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ミュージシャンから直接欲しい人へ、中間業者が入ることなく渡っていけばいいという感じなんでしょうけど、やっぱりそれを行うにはまだまだ敷居が高い。宣伝やネット上の場所を用意するとなるとなかなか大変だし。
実はコンテンツの価値を支えてるのは中間業者による流通機構そのもので、その中抜きが無くなると、その分はクリエイターのものになるのではなくただ単に消滅するだけなのさ壁があるから価値が生まれる
特に音楽みたいな無形のコンテンツはそうかもしれませんね。もともと音楽家は王侯貴族の庇護を受けて生活したり、オペラなどの作曲で日銭を稼ぐ形であったものがレコードの登場とともに資本主義自由経済にフィッティングする形で、レーベルが音楽そのものに金銭的な価値を与え、音楽家の主要な収入源になったという見方もできるので。
レーベルの力が衰えると、音楽に与えられた金銭的な価値も揺らいでしまうというのは音楽がたどってきた過去からすると、むしろ当然なのかも。
それで消えるものは消えて結構。
トップ10のみ生き残る(飯が食える)ような市場は衰退します。アーティストたちだって売れていない時期は当然ある。
それら裾野(底辺のアーティスト)もひっくるめて業界の底力になっているわけで、アーティストたちが飯が食える業界を生み出しているわけで、最終結果の美味しいところだけで生き残ろう取ろうとするのは、失敗の始まりです。
衰退したところでどうでも良いんですよ。多くの人にとって、自分の周辺以外のことはどうでも良いのです。多くの代替品があるのですから。
直接の利害関係者か、その分野に愛のある人以外には「市場が~」という言説は届きません。その前提でスタートする必要があると思いますよ。
市場が無くなればその代替品も無くなることに気がつかないんだろうか。
代替品というのが「娯楽」という範囲に広がっていることに気がつかないんだろうか。また、現に職業の範囲外でも音楽が存在している事実に目を背けるのだろうか。
# 問題意識を共有できていると言う幻想は捨てましょう
職業音楽なしの世界でアマチュア音楽だけが成り立つという幻想。
趣味の音楽の活動力の一つは、活力の一つは商用音楽の世界です。メジャーデビューがアングラな連中の根源的な活力です。プライベートな分野が盛んなものは商用も基本的に盛んです。相互関係にあります。自分で音楽を作って演奏するのが趣味だとしても、業界が盛んでないかぎりそれっきりです。いろいろな意味で、刺激を受ける物とモチベーションを維持する物がなくなるのは、音楽人口そのものの減少を意味する。
ネット的に言えば、ニコ動に流れているような演奏しました系だって、作詞作曲レベルは自分でしてないものがほとんど。基本商用世界が音楽の基本です。手に入る音楽は何らかの形で商用の音楽コンテンツがベースです。無料のコンテンツであったとしても元は商用ベースです。たとえば、オーケストラでもなんでも、それで飯を食っていける世界があるからこそ、世界が広がっているわけです。
商業音楽の世界は衰退してもかまわないと言い切るのは、古い言い方ですが、社会主義的な思想にかぶれてますよ。今時ならば、オープンソース思想を誤解してかぶれているんだと推察します。
「実はソーシャルゲームの価値を支えているのはコンプガチャなどの以下略」うん、より一層「消えていただいて結構」という気分になる
ここでいう「中抜き」とは...(ry
実は建設業の価値を支えているのは建設業者による談合そのもので以下略
気持ち悪いくらい洗脳されてるな
建設業の価値を支えているのはその多層構造です。
どんだけの人間が「それがあるおかげで」おまんま食えてるのか、という話でしたよね?
世界初のmp3ファイルのネット販売をした平沢進/ケイオスユニオンの事ですか?今は自前サイトでのCD/DVD自体のネット通販が主力で、本当に世界中から注文が来るのが全部ミュージシャンにわかるという素晴らしいシステムになってます。時々海外からの大人買いが有ったりして楽しそうです。
昔の曲のアレンジ違い等のアルバムに入ってない曲のデータでの販売もやってましたし、その方法を真似て高橋かしこが電子本を自前サイトのみで販売してます。(暗号化ZIPの暗号を入金があった人にメールで送る、という極めて原始的な方法ですが、実際それで十分なんです。)自前サイトのネット通販なんて規模が小さければ大して敷居の高いものではないですし、本当に数が少なければメールのやり取りで済ませて、サイト自体に通販機能持たせる必要もなかったりします。
文句言うなら自分で動けよ、と思います。 そこにすでに道はあるのだから。
平沢進さんは、1、広くは知られてないが、アルバムが出れば必ず買うような熱心なファンが一定数ある。2、シンセサイザーの打ち込み+自分でヴォーカルとギターを演奏するので、自宅で一人で録音作業が出来る。という点で、自力でのネット販売に向いているミュージシャンだと思います。
これから売り出そうとする人は1の点で、アコースティックな楽器を使うミュージシャンや、多人数のバンドだと2の点で以前のボスに頼らざるを得ないのでしょうね。
これから売り出す人については、今はメジャーレーベル所属したからって、まともにプロモーションかけてくれるわけではないので、シーケンサーを使わないバンド/ソロでも話は実は同じです。むしろyoutubeやニコニコ動画で自由に作品売り込める点については、メジャーじゃない方が有利とも言えます。
2.については某ロックバンドがメジャーをクビになってインディーズになって続けてるバンドが、レコーディング費用が1/4になったとmcで言ってました。もちろん音のクオリティは普通の人には変わってないように聞こえます。 プロのエンジニアが聞くとあれこれ有るんでしょうが、そのあれこれって大抵は作品そのものの良し悪しと関係無かったりします。費用の違いは何かと言えば、レコード会社のスタジオ使わなきゃいけないか、下北沢の安いスタジオでOKなのか、の様です。
生バンドだから、新人だから、というのは今ではなんとなく人の敷いたレールの上を進んで自分では何もしない言い訳にしかならないですね。
あと、平沢も本番の録音作業自体は一人では出来ません。 レコーディングエンジニアと必ず一緒です。スタジオも自宅スタジオ使ってますが、ボーカルとギターはわざわざボーカルブース作ってまでやっているので、ギターとボーカルだけはレコーディングスタジオ借りた方が安いんじゃないかと思われます。 結果だけ見ると特殊ですが、個々の工程は普通の人達とそんなに変わらなかったりします。
ボカロPは比較的この条件に合いそうな気がするのですが既存の枠組みから外れた動きはあまり無いように見えますね。(強いてあげるならイベントでのCD頒布ですが、流通量が限られてますし。。。)
全然違う。
× アルバムが出れば必ず買うような熱心なファンが一定数ある○ ネットで無料で観られるのならば観るようなファンが一定数ある
中間搾取とは言いつつサービスを受けていればそりゃそのサービスに応じた金はとられるわな。そもそも音楽でたった一人で作れるパターンの方が少ない訳で。
十分に出来ると思うのなら、ミュージシャン自身が自分の金でサービスを担保すれば有利に働くよ。昔から名の知れたミュージシャンがレーベルを起こすってのは、そういう側面が大きかったはず。
ただまあ、今のトップは前のトップと比べれば、ミュージシャン側を見てくれないってのは、確かにそう見える。iTS初期の値段のお仕着せなんてのはそういう事例の最たる例だった。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
もっとダイレクトに出来ればいいんだけど (スコア:3)
ミュージシャンから直接欲しい人へ、中間業者が入ることなく渡っていけばいい
という感じなんでしょうけど、やっぱりそれを行うにはまだまだ敷居が高い。
宣伝やネット上の場所を用意するとなるとなかなか大変だし。
Re:もっとダイレクトに出来ればいいんだけど (スコア:4, すばらしい洞察)
実はコンテンツの価値を支えてるのは中間業者による流通機構そのもので、
その中抜きが無くなると、その分はクリエイターのものになるのではなくただ単に消滅するだけなのさ
壁があるから価値が生まれる
Re:もっとダイレクトに出来ればいいんだけど (スコア:3)
特に音楽みたいな無形のコンテンツはそうかもしれませんね。もともと音楽家は
王侯貴族の庇護を受けて生活したり、オペラなどの作曲で日銭を稼ぐ形であったものが
レコードの登場とともに資本主義自由経済にフィッティングする形で、レーベルが音楽そのもの
に金銭的な価値を与え、音楽家の主要な収入源になったという見方もできるので。
レーベルの力が衰えると、音楽に与えられた金銭的な価値も揺らいでしまうというのは
音楽がたどってきた過去からすると、むしろ当然なのかも。
Re: (スコア:0)
それで消えるものは消えて結構。
Re:もっとダイレクトに出来ればいいんだけど (スコア:2, すばらしい洞察)
トップ10のみ生き残る(飯が食える)ような市場は衰退します。
アーティストたちだって売れていない時期は当然ある。
それら裾野(底辺のアーティスト)もひっくるめて業界の底力になっているわけで、
アーティストたちが飯が食える業界を生み出しているわけで、最終結果の美味しい
ところだけで生き残ろう取ろうとするのは、失敗の始まりです。
Re: (スコア:0)
衰退したところでどうでも良いんですよ。
多くの人にとって、自分の周辺以外のことはどうでも良いのです。
多くの代替品があるのですから。
直接の利害関係者か、その分野に愛のある人以外には「市場が~」という言説は届きません。
その前提でスタートする必要があると思いますよ。
Re: (スコア:0)
市場が無くなればその代替品も無くなることに気がつかないんだろうか。
Re:もっとダイレクトに出来ればいいんだけど (スコア:1)
代替品というのが「娯楽」という範囲に広がっていることに気がつかないんだろうか。
また、現に職業の範囲外でも音楽が存在している事実に目を背けるのだろうか。
# 問題意識を共有できていると言う幻想は捨てましょう
Re: (スコア:0)
職業音楽なしの世界でアマチュア音楽だけが成り立つという幻想。
Re: (スコア:0)
趣味の音楽の活動力の一つは、活力の一つは商用音楽の世界です。メジャーデビューがアングラな連中の根源的な活力です。プライベートな分野が盛んなものは商用も基本的に盛んです。相互関係にあります。自分で音楽を作って演奏するのが趣味だとしても、業界が盛んでないかぎりそれっきりです。いろいろな意味で、刺激を受ける物とモチベーションを維持する物がなくなるのは、音楽人口そのものの減少を意味する。
ネット的に言えば、ニコ動に流れているような演奏しました系だって、作詞作曲レベルは自分でしてないものがほとんど。基本商用世界が音楽の基本です。手に入る音楽は何らかの形で商用の音楽コンテンツがベースです。無料のコンテンツであったとしても元は商用ベースです。たとえば、オーケストラでもなんでも、それで飯を食っていける世界があるからこそ、世界が広がっているわけです。
商業音楽の世界は衰退してもかまわないと言い切るのは、古い言い方ですが、社会主義的な思想にかぶれてますよ。今時ならば、オープンソース思想を誤解してかぶれているんだと推察します。
Re: (スコア:0)
「実はソーシャルゲームの価値を支えているのはコンプガチャなどの以下略」
うん、より一層「消えていただいて結構」という気分になる
Re: (スコア:0)
ここでいう「中抜き」とは...(ry
Re: (スコア:0)
実は建設業の価値を支えているのは建設業者による談合そのもので以下略
気持ち悪いくらい洗脳されてるな
Re: (スコア:0)
建設業の価値を支えているのはその多層構造です。
どんだけの人間が「それがあるおかげで」おまんま食えてるのか、という話でしたよね?
Re:もっとダイレクトに出来ればいいんだけど (スコア:2, 興味深い)
世界初のmp3ファイルのネット販売をした平沢進/ケイオスユニオンの事ですか?
今は自前サイトでのCD/DVD自体のネット通販が主力で、本当に世界中から注文が来るのが全部ミュージシャンにわかるという素晴らしいシステムになってます。
時々海外からの大人買いが有ったりして楽しそうです。
昔の曲のアレンジ違い等のアルバムに入ってない曲のデータでの販売もやってましたし、その方法を真似て高橋かしこが電子本を自前サイトのみで販売してます。
(暗号化ZIPの暗号を入金があった人にメールで送る、という極めて原始的な方法ですが、実際それで十分なんです。)
自前サイトのネット通販なんて規模が小さければ大して敷居の高いものではないですし、本当に数が少なければメールのやり取りで済ませて、サイト自体に通販機能持たせる必要もなかったりします。
文句言うなら自分で動けよ、と思います。 そこにすでに道はあるのだから。
Re:もっとダイレクトに出来ればいいんだけど (スコア:2, すばらしい洞察)
平沢進さんは、
1、広くは知られてないが、アルバムが出れば必ず買うような熱心なファンが一定数ある。
2、シンセサイザーの打ち込み+自分でヴォーカルとギターを演奏するので、自宅で一人で録音作業が出来る。
という点で、自力でのネット販売に向いているミュージシャンだと思います。
これから売り出そうとする人は1の点で、アコースティックな楽器を使うミュージシャンや、多人数のバンドだと2の点で
以前のボスに頼らざるを得ないのでしょうね。
Re:もっとダイレクトに出来ればいいんだけど (スコア:1)
これから売り出す人については、今はメジャーレーベル所属したからって、まともにプロモーションかけてくれるわけではないので、シーケンサーを使わないバンド/ソロでも話は実は同じです。
むしろyoutubeやニコニコ動画で自由に作品売り込める点については、メジャーじゃない方が有利とも言えます。
2.については某ロックバンドがメジャーをクビになってインディーズになって続けてるバンドが、レコーディング費用が1/4になったとmcで言ってました。
もちろん音のクオリティは普通の人には変わってないように聞こえます。 プロのエンジニアが聞くとあれこれ有るんでしょうが、そのあれこれって大抵は作品そのものの良し悪しと関係無かったりします。
費用の違いは何かと言えば、レコード会社のスタジオ使わなきゃいけないか、下北沢の安いスタジオでOKなのか、の様です。
生バンドだから、新人だから、というのは今ではなんとなく人の敷いたレールの上を進んで自分では何もしない言い訳にしかならないですね。
あと、平沢も本番の録音作業自体は一人では出来ません。 レコーディングエンジニアと必ず一緒です。
スタジオも自宅スタジオ使ってますが、ボーカルとギターはわざわざボーカルブース作ってまでやっているので、
ギターとボーカルだけはレコーディングスタジオ借りた方が安いんじゃないかと思われます。
結果だけ見ると特殊ですが、個々の工程は普通の人達とそんなに変わらなかったりします。
Re: (スコア:0)
ボカロPは比較的この条件に合いそうな気がするのですが既存の枠組みから外れた動きはあまり無いように見えますね。
(強いてあげるならイベントでのCD頒布ですが、流通量が限られてますし。。。)
Re: (スコア:0)
全然違う。
× アルバムが出れば必ず買うような熱心なファンが一定数ある
○ ネットで無料で観られるのならば観るようなファンが一定数ある
Re: (スコア:0)
中間搾取とは言いつつサービスを受けていればそりゃそのサービスに応じた金はとられるわな。
そもそも音楽でたった一人で作れるパターンの方が少ない訳で。
十分に出来ると思うのなら、ミュージシャン自身が自分の金でサービスを担保すれば有利に働くよ。
昔から名の知れたミュージシャンがレーベルを起こすってのは、そういう側面が大きかったはず。
ただまあ、今のトップは前のトップと比べれば、ミュージシャン側を見てくれないってのは、確かにそう見える。
iTS初期の値段のお仕着せなんてのはそういう事例の最たる例だった。