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元々、メーカが安くなった既存製品に対して差別化のため、また高付加価値を付けていくらかでも高い商品を売り込むため3DTVを作ったわけで、消費者が望んでいないのに売れるわけが無い。
3D対応って書いてあると、無駄なコストがかかっていて、他の重要な部分のコストが削がれていそうで、低品質な印象を受ける。同じ値段なら、3D対応って書いてない方が、堅実に作られていて、高品質な印象を受ける。
3D対応って書いてあるだけで、避けたくなってしまう心境。
付加価値っていうか、負荷価値。
最近の液晶テレビは、上のモデルだと倍速駆動などといって、内部的に動画のフレームレートを変換して高フレームレート表示しているのが普通です。
そして、たいていの3Dテレビは、液晶シャッター眼鏡方式で、「秒60コマの動画を、右目用、左目用、交互に表示し、あわせて秒120コマの画面表示」を行い、その表示タイミングにあわせてシャッターにどちら側を見せるかを指示する形になります。つまり、倍速対応な液晶テレビにとっては、追加コストは「液晶シャッターに対する信号の発信部」だけ。たいしたコスト増ではありません。
実例ととして、例えばSONYのBRAVIA [www.sony.jp]なら、4倍速対応モデル=3D対応モデルになってます。高画質化のおまけで3Dがついてくるって感じですね。
#というわけで、私はちょっと前にテレビを買い換えたのですが、「4倍速でFullHDなテレビを選んだら3Dだった」ということで3Dは要らないけど3D対応機種を選びました。
つまり輝度と応答速度が2D用としてはオーバースペック、と。
単純に言葉が持つ印象の問題なんですよね。上のACさんがわたしを罵倒してくれていますが、まあ、はっきり言って私個人の主観であることは否定しないので、上のAC氏に反論するつもりはないです。
で、“倍速駆動”って書いてあれば、「おおっ!」っと思います。それに加えて“3D対応”って書いてあったら「なーんだ(´・ω・`) 」ってなっちゃいます。高画質化を追求するだけにしておけばいいのに、“そのおまけ”が蛇足に思えてしまう。たいしたコスト増じゃなくても、3D対応って書いてある製品を買うことで、負けた気がしてしまうんですよ。
私自身、つまらない偏見なのかな、という自覚はありますが、そこはこだわりですかね。理屈じゃなくて心情的に、3D製品を買いたくなくなるのは(私個人としては)事実ですので。
そんなお前にぴったりのソフトがある [xrea.com]。是非おすすめ。
実際は、3Dモデルしか搭載していない「3D以外の機能」があったりします。薄型テレビにおける「3D機能」というのは、ハイエンドモデルであるということのシグナルとしての意味もあるのでしょう。
AVアンプでもハイエンドモデルほど接続できるスピーカー数は多かったりしますが、普通はそんなに要りませんよね。接続できるスピーカー数が多い、イコール、高級モデルである、ということのシグナルなのでしょう。
「コモディティ化したものでは新興国に対抗できない。よって付加価値が必要(ドヤァ」という論理で、先進国での製造業自体がオワコンであることを認めようとしないからこんな無様を晒すわけですね。
別に恰好なんてどうでも良いんですよ。先進国だろうと、新興国だろうと、製造業がなければ国民全体を食わせることが出来ないんですから。
そこで変に格好つけて「先進国の製造業は終わった(ドヤァ」と言ってみても、じゃあ、その代わりに何で国民を食わせるのか、という壁にぶち当たって、結局、製造業頼みに立ち戻るわけですし。
#アメリカとか、亜米利加とか、USAとか
オフトピですが、「だれでもできる仕事」がみんな海外に出てしまうと、その「だれでもできる仕事」しかできない人の仕事が無くなるだけで、そういった人の雇用を確保するためにも製造業は国内に踏みとどまって欲しいですね。
競争力の弱い分野ではどんどんリストラすれば、リストラされた人はより生産性の高い仕事につくから、労働者保護なんて不要だ! とのたまう自称経済通な人がいますが、世の中そんなに単純でないので。
(略)そうで、(略)な印象を受ける。(略)な印象を受ける。
(略)心境。
笑える。悪いのはお前の先入観あるいは頭じゃん。
Windows7対応って書いてあると、無駄なコストがかかっていて、他の重要な部分のコストが削がれていそうで、低品質な印象を受ける。同じ値段なら、Windows7対応って書いてない方が、堅実に作られていて、高品質な印象を受ける。
Windows7対応って書いてあるだけで、避けたくなってしまう心境。
Paprikaって書いてあると、無駄なコストがかかっていて、真に重要な部分の視点が削がれていそうで、低品質な印象を受ける。同じコメントなら、Paprika対応って書いてない方が、堅実に書かれていて、高品質な印象を受ける。
Paprikaって書いてあるだけで、避けたくなってしまう心境。
なるほど。確かに。消費者が喜ぶ付加価値を思いつかなかった(付けられなかった)苦し紛れが3Dって感じですね。
利用者(消費者って言葉はあまり好きじゃないので)は欲しい機能を全て予め知っているわけではないのですがね。少しベクトルは違いますが、 http://ntd.way-nifty.com/blog/20040516.gif [way-nifty.com]みたいな感じじゃないでしょうか。現行の3D機能で利用している要素技術を使ったものと違う実現方法になるかもしれませんが、テレビの表現を高度化させる技術はまだまだ革新の余地はあるのかと。なんというか、リモコンの初期の通信方式が有線だったり音波だったのが最終的に赤外線でコモディティになったみたいなことが起こるのでしょうねぇ。
閉塞感漂う時代にあって、ゲームのルールが変わることは一部の人にとってはチャンスです。
>高額な価格帯、コンテンツ不足、3D眼鏡の着用、頭痛などの身体的負担など
これらはすべて裏返せばチャンスで、例えば、コンテンツが足りない今なら、ちょっと残念な3Dでもビジネスになる可能性があります。逆に、既に価値体系が確立された2Dの映画や放送の世界で、新規参入者が成功を収める可能性は非常に低いことは想像に難くありません。もう少し具体的に言うと、3Dじゃなくて、4Kだ、スーパーハイビジョンだという話もありますが、これらはかなりまとまった資金がないと手が出せません。
一方、3Dは安くなったHD機材をうまく使えば、そこそこできてしまう部分があります。もっとも3Dを極めて行くには、立体映像による表現技法など奥が深いですが、これは逆に一発でカタがつくデジタル時代においては、入る敷居は低く懐の深い、多分にアナログ的な要素を含んでいます。
批判はあっても、いつか気がついたら3Dテレビの世帯普及率が臨界点を越え、3Dコンテンツ流通・消費のインフラとなる時が来ます。そのときに才能を開花させる天才がこの国に現れてくれることを確信して、3Dテレビはこの時期にこそ出てきたのではないでしょうか。
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 [wikipedia.org]の2015年は目前ですからね。
最も実現可能性がありそうなのは、ジョーズなので・・・フジツウサンがんばれ。
結局、旗振りしてたメーカが機能にだけ注力してたことでコンテンツが貧弱すぎるんだよね・・・
人の趣味が多様化した現代では、「このコンテンツを実現すれば大半の消費者が魅力を感じる」ってのが無い。コンテンツ含めて魅力を売りだそうとすると、機械の開発費の数十倍の費用をコンテンツに投資する必要がある。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
誰が3Dを求めているのか? (スコア:4, すばらしい洞察)
元々、メーカが安くなった既存製品に対して差別化のため、また高付加価値を付けていくらかでも高い商品を売り込むため3DTVを作ったわけで、消費者が望んでいないのに売れるわけが無い。
ネガティブ宣伝ワード (スコア:1)
3D対応って書いてあると、無駄なコストがかかっていて、他の重要な部分のコストが削がれていそうで、低品質な印象を受ける。
同じ値段なら、3D対応って書いてない方が、堅実に作られていて、高品質な印象を受ける。
3D対応って書いてあるだけで、避けたくなってしまう心境。
付加価値っていうか、負荷価値。
Re:ネガティブ宣伝ワード (スコア:4, 興味深い)
最近の液晶テレビは、上のモデルだと倍速駆動などといって、
内部的に動画のフレームレートを変換して高フレームレート表示しているのが普通です。
そして、たいていの3Dテレビは、液晶シャッター眼鏡方式で、
「秒60コマの動画を、右目用、左目用、交互に表示し、あわせて秒120コマの画面表示」を行い、その表示タイミングにあわせてシャッターにどちら側を見せるかを指示する形になります。
つまり、倍速対応な液晶テレビにとっては、追加コストは「液晶シャッターに対する信号の発信部」だけ。たいしたコスト増ではありません。
実例ととして、例えばSONYのBRAVIA [www.sony.jp]なら、4倍速対応モデル=3D対応モデルになってます。高画質化のおまけで3Dがついてくるって感じですね。
#というわけで、私はちょっと前にテレビを買い換えたのですが、「4倍速でFullHDなテレビを選んだら3Dだった」ということで3Dは要らないけど3D対応機種を選びました。
Re: (スコア:0)
つまり輝度と応答速度が2D用としてはオーバースペック、と。
Re: (スコア:0)
単純に言葉が持つ印象の問題なんですよね。上のACさんがわたしを罵倒してくれていますが、まあ、はっきり言って私個人の主観であることは否定しないので、上のAC氏に反論するつもりはないです。
で、“倍速駆動”って書いてあれば、「おおっ!」っと思います。それに加えて“3D対応”って書いてあったら「なーんだ(´・ω・`) 」ってなっちゃいます。高画質化を追求するだけにしておけばいいのに、“そのおまけ”が蛇足に思えてしまう。たいしたコスト増じゃなくても、3D対応って書いてある製品を買うことで、負けた気がしてしまうんですよ。
私自身、つまらない偏見なのかな、という自覚はありますが、そこはこだわりですかね。理屈じゃなくて心情的に、3D製品を買いたくなくなるのは(私個人としては)事実ですので。
Re: (スコア:0)
そんなお前にぴったりのソフトがある [xrea.com]。
是非おすすめ。
Re:ネガティブ宣伝ワード (スコア:1)
実際は、3Dモデルしか搭載していない「3D以外の機能」があったりします。薄型テレビにおける「3D機能」というのは、ハイエンドモデルであるということのシグナルとしての意味もあるのでしょう。
AVアンプでもハイエンドモデルほど接続できるスピーカー数は多かったりしますが、普通はそんなに要りませんよね。接続できるスピーカー数が多い、イコール、高級モデルである、ということのシグナルなのでしょう。
Re: (スコア:0)
「コモディティ化したものでは新興国に対抗できない。よって付加価値が必要(ドヤァ」という論理で、先進国での製造業自体がオワコンであることを認めようとしないからこんな無様を晒すわけですね。
Re:ネガティブ宣伝ワード (スコア:1)
「コモディティ化したものでは新興国に対抗できない。よって付加価値が必要(ドヤァ」という論理で、先進国での製造業自体がオワコンであることを認めようとしないからこんな無様を晒すわけですね。
別に恰好なんてどうでも良いんですよ。
先進国だろうと、新興国だろうと、製造業がなければ国民全体を食わせることが出来ないんですから。
そこで変に格好つけて「先進国の製造業は終わった(ドヤァ」と言ってみても、
じゃあ、その代わりに何で国民を食わせるのか、という壁にぶち当たって、
結局、製造業頼みに立ち戻るわけですし。
#アメリカとか、亜米利加とか、USAとか
Re:ネガティブ宣伝ワード (スコア:1)
オフトピですが、「だれでもできる仕事」がみんな海外に出てしまうと、その「だれでもできる仕事」しかできない人の仕事が無くなるだけで、そういった人の雇用を確保するためにも製造業は国内に踏みとどまって欲しいですね。
競争力の弱い分野ではどんどんリストラすれば、リストラされた人はより生産性の高い仕事につくから、労働者保護なんて不要だ! とのたまう自称経済通な人がいますが、世の中そんなに単純でないので。
Re: (スコア:0)
(略)そうで、(略)な印象を受ける。
(略)な印象を受ける。
(略)心境。
笑える。
悪いのはお前の先入観あるいは頭じゃん。
Windows7対応って書いてあると、無駄なコストがかかっていて、他の重要な部分のコストが削がれていそうで、低品質な印象を受ける。
同じ値段なら、Windows7対応って書いてない方が、堅実に作られていて、高品質な印象を受ける。
Windows7対応って書いてあるだけで、避けたくなってしまう心境。
Paprikaって書いてあると、無駄なコストがかかっていて、真に重要な部分の視点が削がれていそうで、低品質な印象を受ける。
同じコメントなら、Paprika対応って書いてない方が、堅実に書かれていて、高品質な印象を受ける。
Paprikaって書いてあるだけで、避けたくなってしまう心境。
Re: (スコア:0)
なるほど。確かに。
消費者が喜ぶ付加価値を思いつかなかった(付けられなかった)苦し紛れが3Dって感じですね。
Re:誰が3Dを求めているのか? (スコア:1)
利用者(消費者って言葉はあまり好きじゃないので)は欲しい機能を全て予め知っているわけではないのですがね。少しベクトルは違いますが、
http://ntd.way-nifty.com/blog/20040516.gif [way-nifty.com]
みたいな感じじゃないでしょうか。
現行の3D機能で利用している要素技術を使ったものと違う実現方法になるかもしれませんが、テレビの表現を高度化させる技術はまだまだ革新の余地はあるのかと。
なんというか、リモコンの初期の通信方式が有線だったり音波だったのが最終的に赤外線でコモディティになったみたいなことが起こるのでしょうねぇ。
Q:誰が3Dを求めているのか? A: 才能のあるクリエータ (スコア:1)
閉塞感漂う時代にあって、ゲームのルールが変わることは一部の人にとってはチャンスです。
>高額な価格帯、コンテンツ不足、3D眼鏡の着用、頭痛などの身体的負担など
これらはすべて裏返せばチャンスで、例えば、コンテンツが足りない今なら、ちょっと残念な3Dでもビジネスになる可能性があります。
逆に、既に価値体系が確立された2Dの映画や放送の世界で、新規参入者が成功を収める可能性は非常に低いことは想像に難くありません。
もう少し具体的に言うと、3Dじゃなくて、4Kだ、スーパーハイビジョンだという話もありますが、これらはかなりまとまった資金がないと手が出せません。
一方、3Dは安くなったHD機材をうまく使えば、そこそこできてしまう部分があります。
もっとも3Dを極めて行くには、立体映像による表現技法など奥が深いですが、これは逆に一発でカタがつくデジタル時代においては、
入る敷居は低く懐の深い、多分にアナログ的な要素を含んでいます。
批判はあっても、いつか気がついたら3Dテレビの世帯普及率が臨界点を越え、3Dコンテンツ流通・消費のインフラとなる時が来ます。
そのときに才能を開花させる天才がこの国に現れてくれることを確信して、3Dテレビはこの時期にこそ出てきたのではないでしょうか。
Re:誰が3Dを求めているのか? (スコア:1)
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 [wikipedia.org]の2015年は目前ですからね。
最も実現可能性がありそうなのは、ジョーズなので・・・フジツウサンがんばれ。
ID投稿推奨、マイナスモデ反対、リメンバー・スルー力。
Re: (スコア:0)
結局、旗振りしてたメーカが機能にだけ注力してたことでコンテンツが貧弱すぎるんだよね・・・
人の趣味が多様化した現代では、「このコンテンツを実現すれば大半の消費者が魅力を感じる」ってのが無い。
コンテンツ含めて魅力を売りだそうとすると、機械の開発費の数十倍の費用をコンテンツに投資する必要がある。