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「指導教官に修論を書いてもらう」ことの是非」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward

    そこに問題がある場合も相当数あるのでは?

    研究って、勉強とか復習じゃないから、2年で区切れるちょうど良いテーマは必ずしも転がってないでしょ。
    そこで計画性の無い指導教官だったりすると、学生は可哀想だよね。

    自分が大学院にいた当時、完全な代筆ってのは聞いたこと無いけど、書き直しを重ねるうちに実質的に
    代筆に近いことになっていたり、そもそも明らかに区切りの悪いテーマは多数あった。
    或いは逆にソツなくまとまった人のは見通しの立てやすい、面白みの無いテーマだったってのも多かった。
    でも、研究者として優秀で残っていくのは後者の人じゃ無いんだよね……

    先生の問題か学生の問題か……
    大学は杓子定規で計れない、かつ閉鎖的な空間だから客観的な評価が難しいけど……
    確かなことは、見栄えの良い成果を出せたか否かでは無く、その期間に集中して課題に取り組んで、
    その過程で問題解決のノウハウを体験できたかじゃないかと思う。
    そこを評価できる方法があると良いのだけどね。

    • by Anonymous Coward on 2013年02月16日 1時54分 (#2326421)

      元コメです。
      多少の誤解があるみたいだから一応一回だけ補足。

      自分は大学院当時の研究分野柄、それとその後の仕事柄、この 10数年の間に
      日本の最高学府を含むいわゆる偏差値最上位クラスの大学や研究機関を幾つか垣間見てきた。
      けどその中で、今回の学生みたいなことは特に珍しくなくて、むしろある一定数いた。

      確かに、努力が足らなかったり、コミュ力が足らない学生側に問題がある場合も多いけど、
      先生側に問題がありそうな例も多数見てきた。

      大学の先生になるからには、勉強や研究する能力はみなさんある一定以上あるけど、
      指導者としての訓練は全く受けずにその立場になってるから、それこそコミュ力不足と
      感じる先生は本当にかなり多い。
      (これは優秀な技術者が必ずしも良い管理職になれないのと一緒でしょ)

      或いは、先生には何年もの蓄積があって、職に就いていれば(任期の範囲で)
      研究の一つのテーマに何年かかっても、また成功しなければ内容を切り替えても
      良いけれど、同じ観点で学生にテーマを押しつけて、とても 2年の間にはできない
      でしょ、ってのも多い。

      それで学生が期待通りにできなければ、上から目線で叱りつけるだけで、
      自分の(ときに根拠の無い)見解を一方的に押しつけて、ますますコミニュケーション
      不全に陥ってるのに、自分に自信があるだけにそれに気づかない人も多い。
      (この叱りつけるだけってのは最近スポーツ界で問題になってることと似てるかも)

      さらにひどいのになると、学生をほぼ労働力として扱ってたり、権力争いの
      中で道具に使ったり……贔屓の学生だけ大事にして、あとは罵倒ってのもあったな。

      でも外から見てると、大学の教授って権威があるから、多くの場合は学生が
      ダメなことになっちゃうんだよね。

      優秀な方の大学でもそういうケースが珍しくないのだから、学生がダメなことも
      多いだろうけど、盲目的に学生を責めて欲しくは無い。

      ちなみにリンク先も読んだけど、まず、あのケースで学生が良くて先生が悪いとは
      思ってないです。本当にすごく良い先生かもしれない。でも、あの情報だけで
      学生だけが悪いとも判断できない。

      それとは別に、修士課程を卒業する時点であの内容に気がついて、しかも
      その気持ちを支離滅裂じゃ無く文章にできてて、自分の非は改めたい気持ちを
      強く持ってるなら、ただマイナス思考で殻に籠もっている訳じゃないし、
      もしかしたら、惰性で他力で修理号を取るよりマシな人の可能性もある。
      畑が同じだったら一度一緒に仕事をして見てみたいかも。

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