パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

今年6月30日(日本時間では7月1日)にうるう秒」記事へのコメント

  • 月や火星で生活する人にとっては、地球の自転で微妙に調整する時刻なんて無駄だ。

    • 空想科学小説に出てくる《宇宙暦》みたいなものを使おうと、そういうことですか?(≧∇≦)

      • 耳学問程度にしか知らないのですが、相対性理論によれば、物体の速度や加速度に違いがあると、時間の流れ方が異なっているのですよね?

        よく考えると、この広い宇宙の惑星は、それぞれ異なる速度で運動していて、異なる重力加速度にあるわけで、しかも、星によっては、近隣星との複雑な重力的な相互作用のために、速度や加速度(重力場の分布を含む)自体が空間的にも複雑に、時間的にもカオス的に変動している場所もありそうですよね。

        《宇宙暦》というのは、そういったの複数の環境の複雑な違いをどうやって結びつけているのでしょうねぇ。惑星だけでなく、あちこち移動する宇宙船の場合はなおのこと…。

        Voyager シリーズにそんな話がいくつかありました。第132話「超進化惑星の煌き」ですね。(^ω≦)

        • by BIWYFI (11941) on 2012年01月08日 12時33分 (#2077629) 日記

          原子時計レベルの精度だと、現時点でも、地球重力による時間の遅れが無視出来ません。

          標高の高い所では僅かに早く進みます。
          形状的な高さが同一でも、密度の高い岩塊等が有ると、重力が強くなるので、時間が遅くなります。
          //地下に潜るとどうなるのかは知らない

          通常用途なら無視出来る程の違いですが、原子時計で積算すると誤差が無視出来なくなるので、仮想的な重力上の海面(ジオイド面)での時刻を各地の原子時計の数値を元に計算しており、これがTAIです。
          既に、地球上でも、場所に因る時間の流れの違いが無視出来ない状態なのです。
           
          ちなみに、TAIの元になる各地の原子時計自体もTAIに合わせて較正してます。つまり自己較正している訳ですね。

          地球外との時刻合わせを行うなら、同様の仕組みが必要でしょうが、現状では、基準となる安定した重力場は地球表面でしか確保出来ないので、TAIは、地球表面が基準です。

          地球が位置的、或いは重力的に異常な状態に在るのでなければ、当面は数が多くて安定している地球のTAIを基準に、他星系の時刻を仮想地球銀河軌道に合わせる形で整える事になるかと。
          客観時間は自身では測定出来ないので、結局高精度の時計を多数備えた場所が基準時刻になるのです。

          余談ですが、宇宙船だと自身は時計を一個しか持てないので(複数在っても最高精度の一つだけが有効)、他の複数個所との比較で較正するしかないでしょうね。
          高重力源があれば、それ一個で時刻較正の次元が増えるので、相当数の基準時刻源が必要だと思われます。

          --
          -- Buy It When You Found It --
          親コメント
          • ポテンシャルの考え方って、質点から距離 r を無限大の箇所を想定して、そこを 0 の基準にするんですよね。?宇宙全体の重心からの距離 r を無限大の箇所を想定して、そこを時間の基準点にするっていうことはできるのでしょうか?絶対時間基準みたいな… (゚∀゚)

            親コメント

日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

処理中...