行ってる状況を見つつ。
出版業界がいつまで変化を受け入れずにいられるのか見守りましょうか。
古くからある街の小さい本屋さんも代替わりせずに無くなっていってるのは寂しいけど、しょうがないんでしょうね。
Re: (スコア:0)
それは電子書籍で売上が伸びて利益も増えるというのが前提ですよね。
今よりもより簡単に同一端末上でWebと比較され易くなる電子化が上手くいくかどうかは未知数だと思います。
あと、そういう一定期間だけ売ればいいタイプの書籍は、いつまでもショップに残る(とみんなが思っている)電子書籍には向かない面もあるのではないかと。
前シーズンのものが間違えて買われたりすると、売上はまあ同じように出ますが購入者の満足度は低くなるでしょうから。
かといって前シーズンのものをバンバン消していくっていうのは個人的には賛成できないかなと。
以前どんな内容のものを出していたのかを後から検証できなくなるのはよくないと思うんです。
適当な仕事をしてても証拠が残りにくいですよね。
シーズン物はさっさと消してしまう購入者も多いでしょうから。
Re: (スコア:0)
紙の雑誌でも、売り切れたら刷りなおさないのだから、同じようなものでしょう。
# amazonのマーケットプレイスのおかげで、買い損なった雑誌を入手できる確率は以前より高まったが。