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安月給で奴隷労働させておいて出て行かないで~とかムシが良すぎるでしょ
結局はこの話だと思う。
技術流出≒人材流出。なんで出て行くかと言えば、リストラされたからだったりヘッドハンティングされたからだったり。
いずれも正当な対価を支払われてないから、正当な対価を払ってくれる方に行く。至極当然の話。
この手の話になると、すぐに正当な対価っていうけどさ、なんかおかしい。相手が欲しいのはそいつが持っている技術ではなく、そいつがいる会社の技術であって、そいつを経由して盗んでいるだけ。属人的な技術ってのも勿論あるが、そういうものはそもそも盗めない代物。売り渡しているのはそいつのものでなはなく、会社のものってのが大半ではないかと。要するにお前ひとりの技術ではないだろうと。正当な対価をもらってないって強弁するのは傲慢すぎるわ。
特許調査とかすればわかると思いますが、ある企業において、特定分野の特許はごく少数(2-3人)ぐらいの人が発明者になってることが多いです。周辺特許はもっとたくさんの人が出してる場合もありますが、基幹となる特許は特に少人数の場合が多いです。商品開発は大人数でやってたとしても、根本となる部分は2-3人のキーマンだけで作ってるんですね。
引き抜きの話で出るのは、そのキーマンを引き抜くって話です。特許を生み出す元となる人だからこそ、新しい技術を開発するとか、特許の回避方法を考えるとか、そういうことが期待できます。別に会社の技術を盗もうって話じゃなく、技術の源泉となる人が欲しいんです。
部長が突然いなくなっても1か月もすれば落ち着きますが、その人がいなければ事業は成立しないし、居なくなれば2年後には新製品を出せなくなってしまうんですよ。日本の企業はそういうキーマンに対しても、管理職ではないという理由で給料が安いし特別なボーナスも出さない。
>特許調査とかすればわかると思いますが、ある企業において、特定分野の特許はごく少数(2-3人)ぐらいの人が発明者になってることが多いです。
ここは正しいのですが、
>部長が突然いなくなっても1か月もすれば落ち着きますが、その人がいなければ事業は成立しないし、>居なくなれば2年後には新製品を出せなくなってしまうんですよ。
ここは間違いかと。事業は新規開発技術だけで成り立ってる訳じゃないし、その技術にしたって別な人が別な視点で別な新製品を作りますよ。事業は、どういうコンセプトでどういうアイテムを開発するかの方が重要でしょう。それを決めるのは特許に出てくる技術者じゃない。
>日本の企業はそういうキーマンに対しても、管理職ではないという理由で給料が安いし特別なボーナスも出さない。
会社がキーマンだと思ってないからじゃないですかね。
>> 特許を生み出す元となる人だからこそ、新しい技術を開発するとか、>> 特許の回避方法を考えるとか、そういうことが期待できます。
> その技術にしたって別な人が別な視点で別な新製品を作りますよ。
>>日本の企業はそういうキーマンに対しても、管理職ではないという理由で>>給料が安いし特別なボーナスも出さない。
> 会社がキーマンだと思ってないからじゃないですかね。
あえて読み違えてるのかなとも思えますが、元コメでは「多くの特許公報に名前が出てる人」は、言うならば「創造のコツを知ってる人」だと言いたいんだと思いますよ。例えば別の会社に移っても「別の何かを作り出すことができる」と期待できる人ということなんじゃないかな。
定期的にヒットを飛ばせる人って実は少ないと思う。まあ、一つの会社でキーマンとして扱われなくても、他にそういう人を求めてる会社があるなら全体としては別にいいのかな。
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ちゃんと対価払えば? (スコア:1)
安月給で奴隷労働させておいて出て行かないで~とかムシが良すぎるでしょ
Re: (スコア:0)
結局はこの話だと思う。
技術流出≒人材流出。
なんで出て行くかと言えば、リストラされたからだったりヘッドハンティングされたからだったり。
いずれも正当な対価を支払われてないから、正当な対価を払ってくれる方に行く。
至極当然の話。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
この手の話になると、すぐに正当な対価っていうけどさ、なんかおかしい。
相手が欲しいのはそいつが持っている技術ではなく、そいつがいる会社の技術であって、そいつを経由して盗んでいるだけ。
属人的な技術ってのも勿論あるが、そういうものはそもそも盗めない代物。
売り渡しているのはそいつのものでなはなく、会社のものってのが大半ではないかと。
要するにお前ひとりの技術ではないだろうと。
正当な対価をもらってないって強弁するのは傲慢すぎるわ。
Re:ちゃんと対価払えば? (スコア:4, 参考になる)
特許調査とかすればわかると思いますが、ある企業において、特定分野の特許はごく少数(2-3人)ぐらいの人が発明者になってることが多いです。
周辺特許はもっとたくさんの人が出してる場合もありますが、基幹となる特許は特に少人数の場合が多いです。
商品開発は大人数でやってたとしても、根本となる部分は2-3人のキーマンだけで作ってるんですね。
引き抜きの話で出るのは、そのキーマンを引き抜くって話です。
特許を生み出す元となる人だからこそ、新しい技術を開発するとか、特許の回避方法を考えるとか、そういうことが期待できます。
別に会社の技術を盗もうって話じゃなく、技術の源泉となる人が欲しいんです。
部長が突然いなくなっても1か月もすれば落ち着きますが、その人がいなければ事業は成立しないし、
居なくなれば2年後には新製品を出せなくなってしまうんですよ。
日本の企業はそういうキーマンに対しても、管理職ではないという理由で給料が安いし特別なボーナスも出さない。
Re:ちゃんと対価払えば? (スコア:1)
>特許調査とかすればわかると思いますが、ある企業において、特定分野の特許はごく少数(2-3人)ぐらいの人が発明者になってることが多いです。
ここは正しいのですが、
>部長が突然いなくなっても1か月もすれば落ち着きますが、その人がいなければ事業は成立しないし、
>居なくなれば2年後には新製品を出せなくなってしまうんですよ。
ここは間違いかと。事業は新規開発技術だけで成り立ってる訳じゃないし、その技術にしたって別な人が別な視点で別な新製品を作りますよ。
事業は、どういうコンセプトでどういうアイテムを開発するかの方が重要でしょう。それを決めるのは特許に出てくる技術者じゃない。
>日本の企業はそういうキーマンに対しても、管理職ではないという理由で給料が安いし特別なボーナスも出さない。
会社がキーマンだと思ってないからじゃないですかね。
Re: (スコア:0)
>> 特許を生み出す元となる人だからこそ、新しい技術を開発するとか、
>> 特許の回避方法を考えるとか、そういうことが期待できます。
> その技術にしたって別な人が別な視点で別な新製品を作りますよ。
>>日本の企業はそういうキーマンに対しても、管理職ではないという理由で
>>給料が安いし特別なボーナスも出さない。
> 会社がキーマンだと思ってないからじゃないですかね。
あえて読み違えてるのかなとも思えますが、元コメでは「多くの特許公報に名前が出てる人」は、言うならば「創造のコツを知ってる人」だと言いたいんだと思いますよ。例えば別の会社に移っても「別の何かを作り出すことができる」と期待できる人ということなんじゃないかな。
定期的にヒットを飛ばせる人って実は少ないと思う。
まあ、一つの会社でキーマンとして扱われなくても、他にそういう人を求めてる会社があるなら全体としては別にいいのかな。