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そのうち日本がかつて歩んだ道をたどって先進国の仲間入りをするのかと思ってました。日本は世界の?米国の?工場だった時期とはかなり違うんでしょうか?近代史には疎いのでちっともわかりません。小学校卒業レベルくらいで解説していただけますと幸いです。
中国やインドに生産させてライセンスで儲けられる仕組みを構築できてない日本オワタってこと。http://d.hatena.ne.jp/mizuiro_ahiru/20110914/p1 [hatena.ne.jp]
その話って、国がどう儲けるかの話はしてても、国民が豊かになるかって話じゃないんだよね。実際欧米日、そして韓国や中国でも超格差が問題になってるわけで。ライセンス持ってる者が総取りして、下請けは代替可能なパーツとして使い捨てられる、そんな時代。別に日本だけの話じゃない。
第三世界から搾取する仕組みを敷くのは、強力な法務部と、政府の軍事力を背景にした交渉能力あってのことじゃないかなあ。前者はノウハウとして構築できても、後者は今の日本にはどうやっても無理だから、どのみちこうなる運命だったんだろう。なんというか、欧米諸国とでは植民地政策の年期が違いすぎる。
結局のところ、日本は支配なんてやってなくて、たんに同じ釜の飯を食ってきただけなんだと思う。条件を公平にできるなら、チームワークを保つ上でとても強力な手法だけど、搾取するには全く使えない。
>第三世界から搾取する仕組みを敷くのは、強力な法務部と、政府の軍事力を背景にした交渉能力あってのことじゃないかなあ。中国は自国内に第三世界抱えてるようなものですからいいんじゃないですか?北京や香港の金持ちが田舎の労働者を奴隷の如く使う感じ
実際大連から車で4時間も行くと襤褸を纏った農民やバラックの集合みたいな村が幾らでもあるし、大連の発展具合と比べるとよく暴動が起きない物だという感想しか出ませんでした。
>大連の発展具合と比べるとよく暴動が起きない物だという感想しか出ませんでした。中国、暴動やデモの発生は平均5日に1回、倍々ゲームで増加中―仏メディア [recordchina.co.jp]18万件もの暴動があって国が回るのは、中国の強力な治安維持部隊あってこそなのだろうな。必要なら村ごと消してしまうくらいの。これらの一件一件に比べたら、日本で起きてる原発反対デモなんて、何の脅威にもならない極めて平和的なデモなんだろう。もし日本でたった一件、中国で発生するような暴力的なデモが起こるだけでも、行政機関は対応に追われて麻痺状態に陥ると思う。
誰もあなたの疑問に答えてくれませんね。私も知りたいんですが、つまり、日本は単なる「工場」だった時期を脱して先進国になったけれども中国はそういう道を進んではいないのか、という疑問ですよね。どうなんでしょうね。学術研究の世界でも質的にはともかく量的には中国の勢いが凄まじいところを見ると、時間の問題ではないかと個人的には思いますが。
私も知りたいんですが、つまり、日本は単なる「工場」だった時期を脱して先進国になったけれども中国はそういう道を進んではいないのか、という疑問ですよね。どうなんでしょうね。学術研究の世界でも質的にはともかく量的には中国の勢いが凄まじいところを見ると、時間の問題ではないかと個人的には思いますが。
80年代当時の日本はイケイケでしたよ。独自の商品開発能力を獲得し始めてた。若い人には信じられないでしょうが、80年代から90年代の米国政府にとっての最大の「敵」は日本という国の製造業と、それを支えてる政府の産業政策や教育政策だった(これはゲイツ元国防長官がCIA長官であった93年に「日本企業を如何に潰すか」と公言してることや当時のインテリジェンス関連の公文書で既に開示されたものからも裏付けられている)
しかし、スーパー301条などでアメリカがつぶしにかかって、それと金融に経済の中心を移行させる政策の誤りなんかもあって、アメリカの目論見がまんまと成功しちゃった訳ですよ。
90年代というのは米国を含めた旧西側諸国で金融資本が力を持ちすぎて、製造の現場ではコストカットと労働強化ばかりが進んで、品質の確保とか開発能力の維持と言う物が物凄く疎んじられた…そんな儲けの薄い部門は韓国とか中国とかインドに丸投げして差別化で短期収益を最大化するのに力を持った投資家も経営者も腐心していた時代でした。これは、00年代も続いてた。
そういう中でブランドイメージを操作することで(比較的品質が低くチープなハードウェアを)法外に高額にして顧客に売りつけるのに成功した企業というのが、Appleでありソニーであったと思います。ソニーは、品質問題で顰蹙を買った07年以降方針転換をしていますが、Appleは「信者」が極端に多いこともあって、今でも成功してる。
そういう意味で、日本は金融資本とかの口車に乗って大失敗したし、韓国もサムスンが多国籍企業になっただけでその他の企業が凄く駄目になった。しかし、中国は元々西側の軍門に下る事なく世界で最強の資本主義を達成しつつあるので毛色が違う…独自開発と言う部分でも、60年代以降続けてきたリバースエンジニアリング中心の技術取得と80年代以降の米国などのトップクラスの大学への留学生をバンバン送り込んでいたことの成果が出始めてる。
要は、米国や金融資本に配慮しすぎて国内の底上げをやらないどころか底上げを自粛してすらきた日本や韓国と、そんなことは関係なしに利用するだけ利用したとはいえ強く突っ張ってきた中国の国としてのスタンスの違いがあるんだと思いますよ。
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かつて日本が歩んだ? (スコア:0)
そのうち日本がかつて歩んだ道をたどって先進国の仲間入りをするのかと思ってました。
日本は世界の?米国の?工場だった時期とはかなり違うんでしょうか?
近代史には疎いのでちっともわかりません。
小学校卒業レベルくらいで解説していただけますと幸いです。
Re: (スコア:0)
中国やインドに生産させてライセンスで儲けられる仕組みを構築できてない日本オワタってこと。
http://d.hatena.ne.jp/mizuiro_ahiru/20110914/p1 [hatena.ne.jp]
Re: (スコア:0)
その話って、国がどう儲けるかの話はしてても、国民が豊かになるかって話じゃないんだよね。
実際欧米日、そして韓国や中国でも超格差が問題になってるわけで。
ライセンス持ってる者が総取りして、下請けは代替可能なパーツとして使い捨てられる、そんな時代。
別に日本だけの話じゃない。
Re: (スコア:0)
第三世界から搾取する仕組みを敷くのは、強力な法務部と、政府の軍事力を背景にした交渉能力あってのことじゃないかなあ。
前者はノウハウとして構築できても、後者は今の日本にはどうやっても無理だから、どのみちこうなる運命だったんだろう。
なんというか、欧米諸国とでは植民地政策の年期が違いすぎる。
結局のところ、日本は支配なんてやってなくて、たんに同じ釜の飯を食ってきただけなんだと思う。
条件を公平にできるなら、チームワークを保つ上でとても強力な手法だけど、搾取するには全く使えない。
Re:かつて日本が歩んだ? (スコア:1)
>第三世界から搾取する仕組みを敷くのは、強力な法務部と、政府の軍事力を背景にした交渉能力あってのことじゃないかなあ。
中国は自国内に第三世界抱えてるようなものですからいいんじゃないですか?
北京や香港の金持ちが田舎の労働者を奴隷の如く使う感じ
実際大連から車で4時間も行くと襤褸を纏った農民やバラックの集合みたいな村が幾らでもあるし、大連の発展具合と比べるとよく暴動が起きない物だという感想しか出ませんでした。
Re: (スコア:0)
>大連の発展具合と比べるとよく暴動が起きない物だという感想しか出ませんでした。
中国、暴動やデモの発生は平均5日に1回、倍々ゲームで増加中―仏メディア [recordchina.co.jp]
18万件もの暴動があって国が回るのは、中国の強力な治安維持部隊あってこそなのだろうな。必要なら村ごと消してしまうくらいの。
これらの一件一件に比べたら、日本で起きてる原発反対デモなんて、何の脅威にもならない極めて平和的なデモなんだろう。
もし日本でたった一件、中国で発生するような暴力的なデモが起こるだけでも、行政機関は対応に追われて麻痺状態に陥ると思う。
Re: (スコア:0)
誰もあなたの疑問に答えてくれませんね。
私も知りたいんですが、つまり、日本は単なる「工場」だった時期を脱して先進国になったけれども中国はそういう道を進んではいないのか、という疑問ですよね。
どうなんでしょうね。学術研究の世界でも質的にはともかく量的には中国の勢いが凄まじいところを見ると、時間の問題ではないかと個人的には思いますが。
国の方向性の違いでは(Re:かつて日本が歩んだ? (スコア:1)
80年代当時の日本はイケイケでしたよ。独自の商品開発能力を獲得し始めてた。
若い人には信じられないでしょうが、80年代から90年代の米国政府にとっての最大の「敵」は日本という国の製造業と、それを支えてる政府の産業政策や教育政策だった(これはゲイツ元国防長官がCIA長官であった93年に「日本企業を如何に潰すか」と公言してることや当時のインテリジェンス関連の公文書で既に開示されたものからも裏付けられている)
しかし、スーパー301条などでアメリカがつぶしにかかって、それと金融に経済の中心を移行させる政策の誤りなんかもあって、アメリカの目論見がまんまと成功しちゃった訳ですよ。
90年代というのは米国を含めた旧西側諸国で金融資本が力を持ちすぎて、製造の現場ではコストカットと労働強化ばかりが進んで、品質の確保とか開発能力の維持と言う物が物凄く疎んじられた…そんな儲けの薄い部門は韓国とか中国とかインドに丸投げして差別化で短期収益を最大化するのに力を持った投資家も経営者も腐心していた時代でした。これは、00年代も続いてた。
そういう中でブランドイメージを操作することで(比較的品質が低くチープなハードウェアを)法外に高額にして顧客に売りつけるのに成功した企業というのが、Appleでありソニーであったと思います。
ソニーは、品質問題で顰蹙を買った07年以降方針転換をしていますが、Appleは「信者」が極端に多いこともあって、今でも成功してる。
そういう意味で、日本は金融資本とかの口車に乗って大失敗したし、韓国もサムスンが多国籍企業になっただけでその他の企業が凄く駄目になった。
しかし、中国は元々西側の軍門に下る事なく世界で最強の資本主義を達成しつつあるので毛色が違う…独自開発と言う部分でも、60年代以降続けてきたリバースエンジニアリング中心の技術取得と80年代以降の米国などのトップクラスの大学への留学生をバンバン送り込んでいたことの成果が出始めてる。
要は、米国や金融資本に配慮しすぎて国内の底上げをやらないどころか底上げを自粛してすらきた日本や韓国と、そんなことは関係なしに利用するだけ利用したとはいえ強く突っ張ってきた中国の国としてのスタンスの違いがあるんだと思いますよ。