「ハズレ馬券、経費として認められる」記事へのコメント

勝負師は時の流れに消えゆくか

[rikeikuzure (45214)]

この判決が通って、外れ馬券の経費も落とせるのかと喜ぶ人も多いかと思うのですが…

考えてみれば勝つ人がいれば、負ける人がいるゼロサムゲーム。
開催側のテラ銭を考えればむしろ全体ではマイナス。
そこにコンピュータシステムを駆使して、平均的には必ず勝つ人が入ってくるって事は…
そんなシステムのない人はより負けやすくなる（勝つ額が少なくなり、負けが多くなる）ってこと。

株式相場がプログラム化され、人間の判断速度よりもコンピューターの処理速度や通信回線の速度で損益が分かれるように
競馬も大資本を投じてコンピューター化出来る人だけが勝つ時代が来るとしたら…。
馬券を買う面白さってほとんど無くなっちゃうような気がするんですよね。
（贔屓の馬に投票するという物もあるから完全にゼロとは言わないけど）

こういうシステムを駆使したビジネスとして馬券を買う人間が台頭してきた時、
はたして競馬は盛り上がるのでしょうか？

＃ちなみに、俺はもう馬券は付き合い以外では買わないようになった。

Re:

[Anonymous Coward]

オッズはすべてのチケット購入が終わってから確定するから、相互取引の株式相場とは事情が違ってくるはず。

オッズの更新頻度が1枚売れるたびに更新されるとも思えないから、5秒ごととか時間を区切っての更新でしょ？
となると、例えば5秒だとしたら全員締め切り5秒前の情報で買うしかないわけで。ここで要求性能の上限が決まる。
最終的に蓋を開けてみたら、期待値的に購入金額を下回った、と言うこともあり得る。

平均的に勝てる組み合わせ、に資本が集中すると言うことは、平均的に負ける組み合わせのオッズが改善されることでもあるので、
勝てそーなヤツはオッズが低く、負けそーなヤツはオッズが高くなるんじゃないかな？
つまり、博打性が上がる、ってことかな？
まー、個人購入者の平均リターンは減るけど万馬券もよくでるようになるんじゃないかな。
射幸心は煽られるからやっぱりあまり変わらないんじゃないだろうか。