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コダックも切り売り中だしフィルムの歴史は終了ですかのう。修正しやすくコンパクトなデジタルな世界には敵わんのですかね。
#古い毛布を捨てられません。
それでも、アーカイブ用はフィルムが残る、というのが興味深い。
デジタルデータはフォーマットやメディアなどの製品寿命が短いですからねー。常に器を移し続けておかないと、再生手段が無くなってしまう…。
その点、フィルムならきちんと保管できているなら、数百年後でも閲覧・復元できる可能性があるわけで。富士フイルムはアーカイブ用のフィルム [fujifilm.jp]を開発した成果を認められて、今年のアカデミー賞をもらいました。白黒フィルムに3色分解して記録するんですね。
>デジタルデータはフォーマットやメディアなどの製品寿命が短いですからねー。>常に器を移し続けておかないと、再生手段が無くなってしまう…。
アーカイブ用としての優劣は微妙だと思いますよ。東京国立近代美術館フィルムセンターの火災のように、フィルムは火災が怖いし、バックアップに手間と場所が必要。それに優秀でも特殊なメディアだとメディアより先に再生機が動かなくなる可能性も高い。だから、普通は新しいメディアにコピーしますよね。(8ミリや16ミリをDVDにコピーするサービスは街の写真屋さんでも普通に受け付けている)
35ミリは映画用として広く普及したため、長寿命でしたが、8ミリは実質的には短命(シングル8やスーパー8など、カートリッジ入りフィルムの出現で本格的な普及)だったし。実は写真、映画用フィルムの規格は数多くあって、ほとんどすべてが普及することなく消えていきました。
フィルムが火事に弱いのはその通りなのですが、東京国立近代美術館フィルムセンターのは、古いセルロイド製のフィルムが発火したようです。セルロイドではなくなった以降のフィルムはあれほどは燃えやすくありません。それでもカビとか退色はあるのでそれなりの環境は必要ですが。
横から補足します。ニトロセルロースベース(セルロイド)のフィルムは、大量にまとまった状態で高温で保存すると自然発火するので、普通に言う可燃性の問題を超えて大変に危険です。乱暴に言うなら、1950年代より前のフィルムは映画フィルムに限らず、夏に空調をケチると、黙って勝手に燃え出す [wikipedia.org]可能性があるのです。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
終了? (スコア:1)
コダックも切り売り中だしフィルムの歴史は終了ですかのう。
修正しやすくコンパクトなデジタルな世界には敵わんのですかね。
#古い毛布を捨てられません。
Re: (スコア:5, 参考になる)
それでも、アーカイブ用はフィルムが残る、というのが興味深い。
デジタルデータはフォーマットやメディアなどの製品寿命が短いですからねー。
常に器を移し続けておかないと、再生手段が無くなってしまう…。
その点、フィルムならきちんと保管できているなら、数百年後でも閲覧・復元できる可能性があるわけで。
富士フイルムはアーカイブ用のフィルム [fujifilm.jp]を開発した成果を認められて、今年のアカデミー賞をもらいました。
白黒フィルムに3色分解して記録するんですね。
Re: (スコア:2)
>デジタルデータはフォーマットやメディアなどの製品寿命が短いですからねー。
>常に器を移し続けておかないと、再生手段が無くなってしまう…。
アーカイブ用としての優劣は微妙だと思いますよ。東京国立近代美術館フィルムセンターの火災のように、フィルムは火災が怖いし、バックアップに手間と場所が必要。それに優秀でも特殊なメディアだとメディアより先に再生機が動かなくなる可能性も高い。だから、普通は新しいメディアにコピーしますよね。(8ミリや16ミリをDVDにコピーするサービスは街の写真屋さんでも普通に受け付けている)
35ミリは映画用として広く普及したため、長寿命でしたが、8ミリは実質的には短命(シングル8やスーパー8など、カートリッジ入りフィルムの出現で本格的な普及)だったし。実は写真、映画用フィルムの規格は数多くあって、ほとんどすべてが普及することなく消えていきました。
Re: (スコア:0)
フィルムが火事に弱いのはその通りなのですが、東京国立近代美術館フィルムセンターのは、
古いセルロイド製のフィルムが発火したようです。
セルロイドではなくなった以降のフィルムはあれほどは燃えやすくありません。
それでもカビとか退色はあるのでそれなりの環境は必要ですが。
Re:終了? (スコア:0)
横から補足します。
ニトロセルロースベース(セルロイド)のフィルムは、
大量にまとまった状態で高温で保存すると自然発火するので、
普通に言う可燃性の問題を超えて大変に危険です。
乱暴に言うなら、1950年代より前のフィルムは映画フィルムに限らず、
夏に空調をケチると、黙って勝手に燃え出す [wikipedia.org]可能性があるのです。