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結局日本がこう尻込みして世論が原子力産業を徹底糾弾して政府が研究予算絞って崩壊させる頃に、画期的で運用が容易な新型原子炉が中国〜東南アジア〜中東のどこかからぽっと出てくる気がする。この進行波炉に限らず、「原子力湯沸かし器」方式でない放射線から電流を直接発生させられるものかもしれないけど。そして一気にワールドスタンダードになったところで、日本ではまた誰が日本の技術をダメにしたとか変な議論になるだろうなと。
だから反原発、自然エネルギー推進は大いにやっていただきたいが、技術の灯は消してはならないと思うんだな。
> 結局日本がこう尻込みして世論が原子力産業を徹底糾弾して政府が研究予算絞って崩壊させる頃に、> 画期的で運用が容易な新型原子炉が中国〜東南アジア〜中東のどこかからぽっと出てくる気がする。
日本が原子力研究予算を絞らなければ、「画期的で運用が容易な新型原子炉」が日本から出てくるのですか?そんなに簡単なものなら、高速増殖炉や核融合でこんなに苦労してないと思うんだけど。
それとも、日本の研究者は頭が硬いから無理で新興国の新しいアイディアが必要というのなら、日本が予算を絞らなかったところで所詮無理ということになるし。
技術の灯は消えないですよ。最悪、原発が全面廃止になったところで、廃炉や廃棄物処理の技術はどうしても必要ですし。自然エネルギーに振り向けるよりはるかに多額の研究費を湯水のごとく使う時代は、終わるかもしれませんが。
非論理的な「民意」で廃炉や廃棄物処理方面も絞られかねません...というのはさておき、
新興国のぽっと出にたよるでもなく、アイデア自身はどこかにあると思うんです。今までは既存のものや高速増殖炉や、廃棄物処理の一環であるプルサーマルなどに対して優先順位が低く、これからは脱原子力技術が潮流になってやらせてもらえない可能性が高いというのが問題なのであって。今の状況は逆境というやつです。既存の原子炉は地震と津波でダメになったし、安全性確保のための周辺オプションがゴテゴテ要ってそれも信頼性が高いとは言えないと。方向転換が必要だと認識したこういうときこそ思いきって画期的な新しい可能性に動き出すことができるのではないかと。守りに入ってしまってその思い切りが悪いのが今の日本だと言えるのでは。それに対して新興国の利点は経済的に元気で攻めの予算を出しやすい、国内需要はこれからまだ増える、柔軟で海外からの頭脳獲得に障壁が少ない程度のこと。それこそ脱原発になった国の原子力産業に居場所がなくなった人たちがそちらに渡っていく形で技術基盤を確保して作り上げることになるでしょう。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
日本の原子力産業が崩壊するころには実用化されるかな (スコア:0)
結局日本がこう尻込みして世論が原子力産業を徹底糾弾して政府が研究予算絞って崩壊させる頃に、画期的で運用が容易な新型原子炉が中国〜東南アジア〜中東のどこかからぽっと出てくる気がする。この進行波炉に限らず、「原子力湯沸かし器」方式でない放射線から電流を直接発生させられるものかもしれないけど。
そして一気にワールドスタンダードになったところで、日本ではまた誰が日本の技術をダメにしたとか変な議論になるだろうなと。
だから反原発、自然エネルギー推進は大いにやっていただきたいが、技術の灯は消してはならないと思うんだな。
Re: (スコア:0)
> 結局日本がこう尻込みして世論が原子力産業を徹底糾弾して政府が研究予算絞って崩壊させる頃に、
> 画期的で運用が容易な新型原子炉が中国〜東南アジア〜中東のどこかからぽっと出てくる気がする。
日本が原子力研究予算を絞らなければ、「画期的で運用が容易な新型原子炉」が日本から出てくるのですか?
そんなに簡単なものなら、高速増殖炉や核融合でこんなに苦労してないと思うんだけど。
それとも、日本の研究者は頭が硬いから無理で新興国の新しいアイディアが必要というのなら、
日本が予算を絞らなかったところで所詮無理ということになるし。
技術の灯は消えないですよ。最悪、原発が全面廃止になったところで、廃炉や廃棄物処理の技術は
どうしても必要ですし。自然エネルギーに振り向けるよりはるかに多額の研究費を湯水のごとく使う
時代は、終わるかもしれませんが。
Re:日本の原子力産業が崩壊するころには実用化されるかな (スコア:0)
非論理的な「民意」で廃炉や廃棄物処理方面も絞られかねません...というのはさておき、
新興国のぽっと出にたよるでもなく、アイデア自身はどこかにあると思うんです。今までは既存のものや高速増殖炉や、廃棄物処理の一環であるプルサーマルなどに対して優先順位が低く、これからは脱原子力技術が潮流になってやらせてもらえない可能性が高いというのが問題なのであって。
今の状況は逆境というやつです。既存の原子炉は地震と津波でダメになったし、安全性確保のための周辺オプションがゴテゴテ要ってそれも信頼性が高いとは言えないと。方向転換が必要だと認識したこういうときこそ思いきって画期的な新しい可能性に動き出すことができるのではないかと。守りに入ってしまってその思い切りが悪いのが今の日本だと言えるのでは。
それに対して新興国の利点は経済的に元気で攻めの予算を出しやすい、国内需要はこれからまだ増える、柔軟で海外からの頭脳獲得に障壁が少ない程度のこと。それこそ脱原発になった国の原子力産業に居場所がなくなった人たちがそちらに渡っていく形で技術基盤を確保して作り上げることになるでしょう。