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ケンブリッジ大学、トナーを紙から除去する「レーザー・アンプリンター」を開発」記事へのコメント

  • 割合 (スコア:4, すばらしい洞察)

    紙の製造により排出される二酸化炭素は年間で数百万トンにも及び、

    世界の年間の二酸化炭素総排出量は300億トン弱 [jccca.org]。紙の製造における二酸化炭素排出量が占める割合はわずか約0.03%か。CO2排出量削減は地道な努力の積み重ねというわけだね……。

    # 電子ペーパーでよくね?

    • Re:割合 (スコア:4, 興味深い)

      by racco (37699) on 2012年03月16日 20時55分 (#2118825)

      >紙の製造における二酸化炭素排出量が占める割合はわずか約0.03%

      木材を伐採して輸送してチップになるまでのCO2排出量と、紙の廃棄によって生じる二酸化炭素とを加味しないといけない。

      加えて、紙の製造によって失われる光合成の量がある。世界生産量4億トンの紙を製造するには12億トンの木材が必要で、12億トンの森林が再生するまでの積算されたCO2吸収量が実際のインパクトだが、現状、森林は再生されないで失われていくセンスだ。

      親コメント
      • by nemui4 (20313) on 2012年03月16日 21時18分 (#2118836) 日記

        なるほど、そのうち紙に環境(CO2排出)税が係るようになるのかな。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          紙の環境税、案外いいんじゃないかなぁ
          紙代が上がれば不要なチラシとか無駄なモンが減るだろうし
          電子化も進むでしょう

          印刷業界の中小企業は死滅しそうだけど

      • by Anonymous Coward

        成長しきった木を切って苗木を植え直した方がCO2の固定にはむしろプラスのような気がします。
        つまり木の一本単位ではなく樹木を植えてある敷地面積で考えるべきじゃないかな。

        ・・・という風に際限なくなってしまうのがこの手の話の欠点だ。
        電子化してペーパーレスにした場合、電子化文書のCO2負荷にはどこまで算入するべきかもややこしい。

      • by Anonymous Coward

        >木材を伐採して輸送してチップになるまでのCO2排出量と、紙の廃棄によって生じる二酸化炭素とを加味しないといけない。

        紙の廃棄によって生じる二酸化炭素は加味する必要はないはず。
        木が生長する間に吸収した二酸化炭素が基に戻るだけだから。
        廃棄しても、燃やさないなら二酸化炭素は生じませんし、最近はやりの森林認証紙は、
        植林から管理されていることが保証されているので、植林面積が減っているっていうのにも
        関係ないはずです。

        輸送の方は、判断が難しいですね。
        チップになるまでって中途半端で、海外からの輸入チップは、二酸化炭素排出していないのかってことになるし、
        紙の製品である段ボール箱は、その箱詰めしたものを運んでも、紙の輸送したことになってしまう。
        だから統計的には、はずすんだとおもうけど。

目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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