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http://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/12/16.html [fujitsu.com]
> 本製品は、市販製品の不具合について、> 政府が公開している消費者からの情報や、> 自社のコールセンターに蓄積される消費者からのクレーム、> またツイッターやブログなどのインターネット上の風評を、複合的に監視・分析することにより、> 自社製品の重大な不具合の予兆を発見し、迅速な対策を打つことを可能にします。
どう考えてもそこでキャッチされるのは「不具合の予兆」ではなく「不具合そのもの」なんだが…
コールセンターに「なるべくエスカレーションせずに門前払いしろ」と指導したせいで、本来のルートで不具合情報が上がって来なくなった、と言う理解で宜しいか。まぁ、御社に限らず聴く話ではある。その状況に対する反省から、コールセンター所属のテクニカルチームに、開発チームへのホットラインを設けて云々、と言う取り組みもここ数年の間に耳にしました。
> なお、本製品の開発にあたっては、> 自動車業界のお客様にご協力をいただき、> 共同の実証を通して成果を確認しています。
あぁ、自動車か。「不具合」を「リコール」に置き換えたら、それは確かに「事前に」と言えますね。
> このような状況を踏まえ、富士通とFJCLは、> 自社製品の重大な不具合事前に分析予測するソフトウェア「QRMining」を提供します。
脱字はダブルチェックにより未然に(公開前に)予防できます。尚、同一人物が二重に確認を行う事は「ダブルチェック」とは言いません。
ところで、富士通東芝モバイルコミュニケーションズの製品の不具合なんかは、社内での評価時点で気付けるものが多かったと思うわけで、必要なのは社内の政治判断を健全化する経営ソリューションではないでしょうか?
自動車業界と書かれてるから対象は量産品でしょう。数十万台、数百万台といった数が出る商品不良率ゼロはあり得ず、一定の率でランダムな故障が発生します。故障のパターンがランダムで、かつ率がさほど高くなければ不良ではない。しかし、ある部品に問題があって生じる同じような故障の率が上昇すればこれは不良であるということになります。
で、コールセンターからあがってくる故障のリポートから統計的なパターンを探し不良を事前に見つけ出そうというのでしょう。この事前というのに引っかかってるのかもしれませんが、自動車のような多数の部品が組み合わされた製品では、ある部品が設計よりも早めに寿命を迎えるといった形で不良が起こることがあるので「事前」というのは別に不自然な用い方ではありません。設計寿命を満たさない部品があった場合、徐々に故障の率があがってくるという現象が現れるので、それを早い段階で察知すれば致命的なことになる前に手を打つことができるわけです。
同じ部品が原因で生じる故障でも、現れてくる現象が異なることもあるでしょうから部品同士の相関といった情報も持つとか、いろいろ工夫してるんじゃないですかね。
このQRMiningって、数万人が苦情を出すようなトラブルになる前に、初期トラブル報告数十件で「問題が拡大しそうだ」と予知するしくみだろうと僕は想像しています。例えるなら火山噴火の前に小地震を検出して予知すると言ってもいいしユーザの不満投稿から「盛り上がってまいりました」を検知するとも言えます。twitterのように分単位でネットに投稿する人間がおおぜいいますから、うまく機能すればこの初期トラブル検知は役立つかもしれませんよ。
新製品の発売日が木曜なら、木曜金曜のtwitter, facebook, ブログの分析で土曜日曜に社員集合をかけて対策をとるかどうか決まるだろうし。
大津波が来る前に前兆(歴史的大地震)を観測するようなものでは。
それを予測と言って良いものかどうかは分かりかねるけど、自動で定量的にやってくれるなら、一定の価値はあるかな。
将来的にリコールが発生する製品を早期に検出し、損害を最小限に抑えられる、ってトコかな?
くすぶって煙が上がり始めたのをいち早く見つけるだけじゃないの?炎が上がる前に。
ついでに、お値段のチェックも忘れなく。//月額120万超
完全に、量産品が物理的に火を吹く前にリコールするためのツールですな。//その検出にネットでの炎上を利用するとは
あぁなるほど……「ソフトウェア」とか「システム」(でもいいのかもしれんが)を想像してなんだそりゃ?になってたけど、なんとなく納得した
「重大な不具合の予兆」から修飾語を省いてしまったら意味が変わってしまうと思います。(元々、タレコミの第2文が省いてしまっているのがちょっと問題ありに思えます。) おっしゃるとおり、キャッチするのは軽微な「不具合そのもの」で、そこから「重大な不具合」が背後に無いか分析するソフトなのだと私は理解しました。 それに、「不具合なのか仕様なのか判らないのでとりあえずネット掲示板で聞いてみる」という行動をとる人も居るように思えます。そういう情報はコールセンターで集めきれないでしょう。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
「事前に」と呼べる要素がどこにもない。 (スコア:1)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/12/16.html [fujitsu.com]
> 本製品は、市販製品の不具合について、
> 政府が公開している消費者からの情報や、
> 自社のコールセンターに蓄積される消費者からのクレーム、
> またツイッターやブログなどのインターネット上の風評を、複合的に監視・分析することにより、
> 自社製品の重大な不具合の予兆を発見し、迅速な対策を打つことを可能にします。
どう考えてもそこでキャッチされるのは「不具合の予兆」ではなく「不具合そのもの」なんだが…
コールセンターに「なるべくエスカレーションせずに門前払いしろ」と指導したせいで、
本来のルートで不具合情報が上がって来なくなった、と言う理解で宜しいか。
まぁ、御社に限らず聴く話ではある。
その状況に対する反省から、コールセンター所属のテクニカルチームに、
開発チームへのホットラインを設けて云々、と言う取り組みもここ数年の間に耳にしました。
> なお、本製品の開発にあたっては、
> 自動車業界のお客様にご協力をいただき、
> 共同の実証を通して成果を確認しています。
あぁ、自動車か。
「不具合」を「リコール」に置き換えたら、それは確かに「事前に」と言えますね。
> このような状況を踏まえ、富士通とFJCLは、
> 自社製品の重大な不具合事前に分析予測するソフトウェア「QRMining」を提供します。
脱字はダブルチェックにより未然に(公開前に)予防できます。
尚、同一人物が二重に確認を行う事は「ダブルチェック」とは言いません。
ところで、富士通東芝モバイルコミュニケーションズの製品の不具合なんかは、
社内での評価時点で気付けるものが多かったと思うわけで、
必要なのは社内の政治判断を健全化する経営ソリューションではないでしょうか?
Re:「事前に」と呼べる要素がどこにもない。 (スコア:2)
自動車業界と書かれてるから対象は量産品でしょう。
数十万台、数百万台といった数が出る商品不良率ゼロはあり得ず、一定の率で
ランダムな故障が発生します。
故障のパターンがランダムで、かつ率がさほど高くなければ不良ではない。
しかし、ある部品に問題があって生じる同じような故障の率が上昇すれば
これは不良であるということになります。
で、コールセンターからあがってくる故障のリポートから統計的なパターンを探し
不良を事前に見つけ出そうというのでしょう。
この事前というのに引っかかってるのかもしれませんが、自動車のような多数の
部品が組み合わされた製品では、ある部品が設計よりも早めに寿命を迎えるといった
形で不良が起こることがあるので「事前」というのは別に不自然な用い方ではありません。
設計寿命を満たさない部品があった場合、徐々に故障の率があがってくるという
現象が現れるので、それを早い段階で察知すれば致命的なことになる前に
手を打つことができるわけです。
同じ部品が原因で生じる故障でも、現れてくる現象が異なることもあるでしょうから
部品同士の相関といった情報も持つとか、いろいろ工夫してるんじゃないですかね。
火山噴火の前に、前兆を観測するような物? (スコア:2)
このQRMiningって、数万人が苦情を出すようなトラブルになる前に、
初期トラブル報告数十件で「問題が拡大しそうだ」と予知するしくみだろうと僕は想像しています。
例えるなら火山噴火の前に小地震を検出して予知すると言ってもいいし
ユーザの不満投稿から「盛り上がってまいりました」を検知するとも言えます。
twitterのように分単位でネットに投稿する人間がおおぜいいますから、
うまく機能すればこの初期トラブル検知は役立つかもしれませんよ。
新製品の発売日が木曜なら、木曜金曜のtwitter, facebook, ブログの分析で
土曜日曜に社員集合をかけて対策をとるかどうか決まるだろうし。
Re:火山噴火の前に、前兆を観測するような物? (スコア:1)
大津波が来る前に前兆(歴史的大地震)を観測するようなものでは。
それを予測と言って良いものかどうかは分かりかねるけど、
自動で定量的にやってくれるなら、一定の価値はあるかな。
Re:火山噴火の前に、前兆を観測するような物? (スコア:1)
ミクロ的視点では、トラブルの初期段階で被害を最小化できるようになる可能性はありますが、
マクロ的視点では、このシステムの存在ゆえに十分に製品開発をしないままリリースしてしまう
風潮を助長する可能性があります。
結果として、製品発売後即巨大パッチが出るエロゲみたいになるというか。
#さすがに人命がかかるような業界ではなかなかそういうことにはならないと思いたいが。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
将来的にリコールが発生する製品を早期に検出し、損害を最小限に抑えられる、ってトコかな?
Re: (スコア:0)
くすぶって煙が上がり始めたのをいち早く見つけるだけじゃないの?
炎が上がる前に。
早期リコール用 (スコア:1)
ついでに、お値段のチェックも忘れなく。
//月額120万超
完全に、量産品が物理的に火を吹く前にリコールするためのツールですな。
//その検出にネットでの炎上を利用するとは
-- Buy It When You Found It --
Re: (スコア:0)
あぁなるほど……「ソフトウェア」とか「システム」(でもいいのかもしれんが)を
想像してなんだそりゃ?になってたけど、なんとなく納得した
Re:「事前に」と呼べる要素がどこにもない。 (スコア:1)
「重大な不具合の予兆」から修飾語を省いてしまったら意味が変わってしまうと思います。(元々、タレコミの第2文が省いてしまっているのがちょっと問題ありに思えます。)
おっしゃるとおり、キャッチするのは軽微な「不具合そのもの」で、そこから「重大な不具合」が背後に無いか分析するソフトなのだと私は理解しました。
それに、「不具合なのか仕様なのか判らないのでとりあえずネット掲示板で聞いてみる」という行動をとる人も居るように思えます。そういう情報はコールセンターで集めきれないでしょう。