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DVD等の暗号型技術的保護手段の回避を規制する規定が設けられる」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2012年03月19日 9時32分 (#2119566)

    大抵の商品は壊れれば自分の責任で、
    そうなった時に困るからと複製の権利を主張したりはしないわけだが、
    なぜかCD、DVDに限って、そういうことを当然のように主張してしまうのは
    一重に「バックアップがこれまで可能だった」から、
    技術的に一般家庭でもできることだったから。だよね?
    これまで当たり前にできていたことができなくなれば、大抵のことで不満が出る。
    ただ、そこにろくでもない屁理屈つけてちゃ語るに落ちるよ。
    大量にダビングしてあぶく銭を稼いる連中は後を絶たないし、
    そういう一部のバカのせいで全体が面倒を被るのはいつものこと。
    DVD製品を作り、売り出す人たちが食えなくなるよりはまし。

    私的録画補償の金額ぶん販売価格が安くなるならそっちの方がいいと思う。
    ていうか「なんでもPC上に乗せなきゃヤダヤダ」なんていう一部の人のために
    その他大勢が嫌な思いをしたCCCDのときみたいのだけは勘弁な。

    • >大抵の商品は壊れれば自分の責任で、
      >そうなった時に困るからと複製の権利を主張したりはしないわけだが、
      >なぜかCD、DVDに限って、そういうことを当然のように主張してしまうのは
      >一重に「バックアップがこれまで可能だった」から、

      失礼ながら、あまりに乱暴かと。

      著作物(芸術性のある作品)は、もともと私的複製が認められているものです。また、それらの多くは簡便に複製が可能です。そして、著作権法で定められた期間を経ると、社会的な文化資産として、複製が自由にもなります。たとえば夏目漱石の作品を誰が複製して流布しても自由なわけです。

      そのような事情を無視して、複製が困難な工業製品や手工芸品など、他のものと同一視することは乱暴でしょう。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2012年03月19日 13時26分 (#2119780)
      いいえ、そうではありません。
      劣化して再生不可になるまでの期間が決して長くはないので、自分で複製しないと利用できなくなるのです。
      紙印刷やフィルムなどのアナログ媒体なら、劣化してもそれなりの品質で読み取れるんですけどね。

      管理が自己責任だからこそ、複製が必要なのです。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2012年03月19日 17時40分 (#2119955)

      大抵の商品、たとえば自動車、バイクはその気があれば修理出来ます。
      そして、メーカーの部品在庫が無くて、それでも修理をしたいとき、部品を複製することも珍しくありません。
      実際、そうして自動車やバイクをレストアしている方もいらっしゃいます。
      今のところメーカーがその行為に目くじらを立てることはまず無いどころか、場合によっては協力してくれた事例さえあります。
      かくして、世界には走行可能なT型フォードや飛行可能な零戦が現存しているわけです。
      しかし、もしも法律で禁止されたなら、上記のような歴史的な遺産と呼ぶに値する品でさえ残らないでしょう。
      価値が生まれる前に情報が散逸し、実物が廃棄される恐れが高いからです。

      音楽や映像ソフトなどの場合、どうすればいいのでしょう?
      バックアップが出来れば、媒体を移し替え続ければ良いのですが、それが出来ないとなると、後生大事にしまっておくしかありません。
      しかし、ただでさえ、DVDの寿命は10年程度だという説もある中、一般家庭で著作権が切れる50年後まで見られる状態で保管するのは不可能でしょう。
      その間ずっと商業的価値を保ち、販売し続けられる一部の超大ヒットコンテンツを除き、現在の音楽や映像は
      極めて限られた場所にしか残らないと言うことになります。
      保管していた著作権者や会社、組織が意図的、あるいは倒産などによる外的要因、はたまた人的ミスにより誤って、廃棄したり、
      あるいは各種災害により消失した場合、失われたコンテンツは二度とこの世には甦りません。
      事実、過去のテレビ放送や古い映像フィルムなど、様々なコンテンツで著作権者の元から上記の理由で失われ、
      その放送版やコピーを個人が偶然保存していた為に甦った事例が多々あります。
      それも、今後は不可能でしょう。

      それらを、碌でもない屁理屈だとしか思えないのなら、あなたは著作物をただの商品としか見ていないのではありませんか?
      著作権という強力すぎる独占権を与えられ、CDに至っては再販価格制度で価格の決定権まで与えられるほど保護されているのはそれが文化だからです。
      それを著作者自らただ消費され遺棄されるべき金蔓としか見ないのなら、著作権など設定する意味が無いでしょう。

      ていうか「なんでもPC上に乗せなきゃヤダヤダ」なんていう一部の人のために
      その他大勢が嫌な思いをしたCCCDのときみたいのだけは勘弁な。

      あれはCDが売れなくなったのは不正コピーのせいだ、と決めつけて勝手に音楽販売業界が暴走しただけのはずです。
      実際、CCCDになっても、売り上げは変わらないどころか下がったケースさえあったと記憶しています。
      同時期に、「売れなくなったのは不正輸入された海外版(正規)CDのせいだ」とも主張していましたね。
      さすがに海賊版ですら無い海外正規版の逆輸入にガタガタ言っても賛同が得られなかったのか、最近あまり聞きませんが。

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        > 飛行可能な零戦
        残念ながら国内にはない。それどころかアメリカでレストアしたのを寄贈されたのに飛べなくしてしまったりする。
        根本的に古いのを動態保存するってのは日本人の嗜好や文化には合わないってこと。
        • by Anonymous Coward

          蒸気機関車を見ている限りそうとも言えない気がするんだけどなあ
          それともこっちが特別な事例なの?

          • by Anonymous Coward
            大部分のSLはスクラップになったでそ。運が良いいくつかの個体が剥製になってて、その中でもさらに運の良い個体を騙し騙し動かしてるにすぎません。
            大井川鉄道も本当はSLなんか止めたいけど、経営上しかたなく動かしてるとか。日本最大のSL、C623なんかちょっと(1億くらい?)お金かけるだけですぐ動かせるはずなのに、JR北に金がないというだけで緩慢な死を待つのみです。
      • by Anonymous Coward

        >さすがに海賊版ですら無い海外正規版の逆輸入にガタガタ言っても賛同が得られなかったのか、最近あまり聞きませんが。
        あれ知らないのですか。
        その意見が通った結果日本のアーティストの海外向けのCDの逆輸入による国内での販売は禁止になったのですよ。
        だから聞くわけありませんな。(もうありえないのですから)

    • by Anonymous Coward
      >私的録画補償の金額ぶん販売価格が安くなるなら

      元々私的録音補償金って、コピーコントロールが十分でないアナログメディア対する物だったはずです。
      なので、リッピングに法的網がかけられても、補償金が無くなるとは思えません。
      • by Anonymous Coward

        そうなんだよね。ビデオに限定すれば、対応機器製造者向けのAACS Final Adopter Agreementのアナログビデオ出力の規制で2010年12月31日より後に製造されるプレーヤーについては、アナログ出力はSD解像度のインターレース出力(SD Interlace mode。コンポーネント、S映像、コンポジットの各出力から480i/576iまで)に制限され、2013年12月31日より後に製造、販売される製品についてはアナログビデオ出力が禁止されるけれど、出荷済みの機器やオーディオCDには何の制限もないから、私的録画補償制度を躍起になって維持しようとしている人たちがいるからね。

        今考えると、初期のVideoCDは良かったよな。普通にファイルコピーで動画データをコピーできたりするものも多かった。もっとも後期のVideoCDはコピープロテクトの所為で普通に再生することすらできない粗悪品が増えたけどね。

      • by Anonymous Coward

        > 元々私的録音補償金って、コピーコントロールが十分でないアナログメディア対する物だったはずです。
        いいえ。
        デジタル方式での複製の場合、
        1) 原理上オリジナルと同じものが作れてしまう。
        2) (したがって)子、孫、曾孫...と世代を重ねても劣化しない。
        のが、家庭内でできてしまうのが問題。
        デジタルの場合は私的な複製でも商売への影響が無視できないとして、デジタル方式の複製器械やメディアに限って
        補償金を上乗せし、コピーコントロールとは一応無関係。
        アナログの場合は、コピーガードよりコピーによる劣化自体がコピーの無限連鎖抑止力となっていた。
        # 先輩から貰ったノイズだらけの裏ビ..げふんげふん

    • by Anonymous Coward

      CDやDVDのソフトが傷がついたり、経年劣化で使えなくなった時、
      販売会社に送り返せば実費だけで新しいのに取り替えてくれる
      というのならバックアップしておく必要はないかもしれない。

      小さな子供は、ほぼDVD/BDを安全に使用することは不可能なので、
      メディアは物理的に劣悪な環境で酷使される。
      TSUTAYAで幼児向けソフトを借りると、人気ソフトの場合は
      これ以上やると中身が出ちゃうよというくらい表面の傷を
      削り取られた状態で貸し出されたりする。

      拝金主義の著作権管理団体やレーベル、配給会社からすると、
      ダメになったCD/DVDは買いなおせって言いたいんだろうけど、
      だったら著作権使用料は既に払った後だから、もう取るなって。

      • by Anonymous Coward

        著作権者寄りの嫌な理解をすれば、メディアにひも付された限定的な再生が許諾されているだけですから、そのメディアから再生できなくなれば、許諾の効力も失うということです。メディアは所有できても、メディア上のコンテンツは、そのメディアから再生することを許諾されているだけと、権利者は言いたいのだろう。

        日本では、私的複製というのがあまりにも強い権利であるため、その反動でフェアユースが実現できないというは悲しいことである。

      • by Anonymous Coward

        >著作権使用料は既に払った後だから、もう取るなって。

        使用料は独占的にとれる権利が著作権なんだから、どういうライセンスにしても基本的には著作権者の自由でしょう。財産として保全したいなら、著作権者の死後50年まで、安全な場所に安全な方法で保管すればよい。

        そのコストを考えれば、CD一枚買いなおすくらい知れてるけどね。

    • by Anonymous Coward

      石板はあんなに重くて持ち運びに不便だったのに、どうして紙の本になった途端にくくりつけられたおもりを取り外すことを当然のように主張するのだ?

      • by Anonymous Coward

        石版は書き写せなかったのか?

        • by Anonymous Coward

          石板から石板に書き写すには鑿で彫る必要があったりして大変な手間がかかるから、紙に書き写すペンも同じくらい力が必要で不便なものにしろ。回避したら違法ね。

    • by Anonymous Coward

      タイトルには同意するが、手法のすりあわせが一方的に感じるから反発が大きいのだと思う。

      >大抵の商品は壊れれば自分の責任で
      壊れるまでの期間も含めて、多くの場合で費用便益に納得していれば文句も出ない。
      また、大抵の商品は機能と価格に様々なヴァリエーションがあり、その中から自らの費用便益に照らし選択できる。
      さらには、中古品の流通や、(特に家電製品では)購入者自らによる解体、修理の可能性も残されている。

      メーカーは消費者の行動を観察しながら、気づかれないように利益を積んでいくのが正道であり、どのような理由であれ法的に消費者を縛り上げるのは愚策以外の何ものでもない。
      私としては上手にだましてくれるのなら何も文句はない。

    • by Anonymous Coward
      >>私的録画補償の金額ぶん販売価格が安くなるなら
      なんかの理由つけてさらに値段高くするのが日本の糞ギョーカイ。
      • by Anonymous Coward
        著作権は独占的な権利なんだから、 どんなに値段を高くしても勝手でしょ
        • by Anonymous Coward

          その通りですよ。

          ただそれを利用者が買わなければならない理由もありませんな。

          物の価値は買う側が決めるという基本的な常識をわきまえないといくら値段をつけても売れないだけですよ。(売れなければ一円にもなりませんが)

          • by Anonymous Coward

            ですから、消費者は口では文句を言っていても結局は言い値で買ってくると舐められているわけですよ
            バカだから舐められているのに、「舐めるな」と言うのは輪をかけたバカですね

            • by Anonymous Coward

              >ですから、消費者は口では文句を言っていても結局は言い値で買ってくると舐められているわけですよ
              著作権者が舐めるのは勝手ですけど実際は著作権物の売り上げはCDにしろDVDにしろ書籍にしろ減る一方なんですからどう考えても買わなくなった(あるいは買う量を減らした)消費者が増えているのだと思いますけど。

              それに対して著作権者は自分たちの考えがおかしいと思わずに利用者が違法コピーをしているから売上が下がっているのだと人のせいにしているのでは?

              どう考えても著作権者側が思っているほど消費者はバカではないのですけど著作権者はその事実に気づいていないバカだというだけですな。

    • by Anonymous Coward
      >私的録画補償の金額ぶん販売価格が安くなるならそっちの方がいいと思う。

      私的録音補償金が支払われている機器で、CSSでコピープロテクトされたDVDを複写出来るDVDプレーヤなりHDDレコーダってありましたっけ?
      この補償金って録画機なり録音機を正規の使い方で生じる副生物に対する補償金なので、リッピングは蚊帳の外です。
      なのでリッピングを法規制しても、貴方の希望通り私的録音補償金が無くなる事は無いでしょう。
      因にこの補償金は録画録音機、複製先メディアに掛かる物で、DVD製品そのものには掛かりません。そういう意味でも貴方が望むような事は今後とも起こりえないと思われます。
    • by Anonymous Coward

      > 大抵の商品は壊れれば自分の責任で、
      > そうなった時に困るからと複製の権利を主張したりはしないわけだが、

      二つ間違いがあるのかな。

      壊れた場合に「自分の責任」かどうかは一概には言えませんよね。
      だから、大抵の商品は少なくとも一年ぐらいは保証がついていて、
      ほとんど無条件に無償修理が受けられます。
      無償修理期間を過ぎていても、状況次第で安価に修理してくれるメーカーは多いです。
      修理すると高くつくから、と無償交換してくれるメーカーもあります。

      そもそも、権利を主張するまでもなく複製を許されており、禁じられてないです。
      流通させれば流石にアウトですが、買った本人

      • >壊れた場合に「自分の責任」かどうかは一概には言えませんよね。だから、大抵の商品は少なくとも一年ぐらいは保証がついていて、ほとんど無条件に無償修理が受けられます。

        保証も含めて、製品を購入しているだけでしょう。CDに保証がほしいなら、販売者と個別に交渉して保証契約をとればよいだけで、そのコストが無償なのか、CD代金になるのか10万円になるのか、100万円払ってもやってもらえないかは、基本的にあなたと販売者の売買契約次第です。勝手に製品保証の既得権を主張するのはおかしいでしょ。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        > 業界団体がロビイ活動でもって法律いじくりまわして禁じるから、ですね。

        なら我々もフェアユースを求めて政治活動すればいいじゃないですか
        この期に及んでも、普段さんざん馬鹿にしている政治家と官僚に意を汲んでもらって完全おまかせですか
        それどころか、自分の意に沿わないというだけで他人の正当な活動まで否定するんですか

        • > なら我々もフェアユースを求めて政治活動すればいいじゃないですか

          してるんじゃないですか?
          「我々」と言う貴方はしてないんですか?
          貴方は「我々」ではないのではないでしょうか?

          > この期に及んでも、普段さんざん馬鹿にしている政治家と官僚に意を汲んでもらって完全おまかせですか

          貴方は馬鹿にしてるんですか?
          馬鹿にすると何か良い事があるんでしょうか?
          まぁ、私は官僚の言う事をほとんど理解できてない政治家は馬鹿にしますけど、

          > 自分の意に沿わないというだけで他人の正当な活動まで否定するんですか

          誰のどの活動を誰がどのように否定したんですか?

    • by Anonymous Coward

      >大抵の商品は壊れれば自分の責任で、
      そうなった時に困るからと複製の権利を主張したりはしないわけだが、
      なぜかCD、DVDに限って、そういうことを当然のように主張してしまうのは
      一重に「バックアップがこれまで可能だった」から、
      技術的に一般家庭でもできることだったから。だよね?

      違いますよ。
      大抵の商品は物理的な物そのものを利用するために買っているのに対して著作権物は物理的なものを利用するために買っているわけではないでしょう。(ほしいのは音楽だったり映像だったり文章の内容だったりするのであってCDやDVDや紙自体がほしいわけではないでしょう)

      >ていうか「

クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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