アカウント名:
パスワード:
営業戦略的に急いだ方がいいのはわかるけど、どうせ使う事を強制されるユーザとしてはできる限り完成度を高めて出して欲しい。Vistaなんてそれをやって失敗したわけで、その二の舞をやるつもりかという。SP1のクオリティで出してたらVistaの混乱はなかったわけだし。
今度はARM対応、新UIなどといろいろとぶち込むわけで、ただでさえ上手くいかない部分はたくさんでるだろうから、できる限り完成度上げてほしい。
> SP1のクオリティで出してたらVistaの混乱はなかったわけだし。いやあ、Vistaが出るまでメーカーPCは512MB積んでいるものも珍しかったというありさまだし、どのみちメーカーPCのハードウェアの水準を底上げするための捨て石は必要だったと思うよ。
そう言われると確かにそうだな……。Win VistaのReady認定って512MBでも出さざるを得なかったって事情は聞いたことがある。
それを聞いて安心した! 有用な情報をどうもありがとう
Vistaの敗因は、新OSと言いつつ、実は「出汁殻」だった点。
本来の目玉機能の1/3は、XPのSPで提供しちゃったし、マニア向け目玉機能のWinFSは消滅。残った目玉機能は、ライトユーザ向けのAeroだけになったが、これがライトユーザの環境じゃ重くて使えない代物だった。
でも、カーネル部分はメジャーアップに相応しい、真っ当な進化をしてたし、セキュリティ面もしっかり気配りし、やっと実用レベルになったRDPも付いて、地味ながら、本当に欲しい人には必須の機能がキチンと提供されてた。GPUの複数アプリでの共用(これがAeroの基盤)と、ゲーム以外では使用されてない裏VRAMの活用(Aeroでも使用)等のユーザビリティ向上も用意はされてた(ショボPCじゃ利用出来なかったが)。
ちなみに、Vistaは、16bit時代からの性善説を破棄して、性悪説を基本にした、セキュリティ重視の新OSでもあった。その象徴がUACで、ぶっちゃけ過去の重大なセキュリティホールは管理者権限で動作させない限り影響を受けないものが大部分だっから、ユーザから管理者権限を取り上げれば、一気にセキュリティが向上する筈だった。
XPが本来持つ信頼性を皆無にしてたのは、無駄に管理者権限を要求するサードパーティアプリだから、これを排除するのは極めて正当な判断だったと思う。
あと、何かと評判の悪いUIだが、少なくとも方向性の統一は行われていた。確かに押し付けがましい部分が一杯だが、「これが新世代PCの使用方法だ」という主張だけは一貫してたし、その流儀に従う分には、快適性が存在していた。
が、上記目玉機能の喪失で、「新世代PC」への道がユーザに因って閉ざされ、「使えないOS」になったというのが実情。
ちなみに、私的にWindows7を最初に見た感じた感想は、「日和ったな」と云う物。実情は兎も角、Vistaで強硬に示した「新PC」への方向性が完全に無くなり、ユーザに迎合するだけの戦略的には全く面白みが無い(でも実用的では在る)OSだった。
で、Windows8だが、ぶっちゃけコレって、単なるマルチプラットフォーム展開でしかない印象。最早Windowsに「新世代」を引っ張る牽引力は無いと思うから、酷いバグさえなければ、拙速でも良いんじゃないかな?既に要素技術は出尽くした感が在るし、SPとアドオン連発の方が、営業的にもユーザ的にもメリットが多い気がする。
Vistaの時はカーネルの大規模刷新が絡んでいたから、ある意味しょうがない。NT6カーネルが完成した今、そう心配することもないのでは?
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
β版市販のような真似はもう勘弁 (スコア:0)
営業戦略的に急いだ方がいいのはわかるけど、どうせ使う事を強制されるユーザとしてはできる限り完成度を高めて出して欲しい。
Vistaなんてそれをやって失敗したわけで、その二の舞をやるつもりかという。SP1のクオリティで出してたらVistaの混乱はなかったわけだし。
今度はARM対応、新UIなどといろいろとぶち込むわけで、ただでさえ上手くいかない部分はたくさんでるだろうから、できる限り完成度上げてほしい。
Re:β版市販のような真似はもう勘弁 (スコア:1)
> SP1のクオリティで出してたらVistaの混乱はなかったわけだし。
いやあ、Vistaが出るまでメーカーPCは512MB積んでいるものも珍しかったというありさまだし、どのみちメーカーPCのハードウェアの水準を底上げするための捨て石は必要だったと思うよ。
Re: (スコア:0)
そう言われると確かにそうだな……。
Win VistaのReady認定って512MBでも出さざるを得なかったって事情は聞いたことがある。
Re:β版市販のような真似はもう勘弁 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
それを聞いて安心した! 有用な情報をどうもありがとう
Re:β版市販のような真似はもう勘弁 (スコア:1)
Vistaの敗因は、新OSと言いつつ、実は「出汁殻」だった点。
本来の目玉機能の1/3は、XPのSPで提供しちゃったし、マニア向け目玉機能のWinFSは消滅。
残った目玉機能は、ライトユーザ向けのAeroだけになったが、これがライトユーザの環境じゃ重くて使えない代物だった。
でも、カーネル部分はメジャーアップに相応しい、真っ当な進化をしてたし、セキュリティ面もしっかり気配りし、やっと実用レベルになったRDPも付いて、地味ながら、本当に欲しい人には必須の機能がキチンと提供されてた。
GPUの複数アプリでの共用(これがAeroの基盤)と、ゲーム以外では使用されてない裏VRAMの活用(Aeroでも使用)等のユーザビリティ向上も用意はされてた(ショボPCじゃ利用出来なかったが)。
ちなみに、Vistaは、16bit時代からの性善説を破棄して、性悪説を基本にした、セキュリティ重視の新OSでもあった。
その象徴がUACで、ぶっちゃけ過去の重大なセキュリティホールは管理者権限で動作させない限り影響を受けないものが大部分だっから、ユーザから管理者権限を取り上げれば、一気にセキュリティが向上する筈だった。
XPが本来持つ信頼性を皆無にしてたのは、無駄に管理者権限を要求するサードパーティアプリだから、これを排除するのは極めて正当な判断だったと思う。
あと、何かと評判の悪いUIだが、少なくとも方向性の統一は行われていた。
確かに押し付けがましい部分が一杯だが、「これが新世代PCの使用方法だ」という主張だけは一貫してたし、その流儀に従う分には、快適性が存在していた。
が、上記目玉機能の喪失で、「新世代PC」への道がユーザに因って閉ざされ、「使えないOS」になったというのが実情。
ちなみに、私的にWindows7を最初に見た感じた感想は、「日和ったな」と云う物。
実情は兎も角、Vistaで強硬に示した「新PC」への方向性が完全に無くなり、ユーザに迎合するだけの戦略的には全く面白みが無い(でも実用的では在る)OSだった。
で、Windows8だが、ぶっちゃけコレって、単なるマルチプラットフォーム展開でしかない印象。
最早Windowsに「新世代」を引っ張る牽引力は無いと思うから、酷いバグさえなければ、拙速でも良いんじゃないかな?
既に要素技術は出尽くした感が在るし、SPとアドオン連発の方が、営業的にもユーザ的にもメリットが多い気がする。
-- Buy It When You Found It --
Re: (スコア:0)
Vistaの時はカーネルの大規模刷新が絡んでいたから、ある意味しょうがない。
NT6カーネルが完成した今、そう心配することもないのでは?