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毒物ではないので強くは規制されていないのですね。
いわば「単体稼働には問題ないけど、ある特定のアプリと同時実行するとバグる」的な…
#テスト項目立てる時にどこまでやるかの線引きで困るパターン
浄水場の処理の仕方が悪いのであって、廃棄自体は悪くはないのです。
# OSが悪いんですか?アプリケーションが悪いんですか?
規制されていなかったのは、行政側の手落ちでしょうね。もちろん排出側にも道義的な責任はあるでしょうが、行政側も叩いて欲しいな > マスコミ様。
でもなー、餅を詰まらせて死ぬ人がいるから餅を規制しろ、、みたいな話とおなじで、法制化するのはなかなか難しいと思うよ。
役所として動きました、というポーズをとるためだけにヘキサメチレンテトラミンだけを規制するという手はある。
でもそれは数あるホルムアルデヒト生成物質の一つでしかない訳で、ホルムアルデヒトによる取水制限なんて事故が起きないよう真面目に規制かけるとなると社会的影響が大き過ぎる。廃棄物処理規制と同等にしようとすれば、製造業、廃棄物処理業だけでなく、輸送業にまで話が及ぶ。都道府県境の越境にも規制かけることにもなるしね。
さて、取水制限しなきゃならない物質は、ホルムアルデヒトやヘキサメチレンテトラミンだけかな?役所は(米国から昔叩かれたこともあって)、幅広く規制をかけることを嫌う傾向があるけど、別の化学物質が元でまた取水制限をしなきゃならないような事故が起れば、「なんで役所は規制してないんだ!!」というひとが沸いてくるんだろうなぁ。(主にマスコミのほうから
今回の話は、餅よりもユッケや東京の一般向けエロ本の強制18禁認定に近いんじゃないかな。元々業界の自制に任せていたんだけど、少しずつ業界側のタガがゆるんで、暴走する企業が出てきてしまった。だから、規制をかけざるを得なくなってしまった。
元々、O-157で肉の生食が問題になったときに、厚生省は生食用の肉についてのガイドラインを作成したが、強制力のある規制にはしなかった。消費者や行政側はもちろん、業界側も食中毒の恐ろしさを身にしみて理解していたから、当時は強制力のある規制は必要ないと考えられた。だが、その後時代が変わり、コスト競争のあおりもあり、徐々に企業側の生肉の取り扱いが雑になってきた。ガイドラインはあるものの、強制力のあるものではなかったので、行政側も強く指導できなかった。厚労省も、「まだ食中毒は起こっていない」という理由で、規制を強化しなかった。そして、去年のあの事件が起こってしまった。
東京の一般向けエロ本18禁認定についても、ずっと出版社側の良識に任せていたんだけれど、それで暴走するところが出てきたので、規制に踏み込まなければならなくなったのは同じ。
今回の件にしても、9年前に同様の事件を起こしたときに、会社側が「もうやらない」というのを行政側が信じて、規制はしなかった。そして、今回、同じような事件が起こってしまった。構図は一緒。
企業の良識に任せられる時代は終わったんですよ、非常に残念なことに。
排出基準って、今回の取水制限のように、住民や産業に影響を与えるような事件が起こらないように設定されるべきものだと思うのですが、違いますか?今回の件を除き、現状で問題が起こっていない理由は、排出基準が設定されていない部分でも、各企業が自主規制をしているからです。その自主規制を、強制的な規制に変えても、企業がやるべきことは変わらないでしょう。規制がなければ、問題を起こした企業を罰することができない。規制があれば、問題を起こした企業を罰することができる。それだけの違いでは?
じゃあ、DOWAハイテックも叩けないね。
技術倫理の常識的な考えからいえば、たとえ、法規制されていない物質であっても、結果が重大な場合その行為を行なってはならないし、結果を見通すことができない(自分に十分な技量がない)場合、その仕事自体引き受けてはいけないものといえるでしょう。
廃棄物の処理を継続的に受けているのなら、少なくとも(故意でないのなら)、業務上の過失だよね。化学薬品の廃棄物を処理する仕事を受けるのなら、その物質をどう処理するのかまで見通せなくてはならない。見通せないのに、仕事を受けたことに倫理上の問題があるといえるでしょうね。
>技術倫理の常識的な考えからいえば
企業倫理的にダメダメだよね。
ただ処理を請け負った社長は「原因物質が含まれていると知らなかった。自社の施設に原因物質を処理する能力はない。知っていたら請け負わなかった」と言ってるみたい。
一方のDOWAは「そんなもん、入ってるに決まってるだろ。業界の常識。」
埼玉県はDOWAが昔やらかしたことで良い印象を持ってなかったうえに、DOWAの「うちに責任はありません」発言にカチンときたようでDOWAを強く非難してる。高崎金属工業側の言い分は素直に受け入れてるようだ。まあ高崎金属工業の関係者に直に会って、心証が悪くなかったのかも知れないけど、本当に悪い奴は誰なんだろうねぇ。
原因物質知らず排出と!http://kyoto-seikei.com/12-0526-n3.htm [kyoto-seikei.com]
> D社は5月10日から、HMT濃度37%の廃液計> 約150トンの処理を2社に委託。
> 廃棄物処理法は、委託の際に廃棄物の性質などを書面で告知> するよう規定。高崎金属工業は「D社から廃液にHMTが> 含まれていると知らされなかった」とし、D社は「廃液の> 分析値の中に(HMTを含む)全窒素があるので、通常の> 業者なら含まれていることは分かる」と主張している。
37%の濃度なら契約書に書くべきだし、受けたほうも、分析で全窒素が出ているのなら、その主要成分が何であるのか確認すべきで、どちらも妥当感に欠けるものではあるなあ。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
ヘキサメチレンテトラミン自体は (スコア:5, おもしろおかしい)
毒物ではないので強くは規制されていないのですね。
いわば
「単体稼働には問題ないけど、ある特定のアプリと同時実行するとバグる」
的な…
#テスト項目立てる時にどこまでやるかの線引きで困るパターン
~パタポン教徒~
Re:ヘキサメチレンテトラミン自体は (スコア:0)
浄水場の処理の仕方が悪いのであって、廃棄自体は悪くはないのです。
# OSが悪いんですか?アプリケーションが悪いんですか?
Re:ヘキサメチレンテトラミン自体は (スコア:3, すばらしい洞察)
規制されていなかったのは、行政側の手落ちでしょうね。
もちろん排出側にも道義的な責任はあるでしょうが、行政側も叩いて欲しいな > マスコミ様。
Re:ヘキサメチレンテトラミン自体は (スコア:2, 興味深い)
でもなー、餅を詰まらせて死ぬ人がいるから餅を規制しろ、、みたいな話とおなじで、法制化するのはなかなか難しいと思うよ。
役所として動きました、というポーズをとるためだけにヘキサメチレンテトラミンだけを規制するという手はある。
でもそれは数あるホルムアルデヒト生成物質の一つでしかない訳で、ホルムアルデヒトによる取水制限なんて事故が起きないよう真面目に規制かけるとなると社会的影響が大き過ぎる。
廃棄物処理規制と同等にしようとすれば、製造業、廃棄物処理業だけでなく、輸送業にまで話が及ぶ。
都道府県境の越境にも規制かけることにもなるしね。
さて、取水制限しなきゃならない物質は、ホルムアルデヒトやヘキサメチレンテトラミンだけかな?
役所は(米国から昔叩かれたこともあって)、幅広く規制をかけることを嫌う傾向があるけど、別の化学物質が元でまた取水制限をしなきゃならないような事故が起れば、「なんで役所は規制してないんだ!!」というひとが沸いてくるんだろうなぁ。(主にマスコミのほうから
Re:ヘキサメチレンテトラミン自体は (スコア:2, 興味深い)
今回の話は、餅よりもユッケや東京の一般向けエロ本の強制18禁認定に近いんじゃないかな。
元々業界の自制に任せていたんだけど、少しずつ業界側のタガがゆるんで、暴走する企業が出てきてしまった。
だから、規制をかけざるを得なくなってしまった。
元々、O-157で肉の生食が問題になったときに、厚生省は生食用の肉についてのガイドラインを作成したが、
強制力のある規制にはしなかった。消費者や行政側はもちろん、業界側も食中毒の恐ろしさを身にしみて理解していたから、
当時は強制力のある規制は必要ないと考えられた。
だが、その後時代が変わり、コスト競争のあおりもあり、徐々に企業側の生肉の取り扱いが雑になってきた。
ガイドラインはあるものの、強制力のあるものではなかったので、行政側も強く指導できなかった。
厚労省も、「まだ食中毒は起こっていない」という理由で、規制を強化しなかった。
そして、去年のあの事件が起こってしまった。
東京の一般向けエロ本18禁認定についても、ずっと出版社側の良識に任せていたんだけれど、それで暴走するところが出てきたので、
規制に踏み込まなければならなくなったのは同じ。
今回の件にしても、9年前に同様の事件を起こしたときに、会社側が「もうやらない」というのを行政側が信じて、規制はしなかった。
そして、今回、同じような事件が起こってしまった。構図は一緒。
企業の良識に任せられる時代は終わったんですよ、非常に残念なことに。
でもそれは数あるホルムアルデヒト生成物質の一つでしかない訳で、ホルムアルデヒトによる取水制限なんて事故が起きないよう真面目に規制かけるとなると社会的影響が大き過ぎる。
廃棄物処理規制と同等にしようとすれば、製造業、廃棄物処理業だけでなく、輸送業にまで話が及ぶ。
都道府県境の越境にも規制かけることにもなるしね。
さて、取水制限しなきゃならない物質は、ホルムアルデヒトやヘキサメチレンテトラミンだけかな?
役所は(米国から昔叩かれたこともあって)、幅広く規制をかけることを嫌う傾向があるけど、別の化学物質が元でまた取水制限をしなきゃならないような事故が起れば、「なんで役所は規制してないんだ!!」というひとが沸いてくるんだろうなぁ。(主にマスコミのほうから
排出基準って、今回の取水制限のように、住民や産業に影響を与えるような事件が起こらないように設定されるべきものだと思うのですが、違いますか?
今回の件を除き、現状で問題が起こっていない理由は、排出基準が設定されていない部分でも、各企業が自主規制をしているからです。その自主規制を、強制的な規制に変えても、企業がやるべきことは変わらないでしょう。規制がなければ、問題を起こした企業を罰することができない。規制があれば、問題を起こした企業を罰することができる。それだけの違いでは?
Re: (スコア:0)
じゃあ、DOWAハイテックも叩けないね。
Re:ヘキサメチレンテトラミン自体は (スコア:1)
技術倫理の常識的な考えからいえば、たとえ、法規制されていない物質であっても、結果が重大な場合その行為を行なってはならないし、結果を見通すことができない(自分に十分な技量がない)場合、その仕事自体引き受けてはいけないものといえるでしょう。
廃棄物の処理を継続的に受けているのなら、少なくとも(故意でないのなら)、業務上の過失だよね。化学薬品の廃棄物を処理する仕事を受けるのなら、その物質をどう処理するのかまで見通せなくてはならない。見通せないのに、仕事を受けたことに倫理上の問題があるといえるでしょうね。
Re:ヘキサメチレンテトラミン自体は (スコア:3, 参考になる)
>技術倫理の常識的な考えからいえば
企業倫理的にダメダメだよね。
ただ処理を請け負った社長は
「原因物質が含まれていると知らなかった。自社の施設に原因物質を処理する能力はない。知っていたら請け負わなかった」
と言ってるみたい。
一方のDOWAは
「そんなもん、入ってるに決まってるだろ。業界の常識。」
埼玉県はDOWAが昔やらかしたことで良い印象を持ってなかったうえに、DOWAの「うちに責任はありません」発言にカチンときたようでDOWAを強く非難してる。
高崎金属工業側の言い分は素直に受け入れてるようだ。
まあ高崎金属工業の関係者に直に会って、心証が悪くなかったのかも知れないけど、本当に悪い奴は誰なんだろうねぇ。
Re:ヘキサメチレンテトラミン自体は (スコア:3, 興味深い)
原因物質知らず排出と!
http://kyoto-seikei.com/12-0526-n3.htm [kyoto-seikei.com]
> D社は5月10日から、HMT濃度37%の廃液計
> 約150トンの処理を2社に委託。
> 廃棄物処理法は、委託の際に廃棄物の性質などを書面で告知
> するよう規定。高崎金属工業は「D社から廃液にHMTが
> 含まれていると知らされなかった」とし、D社は「廃液の
> 分析値の中に(HMTを含む)全窒素があるので、通常の
> 業者なら含まれていることは分かる」と主張している。
37%の濃度なら契約書に書くべきだし、受けたほうも、
分析で全窒素が出ているのなら、その主要成分が何である
のか確認すべきで、どちらも妥当感に欠けるものではある
なあ。
Re: (スコア:0)