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この冬に、数値目標付で節電を出された北海道電力管内ですが、(全く達成は無理でした。ピークカットやシフトで対応できるほど差が大きくない。)
1ヶ月間、火力発電所のトラブルの報がなかったというのは記憶に無いです。ほとんど、つねにどこかぶっ壊れて、部分停止とか、減力などでその間に修理などをやってるという綱渡り状態。あれ見てたらどんだけの苦労をしているのかわかると思う。各地の電力会社のWEBにもリリース出てないですかね?
この夏はなんとかなるかも…には、動かしている原発分と、臨時増設などの発電設備と、老朽設備のリペア&だましだまし運転。
輸入燃料が特に円安で
良く噛み合ってないやり取りで、「何が適正か」の応酬になってることがありますな。
日本の電力消費量は右肩上がりに増えてましたけど、発電量自体は2005年ぐらいからはヨコバイでした。で、ほぼここ10年以上、3割の発電を担ってた「原子力発電」が全部止まっとるわけで。んで、これは「原子力発電の3割分を、他の電源(火力)に振り返られそう」というニュースなわけです。
ここまで踏まえた上で、「電気が足りる/足りない」というのは、3つの話が混ざってるから噛み合っていないと思ってます。
1.発電電力量が、予想消費電力をまかなえる/まかなえない2.発電能力が、無理をしない水準に戻った/戻っていない3.消費電力を、無理しなくて良い水準に戻った/戻っていない
例えば、「夏の予想電力量を、安定供給できそうだ」というニュースは、1の「発電電力量が足りる」です。 (#2361373) あたりのは、「火力のカバーは綱渡り」という、2の「発電能力が、無理をしている」。んで、「今年の夏は工場とかに節電要請(数値目標では)無し予定」というのは、3の「節電しなくて良くなった」。1が足りてなきゃ明らかに電力不足だってわかるけど、2,3に関しては人によって意識がマチマチ。
家計でも工数でも、この3つを区別せずに(もしくは意図的に混ぜて)話をすると、噛み合わなくて当然かな、と。リスク見積もりって難しいし、いままでサボってたんじゃないの?電気使い過ぎじゃないの?ってのに反論する数字集めるのも大変だしね。今の火力発電って、2010年時点の火力発電のざっくり1.5倍ぐらい無理してるけど、じゃあ大停電のリスクはどれぐらいかって言われると、ちょっとわからない。 # MTBFとMTTRと作業負荷でリスク係数出したりしたら計算は出来るんだろうけどデータが無い:-P
市井の人間としては「予断を許さないから停電しても困らない準備をいまからすすめておきましょう」ぐらいでないかな。
# まあ、正直な所、アベノミクスでなし崩しに原子力発電復活させて、道筋としては脱原発、じゃないかなあ。 # 当面ガンガン火力発電所立てて、新規原子炉は無し、メタンハイドレートで牽制しつつLNG安定輸入とかかな。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
電力会社の火力発電所トラブル報は後を絶たない (スコア:5, 参考になる)
この冬に、数値目標付で節電を出された北海道電力管内ですが、
(全く達成は無理でした。ピークカットやシフトで対応できるほど差が大きくない。)
1ヶ月間、火力発電所のトラブルの報がなかったというのは記憶に無いです。
ほとんど、つねにどこかぶっ壊れて、
部分停止とか、減力などでその間に修理などをやってるという綱渡り状態。
あれ見てたらどんだけの苦労をしているのかわかると思う。
各地の電力会社のWEBにもリリース出てないですかね?
この夏はなんとかなるかも…
には、動かしている原発分と、臨時増設などの発電設備と、老朽設備のリペア&だましだまし運転。
輸入燃料が特に円安で
まあ、何が適正かって難しいからね (Re:電力会社の火力発電所トラブル報は後を絶たない (スコア:3)
良く噛み合ってないやり取りで、「何が適正か」の応酬になってることがありますな。
日本の電力消費量は右肩上がりに増えてましたけど、発電量自体は2005年ぐらいからはヨコバイでした。
で、ほぼここ10年以上、3割の発電を担ってた「原子力発電」が全部止まっとるわけで。
んで、これは「原子力発電の3割分を、他の電源(火力)に振り返られそう」というニュースなわけです。
ここまで踏まえた上で、「電気が足りる/足りない」というのは、3つの話が混ざってるから噛み合っていないと思ってます。
1.発電電力量が、予想消費電力をまかなえる/まかなえない
2.発電能力が、無理をしない水準に戻った/戻っていない
3.消費電力を、無理しなくて良い水準に戻った/戻っていない
例えば、「夏の予想電力量を、安定供給できそうだ」というニュースは、1の「発電電力量が足りる」です。
(#2361373) あたりのは、「火力のカバーは綱渡り」という、2の「発電能力が、無理をしている」。
んで、「今年の夏は工場とかに節電要請(数値目標では)無し予定」というのは、3の「節電しなくて良くなった」。
1が足りてなきゃ明らかに電力不足だってわかるけど、2,3に関しては人によって意識がマチマチ。
家計でも工数でも、この3つを区別せずに(もしくは意図的に混ぜて)話をすると、噛み合わなくて当然かな、と。
リスク見積もりって難しいし、いままでサボってたんじゃないの?電気使い過ぎじゃないの?ってのに反論する数字集めるのも大変だしね。
今の火力発電って、2010年時点の火力発電のざっくり1.5倍ぐらい無理してるけど、じゃあ大停電のリスクはどれぐらいかって言われると、ちょっとわからない。
# MTBFとMTTRと作業負荷でリスク係数出したりしたら計算は出来るんだろうけどデータが無い:-P
市井の人間としては「予断を許さないから停電しても困らない準備をいまからすすめておきましょう」ぐらいでないかな。
# まあ、正直な所、アベノミクスでなし崩しに原子力発電復活させて、道筋としては脱原発、じゃないかなあ。
# 当面ガンガン火力発電所立てて、新規原子炉は無し、メタンハイドレートで牽制しつつLNG安定輸入とかかな。