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ストックオプションによる従業員の引き止めが目的であったなら一時の大幅な株価上昇は逆効果で、安定して継続した株価上昇こそが有効のはずですが。ストックオプションで発行した分の株式を会社が市場で買い戻すのは希薄化への対抗策として当たり前のことだし、事実上ボーナスを市場を通じて払っていることになります。有り余る保有現金を投資する対象が今のところ見当たらないというか、世界経済の方向性が見えるまで少し様子見しつつ株価維持ということなのではないかと思いましたが。
そうかなあ。一時というよりは、長期的に株価を高値安定させるための施策という気がするけど。成長が減速した会社の株価を高値止まりさせるには、配当性向を上げるしかないでしょ。自社株買いは、株価上昇というよりも直近まで上がりすぎた株価を急落させないための配慮のように思える。
単純に会社が株で損をしないことだけを考えるなら、数年前ならともかく、今のすっ高値の時期に自社株買いをしても、損に繋がる可能性も大きいので不思議に思っていたから、社員流出防止という理由づけには納得したなあ。
社員の目先を刹那的な視線から、株価が高値止まりする可能性もあるという長期的な視線にシフトさせることに、意味はありそう。ジョブズ亡き後の求心力を維持するためのカリスマ代としては、ちょっとお高すぎる気もするけどさ。
一時的な上昇というのはこの発表がされてからのことを言ったつもりです。iPad3の発表も相まって短期に15%くらい上昇 [yahoo.com]してしまうと、この間にストックオプションを売り抜けて会社をやめてしまう従業員が出かねません。自社株買いをするのであれば、ちょうどMSがやったように、株価が不当に低いと経営陣が思った時にするのが流出防止としては有効で、まだ株価が高い時に発表するのはオーバーシュートを起こして反落することを予見させ、逆効果だと思いました。
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
日経らしくないなあ (スコア:0)
ストックオプションによる従業員の引き止めが目的であったなら一時の大幅な株価上昇は逆効果で、安定して継続した株価上昇こそが有効のはずですが。
ストックオプションで発行した分の株式を会社が市場で買い戻すのは希薄化への対抗策として当たり前のことだし、事実上ボーナスを市場を通じて払っていることになります。
有り余る保有現金を投資する対象が今のところ見当たらないというか、世界経済の方向性が見えるまで少し様子見しつつ株価維持ということなのではないかと思いましたが。
Re: (スコア:1)
そうかなあ。一時というよりは、長期的に株価を高値安定させるための施策という気がするけど。
成長が減速した会社の株価を高値止まりさせるには、配当性向を上げるしかないでしょ。
自社株買いは、株価上昇というよりも直近まで上がりすぎた株価を急落させないための配慮のように思える。
単純に会社が株で損をしないことだけを考えるなら、数年前ならともかく、今のすっ高値の時期に自社株買いをしても、
損に繋がる可能性も大きいので不思議に思っていたから、社員流出防止という理由づけには納得したなあ。
社員の目先を刹那的な視線から、株価が高値止まりする可能性もあるという長期的な視線にシフトさせることに、意味はありそう。
ジョブズ亡き後の求心力を維持するためのカリスマ代としては、ちょっとお高すぎる気もするけどさ。
Re:日経らしくないなあ (スコア:0)
一時的な上昇というのはこの発表がされてからのことを言ったつもりです。
iPad3の発表も相まって短期に15%くらい上昇 [yahoo.com]してしまうと、この間にストックオプションを売り抜けて会社をやめてしまう従業員が出かねません。
自社株買いをするのであれば、ちょうどMSがやったように、株価が不当に低いと経営陣が思った時にするのが流出防止としては有効で、まだ株価が高い時に発表するのはオーバーシュートを起こして反落することを予見させ、逆効果だと思いました。