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追加料金払いたくないの?
フォントメーカーがつぶれてたらどうなるんだろうと、ふと思った。
#「さよなら絶望先生」のタイトルロゴの書体(昭和モダン体)のメーカーもつぶれてたっけ、と思ってググってみたら、(コメント欄に)こんなやりとり [murablo.jp]が。
相続人が不存在の場合、相続財産は国家に帰属するのが原則です(民法959条)。しかし、著作権法は文化の発展を目的としているため、この観点から著作権を消滅させて、万人による自由な利用を認めています(62条1項1号)。したがって、当該著作物はパブリック・ドメインとなります。
もちろん、破産した時に債権者が権利を相続していれば、相続人に権利は移転されます。
新たな権利者の元で販売されてるけどデザインフォントえびす-フォントライブラリー [ebisu-font.com]書体見本:EB昭和モダン [ebisu-font.com]ちょっと個人で使える値段じゃ無いな
本当に個性的なフォントならともかく字を書く(文章を表現するための単なる記号としてフォントを使う)だけでお金を払いたいとは思いませんね
フォントによって印象・読みやすさとかが全然変わってくる
同じ明朝体でも、見出しに適してる、雑誌に適してる、書籍に適してる、縦書きに適してる、横書きに適してる、とか色々ある。
見出し用だとかなが大きめだったり、本文・長文用だとかなが小さめだったりする。
漢字とかなとで大きさが違うと、メリハリが付いて、意味がすっと入ってくるようになる。長文を読んでも疲れにくい。
かなが大きいと、漢字とかなの区別が付きにくくなり、文章の理解を妨げるが、見出しでのインパクトが大きくなる。#小塚明朝とか。
縦書きに適しているフォントを横で使うと、字間がスカスカに見える。横書きに適しているフォントを縦で使うと、行間が詰まって見える。
他にも品質が悪いフォントは、中心線がずれていて、目線がぶれたりする。拡大するとひらがななのに、直線で構成している部分が有ったりする。#MS明朝とか。
たまに中国語や韓国語(に入ってるかな)で日本語を書いているサイトを見る。一応読めるが、非常に読みにくい。品質が低いとこうなる。
もっと極端な話をするなら、漢字とローマ字を組み合わせてみる。一応読MOUTO思EBA読MERU。
英語だって、大文字と小文字で印象変わってくる。This is a pen. と THIS IS A PEN. とか。意味は変わらない。でも印象は変わる。
それにソフトウェアだって、文字を入力するだけならメモ帳があるのに、わざわざ WZ だとか MIFES にお金払うんだし。
そのような意識の著者ならフォントの料金を支払うことに異は唱えませんよね。
でも、単なる記号でしかないと考えている著者ばっかりなんじゃないですかね。これが話題になるってことは。
と言うか、テレビ局が音楽は包括契約だから、定額使い放題だと思ってたら、実はそれはゲーム音楽で、個別契約が必要な音楽だった、どうしよう?みたいな感じだと思ってます。
フォントメーカーにしたって、紙ベースでは使いやすいライセンスだけど、電子書籍ベースでは使いにくいライセンスと評判になったら、別のメーカーに切り替えだって起こる。
今は過渡期だからライセンスが整理できてないけど、紙並みに整理されると思います。
CD で買った音楽をテープとかにダビングしたり、iPadや携帯に無料で転送できないと、文句が出る。着うた買うと2重料金なんて言われたりする。
でもフォントの場合、商業印刷するなら追加料金、テレビで使うなら追加料金、ゲームで使うなら追加料金とか言われる。
今回の話は、最初の購入まで無料にしろって話じゃない。本の出版は追加料金無しだったけど、ネット利用は追加料金いるからどうしようって話。
お金を払いたいとは思わないなら、フリーのフォントを探すか、作ればいいじゃん。
まあでも、小説の上でタイポグラフィー大爆発しちゃうような作者さんだと、フォントが変われば別物にもなりかねないしなあ。
文句を付ける前に、せめてリンクが張られてるソースくらい読んだら?
リンク先読んで引っ掛かったことが一つ。
>もう今や一々コストかけてられないのですよ景気的に。だからこれからはフォントワークスに>ベッタリで「使わせてくれてありがたやー」としてやっていくしかない。
日本では、電子書籍の値段が紙媒体より安くなっているとは言えないと思います。電子書籍化で印刷や流通に必要だったコストが削減されたはず。その分を丸儲けにしておいて、フォント会社からのまっとうなライセンス料請求に文句垂れる、ましてやそれで電子書籍化が冷え込むなんてのは図々しいにもほどがあるのでは?
電子書籍化で印刷や流通に必要だったコストが削減されたはず。その分を丸儲けにしておいて、
削減だけでなく、今まで存在しなかった増加したコストもある。ボリュームが大きければ、増加したコストも相殺可能かと思いますが、大半は、数百とか数千冊がいいところではないでしょうか。
電子書籍には、まだ統一されたプラットフォームもなく、流通に関しても、完成しているとはいいがたい状況かと思います。
まあ、そうは言っても、フォント会社の言い分もよく分かります。
電子書籍の売り上げなんて、数部とか数十部単位らしいですね。紙の書籍だと数千とか数万単位。書籍が安いのはスケールメリットがあるからで、部数が捌けないと高くなる。原稿料・編集料・校正費用、ここら辺は別に電子書籍だからと言って安くなるもんじゃない。
500万円を1万部で割ったら500円だけど、100部で割ったら5万円。コストで言うなら電子書籍の方が遥かに高くなる。
>電子書籍化で印刷や流通に必要だったコストが削減されたはず。
以前、手書き原稿(とかワープロのプリントアウト)を打ち込むために出版社は写植屋にお金を払ってた。フロッピーやメール入稿になったとき、テキスト電子化にかかってたはずのお金は著者に還元されず、出版社が懐に入れた。最近は印税まで値切りにかかってる。
>その分を丸儲けにしておいて、フォント会社からのまっとうなライセンス料請求に
今の出版社の事情なら、電子書籍化したら値上げするしかないじゃん。だって、取次との自転車操業が止まったら、殆どの出版社が債務超過で壊滅しちゃうし。
文句? 何が?
リンク先の冷や水BUKKAKE祭り読めばわかるが、今後はライセンス問題が無いメーカーを使うとしても、今までの資産が破棄されるのが厳しい。特にコミックのフォントを入れ替えるなんてまず不可能、ってことのよう。
コミックのように、文字を画像として入れ込んでいる場合も再許諾が必要とするメーカーがあって、これでは採算合わないよね。
という話。
追加料金なんて払いたくないでしょう、大半の作品はどうせ採算ぎりぎりでしか売れないんだから。となると、採算が合う作品だけ、フォントライセンス払うか問題無いフォントに入れ替えて販売ってことになり、マイナー作品は二度と日の目を見なくなる。
許諾必要としたフォントメーカーは敬遠されるし、誰も得しない気がするねぇ。
一番問題なのは、「古い本の電子化なんてしたくねえ。だって新刊売れないじゃん。よしフォントのせいにしちまえ。」というケースでしょうね。
いままでの資産についてフォントを置き換えるのが困難だとしたら、タレコミの> 「フリーなフォント」が今までとは別の意味で注目されるはどういう意味なんだろ?「フリーなフォント」が注目されるとしたら、いままでもこれからも同じ理由だと思うんだけど。
今までの資産が破棄されるも何も、フォントを変えるくらい瞬時にできるのが電子書籍でしょ。
コミックは面倒かもしれないが、そこも手間がかかるだけで過去の資産は破棄されんでしょう。
下の段落まで読もうよ。3行だけしか読まないのは良く無いよ。
手間=お金であるわけで、そのお金かける価値が無いと判断されたら、お蔵入り、つまり資産は破棄されたも同然。電子出版されないわけですからね。
>少なくともライセンスを尊重することの大切さを分かっているここのユーザーなら、電子書籍は安くなるはずだ、安くなければいけないなどとわめいたりもしないでしょう。
なかなか皮肉がきいていて良いですね(笑)
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
で何が問題なの? (スコア:0)
追加料金払いたくないの?
Re:で何が問題なの? (スコア:2, 興味深い)
フォントメーカーがつぶれてたらどうなるんだろうと、ふと思った。
#「さよなら絶望先生」のタイトルロゴの書体(昭和モダン体)のメーカーもつぶれてたっけ、と思ってググってみたら、(コメント欄に)こんなやりとり [murablo.jp]が。
Re:で何が問題なの? (スコア:3, 参考になる)
相続人が不存在の場合、相続財産は国家に帰属するのが原則です(民法959条)。しかし、著作権法は文化の発展を目的としているため、この観点から著作権を消滅させて、万人による自由な利用を認めています(62条1項1号)。したがって、当該著作物はパブリック・ドメインとなります。
もちろん、破産した時に債権者が権利を相続していれば、相続人に権利は移転されます。
Re: (スコア:0)
新たな権利者の元で販売されてるけど
デザインフォントえびす-フォントライブラリー [ebisu-font.com]
書体見本:EB昭和モダン [ebisu-font.com]
ちょっと個人で使える値段じゃ無いな
Re:で何が問題なの? (スコア:1)
本当に個性的なフォントならともかく
字を書く(文章を表現するための単なる記号としてフォントを使う)だけでお金を払いたいとは思いませんね
Re:で何が問題なの? (スコア:3, 参考になる)
フォントによって印象・読みやすさとかが全然変わってくる
同じ明朝体でも、見出しに適してる、雑誌に適してる、書籍に適してる、
縦書きに適してる、横書きに適してる、とか色々ある。
見出し用だとかなが大きめだったり、
本文・長文用だとかなが小さめだったりする。
漢字とかなとで大きさが違うと、メリハリが付いて、
意味がすっと入ってくるようになる。長文を読んでも疲れにくい。
かなが大きいと、漢字とかなの区別が付きにくくなり、
文章の理解を妨げるが、見出しでのインパクトが大きくなる。
#小塚明朝とか。
縦書きに適しているフォントを横で使うと、字間がスカスカに見える。
横書きに適しているフォントを縦で使うと、行間が詰まって見える。
他にも品質が悪いフォントは、中心線がずれていて、目線がぶれたりする。
拡大するとひらがななのに、直線で構成している部分が有ったりする。
#MS明朝とか。
たまに中国語や韓国語(に入ってるかな)で日本語を書いているサイトを見る。
一応読めるが、非常に読みにくい。品質が低いとこうなる。
もっと極端な話をするなら、漢字とローマ字を組み合わせてみる。
一応読MOUTO思EBA読MERU。
英語だって、大文字と小文字で印象変わってくる。
This is a pen. と THIS IS A PEN. とか。
意味は変わらない。でも印象は変わる。
それにソフトウェアだって、文字を入力するだけならメモ帳があるのに、
わざわざ WZ だとか MIFES にお金払うんだし。
TomOne
Re: (スコア:0)
そのような意識の著者ならフォントの料金を支払うことに異は唱えませんよね。
でも、単なる記号でしかないと考えている著者ばっかりなんじゃないですかね。これが話題になるってことは。
Re:で何が問題なの? (スコア:2)
と言うか、テレビ局が音楽は包括契約だから、定額使い放題だと思ってたら、
実はそれはゲーム音楽で、個別契約が必要な音楽だった、どうしよう?
みたいな感じだと思ってます。
フォントメーカーにしたって、紙ベースでは使いやすいライセンスだけど、
電子書籍ベースでは使いにくいライセンスと評判になったら、
別のメーカーに切り替えだって起こる。
今は過渡期だからライセンスが整理できてないけど、
紙並みに整理されると思います。
TomOne
音楽との違い (スコア:1)
CD で買った音楽をテープとかにダビングしたり、
iPadや携帯に無料で転送できないと、文句が出る。
着うた買うと2重料金なんて言われたりする。
でもフォントの場合、商業印刷するなら追加料金、
テレビで使うなら追加料金、ゲームで使うなら追加料金とか言われる。
今回の話は、最初の購入まで無料にしろって話じゃない。
本の出版は追加料金無しだったけど、ネット利用は追加料金いるからどうしようって話。
TomOne
Re: (スコア:0)
お金を払いたいとは思わないなら、フリーのフォントを探すか、作ればいいじゃん。
Re: (スコア:0)
まあでも、小説の上でタイポグラフィー大爆発しちゃうような作者さんだと、フォントが変われば別物にもなりかねないしなあ。
Re: (スコア:0)
文句を付ける前に、せめてリンクが張られてるソースくらい読んだら?
Re: (スコア:0)
リンク先読んで引っ掛かったことが一つ。
>もう今や一々コストかけてられないのですよ景気的に。だからこれからはフォントワークスに
>ベッタリで「使わせてくれてありがたやー」としてやっていくしかない。
日本では、電子書籍の値段が紙媒体より安くなっているとは言えないと思います。
電子書籍化で印刷や流通に必要だったコストが削減されたはず。
その分を丸儲けにしておいて、フォント会社からのまっとうなライセンス料請求に
文句垂れる、ましてやそれで電子書籍化が冷え込むなんてのは図々しいにもほどがあるのでは?
Re:で何が問題なの? (スコア:1)
電子書籍化で印刷や流通に必要だったコストが削減されたはず。
その分を丸儲けにしておいて、
削減だけでなく、今まで存在しなかった増加したコストもある。
ボリュームが大きければ、増加したコストも相殺可能かと思いますが、
大半は、数百とか数千冊がいいところではないでしょうか。
電子書籍には、まだ統一されたプラットフォームもなく、
流通に関しても、完成しているとはいいがたい状況かと思います。
まあ、そうは言っても、フォント会社の言い分もよく分かります。
Re:で何が問題なの? (スコア:1)
電子書籍の売り上げなんて、数部とか数十部単位らしいですね。
紙の書籍だと数千とか数万単位。
書籍が安いのはスケールメリットがあるからで、部数が捌けないと高くなる。
原稿料・編集料・校正費用、ここら辺は別に電子書籍だからと言って安くなるもんじゃない。
500万円を1万部で割ったら500円だけど、100部で割ったら5万円。
コストで言うなら電子書籍の方が遥かに高くなる。
TomOne
写植代/Re:で何が問題なの? (スコア:1)
>電子書籍化で印刷や流通に必要だったコストが削減されたはず。
以前、手書き原稿(とかワープロのプリントアウト)を打ち込むために出版社は写植屋にお金を払ってた。
フロッピーやメール入稿になったとき、テキスト電子化にかかってたはずのお金は著者に還元されず、出版社が懐に入れた。
最近は印税まで値切りにかかってる。
Re: (スコア:0)
>その分を丸儲けにしておいて、フォント会社からのまっとうなライセンス料請求に
今の出版社の事情なら、電子書籍化したら値上げするしかないじゃん。
だって、取次との自転車操業が止まったら、殆どの出版社が債務超過で壊滅しちゃうし。
Re: (スコア:0)
文句? 何が?
Re: (スコア:0)
リンク先の冷や水BUKKAKE祭り読めばわかるが、今後はライセンス問題が無いメーカーを使うとしても、今までの資産が破棄されるのが厳しい。
特にコミックのフォントを入れ替えるなんてまず不可能、ってことのよう。
コミックのように、文字を画像として入れ込んでいる場合も再許諾が必要とするメーカーがあって、これでは採算合わないよね。
という話。
追加料金なんて払いたくないでしょう、大半の作品はどうせ採算ぎりぎりでしか売れないんだから。
となると、採算が合う作品だけ、フォントライセンス払うか問題無いフォントに入れ替えて販売ってことになり、マイナー作品は二度と日の目を見なくなる。
許諾必要としたフォントメーカーは敬遠されるし、誰も得しない気がするねぇ。
Re:で何が問題なの? (スコア:3)
一番問題なのは、
「古い本の電子化なんてしたくねえ。だって新刊売れないじゃん。よしフォントのせいにしちまえ。」
というケースでしょうね。
Re: (スコア:0)
いままでの資産についてフォントを置き換えるのが困難だとしたら、タレコミの
> 「フリーなフォント」が今までとは別の意味で注目される
はどういう意味なんだろ?
「フリーなフォント」が注目されるとしたら、いままでもこれからも同じ理由だと思うんだけど。
Re: (スコア:0)
今までの資産が破棄されるも何も、フォントを変えるくらい
瞬時にできるのが電子書籍でしょ。
コミックは面倒かもしれないが、そこも手間がかかるだけで
過去の資産は破棄されんでしょう。
Re:で何が問題なの? (スコア:1)
下の段落まで読もうよ。3行だけしか読まないのは良く無いよ。
手間=お金であるわけで、そのお金かける価値が無いと判断されたら、お蔵入り、つまり資産は破棄されたも同然。
電子出版されないわけですからね。
Re: (スコア:0)
少なくともライセンスを尊重することの大切さを分かっているここのユーザーなら、電子書籍は安くなるはずだ、安くなければいけないなどとわめいたりもしないでしょう。
Re: (スコア:0)
>少なくともライセンスを尊重することの大切さを分かっているここのユーザーなら、電子書籍は安くなるはずだ、安くなければいけないなどとわめいたりもしないでしょう。
なかなか皮肉がきいていて良いですね(笑)