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いっぽうで日本の資生堂は、今年の4月より新規開発における化粧品・医薬部外品の動物実験を廃止した。コストが余計にかかっても代替の方法について取り組む姿勢は評価できるな。
化粧品と医薬品を一緒にするのはどうかと。
話は変わって、こういう活動は、病気になっても医薬品を使わない人だけがすべきだと思う。「動物実験は反対」「でも動物実験を利用して作られた医薬品や治療法は利用します」なら単なるわがままと違うのかと。
基本は同じだよ. 比率としては, いわゆるGLPに基づく特殊毒性(皮膚や目の刺激毒性)試験が大きいけど. 歴史的に見れば鉛白による慢性鉛中毒など, 注意すべき点では薬と大きく変わりません.
それに動物実験をやらないというのは, 倫理的な問題とはほとんど関係なくて, コストの問題が大きいです. 動物実験にかかるコストはin vitroの試験に比べてはるかに大きく, もしやらないで済むのなら, やらないというのが基本です. 化粧品などについては特に, 医学的な必要性を別にして, お役所の認可に際して動物実験の結果を提出することが義務づけられているためにやっていたということもあります. 近年はこれらの制約がゆるくなってきたので, ようやく不要な動物実験を排除できるようになったというのが実情です.
化粧品では「意図的に病気にしてから治療薬の効果を試す」という必要は無いでしょう?
病気の治療薬だとそれが必要な場合が多い。たとえば抗がん剤やAIDS治療薬を開発する場合を考えてみれば良い。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
日本の資生堂 (スコア:1)
いっぽうで日本の資生堂は、今年の4月より新規開発における化粧品・医薬部外品の動物実験を廃止した。
コストが余計にかかっても代替の方法について取り組む姿勢は評価できるな。
Re: (スコア:5, すばらしい洞察)
化粧品と医薬品を一緒にするのはどうかと。
話は変わって、こういう活動は、病気になっても医薬品を使わない人だけがすべきだと思う。
「動物実験は反対」「でも動物実験を利用して作られた医薬品や治療法は利用します」なら
単なるわがままと違うのかと。
Re:日本の資生堂 (スコア:5, 参考になる)
基本は同じだよ. 比率としては, いわゆるGLPに基づく特殊毒性(皮膚や目の刺激毒性)試験が大きいけど. 歴史的に見れば鉛白による慢性鉛中毒など, 注意すべき点では薬と大きく変わりません.
それに動物実験をやらないというのは, 倫理的な問題とはほとんど関係なくて, コストの問題が大きいです. 動物実験にかかるコストはin vitroの試験に比べてはるかに大きく, もしやらないで済むのなら, やらないというのが基本です. 化粧品などについては特に, 医学的な必要性を別にして, お役所の認可に際して動物実験の結果を提出することが義務づけられているためにやっていたということもあります. 近年はこれらの制約がゆるくなってきたので, ようやく不要な動物実験を排除できるようになったというのが実情です.
Re:日本の資生堂 (スコア:1)
化粧品では「意図的に病気にしてから治療薬の効果を試す」という必要は無いでしょう?
病気の治療薬だとそれが必要な場合が多い。
たとえば抗がん剤やAIDS治療薬を開発する場合を考えてみれば良い。