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ここで取り上げている放送事業者への徴収方法の包括契約はJASRACが競争者排除のために結んだというより放送事業者からの要望の面が強い。
本来であれば、テレビ局やラジオ局といった放送事業者はどんな曲をどれだけ放送に使用したかJASRACに報告しなければならない。JASRACはその使用回数に応じて著作権料を著作権者に支払うことがその役割として求められている。 しかし、放送局は歌番組はともかくニュースやバラエティ番組のBGMもカウントするのが面倒なので、マルッとまとめて著作権料をざっくりした額でJASRACに納めることを提案、JASRACも同意した。
もちろん、著作権管理団体がJASRAC一択だった時代だから、そうした契約でも良かったわけで、著作権管理団体が自由化された時点で見直すべきだった。 その場合の努力義務はどちらかといえば放送事業者の報告内容の改善に求められるべきで、この排除命令は筋が悪いと言える。
>放送事業者からの要望の面が強い。ハァ。もう本当にアホかバカかと。そりゃ放送事業者に言わせれば「楽曲は無制限で使いたい。だけど金は払いたくない。」というのは当然じゃん。言うだけならタダだし。
だからと言って、その条件をそのまま飲む会社がどこにある。
放送局「面倒だからお金はらうのいやー」JASRAC「使った分はちゃんと金払えよ、ゴルァ!払う金がないなら最初から使うんじゃねーよ。」となるのが普通なのに、
JASRAC「じゃあ丼勘定でいきましょう。クリエータへは金払わなくても俺たちは全然困らないし。」と癒着しまくってきたのがとんでもなく問題だし、そして言うまでも無く完璧に独禁法違反で真っ黒。
http://yro.srad.jp/comments.pl?sid=438333&cid=1508613 [srad.jp]
そんなこと言ってももなあ。放送局が包括か曲別か契約形態を選べる以上、どんぶり勘定を選んだのは放送局のほうでしょ?
随分前からJASRACは全数報告するように勧告しているし、実際いくつかの放送局は全数報告しているはずですよ。
2003年2月19日のJASRAC評議員会のこと、当時評議員だった玉木宏樹 [archi-music.com]氏が“テレビ、ラジオで音楽が浪費されており、ブランケット方式で音楽が使いたい放題なのが原因だ”と問題提起しました。これに対して加藤衛理事(当時)はブランケット方式について次のように答えています。
> すべての曲の個別報告に対応することは不可能。包括使用は続けざるを得ない。しかし、2011年に地上波が全部デジタル化されれば、原理的にはすべてを明らかにすることができる。
それからまだ10年も経っていませんが、「随分前」とはどのくらい最近でしょうか?
http://www.jasrac.or.jp/release/09/10_1.html [jasrac.or.jp]> 2 平成18年10月における電子データによる利用報告の状況 平成18年10月当時、一部でも電子データによる利用曲目報告を実施していた放送事業者は143社であり、これは全体の470社の約30%にすぎませ ん。したがって、今回確認された利用回数は、実際の利用回数を下回っているものと思われます。 また、報告されていた利用曲目報告データは、FMラジオ放送事業者のうち39社が当時既に全曲報告を実施していたため、FMラジオ局からのものが約 95%を占めています。
FMとそれ以外で差が大きいのは、放送局側の意識や対応の差かね。
iTunes Music Storeでの売上数量を正確に報告したら、もっと包括的な数量で報告せよ、との返答があった。
というのはすでに昔話?それとも都市伝説?
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JASRACよりも放送事業者の問題 (スコア:5, すばらしい洞察)
ここで取り上げている放送事業者への徴収方法の包括契約はJASRACが競争者排除のために結んだというより放送事業者からの要望の面が強い。
本来であれば、テレビ局やラジオ局といった放送事業者はどんな曲をどれだけ放送に使用したかJASRACに報告しなければならない。JASRACはその使用回数に応じて著作権料を著作権者に支払うことがその役割として求められている。
しかし、放送局は歌番組はともかくニュースやバラエティ番組のBGMもカウントするのが面倒なので、マルッとまとめて著作権料をざっくりした額でJASRACに納めることを提案、JASRACも同意した。
もちろん、著作権管理団体がJASRAC一択だった時代だから、そうした契約でも良かったわけで、著作権管理団体が自由化された時点で見直すべきだった。
その場合の努力義務はどちらかといえば放送事業者の報告内容の改善に求められるべきで、この排除命令は筋が悪いと言える。
Re:JASRACよりも放送事業者の問題 (スコア:2, 興味深い)
>放送事業者からの要望の面が強い。
ハァ。もう本当にアホかバカかと。
そりゃ放送事業者に言わせれば「楽曲は無制限で使いたい。だけど金は払いたくない。」というのは当然じゃん。
言うだけならタダだし。
だからと言って、その条件をそのまま飲む会社がどこにある。
放送局「面倒だからお金はらうのいやー」
JASRAC「使った分はちゃんと金払えよ、ゴルァ!払う金がないなら最初から使うんじゃねーよ。」
となるのが普通なのに、
JASRAC「じゃあ丼勘定でいきましょう。クリエータへは金払わなくても俺たちは全然困らないし。」
と癒着しまくってきたのがとんでもなく問題だし、そして言うまでも無く完璧に独禁法違反で真っ黒。
http://yro.srad.jp/comments.pl?sid=438333&cid=1508613 [srad.jp]
Re: (スコア:0)
そんなこと言ってももなあ。
放送局が包括か曲別か契約形態を選べる以上、どんぶり勘定を選んだのは放送局のほうでしょ?
Re: (スコア:0)
随分前からJASRACは全数報告するように勧告しているし、実際いくつかの放送局は全数報告しているはずですよ。
Re: (スコア:0)
2003年2月19日のJASRAC評議員会のこと、当時評議員だった玉木宏樹 [archi-music.com]氏が“テレビ、ラジオで音楽が浪費されており、ブランケット方式で音楽が使いたい放題なのが原因だ”と問題提起しました。これに対して加藤衛理事(当時)はブランケット方式について次のように答えています。
> すべての曲の個別報告に対応することは不可能。包括使用は続けざるを得ない。しかし、2011年に地上波が全部デジタル化されれば、原理的にはすべてを明らかにすることができる。
それからまだ10年も経っていませんが、「随分前」とはどのくらい最近でしょうか?
Re:JASRACよりも放送事業者の問題 (スコア:1)
http://www.jasrac.or.jp/release/09/10_1.html [jasrac.or.jp]
> 2 平成18年10月における電子データによる利用報告の状況
平成18年10月当時、一部でも電子データによる利用曲目報告を実施していた放送事業者は143社であり、これは全体の470社の約30%にすぎませ ん。したがって、今回確認された利用回数は、実際の利用回数を下回っているものと思われます。
また、報告されていた利用曲目報告データは、FMラジオ放送事業者のうち39社が当時既に全曲報告を実施していたため、FMラジオ局からのものが約 95%を占めています。
FMとそれ以外で差が大きいのは、放送局側の意識や対応の差かね。
Re: (スコア:0)
iTunes Music Storeでの売上数量を正確に報告したら、もっと包括的な数量で報告せよ、との返答があった。
というのはすでに昔話?それとも都市伝説?