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F6.5だと、回折限界により、分解能はだいたい3.6μmぐらいです。センサーサイズが1/2.3型(5.9x4.4ぐらい)で横4000ピクセルなので、画素ピッチは1.5μmぐらい。
全然分解しないのですよ…。
広角端のF3.4でも、1.9μmぐらいなので、解像力は理論上でもちょっと足りない。この画素数のセンサーにキッチリ結像させるなら、F2.8ぐらいのレンズが必要です。
近年、高級コンデジにF値が小さいのが増えてるのは、回折限界による小絞りボケ対策の意味が大きいですね。絞れないので絞りが内蔵されておらず、NDフィルタで光量調整するカメラも増えました。
まぁ、レンズの精度があれば、光学段階で拡大しておくのも有効だから否定はしないけど、デジタルズーム的にトリミングでもいいんじゃないですかねぇ。これだけの大ズームで、精度が保たれてるのかちょっと疑問も感じますし。
今時のカメラがそこまでやってるかどうかはわかりませんが、理論的な話として、
回折は数学的には畳み込み演算として解析可能な現象ですから、その逆演算を施すことで、回折ボケのない画像を生成することも可能でしょう。そういったフィルタ処理は、いいかげんなシャープネス処理とは違って、ちゃんと本当の画像を復元できます。
(本当のピンぼけではなく、そういう数値演算フィルタとその逆変換フィルタですから、復元できて当たり前なのですが)ピンぼけ画像から逆変換した例 [hirax.net]。
キヤノンのRAW現像ソフトDPPの最近の版で、回折ボケの復元に対応してますよ。演算に時間がかかるのでカメラ内での処理はできないのと、レンズのパラメータが必要なので対応レンズが限られていますけど。
将来的にはカメラ内での演算もできそうですね。コンデジの似非超解像が本当の超解像になるのかなー。
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
回折限界超えてるからボケボケだよ (スコア:5, 参考になる)
F6.5だと、回折限界により、分解能はだいたい3.6μmぐらいです。
センサーサイズが1/2.3型(5.9x4.4ぐらい)で横4000ピクセルなので、画素ピッチは1.5μmぐらい。
全然分解しないのですよ…。
広角端のF3.4でも、1.9μmぐらいなので、解像力は理論上でもちょっと足りない。
この画素数のセンサーにキッチリ結像させるなら、F2.8ぐらいのレンズが必要です。
近年、高級コンデジにF値が小さいのが増えてるのは、回折限界による小絞りボケ対策の意味が大きいですね。
絞れないので絞りが内蔵されておらず、NDフィルタで光量調整するカメラも増えました。
まぁ、レンズの精度があれば、光学段階で拡大しておくのも有効だから否定はしないけど、デジタルズーム的にトリミングでもいいんじゃないですかねぇ。
これだけの大ズームで、精度が保たれてるのかちょっと疑問も感じますし。
Re: (スコア:2)
今時のカメラがそこまでやってるかどうかはわかりませんが、理論的な話として、
回折は数学的には畳み込み演算として解析可能な現象ですから、その逆演算を施すことで、回折ボケのない画像を生成することも可能でしょう。
そういったフィルタ処理は、いいかげんなシャープネス処理とは違って、ちゃんと本当の画像を復元できます。
(本当のピンぼけではなく、そういう数値演算フィルタとその逆変換フィルタですから、復元できて当たり前なのですが)ピンぼけ画像から逆変換した例 [hirax.net]。
Re:回折限界超えてるからボケボケだよ (スコア:0)
キヤノンのRAW現像ソフトDPPの最近の版で、回折ボケの復元に対応してますよ。
演算に時間がかかるのでカメラ内での処理はできないのと、レンズのパラメータが必要なので対応レンズが限られていますけど。
将来的にはカメラ内での演算もできそうですね。
コンデジの似非超解像が本当の超解像になるのかなー。